« 自転車 | Main | 縁見屋の娘 三好昌子 »

南柯の夢 椹野道流

南柯の夢:人生は浮き沈みがあっても、結局は夢みたいにはかないもの

鬼籍通覧シリーズ8 南柯の夢 椹野道流 (2017/10)

読了です。

O医大法医学教室の大学院生・伊月崇は、様々な事件に遭遇し、担当教官の伏野ミチル、幼馴染の刑事・筧兼継らとの交流を通して成長していく。
法医学教室の白い解剖台に横たえられていたのは、セーラー服を着た美しい少女だった。少女は浴室で手首を切り、死亡。
発見時、彼女の傍らには、親友である美少女が寄り添っていた。翌日、伊月は蔵の片づけを手伝いに行き、「即身仏」と思われる古いミイラ状の遺体を発見する。
死を通して生を語る、法医学教室ミステリーの傑作!

******************************
「鬼籍通覧シリーズ」と銘打った作品の8作目になります。
前回(2015年9月)に過去7作品全て紹介してますので、2年半ぶり?いやぁ久しぶりです。

この鬼籍通覧シリーズは某大学法医学教室が舞台。
そこに持ち込まれる死者から学ぶ事を描いています。
今回も警察から事情説明を受けても「ハァ?!」って感じの突拍子のなさ。
女子高生の自殺体。しかし発見時、傍らには同級生が。
なぜ彼女は止めなかったのか?

今、ドラマでやっている「UNNATURAL(アンナチュラル)」。

Cover

あの世界っす。民間の、ではなく大学の医学教室が舞台ですが。
基本、解剖(=死者の声を聞く)仕事なんですが、このドラマでもこの本でもつい推理というか捜査というか・・・首を突っ込んじゃいます(;^^)。

今作では、自殺した女子高生のそばにいた同級生が「彼女を解剖した先生と話したい」と要望が。だんまりを決め込んだ彼女に手を焼く警察が依頼してきたり。

作者の椹野道流先生。実際に法医学研究室にいた方で、現在も講師とかやってるんですよね~。ツイッターをフォローしてるんですが、テスト作ったり採点したり、と色々呟いており面白い(^o^)。
時間の使い方がうまい人だなぁ、と感心しております。

今作では、事件を主筋において、あいまに「もの食う人」という小章が入ります。登場人物の食事風景が入るんですよね。今作では、ホットケーキ/フレンチ/ドライカレー/寿司、が登場。
また皆がおいしく食べる様子が書かれて、「なんか食べたいなぁ」とつい思ってしまう。

先生が料理好きなせいか、他のシリーズ作品でも食べるシーンがやたら出てくるんですよね。中には巻末にレシピが入っているものも。
もう困った&困った。

こちらの作品も次がでるのが楽しみです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 自転車 | Main | 縁見屋の娘 三好昌子 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

おはようございます。医大法医学教室
いろいろありそうですね。

Posted by: オサムシ | February 05, 2018 at 06:15 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/66098939

Listed below are links to weblogs that reference 南柯の夢 椹野道流:

« 自転車 | Main | 縁見屋の娘 三好昌子 »