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羊と鋼の森 宮下奈都

ピアノの調律に魅せられた一人の青年が調律師として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った長編小説。

羊と鋼の森 宮下奈都

読了です。

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。
ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。
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2016年本屋大賞受賞作品で、2018年6月には映画公開となるこちらを読みました。
最近は小説-漫画-ドラマ-映画 と色々コラボされますよね。
入り口をたくさん作る事で興味を持つ人が増える、と考えているんでしょうが、逆に「追いきれない」と諦めちゃう人もいるのでは?

「ピアノの調律」に魅せられる。なんか分かります~。
耳が良いだけではなく、やはり勘所が重要ですね。

そういえば「脳の神経線維が密集している人は、音楽を聴いた時に(密集して)ない人より深い審美的反応を示す」そうです。
つまり、「音楽を聴くと鳥肌が立つ人は、科学的には脳の構造に違いがある「ユニークな脳の持ち主」と言えるらしい。

皆さんは鳥肌立った事ありますか?↑の理論を聞くと「鳥肌が立つ=感受性が豊か」と自慢できない気が…(;^^)。

こちらの主人公もユニークな脳の持ち主でした。一戸建て・共同住宅・個室内でのピアノの位置、弾き手の筋力、などなど調律師によって、また色々な要因で違う音を作るというのは面白かったです。

最後に文章中の言葉を。
「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

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Comments

おはようございます。ピアノは全く縁ないです。

Posted by: オサムシ | March 13, 2018 at 06:28 AM

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