793 posts categorized "書籍・雑誌"

緑の窓口~樹木トラブル解決します~ 下村敦史

「全ては樹木が語ってくれました」

緑の窓口~樹木トラブル解決します~ 下村敦史

読了です。

新設された「緑の窓口」への異動を言い渡された区役所職員の天野優樹。 えっ…、それって切符を買うところじゃ……。
疑問を抱いたのも束の間、「庭にあるスギの伐採をめぐって家族仲がギスギスしています。なんとかしてください」との依頼が届く。
そう、ここは市民の樹木トラブルを解決する部署だった!

1 スギを診せてください
2 クヌギは噓をつきません
3 モッコクの落とし物です!
4 ソメイヨシノは実は、
5 チャボヒバを前に無力です…
6 全ては、樹木が語ってくれました
*******************************

初作家さんです。図書館で見かけて借りてみたんですよね。

「樹木医」をテーマにしたお話です。樹木医って民間資格なんですね。てっきり国家資格になっているのかと思ってました。以前TVで「樹齢百年の桜」を復活させるプロジェクト、ってのをやっていて見たことあってそれを思い出したのもあるんですがね。

区役所に新しく出来た「緑の窓口課」。木に関する相談窓口なんですが、木というより木にかこつけて人間関係のトラブルを相談される。
そこにある事で知り合いになった樹木医の協力の元、トラブル解決に奔走する、って感じ。

各章が樹木に絡めた話になっており、なおかつ「ソメイヨシノは子孫が残せない(→不妊問題)」、「木の移植→臓器移植」というような掛け合わせがあるらしく・・・(あ、これは他の方の感想から気づいたんだけどね;^^)。

軽くさらっと読める本でした。さらっとしすぎて細かいうんちく忘れてます(;^^)。
逆にぎくしゃくした部分が記憶に残っている、って感じですわ。
でも嫌いじゃない。平和な日常、って空気が好きです。

なので「他には」と探してみたら結構色々出されている方だったんですね。
でもどちらかと言うと、ホラーやミステリーしかもバイオレンス系が多いらしい・・・。最近歳とったせいか、そういう系より日常の謎系が好きになりつつあります。
でもまぁ、そのうち時間があったら、と思ってます。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (1) | TrackBack (0)

座敷童子の代理人4&5 仁科裕貴

さて3日目。
座敷童子の代理人4&5 仁科裕貴


読了です。
2018年4月現在、第6巻まで刊行されてますが、6巻はまだ読んでないので、5巻までのご紹介となります。

<4>旅館が舞台の映画撮影にあわせて、「迷家荘」に住み込みで働き始めた新人女優・舞原玲奈。人を引きつける魅力を持つ彼女には大きな謎がある。かつて鬼の頭領とまで謳われた酒呑童子に呪われ、取り憑かれているのだ…。

<5>年の瀬迫る頃、迷家荘が大ピンチに! 自慢の温泉が出なくなってしまったのだ。原因を探る司貴だが、相談相手の座敷童子や河童たちの姿が見えなくなってしまう。時同じくして司貴の夢にハクタクと名乗る奇妙な存在が現れて…。

*******************************
はい、今回は「酒呑童子」に「ハクタク」です。「酒呑童子」は山に住んでいた鬼か盗賊団のボス、「ハクタク」は中国に伝わる人語を解し万物に精通するとされる聖獣です。

4巻では酒呑童子に取り憑かれている舞原玲奈を主人公に長編です。彼の影響で盲目になりつつある彼女を助ける為、酒呑童子にかけられた呪いを解くべきチーム遠野ががんばります。

そして、問題解決後にすっごい処で終わった4巻。十数年前のタイムカプセル騒ぎで妖怪小説家・緒方と座敷童子、迷家荘の若女将和沙のらに何かが起きるような予感・・・。

5巻では緒方にピンチが?!なんと妖怪が見えなくなってしまった。原因不明の繭ができたり和沙からの問いも悩ましく・・・緒方奮闘するの回。
私が利用している読書メーターでは「一区切り」と感想入れている人が多いのですが、6巻が出ているので、まだ続くのか、これは・・・。

妖怪の話は楽しいのだけれど、どう落ち着くのが良いのか今ひとつわかりにくくって。
ただ和沙の祖父と緒方、座敷童子、の関係は一言で説明できるものではなく、私にはなんかそこら辺を理解しようとする気がないのか、どうも斜め読みになっている感も。

もうちょっと真面目に本に向き合わないと失礼よね(;^^)。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (1) | TrackBack (0)

座敷童子の代理人2&3 仁科裕貴

さて昨日に続きこちら

座敷童子の代理人 仁科裕貴  2&3



読了です。

しがない妖怪小説家・緒方司貴のもとに、遠野から宅配便で可愛い子狸の妖怪が届いた。異変を感じた司貴は妖怪のお悩み相談役「座敷童子の代理人」として、遠野の旅館「迷家荘」を再び訪れる。妖怪たちを悩ませていたのは…。

1)座敷童子の帰還
2)化狸の夢
3)白彼岸の彼女

緒方司貴の前に“座敷童子コンビ”の過去を知るという“女の子の座敷童子”が現れた。そんな中、妖怪たちが持ち込む無理難題で司貴&童子の関係にヒビが…。

1)もうひとりの座敷童子
2)さとりの呼び声
3)雪の精の恩返し
4)百鬼、夜を行く

***************************************
化狸(ばけだぬき)やさとり、雪女にぬらりひょん、最後は百鬼夜行(深夜に徘徊をする鬼や妖怪の群れ、および、彼らの行進の事)。
相も変わらず妖怪らのオンパレード、です。

昨日の1巻最後に、妖怪小説家・緒方司貴の本当の姿が明らかになりました。
遠野の出来事を書いた小説は好評で、「続編を」と編集者に期待されるようになりますが、
2巻で、彼は東京の住居を引き払い、遠野に居を移します。
「迷家荘」の住み込み従業員となる為に。

家族経営の「迷家荘」。誰も妖怪を見ることができず困っていた処に、見えるようになった「緒方司貴」の助けがあり、又緒方も緒方で、ある事情から遠野に落ち着きたい事情があり・・・。
win&winの関係ですね。まぁ小説はどこでも書けるしね。打ち合わせはメールとかでないと大変だけど。

2&3巻では遠野で色々なトラブルが起き、緒方や座敷童子、カッパらが解決に奔走します。あ、2巻では「子狸」も増えましたけどね。まだしゃべれないからちょっとキャラ薄いですけどね(;^^)。

3巻では「サトリ(人の心を見透かす妖怪)」が登場。と言っても人間の女の子なんですけどね。ある事情からぬらりひょんも登場し、遠野の地を混乱に陥れます。

なんでしょね。妖怪、結構好きなんだけど、このシリーズはそんなに・・・。
ただ先を知りたいので読んじゃってるし、読んでいる最中は楽しんでいるんですが、ちょっと間があくと「どんなんだっけ」と記憶から抜け落ちているんですよね。

と言うか次から次へと読みすぎ?(;^^)。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ


| | Comments (1) | TrackBack (0)

座敷童子の代理人 仁科裕貴

座敷童子(ざしきわらし)
主に岩手県に伝えられる精霊的な存在。座敷または蔵に住む神と言われ家人に悪戯を働く、見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらすなどの伝承がある。

座敷童子の代理人 仁科裕貴
 
読了です。

作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。
座敷童子がいると噂の旅館に起死回生のネタ探しに来たはずが、なぜか「座敷童子の代理人」として旅館に集まる妖怪たちのお悩み解決をすることに!?

**************************************
ラノベ、って巻末に同著者の他作とか、他作家さんの作品とか紹介してて、気になったのがこちらでした。

座敷童子、ってあれだけ話題になっている妖怪な訳だし、その代理人って・・・。
「神さまの御用人」の×煎じ? イヤイヤ・・・(;^^)。

妖怪好きな作家さんが編集さんにダメ出しされて、自信喪失して逃げちゃった訳なんですが、逃げた先にいたのは人間だけではなかった、という設定。
相撲好きのカッパや妖狐、そして題名の座敷童子・・。
彼らが”見え”ちゃったら、それは精神崩壊しそうです。

神隠しの宿といえば「迷家(まよいが)」。誘った人間を別世界に連れて行ってしまう、家内のいると時間の経過が外と違う、など物騒なものですが、その名を取った旅館、ってのは面白いです。
実際、時間の立ち方が違う場所、ってありますよね。普段の生活とは違うテンポに浸っていると社会復帰できなそうで・・・。

人とカッパの交流や、人と妖怪の結婚式など、いやぁ現実逃避するには最適ですよ、うん。
若干文章が固く、一人称と三人称の区別がつかず「これ誰の心うちだ?」と悩む箇所もありましたが、総体的には面白かったです。

岩手、遠野物語とか読むと興味わいてきますよね。
「座敷童子の出る宿」とか実際にある訳ですし。
さて、こちら、続巻が結構出ています。
先週に引き続き、今週はこちらを紹介していきます。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (3) | TrackBack (0)

博多豚骨ラーメンズ8 木崎ちひろ

博多豚骨ラーメンズ8 木崎ちひろ


読了です。

博多で連続する昏睡強盗事件と馬場の失踪を追ううち、林と榎田は13年前に起きた惨殺事件に辿りつく。そこには、かつて馬場を襲った、ある壮絶な過去が隠されていた。
はからずも馬場の過去を知った林の前に、重傷を負った馬場が現れ・・・。
馬場に迫る絶体絶命の危機に、事件の真相を探っていく林たち。
一方、病院で意識を取り戻した馬場は、再び姿をくらませる・・・
博多多最強の殺し屋の危機に、裏稼業の男たちが立ち上がる!

**************************
昨日の7巻でまさかの「サスペンデッド」。
で、8巻は6回裏から始まります。あ、このシリーズね。章立てが「1回表」「2回裏」というように野球のイニング形式で作られています。
今回なんか「延長11回表. 延長11回裏. 延長12回表. 延長12回裏. ヒーローインタビュー. あとがき」と章立てされていたり。

今作では、重傷をおった馬場の手術中から始まります。つきそった林くんに馬場とつきあいの長い刑事重松が待つ中、13年前の件が語られます。
いくら「人口の3%が殺し屋」の街とは言え、家に殺し屋が来る、ってそうそうないけど(;^^)。

重傷の身体をおして、病院から抜け出す馬場。手伝うのは復讐屋+1のミサキ(娘)の方。彼女は5巻で知り合った「道化師メケ」に頼んで、馬場を手伝おうとします。
この「メケ」も殺し屋なんだけど(;^^)、なぜかミサキと友達になっております。
(親代わりの復讐屋ジローちゃんはそれを知らない)。

彼らの助け、そして林(リン)ちゃん、情報屋の榎田らも馬場の復讐に手を貸します。
なんかこういう処は「男の友情」って感じ?
そして新たに明かされる馬場の謎・・・。
次回以降へ含みをもたせる終わり方でした。

さてこちらの作品、アニメ化されまして、つい先月までTV放映されておりました。
文庫-アニメ(TV/映画)-実写化-コミック とつながるのは最近多く、
全てにオリジナリティを、とは言いませんし、入り口が複数あるのは業界全体にも良い影響を与えそうですが、どうなんでしょうかね。

でもまぁ、私なんぞでも「文庫読んで面白かったからアニメも見てみるか」となってますのでね。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (1) | TrackBack (0)

博多豚骨ラーメンズ6&7 木崎ちひろ

博多豚骨ラーメンズ6&7 木崎ちひろ



<6>
麻薬を巡る闇組織の抗争に沸く博多に、メキシコから凶悪な麻薬カルテルが上陸!
狙われた博多に、かつてのメキシコ史上最悪の麻薬戦争が甦ろうとしていた。
その頃、小さな諍いで仲違いをした馬場と林にも、別々の依頼が舞い込む。仲直りできないまま、馬場、林、そして二人を援護する榎田も、多国籍のスパイが入り乱れる麻薬抗争に敵味方で巻き込まれていく。
壮絶な討ち合いで浮かびあがる“ベラクルスの処刑人”。そんな中、ついに仲間の一人が囚われて……。

<7>
女性ばかりを狙った連続昏睡強盗事件が街を賑わせるなか、人知れず馬場が行方をくらませた。 馬場を心配しながらも、昏睡強盗を追う林は、小百合の協力を得て潜入捜査を開始。 一方、林を援護する榎田のもとに、新たな情報が舞い込んでくる。それは13年前に博多で起こったある惨殺事件にまつわるものだった。
一見、別々に見えた事件は、やがて馬場を狙う過去の亡霊の存在に辿りつき――。最強の殺し屋たちに危機が迫る!

**************************
殺し屋・復讐屋・拷問屋・スリ・新入社員・探偵・刑事・ホスト(スリ)・情報屋の9人で構成される野球チーム、その名も博多豚骨ラーメンズ。

6巻では「拷問屋」ことマルちゃんことマルティネスが主役。
博多で起こる麻薬戦争がメインテーマなんだけど、なぜか馬場と林(リン)はささいな事から喧嘩。どちらかが謝るかと思いきや、全面戦争へ(;^^)さすが殺し屋同士、そこは全力でぶつかる、のね。
この2人が張り合う一方、マルちゃんにも昔なじみの登場で、マッサージ屋としてたまに働いたりしているそうですが、メキシコでその名を知られた男だったとは。

7巻はいよいよ「殺し屋殺し屋」の馬場が主役
なぜ彼は「殺し屋殺し屋」となったのか? 過去に何があったのか??

いやもう一気読みですよ。ラノベジャンルだけに読みやすくて1日1冊軽々といけちゃいました。当初の基本設定から徐々にずれては来てますが、話の展開は面白くって次へ次へ、と夢中になって読みましたね~。

馬場と林ちゃんの痴話喧嘩も見方によっては微笑ましい(殺し屋同士の喧嘩ですが;^^)し、ラーメンズのメンバー皆個性が強くって楽しいです、はい。

このシリーズ、6巻までは1巻完結でお話は収まってたんですが7巻はまさかの「サスペンデッド」!
「サスペンデッド」:競技の続行が不可能と判断された場合に、後日改めて中断する前の時点から再開することにして競技を一時停止すること。
ここで終わるかぁ~!と。
幸い8巻はすでに発売されていたので、少々待っただけで手元に来ましたけどね。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ
 

| | Comments (1) | TrackBack (0)

博多豚骨ラーメンズ4&5 木崎ちひろ

本日も続きます。
博多豚骨ラーメンズ4&5 木崎ちひろ


読了です。

<4>
有能なハッカー暗殺を企む組織の存在を知り、調べを進める榎田。その頃、馬場探偵事務所に榎田を捜す依頼人が現れる。懐かしい人との再会と依頼に、榎田は訣別したはずの過去と再び対峙することに。
そこへ追い討ちをかけるように組織の魔の手が忍び寄る。榎田暗殺を目論む組織が張り巡らせた罠に、林と馬場も巻き込まれていき・・・。
天才ハッカーの情報屋を狙って、博多に絶体絶命のサイバーテロが巻き起こる!

<5>
三大祭りで活気づく街で、小学生を狙う連続誘拐事件が発生。様々な犯人像が憶測される中、馬場探偵事務所にも行方不明児童の捜索依頼が舞い込む。
林とともに調べを進めるうち、復讐屋ジローを狙う闇組織と、ある殺人鬼の存在が浮かび上がり…。
「復讐は復讐をよび、連鎖していく…」
そしてついに、ジローの助手ミサキにも魔の手がのびる。ミサキの行方を追う馬場、林、榎田も、ジローを襲う復讐劇に巻き込まれていき…。

*******************************
殺し屋・復讐屋・拷問屋・スリ・新入社員・探偵・刑事・ホスト(スリ)・情報屋の9人の博多豚骨ラーメンズ。
4巻では情報屋「榎田」の回です。昔なじみから仕事の依頼を受ける一方で、自身も追われる身となってしまう・・・。
更に、新入社員の斉藤くん、未だに狙われてます(;^^)。ようやっとコンビニバイトを経て社員の道が開けてきたというのに。

そして5巻は、復讐屋+1のお話。復讐屋さんには娘さんがいます。本当の娘じゃないんだけどね。なんてったって復讐屋ジローさんはLGBTの方だし。
娘さん(ミサキ)はとある事情から復讐屋ジローさんの処に身を寄せています。
この「とある事情」はかなりひどい。世の中大変です。

でジローさんはミサキを普通の小学生に戻してあげたい。ミサキはジローさんの為になりたい。互いの思いがすれ違ったところに現れたのが新キャラ。
大道芸人をしているピエロのメサ。と言っても彼もある事情を抱えており、う~ん、このシリーズに登場する方皆、色々世知辛い世の中を生き抜いてきておりますね~。

あとがきで作者さんが何度も言ってる「フィクションだから~」。そうなんですよ、分かってます。でも、結構緻密なプロットなんですよね。
大勢が動いているんですが、「そこがそうなってあそことつながって、んで最後がこうなった」ってキレイに収まるのはすごい!

文章はもう少し、という処もありますが、いやいや面白い。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (1) | TrackBack (0)

博多豚骨ラーメンズ2&3 木崎ちひろ

人口の3%が殺し屋の街、博多を舞台にした
博多豚骨ラーメンズ2&3 木崎ちあき

読了です。

<2>
自分より強い相手を求めてやってきた北九州の危険な男・猿渡、殺し屋コンサルタント・野田、生きる伝説G・G。 ヤバい奴らの思惑が蠢く一方、斉藤は命を狙われ、林は調査対象を殺され、彼らを助けるため馬場も事件に巻き込まれていく。 そして、首を討つために華九会が多額の懸賞金を懸けたにわか侍の行方は・・・。

<3>
林を守るため華九会壊滅に動く馬場、馬場と敵対しながらも華九会を追う猿渡と新田、仲間を失い追い詰められる榎田、悪夢にうなされる林。突如湧き起こる「林憲明連続殺人事件」。 いくつもの思惑と因縁が絡む抗争に巻き込まれる殺し屋たち。そこに悲しい過去が甦る時、裏社会に生きる男たちの絆をかけた命懸けの対決が始まる!

*********************************
さて、昨日の記事で「新入社員」くんの話をしたのですが、斉藤くん、と言います。
殺人請負会社を逃げ出した訳ですので、当然会社としては「他に示しがつかない」と斉藤くんを狙います。

そして、「組織に囚われた殺し屋」林(リン)くん。表紙絵のミニスカートの子がそうです。うん、男、ですよ(;^^)。
1巻で組織から離れ、探偵の所に転がり込んでます。

で、探偵馬場(ばんば。白セーターのくせっ毛男ね)なんですが、2巻では「山笠祭り」に夢中。仕事全部放り出して酒のんで遊んでます(^o^)。
そんな彼にも裏の顔があり、今回も暗躍しますけどね。

そんな馬場氏。野球チームを作ってます。殺し屋・復讐屋・拷問屋・スリ・新入社員・探偵・刑事・ホスト(スリ)・情報屋の9人で構成されてます。さらに監督は元殺し屋(;^^)。
いやいや、「人口3%の殺し屋」は本当かもよ。

シリーズ前半のキーパーソンは林(リン)くん。
彼は中国出身。家族を養うため、自分から「殺人者養成所」に売られていきます。
そこでの生活・訓練は想像を絶するもので、1番の成績で卒業します。
なのに、日本のヤクザ(しかも幹部ではあるけれど)の殺し屋かぁ(;^^)。

彼はそういう生活しかしてこなかったんですね。養成所で最低限の知識等々は教え込まれてますが、普通の生活からは程遠い。な、もんでちょっと人格欠損者(;^^)。
でも、馬場のところへ転がり込んでから徐々に人間らしくなっていきます。

そんな彼に訪れる試練が「3巻」。人間らしくなる一方悪夢に襲われます。養成所当時の記憶が彼を苦しめます。
「殺し屋」の話だし、設定も設定なんで、あまりのめりこんじゃいけないんですが、ついつい夢中になりますね~。
この頃になると「んな馬鹿な」と思いつつ楽しめるようになってきました。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (1) | TrackBack (0)

博多豚骨ラーメンズ 木崎ちひろ

先週は結局力尽きました・・・。
実は録画している番組もいっぱい&いっぱい(;^^)。
最近は会社の友人の影響でアニメにまで手を出してしまって、
自分で自分の首をしめる、ってやつですね、これは・・・。

さて今日は、2018年冬期にTVアニメ放映されていた作品の原作
博多豚骨ラーメンズ 木崎ちひろ  


読了です。

人口3%が殺し屋の街・博多。
市長お抱えの殺し屋、崖っぷち新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、組織に囚われた殺し屋たちの物語。
****************************
そっかぁ。博多って人口の3%も殺し屋がいるのか(▼∀▼)。
2016年3月現在22.8万人だから6,840人もいるのかぁ~!
いやいや、作者さんも「フィクションです」って言ってるじゃないか。

そんな設定をベースに物語は展開していきます。
↑のようなアクの強い彼らが巻き込まれる市長選。政治的な対立に黒い陰謀、とまぁてんこ盛り。

冒頭はね、就活の面接場面な訳だ。
「あなたには、どうしても殺したい人がいます。動機は何でも構いません。どうしても殺さなければなりません。さて、あなたはどうしますか?」
ここで他の人と違った回答を、と焦る訳ですわ。就活失敗中の学生としては。
で、やっちゃう。他の人が「いやそんな事できません」と答える中、「僕は人を殺しかけた事があります」とぶっちゃうの。
で、まさかの「殺人請負会社マーダー・インク」に入社決定♪

ところが、そんな彼だもの、大失敗して東京から福岡へ左遷。
しかも、人違いから復讐屋&拷問屋と知り合いになり、更にある殺人の容疑者にもなってしまい、と気づいたら騒ぎに巻き込まれてる。
1冊目だけに「登場人物のご紹介」巻となっておりますが、私は最初、この社員くんが主人公?と思ってたんだけど、違った~。
「組織に囚われた殺し屋」林(リン)くんがメインでした。

最初、読み始めてすぐの頃はちょっとイライラした。
悪いやつがトクをして、一般人が損をする、そんな設定の本、書くなよ~、とまで思った。
でも「善悪」の問題って難しい。その人にとっては「善」であっても、他人には「悪」、又はその逆、って今の世の中、普通にあるのよね。
自分がその渦中にいないだけ。

でも、読み進めていくうちに、段々と面白くなっていくんですよね。
気づいたら思いっきり夢中になってしまいました。
ということで、明日からは続巻をご紹介。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ 

| | Comments (1) | TrackBack (0)

米澤穂信と古典部 米澤 穂信

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」をモットーとする“省エネ”少年・折木奉太郎と古典部の面々が出会う日常の謎。

米澤穂信と古典部 2017/10/13 米澤 穂信


読了です。

ある日、大日向が地学講義室に持ち込んだのは、鏑矢中学校で配られていた「読書感想の例文」という冊子。盛り上がる一同に、奉太郎は気が気でない・・・。
書き下ろし新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の他、古典部メンバー四人の本棚、著者の仕事場や執筆資料も初公開
*********************

以前「古典部シリーズ」という作品を紹介しました。
もう2年になるのかぁ。一日が過ぎるのが早いなぁ。
最新作「いまさら翼といわれても」の記事からも1年経ってますもんね。

この「古典部シリーズ」は2001年10月から続いている息の長いシリーズ。
アニメ化にコミック化もされており、先だっては実写映画化もされました。
それだけ人気がある、という事なんでしょうが、今回出た本はその集大成とも言えるようなものです。

書き下ろし短編の他に、有名作家による解説、隠れネタの公開、作者への30の質問や、作中のキャラの本棚を実現してみたり、とまぁ色々収録されています。

このシリーズの主人公「折木奉太郎」の性格が結構好き、です。
冒頭のフレーズなんか最近の自分の気分にピッタリと来るからかな?
仕事では「明日できる事はやらない。やらなきゃいけない事は朝イチで」って感じなもんで(;^^)。

本内の企画で面白かったのは「本棚」。他人の本棚って面白いですよね(^o^)。
誰かの家に遊びに行って本棚があるとついしげしげと見ちゃうんですよね。
自分の場合、奥行きのある本棚なので、奥と手前でカテゴリを変える事も可能だけど、
※要は他人に見せたくない作品は奥へ隠せる
アパートとかだとそんなに大きい本棚はないんですよね。

いつ終わるか分からない「古典部シリーズ」ですが、次作を楽しみにしております。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | Comments (3) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧