597 posts categorized "書籍・雑誌"

とにかくうちに帰ります 津村記久子

屋根の下に行きたい。うちに帰りたい。
給料も今のままでいいし、恋人もできなくていいから、部屋でくつろぎたいんです!部屋でくつろぐためなら、大抵のことはやります。

とにかくうちに帰ります 津村記久子

読了です。

うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように、うちに帰りたい―。職場のおじさんに文房具を返してもらえない時。微妙な成績のフィギュアスケート選手を応援する時。そして、豪雨で交通手段を失った日、長い長い橋をわたって家に向かう時。それぞれの瞬間がはらむ悲哀と矜持、小さなぶつかり合いと結びつきを丹念に綴って、働き・悩み・歩き続ける人の共感を呼びさます六篇

**********************************
津村紀久子さんという作家さん。初作家さんです。
読書記録サイトで誰かが読んでいて、ぽや~んとしたタイトルを何となく覚えていたんですが、図書館で見かけて借りてみました。

例えば大雨。例えば降雪。例えば強風。
「自然現象には勝てない」とは良く言ったもので、一度起きてしまうと人間の少々の努力などふきとんでしまう自然現象。

通勤して早×年。どんどん通勤時間が長くなっており(会社が勝手に引っ越ししてるので;^^)、それに伴い、ちょっとした自然気象に振り回されております。
電車が遅れる&止まる事でどれだけ気分が落ち込むか。
今は乗り換え2回は必須なので、どこかで少し遅れるとあっという間に遅刻確定になりますし。

千葉は、東京や横浜と違って路線の乗り入れも少なく、「この線が死んだ。はい終わった~」ってなっちゃうのよね。朝にそうなると一日ブルーな気分になるし、帰りにそうなると「とにかくうちに帰りたい」と切実に思うんですよね。

表題の作品、すっごい共感しましたよ~。
普段使う経路が使えない、別経路を使ったがために起こる悲劇。
会社員の方はぜひ読んでみて下さい。共感するはず。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (1) | TrackBack (0)

珈琲店タレーランの事件簿5 岡崎琢磨

いまはただ、ともに生きていこう。何も恐れずに。何も憂えずに。生きよう。

珈琲店タレーランの事件簿5 岡崎琢磨

読了です。

「珈琲店タレーランの事件簿」の最新作が登場!
アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに再会した彼女は、どこか悩みを抱えているようだった。 後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店《タレーラン》を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが……。

*********************************
この作品もなかなかしびれますな、違う意味で(;^^)。
まだ終わらないのか、と思ってもう5巻ですかぁ。
しかも今回はアオヤマの初恋の人?の登場で何となく2人の関係にも変化が・・・
う~ん、この2人の関係とかどうでもいいや、って思ってしまうのは私だけかしら?

今回は源氏物語がベースです。
懐かしいですね。古典の授業での記憶もありますが、漫画が一番強い記憶かな。
「あさきゆめみし」は面白かったです。
「香合わせ」とか当時の宮廷人は雅(みやび)ですね。

でもなかなか今回もねちっこかった~(;^^)。
初恋の女性、の根暗さも結構度を越してるし、その黒計画をさくさくと暴いていく美星もなかなかねちっこいし。
女性のイヤな部分をフルに使ってる、って感じ。

途中の伏線もその回収の仕方もスマートとは言えなかったかな。
でも5巻まで出ているって事はそれなりに人気があるんでしょうが、
私の苦手な部類の作品ですな。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (2) | TrackBack (0)

二歩前を歩く 石持浅海

理系だからこそ、現代科学ではわかっていないことは山ほどあることを知っている。理屈をつけて説明できなければ処理できない事務屋さんと違い、「この現象はまだ説明できない」と書いてしまえば済んでしまう。

二歩前を歩く 石持浅海

とある企業の研究者「小泉」が同僚たちから相談を持ちかけられ、不可思議な出来事の謎に挑む。超常現象の法則が判明したとき、その奥にある「なぜ?」が解き明かされる!チャレンジ精神溢れる六編のミステリー短編集

◇一歩ずつ進む
◇二歩前を歩く
◇四方八方
◇五ヶ月前から
◇ナナカマド
◇九尾の狐

************************************
私は根っからの文系人間です。
でも理系さんの考え方って結構好き。ある意味、あれこれ理屈をこじつけて収めようとする文系気質より、「わからんものはわからん」とする明快さは潔いと思います。

こちらの作品の主人公は「理系」さん。研究者さんですからね。
それが「超常現象」について語る訳ですが、怖かった~。
最初はね、相談者は悩んでいる訳です。で相談する。相談相手「小泉」が理系らしく一つずつ予想を潰していく、で残ったのは・・・純粋な恐怖です。

これを読んでいて思い出したのがアメリカドラマ「Dr.HOUSE」。
「患者は嘘をつく」をモットーに原因不明の病状を探るドラマ。
毒舌でジャンキーの医者(;^^)が妙にクセが強くて面白かった♪
それに照らし合わせると「相談者は嘘をつく」。

相談者は悩んでいるんですよ。でも全て真実を話す訳ではない。
どこか省略したり、語らなかったり、隠したり・・・。
ところが「小泉」が、理路整然と説を潰していくから、最終的に残ったのは自分が話さなかった部分が引き起こした事となるわけです。

そこから一気に「説明できないこと」が起きていきます。
中には「ぞくっ」ときちゃうような展開も。
いや、ほとんどが「ぞくっ」ときます、な(;^^)。

私は十分楽しめました~。訳がわからなくても読んでいれば分かる、ってなんか良いですね。言葉で煙に巻こうとしない作品はほんと良い。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (3) | TrackBack (0)

パレードの明暗 座間味くんの推理 石持浅海

物事の見方。他人を思いやる力。そして隠された真相を見抜く眼力。いつか全て手に入れたい。

パレードの明暗 座間味くんの推理 石持浅海

読了です。

警視庁の女性特別機動隊に所属し、羽田空港の保安検査場に勤務する南谷結月は、日々の仕事に不満を感じていた。身体を張って国民を護るのが、警察官として最も崇高な使命だ。なのに―。そんな不満と視野の狭さに気付いた上官から、結月はある飲み会に同席するように言われる。行ってみた先に待っていたのは、雲の上の人である大迫警視長と、その友人の民間人・座間味くんだった。

****************************************
その昔読んだ「玩具店の英雄 座間味くんの推理」、
月の光&心臓と左手 座間味くんの推理」の続き物です。
2013年7月紹介だから、3年半経過してるんだね~。
当時、「ちなみに「月の扉」は2003年、「心臓と左手」は2007年、 「玩具店の~」は2012年。 4,5年待たないと次が出ないのか~、読みたいなぁ。」なんて書いてましたので、
大体合ってますね。

今回も主要登場人物は前作と変わらず。
「玩具店の~」で出てきた女性は卒業し、今回から新しい人がメンバーになりました。

若いが為に考え方などにムリが出てしまう。
そんな彼女にもっと広い視点を、と飲み会のゲストに誘われます。
そこで座間味くんの広すぎる視点を目の当たりにして開眼していくわけです。
そして新しい舞台へ旅立っていく・・・。

今回の事件もどれもびっくりです。
「良し」と思ったことが実は違かったり、「ダメ」と判断されたことが実は違かったり・・・。
かなり読んでいて翻弄されました。

最近もこういう事あるんですかね??
私が若い頃は、結構上の方が飲み会に誘ってくれたものです。
会社の年齢層が高くなり、かつ新しく入る方も「会社の人と飲んでも楽しくない」と拒否気味になり、会社では最近はなくなりましたね。

歳を取るにつれて、新しい視野や広い視野、は広がりにくくなりました。
でも「ゼロ」じゃない。頑張らないとですね。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (1) | TrackBack (0)

ゲストハウス八百万にようこそ 仲野ワタリ

ゲストハウスとは
宿泊施設のこと。ホテルとは違い、部屋によってはトイレ、バスルームがない場合もあり、共用のものを利用する。月単位の料金設定をしているところもあり、そこではアパートのように長期滞在も可能である。

ゲストハウス八百万にようこそ 仲野ワタリ


読了です。

祖父から譲り受けた古民家を改造し、外国人旅行者向けのゲストハウス 「八百万(やおよろず)」を開業した元バックパッカーの安堂美香。オープンから九カ月。 同僚の亮介、ミシェル、そして宿のマスコットである柴犬のヤタローとともにおくる、 外国人ゲストとの楽しくもドタバタな毎日とは――。 外国人ならではの視点で、 日本のいいところを再発見!和の温かさに触れる物語。

******************************
軽く読めるかな、と思って借りると大抵本当に軽くって・・・。
大きな展開とか怒涛の展開は望めなく、淡々と読んで終わっちゃう・・・。
そんな感じのお話でした。

もちろん作中では色々起きてはいるんですが、どうも登場人物の立ち位置が微妙でして・・・。女一人の男2人の関係がどうなるのか?と思いつつ、思ったまま終わっちゃったよ~(;^^)。

色々なゲストが来て、そのゲストの為に頑張っちゃう3人。
こんな生活は大変なんだろうけど楽しいんだろうなぁ。
固定資産税だけで都内の古民家をゲストハウスに、って羨ましすぎる・・・。

今後も続ける為に伏線をいっぱい張ったんでしょうが、続きは出るのか??
この本は2016年10月に刊行されているので、続きが出るとしてもしばらく先かなぁ。

作家名でぐぐったら、そんなに出してないみたい。
猫をシャーロック・ホームズに見立てた(小学生向け)のとか、時代小説数冊ってとこか。
図書館にあったら借りるかも?しれません。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (2) | TrackBack (0)

シャーロック・ホームズの十字架 似鳥鶏

名探偵の遺伝子を守るため、兄妹は不可能犯罪に挑む!

シャーロック・ホームズの十字架 似鳥鶏

読了です。

世界経済の鍵を握るホームズ遺伝子群。在野に潜む遺伝子保有者を選別・拉致するため、不可能犯罪を創作する国際組織――「機関<シンクタンク>」。
保有者である妹・七海と、天野直人は彼らが仕掛けた謎と対峙する!

1強酸性湖で泳ぐ  山中・湖・十字架
2争奪戦の島  灯台・転落死・風船
3象になる罪 天狗・距離・砂浜

***********************************

以前読んだ「シャーロック・ホームズの不均衡」の続編です。
「名探偵の遺伝子群」を持つ人を確保すべく動く組織と彼らの保護の為に動く組織との攻防を描く作品の第2弾です。

シーズン1の主役の兄妹。残念ながら妹がその遺伝子群を持ち、発症してしまった為、このままでいくと組織に捕まって、薬で無理やり脳みそ使わされて、廃人になってしまう・・・。
そこで、保護目的の組織と出会い、敵対組織と戦うことになります。

今回も相変わらず確保(拉致?奪取?)しようとする組織は保有者予備軍を一箇所に集めて、一見不可能に見える事件を起こします。
謎を解こうとする保有者達・・・。
1の兄妹らは、彼らより先に事件を解決し、保有者らが発症しないようにし、保護しようと奮闘する訳です。

どれもこれも「不可能過ぎる」って感じの事件です。
似鳥氏は学園シリーズが印象に強く、学校という限られた中ならば、描写から想像できるんですが、今回のは舞台が想像しずらかったです(;^^)。
突拍子もない設定すぎるのもあるからね~。

そして徐々に明らかになる細かい設定・・・。
が、今回はまだまだ途中。先はまだ読めないです。
どう落ち着くのか知りたいですね~。楽しみです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (1) | TrackBack (0)

一○一教室 似鳥鶏

その教育、本当に子供のためですか?

一○一教室 似鳥 鶏



読了です。

カリスマ教育者・松田美昭がつくった全寮制一貫校・私立恭心学園。高い進学実績を誇り、ひきこもりや反抗まで“治る”と話題の学校で、一人の高校生が心臓麻痺で死んだ。
健康だったはずの彼がなぜ…?
一度も開けられない棺、異様に礼儀正しい生徒たち―。有刺鉄線の生えた、高い壁に囲まれたこの学園で、一体何が起きているのか?

************************************
自分には子供がいないので、今の教育事情ってピンとこないんですが、大変だな、ってのが印象です。
先般読んだ「鬼畜」もそうですしね。

今回一言で言うなら「戸塚ヨットスクール」です。
スパルタで子供の教育をする、ってヤツ。
しごきすぎて事件になって閉鎖されましたけど。

元々はセイリング技術とか教える純粋なヨットスクールだったんですよね。
それがいつしか不良少年や引きこもりの預かり&更生施設に。
2016年10月頃の情報としては、現在は幼児教育に手を出し始めているそうですよ。

学校の中って不可侵領域なんですよね。
警察の立ち入りも拒み、全寮制なら肉親の立ち入りも拒める。
何をやっても子供に言わないよう強制させればはい終わり。
ってか、親がお願いして預けてる訳よね。子供が何言っても聞いちゃくれない。

今って子供を怒れない親が増えたそうですね。
周りの大人が代わりに叱ろうとするとバツが悪いのか、そのヒトに食って掛かる、と(;^^)。だから代わりに怒ってしつけてくれる場所に押し付けちゃうのかなぁ?

そこで冒頭の「その教育、本当に子供のためですか?」が生きてくる。
おとなしい、聞き分けが良い、賢くて、元気 だったら親は楽。
でも大人の都合で子供を扱って良いものなんでしょうか?

難しい話です。自分がどちらの立場で読むか、で印象がガラッと変わる作品です。
やりきれない話ではありますけどね。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (3) | TrackBack (0)

二十の悪夢 (アンソロジー)

今、シリーズで読んでいる本が結構あります。
ある程度読んでから紹介しないと、と思ってるので書いてないですが、
その中の1シリーズの番外編が載っている、ということで読んでみました。

二十の悪夢(アンソロジー)

あらゆる恐怖を生み出し続けてきた角川ホラー文庫の創刊20周年を祝し、ホラーの名手たちが集結。“20”が導く新たな恐怖の幕が開く!

1 逡巡の二十秒と悔恨の二十年 小林 泰三∥著
2 銀の船 恒川 光太郎∥著
3 母からの手紙  藤木 稟∥著
4 生まれて生きて、死んで呪って  朱川 湊人∥著
5 暑い国で彼女が語りたかった悪い夢 岩井 志麻子∥著
6 ドリンカーの20分 平山 夢明∥著

************************************************

ホラー文庫とか私が若い頃にはなかったよなぁ。
ホラーにしろ、ラブコメやレディースコミック、BL等二次元もの・・・
今は色々なジャンルの本が出ているのに、読者数は減っているんだとか。
種類は多く、部数は少なく、って感じらしい。
紙の本以外にも媒体が増えているのもあるんでしょうが、勿体無い。

図書館で借りてる私が言うセリフじゃないけどね(;^^)。
ただ読書記録をつけてるWebサイト「読書メーター」で調べたら
2016年は約300冊の本を読んでいたようです。
300冊×500円として約15万円。んな値段で今は本も買えないので、
もっとかかるわけですよね。今のお財布事情ではムリっす。

さてこちらは角川ホラー文庫の創刊20周年を記念しただけあって、
「20」がキーワードでした。
あまり読んでいてそんなに強くは感じなかったけど(;^^)、
作者の知名度にもそんなに強くは感じなかったけど(;^^)。

赤川次郎さんとかも書いてたんですよね~。
以前そんなアンソロジーを読んだことがあったっけ。
結構彼のホラーも怖かったなぁ。

今回上梓されている作家さんはあまり知らない方が多く・・・。
次に読んでみようかな、って作家さんも見つからなかったので
またこういうアンソロジーがあったら読んでみます。

ちなみに私が読んでいるシリーズの番外編は「母からの手紙」です。
こちらはホラーというより、「母の愛」を感じる作品。
興味がありましたらどうぞ。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (2) | TrackBack (0)

いい加減な夜食 秋川滝美

「居酒屋ぼったくり」で知った作家「秋川滝美」さん。
他にどんな本が?と思って探してみたらこれがシリーズ化されてたので、読んでみました。

いい加減な夜食 秋川滝美

読了です。

ハウスクリーニングのバイトをして学費を稼ぐ大学生、谷本佳乃。ある日彼女が、とある豪邸の厨房を清掃していたところ、その屋敷の使用人頭が困り顔でやってきた。
聞けば、主が急に帰ってきて、夜食を所望しているという。料理人もとっくに帰った深夜の出来事。軽い気持ちで夜食づくりを引き受けた佳乃が出したのは、賞味期限切れの食材で作り上げた、いい加減なリゾットだった。
それから1ヶ月後。突然その家の主に呼び出されたかと思うと、佳乃は専属の夜食係として強引に雇用契約を結ばされてしまい…。

************************************

勢いはあります。言葉遣いとか、文章の運び方など、色々ケチつけたりなりたくもなりますが、それらを差し置いてついつい先が気になっちゃう。
最初、1&2巻だけ借りて読み始めたんですよね。
で、速攻で残り3冊予約入れました(;^^)。面白かったっすね。

何ていうんでしょ、レディースコミック的、な?同人誌っぽい的、な?腐女子向け的、な?中二病的、な??   感じ(;^^)。
主人公「佳乃」が苦学生と見えて実は?!
使用人頭が老人と見えて実は?!
その他にも「俺様主(あるじ)」だったり、とか・・・

「いつか王子様が」的夢見る女性が好きそうな設定でカチカチになっております。
二人の出会いから結婚までも山あり谷あり、更に出産後にも色々あり、女性が好きそうだなぁ、と読んでいて思いました。
頭の中の妄想豊かな人は、どこまでも遊べますね、きっと。

お時間ありましたらどうぞ。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (2) | TrackBack (0)

だれも猫には気づかない  アン・マキャフリー

今日はネコが主人公のお話をご紹介。
「だれも猫には気づかない」 アン・マキャフリー

読了です。

時は中世。公国の若き領主に仕えてきた老摂政が亡くなった。将来を案じた彼が遺していったとっておきの秘策、それが飼い猫ニフィのことだったとは! 賢い猫はやがて“摂政"として敏腕ぶりを発揮。領主の恋に政治的陰謀が絡まりだす時、隠れ摂政ならどんな妙手を繰りだす?

***********************************:
私が読書記録に使っている「読書メーター」。
気づいたら1500冊を越えてました。月に20~25冊読んでいる計算。
簡単なラノベとかが多いと冊数がグッと増えます、はい(;^^)。

こちらはその読書メーターで紹介されていて、手に取ってみました。
猫が主人公の作品だしね。「夏への扉」を上回るか期待して♪

ファンタジー、かなぁ、ジャンルは。童話といってもいいかも。
子供向けに簡単に分かりやすくアバウトな設定にしているので、読むと「う~ん」と思う所もありますが、面白かったです。
薄い本で読みやすいし。

猫がここまで人間の為に献身的に動いてくれる、って夢、よね(;^^)。
「気づかない」どころか、メインじゃないかぁ!
というか、老摂政がすごいのよね。自分の死後も国が栄え、若き領主に災いが降りかからぬように考えて猫を仕込むとは。

作中でも、この猫が大活躍。
隣国の事情をかんがみたり、結婚相手を選んだり・・・。
確かに何考えてるのか分からない、&全て見透かしているような処がありますよね、猫って。
実は知ってて黙ってたでしょ、あんた、って(;^^)。

残念ながら「夏への扉」にはかなわかったけど面白かったです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (3) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧