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星をつなぐ手 桜風堂ものがたり2 村山 早紀

もし祈るのなら、この優しい人が幸せになりますように・・・。
星をつなぐ手 桜風堂ものがたり2  村山 早紀

読了です。

郊外の桜野町にある桜風堂書店を託され、昔の仲間たちとともに『四月の魚』をヒット作に導いた月原一整。
しかし地方の小さな書店であるだけに、人気作の配本がない、出版の営業も相手にしてくれない、という困難を抱えることになる。

そんな折、昔在籍していた銀河堂書店のオーナーから呼び出される。そのオーナーが持ちかけた意外な提案とは。そして一整がその誠実な仕事によって築き上げてきた人と人とのつながりが新たな展開を呼び、そして桜野町に住む桜風堂書店を愛する人たちが集い、冬の「星祭り」の日に、ふたたび優しい奇跡を巻き起こす。

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前作から1年半位経ってるのか~。
前作で、郊外にある書店で働き始めた月原。書店減少を食い止めようと、企画を考えるが、地方の個人書店の限界を思い知る。

今作で新たな人が数人登場します。以前は凄腕だった喫茶店マスターや、引きこもってしまった漫画家。一度つまづいた人に世間は優しくないのが今の世の中。
それでも長い人生、一度や二度のつまづきでくすんでいでは勿体無い。
まだまだ、もっともっと頑張れるはず。そのためには・・・。

そして前作から引き続きの方達も。
更に銀河堂書店の入っている「星野百貨店」も関わってきたり。
次へ続いていくようにお話が進んでいきます。
「星祭り」。空がきれいなのはやはり「冬」ですね~。寒いけど。
その祭りで月原は前書店の同僚、苑絵と思いを通わします。

作者村山氏の作品群はどれもほっこりしますね。
今の世の中がこの1/10も優しければ、もっと良い世の中になるのに、ってつい思っちゃいます。

近所に個人書店が1軒もなくなった地域に住んでおります。
そのかわりと言ってはなんですが、地方によくある郊外型ショッピングセンター内の書店を利用しており、できるだけそこで本を買うようにしています。通販ではなく、ね。
こういう本を読むと、個人書店が欲しくなります。
今ならもうちょっと優しくなれるのに・・って。

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Comments

本当に余裕のない毎日ですよね。みんながほっこりできたらいいのですが(^^)

Posted by: セイレーン | November 15, 2018 at 09:49 PM

おはようございます。ほっこりする作品はいいですね。

Posted by: オサムシ | November 15, 2018 at 06:24 AM

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