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21 posts from October 2017

祈りの幕が下りる時 東野圭吾

もっぱら図書館で本を借りて読んでおります。
2つの自治体で貸出カードがあるおかげで、
それぞれ10冊、最大20冊借りられます。
おかげで、買った本は積読本になっており・・・。
気づいたら結構時間が経っていて「あらいつの間に?」って感じ。

こちらはその1冊。ようやく読めました。
「祈りの幕が下りる時」 東野圭吾

読了です。

悲劇なんかじゃない。これが私の人生。 加賀恭一郎は、なぜ「新参者」になったのか・・・。。
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。
それは孤独死した彼の母に繋がっていた・・・。

**********************************
そもそも東野圭吾を読み始めたのは何時からだっけ??
数冊買って読んだところで、古本屋で過去作品を全冊購入。
そこからは新刊文庫本を買い集めてます。

古本屋で買ったのが加賀恭一郎シリーズの初作「卒業」です。
この頃は大学生だったのよね~、うん若かった。
単行本刊行が1986年ですからね~。

彼が大学卒業間近に出くわした事件が「雪月花」。
剣道の他に、お茶とかもやってたんですよね~。
あの当時のトリックは結構コマコマしてましたね。
図とか入っちゃったりして。

その後、加賀さん主体というよりもトリックに重点を置いた作品や、最後まで犯人が分からない作品、加賀さん以外の人の目線で語られた作品、というようにトリッキーな物の方が多かったんですよね。

なので、TVドラマ「新参者」が出た時に「おっと、こうきたか!」って驚きました。 
TVドラマ「新参者」は2010年ですから、そこからでも7年経ってるのかぁ。
まさか、なヒットでスペシャルドラマや映画化までいっちゃったから、今になって「加賀恭一郎シリーズ」と言われても・・って感じもあるんですけどね。

今作が10作目で、2018年1月には映画化されるそうですが、足掛け30年、そりゃ長いですわ(;^^)。

「新参者」で人形町にいた加賀さんは、今作で日本橋署に異動しています。
更に、ここで彼が人形町~日本橋を拠点としていたのか、も明らかになります。
爽快でした~。まさか、な理由でした。

そして更に続く「まさか」の完結編。ここで終わらせちゃうのかぁ~。納得する反面、もの淋しいものですね。30年だもん。
こちらは全て購読本なので、最初から全部読み直していきたいな、と思っています。

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追憶の夜想曲&恩讐の鎮魂曲 中山七里

いやぁ、すっかり間が空きました(;^^)。
前作読んでからえ~っと、1年以上、か。

追憶の夜想曲(ノクターン)

少年犯罪の過去を持つ “悪辣弁護士”御子柴礼司が甦った!豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、 夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。 対する検事は因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。 御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? そして第二審の行方は?

恩讐の鎮魂曲

韓国船が沈没し、251名が亡くなった。 その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、 刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。 一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、 御子柴は弁護人に名乗り出る。 稲見は本当に殺人を犯したのか?

************************************
1作目で「元犯罪者」の「弁護士」の御子柴の紹介があり、最後に刺されて終わりました。
そこからわずか10日。新聞に出ていたある事件に目をつけ強引に弁護士をかってでる。夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦が実は・・・って処で終わる。

2作目の最後で、とんでもないドンデン返しがあり、一気に評価は地の底へ。そんな中、恩師稲見の弁護をする事に。こちらも最後にまさか、の展開へ。
いやぁ、ここで終わるの?ねぇ、終わらないで、って感じ。

と3部作があまりにも近い期間での展開に読み始めてビックリしました。
もっと間が開くのかと思ってたから(;^^)。
そして、この3部作が全部つながった「連作長編」だったとは(;^^)。

このドンデン返しを詳しく説明できないから、blogで記事書いててもあまり話がふくらまないのですが、これだけの仕掛けをする、ってすごいなぁ、と。

中山七里先生、最近ご無沙汰していましたが、こういうシリーズものはやはり面白い。今シリーズでは、懐かしい「岬」氏も登場。「岬洋介シリーズ」の洋介のお父さんです。
こっちは2013年7月に紹介してますので、もう4年も前の事。
いやいや、このblog、読書ブログと成り果ててもうそんなに経つんですね(;^^)。

明日からも読了本を紹介していきます。

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化学探偵Mr.キュリー6 喜多喜久

2017年10月現在最新作です。
やっぱり追いついちゃったなぁ(;^^)。

化学探偵Mr.キュリー6 喜多喜久


読了です。

四宮大学にアメリカから留学生が来ることになった。彼女は十六歳で大学に入った化学の天才・エリー。沖野の研究室で天然素材「トーリタキセルA」の全合成に挑むことになるが、天才コンビ沖野&エリーにしても最終段階で合成に失敗してしまう。原因を調べていくと、大学内でのきな臭い事情が絡んでいることが見えてきて……?

*******************************
今回初の長編です。
アメリカにまで手を広げているからなぁ、と思いつつ。

留学生エリー。わずか16歳の少女ですので、舞衣と同じマンションに滞在し、舞衣がサポートをする事に。
幸い「翻訳アプリ」が非常に良い働きをしておりまして(^o^)。
エリーの方はスマホに打ち込んだ英文を日本語に翻訳してスピーカーから流れ、英語が話せない舞衣は日本語で喋ると英文がディスプレイに現れる、と。

このエリー。不幸な子供時代にアメリカの学会に来た日本人男性と知り合い、彼と話が盛り上がり、日本へ行くことを決意します。
が、留学に来た時には、彼は大学を去っており、その謎に迫る今回です。

共同研究とか色々な大学の裏事情があって、大変です。
読んだ時は「おぉ~」と思うものの、こうやって書いたり説明しようとするとうまく言葉にまとまらない。
ってことは本当に理解できてないんでしょうね(;^^)。

そして、エリーの秘密や日本人男性の秘密などが明らかになると結構「おぉ~!」と拍手しちゃいました。
残念ながら、沖野先生と舞衣さんの間には何も発展しないのですが、う~ん、そろそろどうでしょう?

次の作品がいつ出るのか?まだ分からないのですが、楽しみに待ってます。

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化学探偵Mr.キュリー4&5 喜多喜久

さぁ、今日も行きますよ~。
「化学探偵Mr.キュリー4&5」 喜多喜久

4巻>大学で暗躍する『互助組合』の謎。反応を掻き混ぜる以外に使い道のない“スターラー盗難事件”。切断された銅像と雪の上の足跡。そして今回、Mr.キュリーこと沖野春彦がなんと被害者に!?この事件の謎に立ち向かうのは、イケメン俳優にして「春ちゃんラブ」の美間坂剣也


5巻>化学サークルによる「甘い物質」合成対決。サ行の発音がおかしくなった同級生の秘密。四宮大生を狙う奇妙な仮面の男の正体。協力して事件の解決に当たる沖野と舞衣は、ひょんなことから理学部の冷蔵室に閉じ込められてしまった。暗闇&低温の極限状態から脱出する術はあるのか!?

*******************************
4巻の表紙で「猫」抱いてますよね。
「猫」が出て来るだけでホワンとしちゃうんですが、
沖野准教授、猫には好かれません。

大学内で野良猫が増え、排除しようとする勢力と保護しようとする勢力。
沖野は餌をあげようと、懐かせようとするのですが、ことごとく嫌われて・・・。
また、大学のセンセイなんて、不健康の権化、って感じでしょ?
あ、そこはガリレオと違いますな。

ガリレオの湯川先生は学生とバトミントンやったり色々してるしね。

この沖野先生。今はそれほどでもない大学(失礼)にいますが、
以前はその分野では大変有名な先生に師事しており、研究室の期待、となってたんです。が、ある事をきっかけにそこを離れ今の大学に来ています。

その当時の同僚から戻るように誘われたり、色々話も膨らんでいます。
「こんな処で事件にうつつを抜かして論文も捗ってないようじゃないか」と言われますが、沖野先生、それだけじゃないのよね~。

5巻の最後では、冷蔵室に閉じ込められた舞衣と沖野。
若干文章から想像しにくかったところはありますが、いやぁ、その苦労は分かります!ついこっちもトイレに行きたくなりましたよ~。

ここまで来てもまだ発展しない、ってのもまだるっこしいですが、先が楽しみです。

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化学探偵Mr.キュリー2&3 喜多喜久

昨日に続き、紹介致します。
「化学探偵Mr.キュリー」 喜多喜久



2巻>鉄をも溶かす“炎の魔法”、密室に現れる人魂、過酸化水素水を用いた爆破予告、青酸カリによる毒殺、そしてコンプライアンス違反を訴える大学での内部告発



3巻>体調不良を引き起こす呪いの藁人形、深夜の研究室に現れる不審なガスマスク男、食べた者が意識を失う魅惑の“毒”鍋。次々起こる事件

***********************************
「物理の探偵物語があるんだから、化学のがあっても良いじゃない」と言うだけあって、化学関係のトリックものです。

2巻では、いじめられっ子が炎の魔法が使えるようになりたい、ということから始まったり、青酸カリ≠アーモンドの匂い、やアレルギーの怖さ。
あ、「ラテックスアレルギー」ってのは何か他の小説で読んだことあったなぁ。
”毒鍋”はねぇ、結構怖い話だけど「あるな」って思った。

まぁ短編集なんで、さくっと読めちゃうんですよね。
事件の間には色々なお話、も挟まれてますが、まさかそういう系統の話になるとは、って感じ。

読んでない方には何のこっちゃ?って感じでしょうけど。

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化学探偵Mr.キュリー 喜多喜久

理学部化学科、沖野春彦准教授、通称Mr.キュリー。母方の祖父がフランス人で名字はキュリー。だがマリー・キュリーの血脈に属するわけじゃないし、彼女の夫のピエール・キュリーとも関係ない。名字がキュリーだった、というだけ。

化学探偵Mr.キュリー 喜多喜久

読了です。

構内に掘られた穴から見つかった化学式の暗号、教授の髪の毛が突然燃える人体発火、ホメオパシーでの画期的な癌治療、更にはクロロホルムを使った暴行など、大学で日々起こる不可思議な事件。

01埋蔵金の暗号 畑の土の菌の培養
02奇跡の治療法 抗癌剤研究
03人体発火の秘密  分子生物学 発毛メカニズム
04悩める恋人たち 血液分析
05冤罪の顛末 写真・指紋偽造 

***************************
はい、こちらも本屋平台に並んでいた作品。
「喜多喜久(きたよしひさ)」氏、初作家さんです。
以前、アンソロジーで一遍だけ読んだ事はありますが。

これは、あれだ、うん。「ガリレオ」変異版、ですね。
あちらは物理学ですが、こっちが化学。
私としては「全て理系」で片付けたいんですけどね~(;^^)。

著者さんへのインタビューでも、
Q1)この作品を執筆するきっかけは?
正直に打ち明けると、某「実に面白い」あの作品が念頭にありました(笑) 物理のミステリーがあるなら、化学も当然成り立つだろうと思いましたが、殺人事件をメインに据えたくなかったので、大学を舞台にした日常の謎ものにしました。

とあると言うことは、やはり、ねぇ~(^o^)。

主人公は大学職員の七瀬麻衣。こちらの相棒は女性です。
まぁあちらもドラマの影響か途中から女性が加入するんですけどね。
この社会人1年目の彼女と大学准教授の掛け合い漫才的お話です。

「ガリレオ」でも思ったけど、論理部分は全然分かんなぁ~い。
あれがこーなって、そうなるからこうなんだ、ってのは何となく分かるんですが、物質名とか実験器具とかピンとこないものいと多し。

それでも設定&話は面白いので、読めちゃいますね。
こちらもシリーズですので、順次紹介していきます。

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台風21号

皆さん台風はいかがでしたか?
我が家の方は昨日は一日中雨降ってました。

そういえば、我が家ではこういう雨の時、
「親の仇みたいに降ってるね」と言います。
これって我が家だけ??(^o^)。

昨日は仕事でした。
本格的に支度していったけど、それでも濡れた~。
雨の中20分も歩けばそりゃそうだよね・・・。

でも家の方がひどかった。
駅前の道は排水状況が悪くって、池になるんですよ。
私は車なんですが、歩行者の方は歩きにくそう。

しかし、布団干したぁ~い!
洗濯物はコインランドリー(乾燥)利用してますが、
お布団ばかりはどうにも。
全体的に湿っぽい感じがたまりませんね。

悪天候の月曜日って最悪ですが、今週も1週間、
頑張って行きましょう!!

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「頑張る」ってなぁに??

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十字架の王女 特殊捜査班カルテット 大沢在昌

もう2年以上前になるんですね~。
カルテット」という小説を紹介しました。
1巻が2010年12月刊行で、4巻目が2011年2月刊行。
で、5年以上?経ってようやく出た~!

十字架の王女 特殊捜査班カルテット 大沢在昌 

藤堂率いる国際的犯罪組織と、日本最大の暴力組織“本社”の銃撃戦に巻きこまれ、消息を絶った藤堂の娘・カスミ。
助からなかったのか、父の下で犯罪者として生きると決めたのか―捜査班はカスミを捜し出し、藤堂を捕えるため、抗争の鍵を握る男・村雲の行方を追う。
捜査のうちに行き着いたのは、ある極秘の議定書の存在だった。今までの潜入捜査と4人の過去が繋がる衝撃、感動の完結編

****************************
いやぁ、忘れてた、忘れてた(:^^)。
思わず、図書館で前作4巻を再度借りました。でも読んでて「ん、1~3も忘れてる、な」と思ったけど・・・まぁいっか(;^^)。

実はこちら単行本では4冊出ていて、↑は5作目となるはずだったのですが、
文庫版の際にまとめ、↑は3冊目、になります。
図書館で見つけて、「お~!」と少し読んでみたら「うん、知らない話だ」と思い借りてきました。

クチナワと言う男に誘われ、特殊捜査チームを組むカスミとタケルとホウ。クチナワの指示でカスミをブレインとして幾つかの事件に関わってきました。
前作4巻最後に撃たれ、救急搬送されたはずが、そのまま行方不明になったカスミを探す所から始まります。

それにタケルの両親&妹を殺した事件や、ホウの親友の死などに加え、藤堂の仕掛けに過去の遺物(議定書)が絡んでもうしっちゃかめっちゃか、です。
相変わらず描写はグロいです(;^^)。裏の世界の話だからしょうがないんでしょうが、「ひぇぇ~」と思いつつ頁を繰ったり、ちょっと強引かな?と思う展開だったりしましたが、まぁそういうもんだよなぁ。これが最善だよな、と納得して読了しました。

最近のラノベなら、この間にいくつもエピソード組み込んで簡単に10巻以上続いちゃいそうですが、これくらい読み応えのある文章だと1冊で疲労困憊。
本と向き合う時、落ち着いて・ワクワクして・ドキドキして、と色々な感情と一緒になるんですが、これは心して読まないと持っていかれるぞ、と良く分からない決意をして読んでましたわ。

最近ご無沙汰している大沢在昌氏。また何か手に取ってみようかしら?と思いました。あ~、「アルバイト探偵」また読みたいかも。こっちは5年も前の話だったわ。

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菜の花食堂のささやかな事件簿 碧野圭

「食べたものであなたの身体はできているのよ。ちゃんと食べないというのは、自分を大事にしないということよ。」

菜の花食堂のささやかな事件簿1&2 碧野圭 

自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。オーナーの靖子先生が優希たちに教えてくれるのは、美味しい料理のレシピだけじゃなく、ささやかな謎の答えと傷ついた体と心の癒し方…?

*****************************
「書店ガール」シリーズの作家「碧野圭」先生の作品です。

最近こういう本を結構読んでます。「食事」を題材にする、ってハズレがないからかも。
ランチのみ営業の「菜の花食堂」。料理教室も開いており、またこの料理教室が主婦には好評で、予約はすぐ満杯に。1つの食材を中心に数品の料理を教えてくれる。

オーナーの靖子先生と助手として手伝う優希はふとした縁で知り合いになり、優希は働く一方、料理教室のお手伝いをしている。そんな2人の日常の小さな謎解きが今日も始まる・・・。

おいしいものがたくさん出てきて読んでいると幸せな気分になります。
もう少し時間が欲しいなぁ、とも思いますけどね。
いかんせん、じっくり料理する時間がなくって。しかも自分じゃそうは食べられないし(;^^)。

謎解きは
Q.イケメンの彼が料理上手の恋人に突然別れを告げたのはなぜ?
Q.美味しいはずのケーキが捨てられた理由は?
Q.いつも駐車場に停まっている赤い自転車の持ち主は誰?
Q.野外マルシェでご飯抜きのドライカレーが大人気になったのはなぜ?
と、ほんの些細なことが多く、謎がとけると「あぁ、なるほどね」とは思うものの、あんまり記憶には残らないかなぁ(;^^)。

ただ軽く読めるので、気分転換にはオススメ。
って最近そういう本を読むのが増えてるなぁ。よっぽど煮詰まってるのかしら?私。

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幽落町おばけ駄菓子屋7~9(終) 碧月海里

さぁ、3日目です。う~ん、2冊ずつ紹介すれば良かったかしら??

幽落町おばけ駄菓子屋7~9(終) 碧月海里

7.夕涼みの蝉時雨 大掃除 付喪神 稲妻 松島 海座頭 水族館
8.星月夜の彼岸花 江ノ島 スナメリ 水戸藩下屋敷跡 桜餅 熊手 呪縛
9.春風吹く水無月堂 あらかわ遊園 靖国神社 鷽替行事 都電6087形 雨流 外堀川 華舞鬼町へ

*********************************

この本を面白い、と思ったのは、昔懐かしい妖怪が出て来るだけでなく、昔の東京も出てくるからなんですよね。

皆さん、知ってました?靖国神社に「観覧車」があったそうですよ。
そういう昔の思い出や出来事を辿って行く展開なので、結構楽しめたんですよね。
↑にあるように「都電6087形」とかも出てきたり(^o^)。
この都電は「呼びにくいので最後の名をとって”ハナさん”で良いですかね」と。
昔の女子学生のような姿形なのに機関車だけに超力持ちだったりね。

昔の事、ってどんどん忘れていきますよね。
自分の頃と今を比べてももう全然違うし。
自分の頃なら当たり前のように闇があり、狭間があり、怖いものを怖い、という事があったんですよね。
なんとなくそういうのを思い出させてくれるお話なのです。

さて、主人公彼方くんは「ちょっと地味、良くも悪くも普通」なもので、ライバルとか出てくる訳じゃない。だけど「都筑」というある男が出てきます。彼は医者なんですが、ちょっとずれている。怖い方に。
その謎も謎解きもシリーズ通して書かれているんですが、彼が結構彼方くんを気に入ってて。

その他に、以前幽落町の住人だった忍さん、とかヘビメタ風の海座頭、とか結構濃いキャラが出てきます。
ビジュアルはラノベ、ですので力入ってますよ、はい。

こちらのシリーズは9巻で一応しまってます。
でも、↑の最後にある「華舞鬼町へ」とあるように別のシリーズが始まっています。
そちらは今まだ借りられてないのですが、彼方くんとか幽落町の人々も出ているそうですので、楽しみです。

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幽落町おばけ駄菓子屋4~6 蒼月海里

昨日に続き、ラノベ文庫「幽落町おばけ駄菓子屋」シリーズです。

<4.たそがれの紙芝居屋さん>紙芝居 万世橋 隼人 狐の行列 善行
<5.春まちの花つぼみ> 浅草寺初詣 撫牛(なでうし) 節分 契約更新 
<6.晴天に舞う鯉のぼり> 都筑再び(病院・枕) 成田山 鯉のぼり 都筑&忍

*******************************

相変わらず、色々な悩みが出てきます。お化けも出てきます(;^^)。
一人暮らしをしている主人公彼方くんですが、「ちょっと地味、良くも悪くも普通」を地で行くせいか元々都内までお出かけとかしなかったんですね。
なので「年越しや初詣、夏の花火大会など色々行ってみたい」と。

こういうのって大学生じゃないとなかなかできないですよね。
お金がないのに時間がある学生時代。なんとか安く、と思いつつ色々遊んだものです。

あ、でこの彼方くん、銀座で「無理無理無理!」と腰砕けになったりしてます。
そこまで、千葉を落とさなくても・・・とつい思っちゃう千葉県人ですが、実は作者さんも千葉の方。
あれだよね、自分が悪く言うのは良いんだけど、他の誰かに悪く言われると「ちょっとぉ~」と思っちゃう、ワガママ(;^^)。

成田や「なごみの米屋」など、色々千葉名物が出てはくるのですが、下総の人間が何を言うか~!上総を知らないくせに!ってほとんどの人には分からないでしょうけど(;^^)。

さてこの幽落町。現世ではないので、あまり長くいると人間じゃなくなってしまう、という欠点があります。
彼方くんも騙された当初「1年だけ」の約束だったのですが、ある仕掛けでもう1年延長できることに。

なのでこのシリーズ、まだまだ続きます。

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幽落町おばけ駄菓子屋1~3 蒼月 海里

先週もシリーズものをweekで紹介してきましたが、
今週もやっちゃいます~。

東京都狭間区幽落町。浮世(この世)と常世(あの世)の境目にあり、東京の何処とでも通じている・・・。

幽落町おばけ駄菓子屋 蒼月 海里

読了です。

このたび晴れて大学生となり、独り暮らしを始めることになった僕―御城彼方が紹介された物件は、東京都狭間区幽落町の古いアパートだった。地図に載らないそこは、妖怪が跋扈し幽霊がさまよう不思議な町だ。ごく普通の人間がのんびり住んでいていい場所ではないのだが、大家さんでもある駄菓子屋“水無月堂”の店主・水脈さんに頼まれた僕は、死者の悩みを解決すべく立ち上がってしまい…

<1.>高尾山 豆富小僧 喫茶店 月一神事 仙台駄菓子
<2.>思い出めぐりの幻灯機 上野思い出の店 同級生 病院 肝臓 墓参り 迷い家
<3.>夏の夜空の夢花火 花火大会 西郷隆盛像 8月32日 かりん糖 三種の神器

************************************
こちらの「蒼月 海里」さんは他の本「幻想古書店で珈琲を」で知った作家さんです。
そちらの本の文体や展開はあまり好きではないんですが、つい読み続けてしまってます。(現在シリーズ4作刊行)。

こちらは、本屋さんのラノベコーナーの平台に並んでおり、ちょっと気になってました。でも薄いのに冊数はたくさんあり、「これを1冊として借りるのは勿体ないかなぁ」なんて(;^^)。

ちょうど色々読んでいたものが一区切りしたりした時期だったので、一気に借りてみました!

主人公御城彼方くん。千葉出身です。
千葉は印旛沼の近く(多分千葉ニュータウン;^^)から都内へお引っ越し。
引越し先は「有楽町」ならぬ「幽落町」。
ある人に騙されて、物件見ないで契約しちゃったの。

「狭間(はざま)」、現世とあの世の境目なので、現世で暮らせなくなった妖怪とかあの世へ行く幽霊などばかりがいるんですね。
たまに迷い込んでくる現世の人が紛れ込んでくるんですが、その悩みを解決する為に奔走する、と。

まぁありえない設定ではありますが、ちょっとあったら良いなぁ、とも思うんですよね。
豆富小僧が豆腐売ってたり、たぬきが八百屋の親父さんだったり。
そもそも「駄菓子屋“水無月堂”の店主・水脈さん」の正体も・・・

これらの体験を通して、彼方くんが成長していくさまも見られます。

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京都寺町三条のホームズ6.5&7 望月麻衣

さぁ、本日で最後!「人が死なないミステリー」京都寺町三条のホームズシリーズです。

贋作師と声なき依頼-京都寺町三条のホームズ(7)

高校3年生になり、大学受験も意識しだした葵。不器用ながらも、ゆっくりとお互いの距離を縮めていく葵と清貴の前に、清貴を敵対視する贋作師・円生が現れた。それからしばらくして、清貴は葵に別れを切り出す・・・

ミュシャとブレスレットウォッチのお土産、茶室、白磁の香合

ホームズと歩く京都-京都寺町三条のホームズ(6.5 )

公式読本が、ついに登場! これまでに出てきたスポットを清貴が案内する「ホームズと行く京都小旅行」、カラー写真で送るスポット紹介、イラスト付きキャラクター紹介&秘話、葵の誕生日パーティーの夜を描いた書き下ろし中編小説「バースデーの夜に」など

**********************************
2017年10月現在、8巻まで刊行されています。
が、私の住む市図書館では購入の気配がなく、未だ未収録。隣の市図書館に予約を入れてますが、今しばらくかかりそうです。

なので、とりあえずここまでのご紹介。
と言っても7巻目で第1部が終了し、8巻からは第2部スタート、って感じらしいのですが。

では「6.5巻」ってなんぞや?と思われると思いますが、いわゆる「京都ガイドブック」です。
1巻からずっと「××寺」とか「××通り」と言われてもピンとこなかった私。
葵ちゃんは下鴨神社近くに住んで、高校生だけあって自転車であちこち移動しておりますが、それが近いのか?遠いのかも??だし。

又、シリーズ内で色々なお店も紹介されています(例:吉田山荘、CACAO MARKET等)が、一体どこにあるの??って感じ。
作品内で紹介されたそういうあれこれ、が地図になっており「最初にこれ欲しかったなぁ」としみじみ。

説明文章の処は小説のおさらいにもなっているので、そこは若干イマイチ、ではありますが(;^^)、保存版として持っててもいいかなぁ、って思いました。

ところで7巻で、表紙絵にもあるように、葵ちゃん着物を着てます。
そこであるお茶会に誘われ、着物に慣れる為に学校が終わった後、家で着物を着続ける、って件があったんですね。
慣れる、の?? 着物なんてほとんど着ない自分なのでそこら辺は分からないのですが、そういうエピソードは興味深いですね。

2015年4月に刊行されそこからわずか2年半で約8作。
スピード刊行ですよね。ラノベってそういうもの?
別の本で、「ラノベってヒットすると10巻以上続くのが当たり前ですから」と言うのを読んだんですが、そっかぁ。そういうものなんだ。

私がこれまで読んだ本でシリーズものってそんなに続いてないから。
目からうろこ、ですね。

こちらは今後は刊行ペースに併せての紹介になりますので、次を紹介するのはもう少し先になりますが、興味がありましたらぜひチャレンジを。

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京都寺町三条のホームズ4~6 望月麻衣

「京都寺町三条のホームズ」week3日目ですっ!

ミステリアスなお茶会-京都寺町三条のホームズ(4)

 
バレンタインデーの夜に吉田山荘で行われる、人気作家・相笠くりすの『朗読会』に招待された。 そこで清貴は、3カ月前にくりすを殺そうとした犯人を当ててくれと、くりすの妹から依頼される。
その他に清貴の祖父が祖母に贈ったビスクドールの涙、斎藤家の後継者選びのための宝の謎を解く。京都案内は八坂神社、清水寺、吉田山荘、今宮神社。

シャーロキアンの宴と春の嵐-京都寺町三条のホームズ(5)

ようやく気付いた自分の気持ちを清貴へ伝えるかどうか逡巡する葵だが、 清貴や秋人と城崎温泉に行ったり、シャーロキアンの会に出たりと、春休みを満喫していた。 そんなある日、『蔵』に雑誌の取材と称して女性編集者が現れる。 その日の深夜、清貴の目の前で、円生が『志野の茶碗』を盗み出した。 そして翌朝、円生からの挑戦状が届く
その他サンガ応援のお話。観光案内は天橋立、西京極(京都サンガ)、二条城。

新緑のサスペンス-京都寺町三条のホームズ(6)
 
ついにお互いの気持ちを伝え、付き合いだした清貴と葵。 ある日、不器用ながら徐々に心を通わせる2人に、京都では名の通った鑑定士や収集家の家から 仏教関係の美術品が盗まれているという報せが入る。さらに、吉田山荘事件で知り合った探偵の小松が、 行方不明の娘を捜してほしいとやって来た。初長編。

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ラノベらしく、「恋バナ」もあります。まぁ想像つくと思いますが、葵はホームズが好き。でもこんなにカッコ良くて優しくて紳士な彼と自分はつりあわない、と諦めている処も。
一方ホームズも葵の事が好き。ところが「女子高校生とつきあうなんて犯罪だ」といじいじくよくよ考え込んでおり、読んでいるこっちとしてはじれったくてしょうがない!

そんな中、シリーズ1の強敵「円生」という贋作師との対決を通し、2人は互いの想いを確認し、つきあう事に。
作者サン曰く、本当は1巻で出てきた秋人という若者をライバルにする予定だったそうです。ところがこの秋人じゃ役不足だ、とあっさり判明。
そこで「円生」というキャラを出してきたそうです。

ちなみに4巻では、清貴祖父のパートナーの息子「利休」くんが追加。
小さい頃から清貴に育てられた為、清貴LOVEの少年に。
清貴が気にする葵ちゃんにあれこれいじわるしたり。

骨董品が多く出るのですが、城崎海岸では、「城崎にて」という志賀直哉の短編小説なども紹介されており、ちょっと興味惹かれます。
それと「シャーロキアンの会」。その名も通りシャーロック・ホームズ愛好家によるクラブがあり、その定期会で起きる謎を解いたりもしてます。

実際に京都他各地でシャーロキアンというのは活動されているそうですね。
私は結構好きなんだけど全作読んでないなぁ、と反省。でもここまでマニアックじゃなくても良いかな(;^^)。

最後の6巻はシリーズ初の長編作品です。やはり若干だれますね、途中。
せめて中編位でおさめて頂いた方が良かったのでは?と思ったりもして。
6巻の表紙絵は、ある代議士のパーティーに出席する為着飾った2人。
葵ちゃん、高校生だよなぁ、と思いつつ(;^^)。

ちなみに4巻表紙絵は吉田山荘にあるカフェ、5巻は分からん。6巻は高瀬川一之船入、だそうです。どれも知りませ~ん。

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京都寺町三条のホームズ2&3 望月麻衣

さて、昨日紹介した「京都を舞台にした人が死なないミステリー」の
京都寺町三条のホームズ を今日もご紹介。

真贋事件簿-京都寺町三条のホームズ(2)
 
ある日、一見の客が『蔵』を訪れ、清貴は骨董の茶碗の鑑定を頼まれる。それが贋作だとあっさり見抜いた清貴だったが、後日、清貴と葵の前に円生と名乗る若い僧侶が現れる。円生は、稀代の贋作師だった

浮世に秘めた想い-京都寺町三条のホームズ(3)

ある日、人気歌舞伎役者・市片喜助が『蔵』を訪れる。南座での『顔見世』が迫る中、"襲名を辞退しろ"という脅迫状が届いたという。翌日、清貴と葵が見ている舞台の上で、喜助は大怪我をする――京都のクリスマスとお正月

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埼玉の元彼とのゴタゴタをホームズのサポートで乗り切った1巻最後から骨董品店「蔵」でバイトしつつ、ホームズが気になる葵。
謎解きと京都案内がセットになったお話が続きます。

さて昨日の記事で紹介した「エブリスタ」と言う投稿サイト。
こちらでも「京都寺町三条のホームズ」を読むことが出来ます。
ただ、刊行された小説とは違う展開ですので、「一粒で二度おいしい」と思うか、違和感バリバリで拒否するか、は皆様のお好みで(^o^)。

このシリーズを読んでいたのは約3ヶ月前。シリーズ通した大筋の話は覚えているんですが、細かい事件の詳細はごっちゃになっており(;^^)、どれが何巻に収録されているか、など自信がない。

1冊に数話収録されており、紹介されているあらすじを読めば「あぁ」とすぐ思い出すんですが、それ以外にどんな作品があったっけ?という感じの体たらく、です。

更に、京都、って詳しくないんですよね。修学旅行が最後、か??
××寺、とか××通り、とか言われてもチンプンカンプン~。
「えぇ~い、地図!地図よこせ!」と思いながら読んでおりました。

こちらの作家さん、関東にお住まいだったのが、旦那様が京男子。京都へ引っ越され暮らす中でこの設定を思いついたそうです。
それと某TV番組。「鑑定団」に出てらした先生が大好きで、京都・骨董・ホームズね。
だからホームズの祖父、はその某先生そっくりです。

2巻ではその祖父とそのパートナーさんも登場。年齢差かなり、のカップルですが、まぁ大人のつきあい、って感じ。
2&3巻でも京都のあちこちが紹介されております。
南座、とか東福寺、銀閣寺、南禅寺、鈴虫寺、源光庵等々。
聖地巡礼じゃないけど、行ってみたくなります。

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京都寺町三条のホームズ1~ 望月麻衣

物語を手軽に読んだり書いたりできる「エブリスタ」という小説投稿サイトがあるそうです。
こちらはそのサイトに投稿され、2015年に双葉文庫の小説として刊行されたそうです。2017年9月時点でシリーズ累計60万部!の

「京都寺町三条のホームズ」 望月麻衣


読了です。

京都の寺町三条商店街に、ポツリとたたずむ骨董品店『蔵』。 女子高生の真城葵は、ひょんなことから、そこの店主の息子の家頭清貴と知り合い、アルバイトを始めることになる。 清貴は物腰や柔らかいが恐ろしく感が鋭く、『寺町のホームズ』と呼ばれていた。 葵は清貴とともに、様々な客から持ち込まれる奇妙な依頼を受けるが・・・

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さて、京都を舞台にしたこちら。シリーズ品でして、2017年9月現在、8巻まで刊行されております。
8巻は未だ予約中(いい加減買えよ、(;-o-)σォィォィ・・・)なんですが、いつになるのか??な状態なもので、先に読了時点までご紹介致します。

埼玉に住む葵。京都に住む祖父の死をきっかけに祖母と暮らす為、家族4人で引越し。ところが埼玉に置いてきた彼氏を親友に取られ、何とか埼玉行きの資金を調達しようと骨董好きだった祖父の遺品から2,3みつくろって、買い取りに持ち込むところから話は始まります。

冒頭の葵が持ち込んだ祖父の遺品の中には「白隠禅師(白隠慧鶴:はくいんえかく)」の描いた絵があり、これが逸品。更に店の中に飾ってあった「志野の茶碗」に目を止めた事で、清貴にバイトして旅費をためるようすすめられます。

当初、「人がしなないミステリー」(ん?どっかで聞いたな;^^)と銘打って始まったこのシリーズ。日常のちょっとした謎と骨董品を組み合わせたお話になっています。

亡くなった父の遺品の鑑定、京都は葵祭にまつわる謎、「百万遍知恩寺(ひゃくまんべん・ちおんじ)の『手作り市』での骨董、鞍馬山での遺言の謎・・・という感じ。

これが意外と(失礼)面白い!
本屋さんで平積みになっているのは知ってたんです。でもこの表紙絵だし(;^^)、何となく手が出なかったんですよね。
でも↑こうやって書くのも何度目?最近ラノベにも気後れしなくなってきたもんで、借りて読んでみたら、いやいや。

若干文体はこなれてないし、かき分けとかも「ん?」って思う事もあるんですが、面白いものってそういうのをすっ飛ばして読ませちゃうんですね。
これを読んで、京都行きたい!って思っちゃうんですから。
明日以降もこのシリーズの紹介です。

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文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦 朝霞カフカ

こちらは「外伝」となっております。

文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦
 

読了です。

綾辻行人は、殺人事件の真相を見抜くと犯人が必ず事故死する異能を持つことから“殺人探偵”と呼ばれている。
危険異能者を管理する異能特務課の新人エージェント・辻村深月は、綾辻の監視任務につくが、頭脳明晰で口が悪い綾辻に翻弄されてばかりだ。
そんなある日、綾辻と辻村は、奇怪な殺人事件にまつわる謎解きを政府から依頼される。だがそれは、綾辻の永遠の宿敵で、社会の敵でもある妖術師・京極夏彦との命懸けの闘いの始まりだった―。スタイリッシュかつスリリングなアクション&ミステリ!

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「絶対あなた達、遊んだでしょ?」と言いたくなる(;^^)外伝。
「坂口安吾」が出てはきますが、本筋のキャラは誰も出てません。
「綾辻行人」に「京極夏彦」「辻村深月」という現役作家さんがカッコ良く出てくる、って・・・なんかズルした感。

このシリーズは「文豪がイケメン化して能力バトルしたら絵になるんじゃないか」、で始まったもの。「異能」と呼ばれており、例えば本筋の方では、「太宰治:異能力名:人間失格・・あらゆる異能を無効にする」、とか「芥川龍之介:異能力名:羅生門・・・空間そのものなどあらゆるものを食う」とね(;^^)。

今作の「綾辻行人:異能力名:Another・・・事件の真相を見抜くと犯人が事故死する」と「京極夏彦:異能力名:憑物落とし・・・「憑き物」を与えることで対象者の精神を悪い方へ変容させる」の対決、という展開なのですが・・・。

う~ん、本筋から離れた完全な「外伝」だけに面白さは今ひとつだったかなぁ。
異能特務課の新人エージェント・辻村深月はどうも空回りしてるだけのように見えちゃったし。
まぁ頭が良すぎる人達って回転の速さが違いすぎちゃって、それについていけないだけ、ってのもあるけど。

次の小説を期待しようと思います。

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文豪ストレイドッグス 55Minutes 朝霞カフカ

今回は、本筋とほぼ同じ時期、作者サン曰く「漫画本編の10巻以降のどこか」の設定で書かれた作品です。

文豪ストレイドッグス 55Minutes

盗賊退治の依頼を受けて探偵社の一行が訪れたのは、横浜近海を“航海する島”、スタンダード島。しかしそこでは今まさにテロリストの手により未曾有の異能兵器が起動しようとしていた。
敵を追う敦の前にH.G.ウェルズという異能者が現れる。彼女は敵か味方か、迷う敦にタイムリミットは迫り…。そして真相へ辿り着く太宰に、黒幕の凶刃が迫る―!!大ヒットコミックスの原作者による小説版、待望の第4弾!

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この作品の舞台は横浜、になっております。
漫画の方だと横浜みなとみらい、の景色が描かれておりキレイだなぁ、と思ってます。
神戸のポートアイランド辺りと似た感じ。

時代はね~、微妙な感じ(;^^)。
と言うのも漫画も小説もそうなんですが、「自殺嗜癖(じさつマニア)」「斃死(へきし)」・・・たおれ死ぬこと、「鬼魅の悪い(きみのわるい)」、「真逆(まさか)」「編上衣(セーター)」「毒瓦斯(どくがす)」「迂回拠点(ハブ)に指示式(プログラム)」・・・

まぁ、小難しい漢字にルビが並んでおります。
文章を読むのが苦手な人は小説の方には手を出さないかも?と思ったりしましたが、漫画も同様なので・・・。
変にムキになって読んでしまいます。

今作では、海外組も参加。オーソン・ウェルズとかジュール・ヴェルヌ、など。
知ってるけど、本読んだことあったかしら??。

後漫画の方ではもっとたくさん参加しておりまして・・・。
「フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド」に「ルーシー・モード・モンゴメリ」、「ジョン・スタインベック」に「ハワード・フィリップス・ラヴクラフト」、「ナサニエル・ホーソーン」や「マーガレット・ミッチェル」、「マーク・トウェイン」に「ハーマン・メルヴィル」。
更に「エドガー・アラン・ポオ」まで。
う~ん、読んでない本ってたくさんあるもんだ、としみじみしましたね。

名前は聞いたことあるけど、しっかり読んだかどうか??ってものも多く・・・。
↑の作家さんらの代表作、わかりますか?

今作は作品中に不思議な仕掛けがあり、展開がややこしい。
その昔観た映画「バンテージ・ポイント」を思い出しちゃいました。
 ※この映画の題名を思い出せなくて時間かかったぁ。

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文豪ストレイドッグス 探偵社設立秘話 朝霞カフカ

今週はこのシリーズ祭り、ですな(;^^)。

文豪ストレイドッグス 探偵社設立秘話 朝霞カフカ



今から十余年前、横浜で用心棒として名を馳せる銀髪の一匹狼がいた。その名は福沢諭吉。彼は妙な成り行きから、傍若無人で破壊的に人の話を聞かないが、超天才的な推理力を持つ少年・江戸川乱歩の面倒を見るはめに。
警護のため福沢たちは殺人予告のあった劇場へ赴くが、殺人は劇の舞台上で、見えない何者かの手によって引き起こされて…!?武装探偵社始まりの物語と、中島敦入社前夜の探偵社の様子を描く、豪華2本立て!!

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この探偵事務所、たくさんの文豪(;^^)が働いています。
社長は福沢諭吉。太宰治に国木田独歩、宮沢賢治に与謝野晶子、江戸川乱歩に谷崎潤一郎で中島敦、泉鏡花、と。
名前だけは知ってるぜぃ、って感じですよね。

ちなみに昨日のマフィアの方は、ボスが森鴎外で幹部に尾崎紅葉に中原中也。芥川龍之介に梶井基次郎。他にも「広津柳浪」や「立原道造」ってのがいますが、この2名は存じ上げませんでした(゜∇^*) テヘ♪。

こちらは”本筋”の舞台となる「探偵事務所」がどうして設立されたのか?がメインのお話です。
十余年前の出来事、って事で、江戸川乱歩氏なんか14歳の少年で出てきます(福沢諭吉は32歳で)。本筋では乱歩氏が26歳になってますのでねぇ。
ちなみに太宰氏は事務所に入って2年半程の22歳(本筋のキャラさんは大体10代後半から20代)。

14歳と32歳がどう出会って、どうしていったのか?読んでて疲れました~。
頭が良すぎる人って説明しないよね。なんでだろ?と思うことありましたが、これ読んでなんか納得。乱歩曰く「僕ごときが気づくんだから、大人は皆知ってるものだと思ってた」。
こういう人を書くのも大変だなぁ、作者サン、ご苦労様、って感じ。

本筋ではこの探偵事務所の設立について、とかもう1編入ってる「入社試験前夜」なんかははっきり書かれていないのでこれを読まなくても問題はないのかな。漫画から入った人は「文章読みたくない」って人もいるだろうし。

ただ私の場合、アニメも途中から、漫画より小説から、と全て横道から入ってる(;^^)だけに、結構楽しめました。おかげでキャラへの印象が漫画から入った人とは全然違うんでしょうけどね。

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文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 朝霞カフカ

昨日に引き続き、こちらです。

文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 朝霞カフカ


異能を使い暗躍する兇悪な地下組織、ポートマフィア。その幹部・太宰治と下級構成員の織田作、情報員の坂口安吾は立場の違いを超えた仲だった。
だがある日、安吾が突如失踪。首領・森鴎外から捜索を命じられた織田作は、太宰と協力して調査を開始するが、安吾のスパイ疑惑が浮上する。さらにミミックなる犯罪組織が攻撃を仕掛けてきて…!?
太宰がマフィアと訣別した理由が遂に明らかに!熱き男たちの異能対決第2弾!!

************************************
「文豪がイケメン化して能力バトルしたら絵になるんじゃないか」と、編集と盛り上がったから始まったこのワールド。
ホント、バカだよなぁ、とついニヤッとしてしまいました。

今作もコミックの本筋より過去の話。
昨日の「入社試験」より更に前の話になります。
太宰治、ってのは、元々マフィアの構成員だったんです。そこから歴代最年少幹部に上り詰め、マフィアを辞めて探偵社に入社する。でしばらく経ったところから本筋が始まるという流れです。

この作品はTVアニメのシーズン2の1,2話で放映されてました。
これを最初に観ちゃったから、「太宰治=主人公」って図式が私の頭の中に刷り込まれた訳です(;^^)。

登場人物の「織田作之助」と「坂口安吾」。
はい、いずれも読んだことはありません。「おださく」はカバー本ありました。

「天衣無縫」


●織田 作之助:1913年、大阪市生まれ。38年に処女作『雨』を発表。新聞社に勤務するが、翌年発表した『俗臭』が芥川候補、さらに『夫婦善哉』が改造車の文藝推薦作品になったのを機に本格的作家生活に入る。新戯作派(無頼派)の一人として活躍した。48年没。

坂口安吾はコミックスの方では敵役だからね~カバー本なかった。
まぁここら辺の作品は「青空文庫」で読めますので、興味がありましたらぜひ。
このシリーズを読む前から「太宰治」の作品は「青空文庫」で携帯し読んではいたんですが、このカバーの顔とか想像して読むとなんか印象変わるんですよね。

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文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験 朝霞カフカ

会社の友人のおかげで(せいで?)、アニメを見ることがあります。
ってか、「新クールのアニメ」の中で気になったのを見る位ですが。
(友人はスマホでひたすら、かたっぱしから、観てますがね)

こちらは、2013年~漫画連載開始、アニメ放映は2016年4月~。
もともと本屋で見かけてはいたんです。こんなの。



なんじゃこりゃ?と思ってたら、コミックスとコラボだったのね、へぇ~、と記憶には残ってました。
こちらはコミックス。2017年8月現在13巻まで刊行中。


で、観ましたよ、アニメ。しかもシーズン2から・・・_| ̄|○。
2016年4月~の放映は知らなかったのよね、BS放送だったし。
2016年10月~のシーズン2から観てました、はい。

で、訳が分からないけど結構面白いぞ。そりゃそりゃ、と
が、図書館には漫画ってあまりないんですよね。そこまでうちの市は予算潤沢じゃないし。ただ小説は置いてあったので借りて読んでみました。

文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験 朝霞カフカ

カタブツで理想主義者の国木田独歩は、軍や警察に頼れないような危険な依頼を専門とする“武装探偵社”の一員。そんな彼は、うさんくさい新入りの自殺マニア・太宰治とコンビを組むはめに。
二人は奇っ怪な幽霊屋敷事件を捜査するうちに、多数の行方不明者の存在に突きあたる。しかも、探偵社と敵対するマフィア・芥川龍之介からの襲撃をうけてしまい…!?
腐れ縁はここから始まった!闇が蠢く横浜で、“異能力”対決、開幕!!原作者自らが小説化!!コミックス前日譚がオリジナルストーリーに!!

アニメもコミックスも更に遡る、オリジナルだった・・・(;^^)。
そういえばアニメもシーズン2から観たので、私の中で構築されたイメージとコミックスの差がすごい違和感でしたっけ。
↑の2つの条件だと、「太宰治が主人公」と思い込みますわ、はい。

コミックスを読んで、知りました。主人公ではあるんだけど・・・、うん何か違うわね。

「大作家を愚弄している!」と賛否両論あるようですが、こういうのをきっかけに手を出そうとする読者もきっといる訳で、発想の転換って考えると面白い試みだよな、と私は賛成派かなぁ。

なにせ角川さんが陣頭指揮して仕掛けてる訳だしさ(^o^)。

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