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からくさ図書館来客簿2&3 仲町六絵

本日は昨日紹介した記事の続き、

からくさ図書館来客簿 第二集 ~冥官・小野篁と陽春の道なしたち~

季節は春。篁たちのもとに、上官である安倍晴明が訪れる。彼が新米冥官の少女・時子に伝える使命とともに、からくさ図書館にも、新たな芽吹きの季節がやってくる──。

からくさ図書館来客簿 第三集 ~冥官・小野篁と短夜の昔語り~

からくさ図書館」が開かれてから、半年と少しが経っていた。 篁ゆかりの地・隠岐に現れた旧知の“道なし”の話だった。そして、彼の地へ旅立った篁の留守を預かる新米冥官・時子は、自らの進むべき道を選びとり―

読了です。
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昨日で大体の概略はご説明しましたが、2巻目はその続き。1200年前の人物らが現在の世で生活している、という設定。時子は新米ですが、篁は1200年も冥官として働いています。江戸時代には「貸本屋」を営んだりと時代にあった商売をしながら京都に居続けています。

2巻目では「安倍晴明」が登場。やはり出てきますね~。有名人すぎる方ですからね~。
まさか彼も閻魔庁の官吏、とは。しかも上位の。つまり篁らの「上司」となります。
が、式神にお使いをさせたり、自分の仕事を肩代わりさせようとしたり、お茶目なんですよね。

また、篁には同僚がいます。それぞれがある程度の区域を担当しているんですが、近くには2人程います。戦国武将で江戸城を作った太田道灌、とか万葉集の歌人として有名な茜、など。茜はその昔、道なしになった時子を天道に導いた方でもあります。
(ま、その時に篁に興味を覚え、冥官に誘う事になるんですが)

そして3巻では、篁ゆかりの地「隠岐」です。
西暦837年、篁はサブの遣唐使に任命された。出発前にメインの藤原常嗣の乗る船が調子が悪く、そこで篁に船を変わるように命令。
むかついた篁は仮病を使って船に乗らなかった。で、当時の帝、嵯峨天皇が怒って隠岐の島に島流し(;^^)。
1年あまりで赦免になり、戻ってはこられたそうですが、そんな事情だっただけに、ついたあだ名が「野狂」異端児と思われてそうな。

これ、ラノベの域じゃないっす。当時のエピソードや伝説をからめてたり、古い文献を参考にしているんだと思いますが、つじつまあってるもの。
表紙絵で損してるよなぁ、ってつくづく思います。
まるっきりのフィクションじゃないもん。異次元とか異世界なら自分の脳内で世界を作って動かせるけど、こういうのは歴史をある程度抑えておかないと無理じゃないですか?

読んでいる内に「しまった、もっとちゃんと日本史を勉強しとくんだった」って後悔しましたもん。世界史選択してたしなぁ・・・σ( ̄∇ ̄;)わて

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Comments

日本史 苦手でした(^o^;)

Posted by: セイレーン | May 10, 2018 at 10:31 PM

おはようございます。私自身は地理を選択していたので、日本史はそれほど詳しくないです。

Posted by: オサムシ | May 08, 2018 at 06:39 AM

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