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本を守ろうとする猫の話 夏川草介

「お前は、ただの物知りになりたいのか?」

本を守ろうとする猫の話 夏川草介

読了です。

夏木林太郎は、一介の高校生である。夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。生活が一変したのは、祖父が突然亡くなってからだ。面識のなかった伯母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだという。

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「神様のカルテ」の作者 夏川草介氏の新作です。
本でしょ、猫でしょ、こりゃ読むしか無いでしょ!と。
でも借りたのは刊行から結構経ってからですけどね。

祖父が営んでいた書店にやってきたのは猫。
本を傷つけ滅ぼそうとする者から「助けて欲しい」と言う。

本をたくさん読む、読む量を誇るだけの彼からの本の救出を。
本を要約する、簡単にたくさん読めるようにする彼からの救出を。
本を出版する、大量に発行し、売れる本を売る彼からの救出を。
人に絶望した、人からの救出を・・・。

最初はいやぁ面白い、と、どんどん読んでいきました。
先が先が気になって、という感じで。
最初の3件までは、今と重なってすっごく興味深かったです。

多読&速読が流行り、「あらすじで読む名作」なんてのが流行ったり、
ラノベから何から増加傾向をたどる出版数。
賛否は分からないですが、色々な考えがあるのも事実です。

更に最後のラスボスとの戦い(;^^)。
確かに数千年もの間、売れ続けている本というのはその存在だけで強大なものがあり、影響力があります。
でも、ねぇ。う~ん、ココらへんでちょっと文章が読み解けなくなっちゃった(;^^)。

面白かったんですけどね。
ちょっと着地点が自分の思っていたのと違ったかなぁ。

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Comments

神様のカルテも結局読んでないです。

Posted by: オサムシ | July 04, 2017 at 06:32 AM

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