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大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう2&3 山本 巧次

昨日の記事「右手に持っているものは何?」
答えは「スタンガン」です(;^^)。 か弱い女性の武器。

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 山本 巧次
「2.両国橋の御落胤」 「3.千両富くじ根津の夢」

読了です。

「2.両国橋の御落胤」  
優佳(=おゆう)は江戸商人から息子の清太郎が実の子かどうか調べてほしいと相談を受ける。
清太郎を取り上げた産婆のおこうから、清太郎の出生に関する強請りまがいの手紙が届いたという。 直接話を聞こうと、消息を絶ったおこうの住まいに赴くと同心の伝三郎と鉢合わせ。
さる御大名の御落胤について調べているらしい。 そんな中、清太郎が謎の男たちに襲撃され、さらにはおこうが死体で発見される

「3.千両富くじ根津の夢」
“宝くじ"の原形となった、根津・明昌院の千両富くじに沸く江戸の町。
呉服商の大店に盗人が入り込み、同心の伝三郎らはその手口から、十年前に世間を騒がせた伝説の盗人の仕業に違いないと確信する。
一方優佳=おゆうは、ご近所のおせいから、女と消えたという旦那探しを頼まれ・・。、

********************************
さて、昨日書いていないのですが、優佳には心強い味方がいます。「株式会社マルチラボラトリー・サービス」の経営者で分析オタクの宇田川。
高校の同級生だった彼は人嫌いの研究好き。

そんな彼に最初は黙って鑑定を依頼していたのですが、そこは秀才。「手ぬぐいに化学成分が一切ない」事から「どこからこれ持ってきた?」と気づいてしまう。
それでもそこら辺の事情を一切頓着しない彼だからこそ優佳も気兼ねなく依頼し続けます。

時にはおだて、時には彼の好奇心をくすぐる証拠品を持参し、とね。
そして科学鑑定の結果をいかに江戸の人に説明するか?一緒に考えてくれてます。
例えば2巻では、ある書簡を仕込んだり、3巻では錠前を鑑定するのに自身の知り合いを紹介してくれたりとね。

それと江戸で優佳と一緒に動く同心伝三郎。実は彼にもある事情があるというのは1巻最後で明らかになります。
なもんで、優佳の事もちょっと怪しんでいるんですよね。
そりゃそ~だ。江戸は結構惣菜の振り売りがあるから家で煮炊きしない人も多いんだけど、特に仕事をもなくぷらぷらしてる優佳のどこにお金があるんだよ、って。
3巻の錠前は、疑った伝三郎がわざと優佳に持たせたりしてるんです。

色々ツッコミどころはありますし、時代劇好きな方には「生ぬるい!」と思われるのかもしれませんが、私は楽しく読めたなぁ。
「デパ地下で惣菜買ってきて、移し替えて出しただけ」とかできちゃうのは笑える(^o^)。

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Comments

全記事読んで「隠し玉」はハズレが多いってところ笑ってしまいました
やっぱり大賞取れないような作品はダメって事ですかね?
現代と過去の行き来
ちょっと面白そうです!

Posted by: モリゾ | April 26, 2018 at 06:38 PM

おはようございます。スタンガンだったのですね。

Posted by: オサムシ | April 26, 2018 at 06:28 AM

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