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百貨の魔法 村山早紀

金目銀目の白い子猫。神出鬼没のその子猫を見つけて話を聞いてもらえれば、願い事はなんでもひとつ、きっと叶えてくれる・・・

百貨の魔法 村山早紀

読了です。

時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづける・・・。

1.空を泳ぐ鯨 エレベーター/ヴァイオリン/テディベア
2.シンデレラの階段 靴/バンド/コマーシャルソング
3.夏の木馬 回転木馬/5つの誓い/果物の種
4.精霊の鏡 資料室/絵/鏡を見る
幕間. 子猫/祖父と孫
5.百貨の魔法 思い出話/40年ぶりの来店/コンシェルジュ

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さてこちら「本屋大賞」ノミネート作品です。
全国の504書店、書店員665人の投票があり、その集計結果選ばれた上位10作品のうちの1作です。

元々、村山早紀さんの書く作品は、「風早の街」を舞台にしたものが多く、今回の星野デパートもこの街にあります。
50年の歴史を持つこのデパートだけど、時代の波に・・・という始まり。

働く人、訪れる人、見守る人らが語る星野デパートのエピソードにも歴史を感じます。5つめなどは「40年ぶりの来店」とあるように、若い頃働いていた2人が老後は風早の街で、と移住。品を揃える為にデパートを訪れるんですが、良い話です。

デパート、って小さい頃は憧れでした。キラキラしてましたっけ。
大食堂でご飯を食べるのが楽しみで、毎回お子様ランチ、頼んでました(^o^)。
学校の制服を作りに行くのもデパートだったし。
初めて革コート買ったのもデパートでしたわ。

会社の友人がね。子供の中学制服を作りにこの間デパートに行ったそうなんですよ。普段そういう場所に行かなすぎたせいか、子供のテンションがおかしかったらしい。「ご飯食べて帰ろうよ」と言っても「いやいや、家で良いよ~」と旦那と子供揃って拒否。「もっとこういう場所に連れて行かないとTPOをわきまえない」と。

そうなんですよね。確かに小さい子を連れ回すのは大変なんですが、「騒ぐところ、静かにするところ」というのが分かるようになるにはやはり経験が必要。

なんてことを読んでいて思い出しました。

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Comments

デパート 昔はたしかに大衆食堂と屋上のミニ遊園地など定番でしたが、今は様変わりしてますね。

Posted by: オサムシ | February 01, 2018 at 06:02 AM

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