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生きるぼくら 原田マハ

最近、どう?がんばりすぎてない?
人生はどうしていますか。彼らしい「人生」を送っているかしら。
私は余命数ヶ月、残された日々を生き生きと暮らしていこうと思っています。
あなたと人生に、もう一度会えますように。
私の命が、あるうちに。


生きるぼくら 原田マハ


読了です。

いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生(あそうじんせい)。
頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「マーサばあちゃん?」久しぶりに目にした、大好きだった祖母の名前、中村真麻。
人生は四年ぶりに外へ! 祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた????。
人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく・・・。

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原田マハさんの作品はいい意味ですっきりしてますね~。
色々な問題を抱えた主人公が出てきます。
彼らがどうやって問題に向き合い、立ち向かい、乗り越えていくのか?
読んでいて元気になってきます。

今回も引きこもりの男性を中心にすえて、その母親(逃げちゃったけど)と、父親の母(祖母)、父親の再婚先の子供らが混じり合っていきます。
部屋から出てこない人生を送ってきた彼に何ができるのか??と思う処もありますが、良い出会いと助けがあるものなんですね。

田舎に住んでいる自分としては、こういうのって若干複雑な気分にもなるんですけどね。
高齢者の独居に農業、近所づきあいと言うのは簡単だけど、ねぇ。
自分ちの周辺は、こういった問題は解決できてないですし。

ただうまくいかないことを声高にうたっても意味はない。どうせならもっと前向きに、という思いが込められた作品ですね。
色々あるから、良い、だね。

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Comments

引きこもりの作品が最近増えていますね。

Posted by: セイレーン | December 27, 2017 at 11:16 PM

自分が余命 数か月となるとどうなるのかな。
なってみないとわからないですね。

Posted by: オサムシ | December 22, 2017 at 06:38 AM

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