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希望荘 宮部みゆき

宮部さんの作品は文庫になると買ってます。
これは昔から変わらない。でも最近は図書館を利用しているので、つい我慢できずに借りて読んでしまう事も。(文庫になったら買ってるけどね)

希望荘  宮部みゆき

読了です。

探偵・杉村三郎シリーズ、待望の第4弾!
前作『ペテロの葬列』で、妻の不倫が原因で離婚をし、義父が経営する今多コンツェルンの仕事をも失った杉村三郎の「その後」。
失意の杉村は私立探偵としていく決意をし、探偵事務所を開業。

聖域:亡くなった老女、スピリチュア団体、宝くじ
希望荘:老人の死、女性の死、過去の出来事との比較
砂男:故郷、野菜市場、そば屋、蛎殻オフィス
二重身:東日本大震災、希望荘の少年の友人、アンティークショップ

*******************************
TVドラマでおなじみの「杉村三郎」シリーズです。
1話目でいきなり探偵となった彼の話で「うん?蛎殻オフィスとは?東京にいるの?実家帰ったよね?」ととまどいしきり。

「砂男」でようやく事情がつかめました。いやいや、こっちを先に出してくれ~。
このシリーズ、って結構後味が苦いんですよね。
全て万々歳、といかなくて、どこか人生に似た苦味が残る。
「聖域」もそうだし「希望荘」も。ってか全てそうだったなぁ(;^^)。

亡くなったはずの老女を見かけた近所の女性、
亡き父の告白の真偽を依頼してきた男性、
仲のいい夫婦の夫が失踪。依頼者は別荘に住む若い男。
震災後、連絡が取れなくなった男性の捜索依頼

杉村氏がコツコツと歩き情報を集め推理する。
推理の途中で小さいジャンプがあってまさか、という結末に。
(小さいジャンプの着地場場所が思わぬ処でビックリ)

最近ラノベも読むようになっているんですよ。
知らない作家さんとかも。彼らの場合、言っては失礼ですが、先が読める。ってか着地が最初にあって、そこへ向かっていくから分かってしまう。
宮部さんの場合、「そうくるか」と思う着地場所なもんでうまく書いているなぁ、とほんと感心します。いい意味で裏切られてます。

残念ながらラノベ程量産されないので、1冊をじっくり大事に読みしかないのですが、間をおいて再度読むと、新たな発見とかあって面白い。やっぱり文庫本出る前に読んじゃおう(^o^)。

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Comments

これは読みたいなあと図書館を見たら、すごい数を入れているのです。かなり早く手にすることができるかも(^_^)

Posted by: セイレーン | December 04, 2017 at 08:12 PM

「杉村三郎」シリーズ、TVで見ていないです。
でも宮部みゆきは好きです。

Posted by: ジャランこ | December 01, 2017 at 08:38 PM

TVドラマの方も見てないです。

Posted by: オサムシ | December 01, 2017 at 06:27 AM

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