« 男ふたりで12ヶ月ごはん 椹野道流 | Main | こちらの荷物、どうしますか?~アオバト引っ越しセンター 尾嵜橘音 »

思い出の品、売ります買います 九十九古物商店 皆藤黒助

大切にしていたものには心が宿ります。

思い出の品、売ります買います 九十九古物商店 皆藤 黒助

読了です。

付喪神専門の不思議な古物店の物語。
下駄を鳴らして歩きたくなる温泉の町、箱根強羅。のどやかな軒並みの中に、その店はある。店主は浮世離れした美しい女性。古物商なのだが、扱う品は変わっている。それぞれが次の持ち主を選ぶというのだ。心ある器物、いわゆる付喪神なのだった。
最近出入りする青年には全てが驚くことばかり。だが彼は知ることになる。大切にされた道具には特別な思い出がこもっていることを。

*************************
図書館のラノベコーナーにあって手に取ったものです。
付喪神がいっぱい出てくるお話です。

付喪神:つくもがみとは、日本に伝わる、長い年月を経た道具などに神や精霊(霊魂)などが宿ったものである。

どんな道具でも長く、100年も使っていると魂を宿す。ところが99年、あと少し、というところで壊れたり、欠けたりすると無念から人を祟る、なんて話も聞きましたっけね。

主人公縁之介は百貨店の成績優秀社員。彼にはある秘密があるのだ。
そんな彼が住む強羅。家までの帰り道に記憶にない建物が。入り口に釣られたヤカンがガラガラと鳴る。

店内にあるのは、昔のものから壊れたPCや、エレキギターなど最近のものまで色々雑多に並んでいる。が、実は全て付喪神。長い年月経ってなくても、持ち主の思いとか念がこもっていると魂が宿るらしい。

ひょんな事からこの店に出入りすることになった縁之介は、店に訪れるお客様と向き合う店主の小町を見ていくうちに・・・

なんかね~、ファンタジーと言っていいかな?
個々のエピソードは面白いんですよ。現実的な縁之介と、そんな彼を馬鹿にする付喪神らと小町。歯車が噛み合わない様はねぇ。
ただ、それらがスムーズにつながっていない感じ。
だからなのか、固まりでごくん、ごくんと飲み干していく、って感じ。

更にクライマックスからのラストはそう来るか?!って思わず苦笑。
いやいや、面白いんですよ?面白いんですけどね、う~~~ん。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 男ふたりで12ヶ月ごはん 椹野道流 | Main | こちらの荷物、どうしますか?~アオバト引っ越しセンター 尾嵜橘音 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

おはようございます。個別面白くても難しいものですね。

Posted by: オサムシ | June 13, 2018 at 06:40 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/66816641

Listed below are links to weblogs that reference 思い出の品、売ります買います 九十九古物商店 皆藤黒助:

« 男ふたりで12ヶ月ごはん 椹野道流 | Main | こちらの荷物、どうしますか?~アオバト引っ越しセンター 尾嵜橘音 »