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ザ・藤川家族カンパニー Final 響野夏菜

家族の『形』はきっと、星の数ほどあっていい。

ザ・藤川家族カンパニー Final 響野夏菜

読了です。

緑川勇次という男が藤川家にひょっこり現れた。
彼は生まれたての十遠と母親を捨てた実の父親だった。いまさらそのことを謝りたいという勇次。父親に会いたいという十遠に七重は反発し、藤川家の他のメンバーも戸惑いを隠せない。
そんな中、九重の妻・美晴と麗に不審な女の子が付きまとい始める。赤ちゃんと同じ名前と偽って近づく彼女の目的とは?
親子、そして家族の絆の真価を問う感動の最終巻!

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こちらの作品を紹介したのが約一年前。
最終巻、だそうです。

前回「話が分かりづらい」と書いたんですが、一年経っても覚えている、ということは結構気に入ってたんでしょうね。
とは言え、図書館で棚に並んでいるのをみて「あら、出てたんだ」と気づいた位ですが・・・。

男5人女1人、中学生から30歳までの6人兄弟。
長男『四寿雄』、次男『五武』の同母兄弟、
三男『六郎』→父親『三理』の2番めの結婚相手の子。
三つ子(長女・四男・五男)の名前が、『七重』『八重』『九重』
こちらは4番目の結婚相手の子。

そこに、血の繋がりはないけど、『十遠』という名前の少女が加わり家族として生活。
前三巻目で、五男・九重に彼女ができたんですが、子供もできてしまい、
今作では彼女と赤ん坊も加わり、更に人数が増えてました。

ところが、十遠の父親が現れたり、九重の奥さんのストレス、そして何より一家の母親的立場にいた八重も家族の変化を感じ不安定に。

親離れ・子離れ、という言葉がありますが、そもそも親子、の前提がおかしいこの作品でそれをメインテーマにする、って難しい事に手を出されましたね。
ストーリーテラーが「八重」なんですよ。で、その彼女が不安定になると作品全体がなんか心もとなくなるんですよね。
若干ストーカーちっくになったりしてたし。

読んでいてつい八重の目線で話を追ってしまい、長男や次男が何考えてるか、いまいち実感できなかったなぁ。
八重に話す内容と自身の心の中が全部一致する訳ではないから、客観的に考えられなかったな。

すっごい面白い訳ではないけど、なぜか忘れられない作品、になりましたね。

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Comments

おはようございます。なぜか忘れられない作品ってやはりありますね。

Posted by: オサムシ | March 25, 2019 06:41 AM

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