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パン屋のパンセ 杉崎恒夫

”さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない”

パン屋のパンセ 杉崎恒夫

東京天文台(旧国立天文台)に勤めながら、90歳で逝去するまで、日々の営みを、この世界を、祈りにも似た優しいまなざしで見つめ、詩情あふれる数々の短歌を詠んだ歌人、杉崎 恒夫の遺作となる歌集。

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こちらは昨日の「古書カフェすみれ屋」で紹介されていた本。
「歌集」って読んだことなかったです(^o^)。
どうしても五七五(七七)みたいな語感の方が馴染みがあって。

こういうのは声に出して読んでみるとじんわりくるものがありますね。
すみれさんは、料理人なので、そういうものに惹かれたようですが、
私は視点の面白さに惹かれましたね~。

例えば、
  「愛」を強制終了します。データはすべて失われます。

フラれるとそう思うよね。
いきなり「バチン」と電源が落ちたみたいになって、連絡も来なくなる。
あ、でもフラれた方は訳が分からず、データだけ残るよね(;^^)。
どっちの言い分なんだろ?と思ったりもした(^o^)。

こういうPC関係の歌があったり、パンなど食料の歌があったり、
本当に日常の中から題材をみつけ、歌う、って感じ。
すごく身近なだけに、「あぁ、私は毎日何を見てるんだろ?」って反省してしまいましたわ。

皆さんもお気に入りの1首をみつけてみませんか?

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Comments

90歳まで生きておられたのですね。

Posted by: オサムシ | August 31, 2017 at 06:42 AM

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