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物の怪斬り 溝猫長屋祠之怪 和輪渡颯介

溝猫長屋に住む子どもたちの中で一番年長に当たる男の子は、長屋の奥にある『お多恵ちゃんの祠』に毎朝お参りしなければならないという決まりがある・・・・。

物の怪斬り 溝猫長屋祠之怪 和輪渡颯介

読了です。

剣術道場の門人だった旗本の次男・市之丞(いちのじょう)が、 屋敷に出る物の怪退治を蓮十郎に依頼した。
溝猫長屋で暮らす「幽霊が分かる」忠次ら子供たちも屋敷に同行するのだが、 幽霊の気配を感じた忠次たちは、江戸を離れないと数日で命を落としてしまうことに。
江ノ島見物に出かけたお紺らを追って、忠次らも急遽旅に出るが、 宿でもお化けに遭遇してしまい……。
子供たちは無事、江戸に戻れるのか?

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2017年4月に紹介した「溝猫長屋」シリーズです。
鯖猫長屋」と間違えそうになりますが(;^^)、作家さんも違います。

こちらは長屋に住む子供にある課題が与えられており、そのせいか(そのためか?)、不可思議な事件に巻き込まれております。
今回は旗本の無理な依頼を引き受けたがために巻き起こる騒動。
この旗本ってのがまぁ偉そうで。自分らの責任を取らずに人に押し付けようとする・・・。

屋敷の古さというのは特有の雰囲気があります。
灯りの届かない隅っこの暗がり。影になっている壁。かすかにきしむ天井。
何がいる、とは言えないけれど何か感じてしまう・・・。
これはそういう家で生活した人の方が共感しやすいのかも。

幽霊を「嗅ぐ」「聞く」「見る」 ようになってしまう「祠参り」。
どうせなるならどの現象が良いか?
見えるのも怖いし、耳元で囁かれるのもいや。何か臭うってのもなぁ・・・。

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Comments

おはようございます。怖そうな話ですね。

Posted by: オサムシ | October 03, 2018 at 06:42 AM

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