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幻想古書店で珈琲を(7) あなたの物語 蒼月海里

作品が後世に遺ることで、僕の肉体が滅んでも僕は存在し続けることになる。そして、作品が語り継がれることで、亜門の概念も失われずに済むようになる。

幻想古書店で珈琲を(7) あなたの物語 蒼月海里

読了です。

本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れる不思議な古書店『止まり木』。 その店で働く名取司は、店主の亜門や、その友人のコバルトなど、 ここで知り合った大切な友人たちとの思い出と、 彼らの存在を物語として紡ぎたいと思っていた。
しかし、なかなか上手くいかない。自分の命に限りがあるように、 亜門の存在にも限りがあるのではないか! ?
そう思い司は、未来へと続く一歩を、この友人のために踏み出したいと願うが──。

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こちらもシリーズ物で初紹介したのが、2017年1月。約2年間にわたって展開されてきましたが7作目にして完結です。
う~ん、最近シリーズ完結する作品、多いな。

こちらも最初は文章というか、話の進め方とか今ひとつしっくりこなかったんですよね。
だけど次巻が出るとつい手に取ってしまって・・。
近所の図書館に並んでいたから余計かな。これが予約とかで取り寄せ、となるんだったら借りてないと思う(;^^)。

大学を卒業して入社した会社がすぐに倒産し、無職となってしまった名取司くん。古書店止まり木でバイトを始め、人外の方々と出会い、彼らの抱える問題を聞き、時には一緒に解決していくうちに、ある思いを抱くようになって・・・。

そもそも、第1巻で「中身がない」確定されちゃったんだよね、彼。
それが今作でいきなり書き物に挑戦始めちゃったよ~。
↑冒頭の考えに至り、始めちゃったんだけどね。
前作までとは違う展開にびっくりしましたです、はい。

「本をたくさん読んでいるから書ける」とは限らない、ってわかってはいるんですけどね。
なんとなく違和感、でした。
まさかこのシリーズ全体が司が書いた作品になる、という落ちだとは思わなかったなぁ。

他の作品では、1章・1事件が終わると「記録として書いていこう」と相棒ワトソン役の人が出てくるんですけどね。「掟上今日子シリーズ」とか、「カラット探偵事務所」とか。
このシリーズはそういうのが最初からなかったので、まさか最後の最後で・・・って感じ。

こちらの作家さん、他にも幾つかシリーズを書いていますので、今後はそちらを追っかけようと思います。

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Comments

おはようございます。こちらは完結なのですね。

Posted by: オサムシ | December 07, 2018 at 06:26 AM

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