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もってけ屋敷と僕の読書日記 三川みり

もってけ屋敷と僕の読書日記 三川みり
  

読了です。

風光明媚な尾道に暮らす中学2年の鈴川有季(すずかわゆうき)は、ある日、奇妙な自動販売機を発見。
100円玉を投入すると、大量の本と、その後ろから老人が現れた。
本に埋もれた屋敷を終活整理する目的で始めたらしい。
しかし、「どんな本にだって、救われたり感動する奴はいる」と熱弁する彼の言葉に有季の人生が動き出す・・・。
少年と、本をこよなく愛する老人との出会いを通して描く友情と恋と家族の物語。

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新潮文庫NEX という2014年8月に始動したレーベルの作品です。
各出版社、ラノベ分野に進出してきているわけで、知らない作家さんの作品もたくさん出ており、新しい発見があるのでは?と借りて読んでいます。

イラストやあらすじで選んでますけどね。

こちらは、坂の途中にある一軒家の前にできた奇妙な自動販売機から話が始まります。
「自動」と書いてますが、いや、中に人います(;^^)。
この家の主人が中にいて、誰かが100円入れると5冊ほどで紐組した本を「持ってけ~」と押し付ける、という・・・。

いやいや、この発想、好きですわ。
今や個人の書籍は当人以外には何の価値もない。古本屋に売っても二束三文、それどころか作家さんの収入にならない古本屋への売却は昨今の書籍市場の衰退を招いてしまう。
ま、自動販売機は良いのか?と聞かれるとそれはそれで困りますけどね(;^^)。

で、自業自得(自分でお金いれちゃったから)とは言え、こんな変なおじさん(老人)に目をつけられちゃった中学生は最初は敬遠していたのに、徐々に本の面白さに目覚め、同じように出来心からお金を入れた他の人とも知り合い、↑の「人生が動き出す」んですよね。

本当に「動き出す」って感じ。それまで何となく過ごしてきた彼が変わっていく様は青春(ここはあえて『アオハル』と言おう)、です。

最近書店などでも表紙をわざと隠して陳列してみたり、してますよね。
これに準じて図書館でやっているところもあるとか。
そうそう、この本もAmazonで見つけてちょっと興味がある。


私に合いそうな本、誰かすすめてくれないかしら?

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Comments

すごいタイトル(*´・ω・`)bですね

Posted by: セイレーン | June 20, 2018 at 10:58 PM

おはようございます。自動販売機 ドリンク系は最近利用してないです。

Posted by: オサムシ | June 19, 2018 at 06:27 AM

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