« 時をかける眼鏡6 椹野道流 | Main | 男ふたりで12ヶ月ごはん 椹野道流 »

古道具 中野商店 川上 弘美

東京近郊の小さな古道具屋「中野商店」。ダメ男感漂う店主・中野さん。きりっと女っぷりのいい姉マサヨさん。わたしと恋仲であるようなないような、むっつり屋のタケオ・・・。

古道具 中野商店 川上 弘美 2008/2/28

読了です。

不器用でスケール小さく、けれど懐の深い人々と、なつかしくもチープな品々。中野商店を舞台に繰り広げられるなんともじれったい恋と世代をこえた友情を描く

********************************

1996年「蛇を踏む」で芥川賞受賞された作家さんの作品です。
「芥川賞」の作品がそもそも苦手なんですよね~(;^^)。
文体というか、作風が苦手でして。
でも文庫本だったので、手持ち易いかな?と借りてみました。

う~ん、やっぱりこの作風、苦手でした(;^^)。
このゆるゆる感は嫌いじゃないんですが。
本当に、普通の日常なんですよ。
メリハリがあるわけでもなく、輝く何かがあるわけでもなく、
それでも日常って続いていくんですよね。

不器用な人が集うこのお店。やってくる常連さんも一筋縄ではいかないし、
店長はどうにも女クセが悪かったり、店長のお姉さんは趣味道楽に走り、
「私」は「タケオ」が好きなのか?好きじゃないのか??

そんなゆるゆるな中、店長の元カノ「サキ子」さんの書いたエロ小説がやけに生々しくて逆に白けてしまったりね~。読んでいていらっとくることも。

私ってつくづく小説に「エンタメ性」を求める人なんだなぁ、と再認識。
普通の日常でも、ぴょんと跳ねたように起きる何か。
それは、カンフル剤のようにつまらない日常の色を変えてくれる。

そんな作品の方が好きですね、はい。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへブログランキング・にほんブログ村へ



|

« 時をかける眼鏡6 椹野道流 | Main | 男ふたりで12ヶ月ごはん 椹野道流 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

おはようございます。さすがに芥川賞とった作家さん
昔だと覚えてないです。

Posted by: オサムシ | June 11, 2018 at 06:46 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/66816433

Listed below are links to weblogs that reference 古道具 中野商店 川上 弘美 :

» 『古道具 中野商店』 [観・読・聴・験 備忘録]
川上弘美 『古道具 中野商店』(新潮文庫)、読了。 面白い小説でした。 古道具屋に出入りする登場人物たちの どこか世間とずれた立ち振る舞いの面白さもあるのですが、 それは、「古道具屋」という一風替わった舞台設定をした場合に、 ある程度予想できる範囲だと思います。 変な職業に就いている変な人たちというような。 しかし、この小説が面白いと感じたのは、 古道具屋という舞...... [Read More]

Tracked on June 11, 2018 at 09:53 AM

« 時をかける眼鏡6 椹野道流 | Main | 男ふたりで12ヶ月ごはん 椹野道流 »