« <小市民シリーズ> 米澤穂信 | Main | 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 山本 巧次 »

<小市民シリーズ>2&3 米澤穂信

昨日に引き続き「小市民シリーズ」です。
2.夏期限定トロピカルパフェ事件 

3.秋期限定栗きんとん事件 (上)(下)


読了です。

2.「小山内スイーツコレクション・夏」。彼らが住む街にある甘味処を網羅した地図。小市民を目指す2人のうち、小山内さんは甘い物大好き。夏限定のスイーツを制覇しようと小鳩くんを引きずり込む(;^^)。
その店めぐりの途中で2人の知恵比べがあったりしたけど、まさかなメインイベントは高校生の日常にしては重すぎる。
更に「狼」の小山内さん。そんなイベントを物ともせず、の姿勢はコワすぎる。

3.小鳩くんは告白された女生徒とつきあうことになり、小山内さんも告白された男子生徒とつきあうことに。ところが小鳩くんは小賢しい推理で彼女の行動を予測、小山内さんの方は男子生徒視点で話が進む為、彼女の「狼」は現れず。
別々の道を歩んでいたはずが、気づけば2人は連続放火事件を追うことに・・・。

******************************* 
このシリーズは結構高評価なんですよね。「好き!」「再読した」「一番ベスト!」なんて感想が多いんですが、私はう~ん、今ひとつなんですよね~。

「日常の謎」ジャンルなので、そんなに大きい事が起きる訳ではなかったはず。
ところが、「春夏秋」いずれも結構なトラブルにみまわれてます。
そのトラブルってのが結構なレベルなんですよ。

小鳩くんの「狐」ぶりがなんか「小賢しさ」を感じてしまうんですよね。
彼の脳内経緯をつるつると読んでいるとちょっとげっそりしちゃう。「彼は長生きしなそうだよなぁ」と頭をよぎってしまった。
付き合い始めた彼女のちょっとした言動や周囲の状況から最適と思われる事をする。嬉しいんだけど、「えっ、なんで私の考えている事が分かったの?!」と引いちゃうのも分かる~。

そして小山内さんの「狼」ぶり。怖い、怖すぎる。彼女の復讐にかける情熱というかねちっこさ、はまじで厳しい。その理由で?!と思いつつ、いや小山内さんの性格だったらそうか、と。でもこれだと、相手は絶対トラウマになるよなぁ。

諸々の出来事がおちついた後、2人に残ったのは2人だけでした。
結局元の鞘に収まったけど、その関係性は以前のとはちょっと違った感じになったような。

実はこちらのシリーズ「春夏秋冬」の1年間で構想されているそうです。
が、「冬」分は未刊行なんですよね。何時になるかわからない、との事でためてたんですが、紹介しちゃいました。

その内、冬が出そうになったらもう一度最初からちゃんと読んでみよう。面白さが分かるかも。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« <小市民シリーズ> 米澤穂信 | Main | 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 山本 巧次 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

おはようございます。 こちらも シリーズ化しているのですね。

Posted by: オサムシ | April 24, 2018 at 06:34 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/66640402

Listed below are links to weblogs that reference <小市民シリーズ>2&3 米澤穂信:

« <小市民シリーズ> 米澤穂信 | Main | 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 山本 巧次 »