« 県警外事課 クルス機関 柏木伸介 | Main | <小市民シリーズ>2&3 米澤穂信 »

<小市民シリーズ> 米澤穂信

小市民とは>
資本主義の発展に伴って生じたサラリーマン・自由業者・教員等を主体とする階層で、財産・社会的思想行動等で資本家と労働者の中間に位する人々。プチブル。中産階級。

『春期限定いちごタルト事件』
 

読了です。

中学時代に問題事を推理したがる性格で苦い経験をした高校生・小鳩常悟朗と、常吾朗と似た境遇を送った同級生の小佐内ゆきの、「小市民」を目指すために互恵関係を結んだコンビが、平和な高校生活を求めながらも日常の中で発生した事件の謎に挑む様を描く。

*******************************
作家米澤穂信氏による作品です。wikiには
 <古典部シリーズ> <小市民シリーズ> <ベルーフシリーズ> の3つのシリーズが紹介されています。

最後の<ベルーフ>とは?マックス・ウェーバーの『職業としての政治』に「天職(Beruf)」との記載があり、主人公太刀洗万智の「記者→天職」を表している(らしい)。
そして残る1つ、<小市民シリーズ>を今回ご紹介します。

シリーズ名は社会的、って感じですが、タイトル「春期限定いちごタルト事件」とファンシーなお菓子の名前に+事件、ってつくのはなんかすごい(;^^)。ネーミングセンスがあるのか?ないのか??

さてこちらは「古典部シリーズ」と同じ、高校生が主役の作品です。不遇の中学時代を送った2人。高校入学を期に忌まわしい過去を封印して「小市民」として生きることを誓い合う。
平和に高校生活を送っているようで、昔の習性がつい出てしまう2人。
そんな彼らは「小市民」になることはできるのか?!

高校で、小鳩常悟朗は小学校時代の友人と再会。あの黒歴史を知っている友人だけに「何か変わった?」と聞かれ・疑われ・・・。ただこの友人の関係性がね~なんか微妙。仲良くなる訳でもなくかといって疎遠になる訳でもなく・・・。
そんなもんなのかなぁ。

この友人が引き起こす「おいしいココアの作り方」の章は他の方の感想をみているとこの巻の肝(きも)みたいですが・・・しっかり読まなかったのかなぁ、私(;^^)。謎解きの部分、微妙に気が遠くなってたみたいです。

友人がいれたココア。ところが流し台には混ぜるのに使ったとみられるスプーンだけ。シンクは乾いている(他の器を洗った形跡無し)。3人分のカップでどうやってココアを作ったのか??

※おいしいココアは最初に少量のお湯で10秒程ココアの粉を練る&混ぜる。練り終わったら冷たい牛を入れ、レンジでチン。(あ、勿論牛乳を温めて加えるんでもOK。ただそれだと若干冷めますが)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 県警外事課 クルス機関 柏木伸介 | Main | <小市民シリーズ>2&3 米澤穂信 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

おはようございます。私自身は、小市民ですね。

Posted by: オサムシ | April 23, 2018 at 06:32 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/66522676

Listed below are links to weblogs that reference <小市民シリーズ> 米澤穂信:

« 県警外事課 クルス機関 柏木伸介 | Main | <小市民シリーズ>2&3 米澤穂信 »