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ザ・藤川家族カンパニー2&3 響野夏菜

昨日紹介した「ザ・藤川家族カンパニー」、
2018年3月現在、3巻まで刊行されています。

2.ブラック婆さんの涙
3.漂流のうた


読了です。

2.ブラック婆さんの涙
男女七人兄弟が暮らす家に、祖母スナがやってくる。
傍若無人に振る舞うスナに辟易し、早く帰って欲しいと願うきょうだいたちだが、スナは代行を依頼すると言って居座り続ける。
他の依頼人の遺言内容にズケズケと無神経な発言を繰り返すスナの遺言とは…?

3.漂流のうた 
大家族・藤川家の三つ子で五男の九重に彼女ができた。それが騒動の始まり―。
一方、遺言代行業にはあいかわらず謎めいた依頼が次々と舞い込む。
「私を殺してください」と残して事故死した30歳の主婦、小学校の屋上近くの踊り場から転落死した小学六年生、身寄りがなくアパートで孤独死した50代男性など。

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何が問題って、このシリーズは必ず各話で人が亡くなる事。
そうしないと「遺言代行」ができないからなんですが。
亡くなった人の想いがどんなものか分からずに代行していく訳ですから、
「これが正解」ってのがないんですよね。
生きている人との関わりとか、結構凝っているんですが、疲れます。

語り手七重ちゃん、の想いに共感する事が多く、お兄ちゃん他兄弟に振り回されながら健気に頑張る姿に微笑ましくなります。

3巻では、七重ちゃんの兄弟九重に彼女ができるんですが、この2人が結構ヘビーな事態に追い込まれます。
こうやって通して読んで振り返ってみると、結構大変な毎日なんですよね。

多分この本は今後続きが出ても飛びつかないと思う。
シリーズ本って「次・次」と勢いよく飛びつく本とそうじゃない本がはっきり分かれます。
自分に合わない、とか色々理由はあるんでしょうが、不思議だなぁと思います。
色々なシリーズ本に手を出していて、ちょっと混乱する事もありますが、好き嫌いで淘汰されていくんだなぁ、としみじみ思った作品でした。

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Comments

シリーズものって人が成長していくところが見られたりしておもしろいですよね。

はい。ハワイに住む時期がだんだん短くなっていくように思います。笑。

Posted by: mahalobunny | March 16, 2018 at 12:25 AM

おはようございます。本との相性あるでしょうね。

Posted by: オサムシ | March 15, 2018 at 06:20 AM

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