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キネマ探偵カレイドミステリー3 斜線堂 有紀

「俺が嗄井戸を手放すなんて一生無い」

キネマ探偵カレイドミステリー3
輪転不変のフォールアウト 斜線堂 有紀

読了です。

嗄井戸の部屋からスナッフフィルムを見つけた奈緒崎は過去の事件を解決するべく、フィルムアーキビスト菱崖小鳩に協力を依頼する。 嗄井戸に疑いの目を向ける束に相対しながら、嗄井戸の味方でいることを選んだ奈緒崎だが、真実に近づくにつれ、苦境に立たされていくことに。そして迎えた大晦日の夜、二人はとある決断をする――。 数々の名作の裏に隠れた事件の真相を解き明かした時、落下するのは誰なのか?

消えたデロリアンの謎、同僚殺しの被疑者になった奈緒崎、そして叶姉殺人の犯人との対峙。叶姉の強さ、高久は救われたかな。

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2018/3/23に刊行された第3作。完結編となっております。
読んだのは先月(2018/6)。
昨日の2作目との間には他の本もありますが、これは続けて紹介しないと、と。

基本「通常モード」で動いていた2巻目。引きこもりの嗄井戸と留年決定大学生奈緒崎の間は相変わらず。
1巻で家を焼け出され、嗄井戸のいるアパートの1室に引っ越し、ほとんどを嗄井戸の部屋ですごす奈緒崎。そこへ持ち込まれる謎の数々。
それと同時に、嗄井戸が引きこもった原因の大きな事件が同時進行します。

嗄井戸及びその姉を誘拐し、その結果のスナッフ・フィルム。
このフィルムは色々な種類・対象者で作成されており、色々な拡がり方をしています。
2巻最後に嗄井戸の部屋にあるDVDからあるものが見つかります。

今巻で、その大きな事件もいよいよ解決(あ、3巻で完結です)。
途中に幾つか伏線はありましたが、これが意外と簡単に気づけた。意識してなかったけど犯人わかっちゃったし(ってか消去法でその人しかいないし)。

ただね、1巻の時に書いたけど、言葉の使い方がちょっとあわない。
そのせいか、事件の経過・要因・犯人等々クライマックスに向けてつまびらかになって、「おぉ~!ここであの伏線が生きてくるのか!」となるはずが・・・
途中のここはページ数増やしのためか?と勘ぐりたくなったり、
文章の意味がスッと頭に入ってこなくて何度か読み直したり・・・。

クライマックスでは、1巻では吐きまくっていた嗄井戸が結構平気な感じで外に出てて、「う~ん、分かるけど、分かるんだけど!」とつい。

それでも最後まで読んでしまったのは設定やお話が面白かったのと、勢い(=魅力)があったから、ですかね。
彼らの今後も十分気になるなぁ~、という事で続きを希望。

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Comments

おはようございます。こちらは3巻で完結なんですね。

Posted by: オサムシ | July 11, 2018 at 06:42 AM

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