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21 posts from July 2017

お茶と探偵シリーズ01 ローラ・チャイルズ

さて、今週もシリーズ本の紹介です。

サウスカロライナ、チャールストン。
お茶と探偵シリーズ ローラ・チャイルズ



読了です。

<1ダージリンは死を招く>
こだわりのティー・ショップを営むセオドシアは36歳。アメリカ屈指の茶葉鑑定人と、一流の菓子職人の3人で切り盛りする店は、いつも常連客でいっぱい。毎年恒例の出張ティーサロンは今年も大盛況……のはずが、カップを持ったまま死んでいる男が発見されたから、さあ大変。容疑をかけられた大切な友人の無実を証明するため、セオドシアが素人探偵となって殺人事件に挑む

<2グリーンティーは裏切らない>
チャールストンの夏の恒例行事といえば、ヨットレース。ゴール地点で開かれる「浜辺のお茶会」では、セオドシアも新作のミント・グリーンティーを振舞うのに大忙し。さあいよいよ、ゴールの号砲が撃ち鳴らされ——と同時に、銃が暴発!号砲係の資産家は即死。警察は事故と判断したが、セオドシアの謎解きの虫はむずむずと頭をもたげ……!?

<3アールグレイと消えた首飾り>
その時、凄まじい轟音が婚約披露の会場にこだました。天井が崩れ落ち、華やかな場は一転。悲鳴に包まれた。そして気がつけば、この夜のため に飾られたマリー・アントワネットゆかりの婚約指輪も忽然と姿を消してい た......。だが事件はこれだけでは終わらない。街で開かれた名宝展でも、高価 な首飾りが盗まれたのだ。この街に怪盗が!? 

***********************************
近所の図書館にずら~っと並んでいたもんで、つい手に取っちゃった。
ティーショップ(紅茶専門店)を舞台に主人公セオドシアの周囲で起きる事件解決シリーズです。

かなり、お気楽です(;^^)。
事件はありえないような状態で起きるし、セオドシアはかなりいい加減に調査をしていきます。闇雲にあちこちかぎまわって、誰彼構わず聞き込みをして・・・。
で、何か分からないけど地雷を踏んで、犯人に付け狙われる、ってね。

ただまぁ、出て来るお茶のうんちくとショップで出て来るランチやスイーツはかなりおいしそうだし、広告会社で働いていたセオドシアがスモールビジネスの世界に飛び込んで頑張っている姿は「たくましいなぁ」と尊敬します。

明日からもこちらを順次紹介していきます。

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アニメ バチカン奇跡調査官

長々と続きました「バチカン奇跡調査官」シリーズ。
本の方は読書中ですが、今日はアニメの方を。

しっかし、最近のアニメ、ってすごいね~。
自分が小さい頃は「子供向け」しかなかったのが、今や「大人向け」「女性向け」「男性向け」とジャンル(?;^^)も様々・・・。

友人の中には、某サイトの月額会員になり、片っ端からアニメを観ていてTVドラマなんかほとんど観なくなったのもいます(;^^)。

私は読んだ本が映像化されればチェックする、それもドラマ・アニメに関わらず、って位ですかね。大体1シーズンで2,3作が映像化されてます。
で、こちらは2話まで観てみました。

Batikan

う~ん、微妙(;^^)。
話は結構込み入っているし、長編。1冊読むのに結構かかるんですよね。それをアニメ化、しかも1話30分、って・・・と思ってたらやっぱり。
1冊分を4話かけて放映するそうな。

若干ロベルトの喋り方が荒っぽい(神父っぽくない)とか、平賀が頼りなさげすぎる、とか、部分部分で大げさだ、とか(;^^)、色々ツッコミどころはありますが、本同様一度手を付けると諦められないので、続けていこうと思います。

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バチカン奇跡調査官シリーズ11~13 藤木稟

はい、3日目です。2017年7月現在読了は13巻までです。

11巻 独房の探偵 
平賀とロベルトがあやしげなレシピの再現に奮闘する「魔女のスープ」、平賀の弟・良太の意外な人物との縁を描く「シンフォニア」など、計4編を収録

12巻 悪魔達の宴 
悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。街全体が混乱する中、平賀は調査のためと言って姿を消す

13巻 ソロモンの末裔 
エチオピアから奇跡調査の依頼が入る。 はるか昔、ソロモン王とシェバの女王の子が持ち帰ったという『契約の箱』。その上空に、巨大な炎の剣と天使の姿が浮かび上がったという

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さて、こちらのシリーズ。2016年4月頃から読んでおります。
合間合間に他の本を読んで1年以上かかってますな。
なのにいまだ終わらない(;^^)。未だ刊行されてます。

図書館ってシリーズが進むと徐々に蔵書冊数が減るんですよね。
最初の頃は単行本に文庫本などで数冊あったけど、徐々に減っていき14巻は1冊だけ。なもんで、3ヶ月経ってもまだ借りられません。

結構読むのも時間がかかるので皆さん目一杯2週間借りているんですよね。

今回は短編集1冊に長編2冊。長編ではドイツとエチオピアに行ってます。
なんかあちこち行けていいなぁ、と思ったりもして(^o^)。
でも、結構ハードな目にあってますよ、彼ら。

終わりよければ全て良し、が信条のシリーズなので心配はしてないのですが、いやむしろ残りページが気になる、って感じ(^o^)。
かなり五里霧中の状態が続くんですよね。落ちどころが分からない、みたいな。
作品によってはぶった切って終わり、ってのもあったりするので、読み続けるのもしんどくなりがちですが、ゆっくりと読んでいこうと思っています。

1年以上経過してさすがに「一度紹介しておこっと」ということで、今回3回に渡ってお送りしました。本を読む時間は・・・と言う方はアニメからどうぞ(;^^)

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バチカン奇跡調査官シリーズ6~10 藤木稟

昨日に引き続いて、「バチカン奇跡調査官」です。



06巻 ラプラスの悪魔 
大統領選に出馬する若き議員が、謎の死をとげた。依頼を受けた平賀とロベルトはFBIのビル・サスキンス捜査官と共に、政財界の要人のみが参加できる秘密の降霊会に潜入し・・・

07巻 天使と悪魔のゲーム 
知能指数測定不能の少年と平賀の出会い(表題)、ロベルトの孤独な少年時代と平賀との出会いをえがいた「日だまりのある所」、ジュリアの秘密が明らかになる「ファンダンゴ」など計4編を収録

08巻 終末の聖母 
メキシコのグアダルーペ寺院に、枢機卿の代理として派遣された平賀とロベルト。式典の挨拶だけのはずが、突然宙に浮いた十字架が目の前に現れた。奇跡を目の当たりにした彼らは、調査を開始・・・。

09巻 月を呑む氷狼 
ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。神話に伝わる氷狼の仕業か・・・。

10巻 原罪無き使徒達 
熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、空に巨大な十字架が浮かび上がった。平賀とロベルトは奇跡調査を開始

**********************************
アメリカはFBIのビルにバチカンサポートチームのローレンという天才児、宿敵となるジュリアなど色々周りを固めております。
んでもって、アメリカだのメキシコだの、ノルウェーだの、とあちこち出歩いており、
10巻ではとうとう、日本上陸~(^o^)。

キリシタンの話は先日観た映画「沈黙」で詳細を知る機会に恵まれました。
こちらの本を先に読んでいたので、映画でも戸惑わずに済みましたし、
別の側面を知ることができたので良かったです。

このシリーズを読んでいて「あ、なんか似てる?」と思ったのが「松岡圭祐の水鏡推理」シリーズ。奇跡を演出してけむにまくつもりが論破される、ってトコ。
水鏡はどちらかと言うと主人公一人が四苦八苦してますが、こっちはバディで四苦八苦。
そっちの方がなんか面白いかな。

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バチカン奇跡調査官シリーズ1~5 藤木稟

この夏、TVアニメがスタートした、と言うことで、
読了してないけど、とりあえず紹介していきます。

バチカン奇跡調査官シリーズ 藤木稟 1~5

読了です。

天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』―世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官。

1.黒の学院
修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し―。
2.サタンの裁き
2人が新たに挑むのは、腐敗しない死体の謎!天使の奇跡か、悪魔の罠か…。
3.闇の黄金 
イタリアの小村の教会から申告された『奇跡』の調査。教会に角笛が鳴り響き虹色の光に包まれる不可思議な『奇跡』
4.千年王国の調べ 
バルカン半島のルノア共和国から調査依頼。聖人の生まれ変わりと噂される若き司祭・アントニウスが、多くの重病人を奇跡の力で治癒したうえ、みずからも死亡した3日後、蘇ったという 
5.血と薔薇と十字架 
英国に奇跡調査に。帰り道で自動車事故にあい、しばらく田舎町に滞在することに。だが、公爵家の領地であるその町には古くから、吸血鬼が徘徊しているという噂が・・・。

******************************
シリーズ物で現在13巻(だったかな?)出てます。
今までなら一日で紹介しちゃってたんですが、最近こういうシリーズ物ばかり読んでおり、一挙紹介しちゃうと大変なもんで(;^^)。

タイトル通り「バチカン」の神父さんが主役です。
日本人の平賀とイタリア人のロベルト、がコンビになってバチカンに持ち込まれる「奇跡」を調査し認定する、という形式です。
この2人が「奇跡」を超自然的なものか、科学で証明できるものか現実的に調査し、謎を解こうとします。

平賀は医学博士であり理数系研究者、ロベルトは古文書解読等の文系研究者。
平賀は一度夢中になると寝食忘れる人、ロベルトは食事を愛する人。
平賀は天然ボケ度高し、ロベルトは面倒見良し、
うん、結構正反対ですね。その対比差がなかなかおもしろいです。

神父様にバチカン、科学者に暗号解読と来るので、かなり難しい説明もあり、読み解くのが結構大変(;^^)。時間はかかりますね。でもまぁ2人の掛け合い漫才を楽しむだけで読んでいるような処も無きにしもあらず。

じっくり&ゆっくり読める時にどうぞ。

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負けるな、夏!

毎日暑い日が続いておりますが皆さんお元気ですか?
まだ7月じゃん?8月は上旬は平年並み(=暑い)、下旬は暑い、って・・・。
それこれから延々と暑い、って事でしょ?
すでにイヤ~な&憂鬱な気分になっております。

どうにかしてしのいで、耐え抜こう、と思ってますが、
毎日麦茶、って飽きてくる~。
(あ、水筒に麦茶入れて持参してます)
(あ、会社に自家梅干し持参してます)

で、色々買い込んでみました。

「ソルティライチ」は希釈用のやつ。
「塩とライチ」は粉末のやつ。
「水出しデカフェ紅茶」はティーバッグ

カロリーとかも気にはなりますが、どうせ食欲がある訳じゃなし。
多少こっちで摂取しても良いでしょう、と。

今年の丑の日はきっとうなぎが売れますよ~(^o^)。
精のつくもの、という事で私も食べたいもん。
あ、でもステーキでも良いなぁ。

皆さん、頑張って夏を乗り切りましょうね。

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ネタ間に合わずネコ

う~ん、時間の使い方が下手になってるぞ。
気づくと時間が過ぎてるぞ。

で、ネタ間に合わず・・・・ネコ

思いっきりカメラ目線のメイです。
Dfgiek_uwae5dcd

はるちゃんはカメラはあまり好きでない。
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ってか、近寄りすぎてボケるのね(;^^)。こんな風に
S_6417094223632

生まれて5ヶ月、我が家に来てもうすぐ3ヶ月になります。
元気さも2倍、食欲も2倍、って事は・・・出るのも2倍(;^^)。
トイレ掃除が結構忙しいぞぉ。

あ、そっか。こいつらもネタが間に合わない原因だ。
ついつい遊んじゃうんですよね~。うん世の中平和だ。

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ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵

ロシア風ツップクーヘン、セラドゥーラ、マンタロー、アルムドゥドラー・・・旅をしたようなひとときをあなたに。

ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵

読了です。

氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。
海外の珍しいメニューを提供するカフェ・ルーズ。旅を感じられる素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うようになる。
会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密――不思議なことに世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。

******************************
近藤史恵さんも好きな作家さんの一人です。
気づくと結構色々読んでました。
いい感じの硬さと話の展開が好ましい。

皆さん行きつけのお店、ってありますか?
私は「行きつけの店」を見つけたいタイプなので、羨ましい。こんなお店が近所にあるなんて・・・。

かつての同僚・葛井さんがオーナーのこのお店は居心地が良さそうです。
世界各国の色々んな料理が味わえるし。
冒頭の単語は全てこの「カフェ・ルーズ」でメニューに載せている料理です。
作中に()で説明されているのでイメージ何となく分かりますが、そうじゃなかったら・・・

ちなみに
ロシア風ツップクーヘン:独料理/チーズ・チョコケーキを一緒に焼き上げたケーキ
セラドゥーラ:葡萄牙料理/泡立濃厚クリームと細砕ビスケット菓子
マンタロー:仏料理/ミント味のシロップの水割り
アルムドゥドラー:オーストリア料理/アルプス薬草炭酸飲料水
となっております。

お話も面白かったです。男前な主人公瑛子とオーナー葛井さんの関わりとか、瑛子が持ってくる謎や、お店のお客さんの謎などを葛井さんが解決していくのはライトミステリの趣。

おいしい料理やワインを飲みながら読みたい本です。

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アンマーとぼくら 有川 浩

アンマーとぼくら 有川 浩
 

読了です。

休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため「おかあさん」と3日間島内を観光する。一人目の「お母さん」はリョウが子どもの頃に亡くなり、再婚した父も逝ってしまった。観光を続けるうち、リョウは何かがおかしいことに気がつく。かりゆし58の名曲「アンマ―」に着想を得た、書き下ろし感動長編。

*****************************
「かりゆし58さんの作品から」とは思わなかったなぁ。
聞かないし(;^^)。
私の最近のお気に入りは「竹原ピストル」さんです(^o^)。
TV東京のドラマのエンディングで流れていて、なんかグッと来た。
その後、TVの特集を見てお気に入りに。

さて、こちらは「子供のようなお父さん」を持ってしまったリョウのお話。
北海道出身の彼は母の死後、カメラマンの父の行動に振り回され続け沖縄へ引っ越す事に。
そこで再婚した「おかあさん」と出会う。

まぁ、この父親がね、歳取った今なら何となく気持ちが分かるんですが、小さい頃は理解できなかっただろうなぁ。
大人や親と言うものは完璧な人なんだ、と思ってましたし、自分もその歳になったら自然になってるもんだ、と思ってましたし(;^^)。
「そうじゃない」って思うようになったのは、自分が大人になってからですし。

舞台になった沖縄、行ったことないんですよね(;^^)。
もっぱら題材になった本を読む位。
これを読んだら行きたくなりました。で本を片手にルートを辿るような旅をしたい。

なんかね~不思議なお話でした。
「おかしい」事に気づくリョウなんですが、それはパラレルワールドのようで微妙に記憶を逆なでして・・。
ただクライマックスではそれほど泣けなかったなぁ。
いいお話ではあったんですが。

うん、自分の心が今こっちの方向に向いてないんだな。

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乱談のセレンディピティ 外山 滋比古

乱談のセレンディピティ 外山 滋比古

読了です。

「話すより、読むほうが高級であり、書くのはもっとも高度の知的活動であるように考えるのは近代の迷信である」
話すことは、読むことより容易であるように考えるのも、教育のつくり上げた迷信である。何でも話せるわけではないが、文章にするよりはるかに多くの深いことを伝えることができる。もちろん、愚にもつかぬ〝おしゃべり〟が多いけれども、本当の心は、文字ではなく、声のことばにあらわれる、ということを理解するのは、いわゆる教養以上の知性を必要とする。

***********************************************
そもそもね、「乱読のセレンディピティ」を読もうと思ってたの。
が、図書館で幾ら「乱読」と入れて検索してもこれしか出てこなくって・・・。
その後、「乱読のセレンディピティ」と入れたらちゃんと出てくるの。
どうなの?その検索システム(;^^)。

基本、フィクションものが好きです。小説、と言われるものですね。
虚構大歓迎、夢の世界大好き、ってね。
ただそれだけでは片方の脳みそばっかり養われちゃうので、バランス良くなるようノンフィクションも読むようにしています。
でもやっぱり「仕事の延長」のような気が強くしちゃうんですよね。

こちらはいわば「三人寄れば文殊の知恵」について。
「乱談」というものがどれだけ効果的なのか、について書かれています。

たださ、女性ってこれ無意識にやってるのよね。
愚にもつかないおしゃべりから多種多様の情報を吸収し、整理整頓し、頭の引き出しに入れておく。
それをふとしたところで引っ張り出して流用&転用当たり前、ってね。

と、ここまでの件りは「キレる女懲りない男」って本で知りました。
ついこの間、会社の朝礼スピーチ当番時に紹介したんですよね。
結構好感触だったんですが、そこでも似たような事を書いてたっけ。

ある事柄について色々な方向から語ってる、って気が強くしたこちらの本でした。

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3連休明け。

皆様、3連休はいかがお過ごしでしたか?
暑かったですね~。九州の災害も心配ですし、名古屋他各地の集中豪雨も半端じゃない。
なのに、千葉は暑いだけ。昨日ようやく朝方雨が降っただけです。

我が家の新参者、猫2匹は暑さに負けず元気です(^o^)。
さすがに日中は冷房を入れたりしているようですが、老体に若者の元気は沁みますね~(;^^)。

私は仕事だったので、何する訳じゃなく、暑さをしのぐだけで精一杯でした。
通勤のお供にポケモン、位かな。
いやいや、体力落ちてるなぁ、と実感。
ちょうど入院&手術から1年。相変わらず体調管理に四苦八苦しております。

退院後、試行錯誤した結果「数回に分けて少量摂取」が一番体が吸収しやすいとわかりました。
一度に大量に摂取しちゃうと、消化しきれずに全部出ちゃう(;^^)。
半年位でようやく外食先で1人前食べられるようになったんだけど、量の多いものとかはいまだに無理です。

仕事先にはお弁当を持参してますが、大体のメニューは
「トマト小1個」「野菜物」「鶏肉数切れ」「ご飯半茶碗」 です。
それと、「ご飯半茶碗」をおにぎりにして持参。これはおやつ(^o^)。
後は「小腹空いた」用にナッツ類を常備しています。

この暑さがいつまで続くのか?一向に天気予報では教えてくれないのですが、早く安定してほしいですよね。
皆様も体調崩さず、お体ご自愛下さいね。

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『22年目の告白-私が殺人犯です』

すべての国民が、 この男に狂わされる。
『22年目の告白-私が殺人犯です』

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メディア 映画 上映時間 117分 製作国 日本
公開情報 劇場公開(ワーナー)  初公開年月 2017/06/10

1995年。東京で5人の命が奪われる連続殺人事件が発生、担当刑事・牧村の必死の捜査もむなしく、ついに事件は時効を迎えてしまう。
時効成立から8年、突然、曾根崎雅人という男が自分が殺人犯だと名乗り出て、告白本の出版を大々的に発表する。
メディアは曾根崎の大胆不敵な一挙手一投足を追い続け、瞬く間に本はベストセラーとなり、日本中に賛否渦巻くセンセーションを巻き起こす。
遺族がそんな曾根崎に対して憎悪を剥き出しにする中、事件を追い続けてきたジャーナリストの仙堂が曾根崎を自身の番組に出演させるのだったが…。

***********************************
映像で見ると随分違いますね。
やっぱり小説と視点が違うからかな?
はい、小説は編集者女性の視点からでした。映画はどちらかというと刑事の視点からって感じですね。
俳優さんのせいもあるんだろうけど。

でも映画だけ観た人は分かりづらかったのでは?と思いました。
展開が速くて感情がついていけなかったわ。私は小説の方が楽しめたかな。
じっくり読んで感情が分かる、展開が分かったので助かるし。

私の友人も「ちょっと年齢が苦しすぎない??」とか、「美しい青年って何か違う気が」とか、色々突っ込んでましたけどね。
殺人を犯した時が1995年。そこで20歳ならばここで40代って事でしょ??
5人も殺した犯人が10代ってのも苦しいかな、と。

それをいうと刑事・牧村もそうなんですよね。ってか牧村は新米刑事から20年後の2役ですから、曾根崎より大変だったはず。
伊藤英明さん、すごかった。

彼も年齢不詳な雰囲気を出していたし分からなくはないけど・・・どうだろ?
「美青年」と言われ誰を思い出すか?みたいな事でおしゃべりしてました。
「美青年」かつ「20代~40代を演じられる」、「うまい」とするとどうかな?
皆さんは誰を想像しますか??

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22年目の告白-私が殺人犯です- 浜口 倫太郎

22年目の告白-私が殺人犯です-  浜口 倫太郎

読了です。

書籍編集者・川北未南子は苦悩していた。突如現れた美しい青年・曾根崎雅人から預かった原稿は、巧みな文章で綴られ、彼女を魅了した。しかし、そこに書かれていたのは、22年前の、すでに時効が成立した連続絞殺事件、その犯人による告白だったのだ。はたして、この本は出版されるべきなのか。
だが・・・わたしはもう悪魔の虜になっていた……。

*****************************
今映画公開されている作品の「小説版」です。
先に読んだ方が良いだろうなぁ、と借りて読んだんです。
でもノベライズ(映画が先にあり、設定・脚本・映像等を元に小説化したもの)だった・・・。

文章読みにくいなぁ、と思ってました。

韓国映画のリメイク、なんですね。その映画のノベライズでしたので、なんか消化不良。

でも話がどう進んでいくのか目が離せず、次へ次へと一気読み(^o^)。

犯人の曾根崎の告白・本の出版から被害者遺族を煽るような発言、と彼を止められる人がいない状態。
警察だって時効成立してるから手が出せない。当時の当事者もいるのに。

事件の悲惨さから二の足を踏むTV局の中で唯一出演依頼したのが生放送のニュース番組。そこで曾根崎と刑事は再会するが、新たな情報が明らかになる・・・。

まさか、な人が犯人でした。
いやぁ、これ読んじゃったら映画はどうしても落ち着いちゃうなぁ~。

でも面白かったので、映画も行こうっと。明日はその映画のお話。

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『ハクソー・リッジ』

「ハクソー・リッジ」とは
沖縄戦において、浦添城址の南東にある「前田高地」と呼ばれた日本軍陣地。北側が急峻な崖地となっており、日米両軍の激戦地となったことから、米軍がこの崖につけた呼称(Hacksaw=弓鋸)である。

ハクソー・リッジ(2016) HACKSAW RIDGE

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メディア 映画   上映時間 139分
製作国 オーストラリア/アメリカ  
公開情報 劇場公開(キノフィルムズ)
初公開年月 2017/06/24

アメリカの田舎町で育ったデズモンド・ドスは、看護師のドロシー・シュッテと恋に落ちるも、激化する第2次世界大戦に心を痛め、衛生兵になるべく陸軍に志願する。
しかし基地での訓練で銃に触れることを拒絶し、上官や他の兵士たちから執拗ないやがらせを受けるようになる。
それでも決して信念を曲げないデズモンドは軍法会議にかけられてしまうが、ついには彼の主張が認められ、晴れて衛生兵として戦場に立つことを許可される。
こうして日本軍との激戦の地、沖縄の前田高地、通称ハクソー・リッジ(のこぎり崖)へと赴くデズモンドだったが…。

***************************

TVで「沖縄戦ということをアピールしていない映画」と取り上げられていて興味を持ち行ってきました。

戦争というよりも、デズモンドの立場-良心的兵役拒否-に焦点があてられています。
誰もが銃を手にとり、戦争へと赴く中、彼だけは訓練さえも拒否し、除隊勧告をされ、裁判で負ければ有罪→投獄となりそうに。

デズモンドはセブンスデー・アドベンチスト教会という、米国内でも少数派の急進的なプロテスタント系の宗派だったそうです。
土曜日を安息日(=キリスト復活の日)とするもので、聖書の十戒を厳格に守るということだそうですが、映画ではどちらかと言うとデズモンド個人の信念を重視した書き方になってました。

彼ら96師団が向かう前から前田高地の攻略挑戦はされており、彼らの前の隊は6回アタックして6回とも失敗、最後には隊を構成でき無いほどの人数になってしまった、という過酷なものだったと。

艦隊から爆撃し、その後崖に取り付けたネットをよじ登る。登った後、銃撃戦を経てそこで一晩明かす事に。ところがそこへ熾烈な反撃を受け、動ける人間は撤退を余儀なくされる、負傷者をその場に残して・・・。

そこに残ったデズモンド。彼は負傷者を見捨てて逃げる事ができなかった・・・。
一人、また一人とネットまで引きずっていき、ロープで降下させる。手はロープで擦り切れ、食欲もないまま、彼はつぶやく。
―Please lord, help me get one more―
(神様、あと一人、どうかあと一人だけ救わせて下さい)

途中、日本兵に見つかりそうになりながら逃げ回り、彼らが移動に使っていた地下壕で日本兵を助けたりしながら、味方を安全圏へ下ろし続けたのです。

崖の下には数名の見張りを残すのみ。そこへ次から次へと負傷兵が降りてくる。「誰かがいるみたいです」「誰だ?」「さぁ?」
なんか呑気な感じ?と思いつつ・・・。
一足先に撤退した師団の兵が負傷者の中に見知った顔を見かける。
「どうやって助かった?」「ドスですよ。あいつが救ってくれた」

武器を持たず、戦場を走り回り応急処置をして下ろしていく。すごい、すごいですっ。
そうやって彼が救出した負傷兵は75名。日本人兵も2名ほどいたそうです。「亡くなりましたけどね」とあっさり他の兵士は言ってましたけど。

再度アタックする時には「明日は安息日なのはわかっている。でも俺達はお前と行きたい」と。当日は彼の祈りが終わるまで全員が待ち、再度の攻撃。
飛んできた手榴弾を蹴り飛ばそうとして吹き飛ばされ、ドスは負傷しますが、救出任務を評価され、良心的兵役拒否者としては初めて表彰されたそうです。

なんかね~もうダーって涙出ましたよ。
訓練の時には「ヤツは銃を持たずに戦場に行こうとする臆病者だ。そんなやつを信用して良いのか?」なんていじめてた訳ですよ。
うん「男は黙ってサッポロビール」みたいな(;^^)。

戦争シーンはとにかくすごかった。最初の攻撃時、爆弾を受けた死体があちこちに転がってる訳です。それをカメラがなめるように撮っていく・・・。
「ん?これ何??あ・・・」って「これ」が「人」だと認識できないような状態。
でもそういうものよりもドスの救出の模様が熱い。

長めの上映時間ですが、良かったです。戦争が良いとかではなく、こういう戦い方もあるんだな、と彼を題材に選んだメル・ギブソン監督、素晴らしいっす。

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『LOGAN-ローガン-』

少女と刻んだ、最後の爪跡。
『LOGAN-ローガン-』

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メディア 映画  上映時間 138分  製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)  初公開年月 2017/06/01

すでにミュータントの大半が死滅した2029年。超人的な治癒能力を失いつつあったローガンももはや不死身の存在ではなく、長年酷使してきた肉体の衰えは火を見るよりも明らかだった。
彼はリムジンの運転手で日銭を稼ぎ、メキシコ国境近くの寂れた荒野で年老いたチャールズ・エグゼビアの面倒を見ながらひっそりと暮らしていた。
ある日、ガブリエラという女性が現われ、謎の少女ローラをノースダコタまで送り届けてほしいと依頼する。そんなローラを追って冷酷非情な男ピアースが武装集団を率いて迫り来る。
ローガンは渋々ながらもローラ、チャールズとともに、過酷なアメリカ大陸縦断の旅に出るのだったが…。

*************************************
17年、17年ですよ?ヒューがウルヴァリンになってそんなに経つんですね。
最初はね、映画見てなかったんですよね。でもTVなどでやっているのを見て途中から映画館へ行き始めました。
若干ブレたので、1作前のは見てないけど(;^^)。あの時代錯誤な日本の情景ってどうもダメ。

ただ前作で「永遠の命はない」「治癒能力の衰え」とか兆しがあって今回の作品なんですね。知らなかったから映画開始直後は「??」状態でした。

冒頭のウルヴァリンの衰え方、というかやさぐれ方にもうビックリ。リムジンの運転手してるんだけど酒は呑むし、暴れるし・・・。
しかもチャールズ・エグゼビアも精神状況が今ひとつ。
大きなサイロの中に隔離され薬で力の暴走を抑えている状態。

そんな折りの少女ローラ。実験体として育てられ、世の中の常識を知らないまま。
そんな彼女とチャールズ・エグゼビアと3人のロードサイドムービーになります。

いやぁ、なんか切ない。ミュータントはいなくなり、彼らの精神力の衰えになんか哀しくなってきちゃいました。
「きちんとケリをつけたかった」と言うだけあって、きちんとケリついてます。

時の流れって残酷ですね。今回の作品で強く感じました。

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『パトリオット・ディ』

最大の危機は、 最大の奇跡を生む――
パトリオット・デイ(2016) PATRIOTS DAY

201706

上映時間 133分  製作国 アメリカ  初公開年月 2017/06/09
公開情報 劇場公開(キノフィルムズ=木下グループ)

2013年4月15日。50万の観衆がつめかけた地元の一大イベント“ボストンマラソン”の警備に当たっていた殺人課の刑事トミー。人々の大声援を受けてランナーたちが次々とゴールする中、彼の背後で突然の大爆発が起こり、多数の負傷者が出て現場は大混乱に陥る。
トミーら地元警察官が救護活動と事態の収拾に奔走していると、FBIのリック捜査官が現場に到着、すぐさまテロと断定、そのままFBIが捜査の陣頭指揮を執ることに。やがて周辺の地理に詳しい地元出身者として捜査に協力するトミーだったが…。

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実話を元にした作品、と言うことでそっかぁ、もう4年も前の話なんだ、と感慨深げでした。
爆発はかなり大きくて何度か放映されましたけど、そこにあれだけの被害者がいた、という事実に結構衝撃ですね。

あの事件は映像があったせいでかなり詳細がわかったようですね。
今は使われていない大きな倉庫に証拠品を集め、集めた映像から男を特定、彼がどこから来たのか?を地元警察が推察する・・・。
捜査手法をみていて非常に興味深かったです。

彼ら兄弟を突き止め、黒幕は兄嫁だと判明。彼らは爆弾を積んでNYを目指します。途中、中国人の男性の車をジャックして(;^^)。
彼の勇気(GSで逃げ出して助けを求める)で、徐々に包囲網が狭まり、住宅街で銃撃戦に立てこもり・・・。

臨機応変できないタイプって失敗するのよね~。
100%の計画はありえないし、IF(仮定)の方法を山ほど計画しておかないとね。
警察側の対応も若干・・・でしたがうまくいって良かったよ~。

主義主張は尊重しますが、行動しちゃうといただけないですよね。
テロで世界は変わらない、暴力しかり。
世界の平和はいつ来るんだろう?

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だれかのことを強く思ってみたかった 角田 光代

水族館、住宅街、東京タワー、駅のホーム…。一年間にわたり、角田光代と写真家・佐内正史がふたりで巡り、それぞれが切りとった、東京という街の「記憶」

だれかのことを強く思ってみたかった 角田 光代

読了です。

レインボー・ブリッジを背にした制服の男女。頼まれて、シャッターを押しながら、思う。「この世界はどのくらいの強度でなりたっているんだろう?私たちはどのくらいの強度でそこに立っているんだろう?」(『ファインダー』)。
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この作品は東京のあちこちを撮影した写真とお話が収録されてます。
もっとお話が多いのかと思ってたら、意外と少なかった・・・。
通勤に持参して、行きの電車で読み終わっちゃった(;^^)。

関東圏に住んではいますが、東京はホント苦手。
呼吸するの苦しいなぁ、って思うことが多くって。
本当はそうじゃない場所も多いんだろうな、と思うけど先入観かなぁ。

作中には街中の公園や川、古い中華料理屋さん、など色々な風景が。
東京を取り上げた作品、東京を評した文章はたくさんありますが、
たくさんありすぎて逆に分からなくなっております。

そしてタイトルの「・・・強く思って・・・」。強さとか想いとかアップダウンのある感情を出すことが少なくなり、それも歳を取ったからかな、と思う今日このごろ。
結構先が見えるようになったのも一因なんだろうなぁ、と思うんですよね。
昔のように感情で動くことは減ったし。

ただたまに昔のように感情がアップダウンして、とんでもない事やらかして後悔したりしてますけどね(;^^)。人に言わせると「反動じゃないの?」と。やっぱり?(;^^)。

角田光代さんは「今日も一日君を見てた」ですっかり好きになった方。なので手に取ったんですが、もっとがっつり文章が読みたかったかなぁ。


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カカノムモノ  浅葉 なつ

かか呑む(かかのむ) とは
「かっかっ」と音を立てて飲み込むこと。

カカノムモノ 浅葉 なつ


読了です。

ケガレを呑むことでしかその男は生きられない。時に人を追い詰めてまで心の闇を暴き解決する“カカノムモノ”とは。まったく新しい癒やしと救済の物語

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神様の御用人」シリーズの作家さんの新作です。
日本古代の用語「”かか呑む”者」なんてタイトルつけちゃってますが。

人間はちょっとした事で心に”淀み”を生む。普段の生活の中で発散したりして大きくならないように無意識にしているけれど、たまに大きく育ててしまう人がいる。
それは”汚れ(けがれ)”となり、ある一線を超えると人の心を飲み込む闇「大禍津日神」となり、人ではなくなってしまう。

そこに現れて銅鏡に大禍津日神を写し込み呑み込むのは、遥か昔に祖先が神から受けた呪を受けつぐ一族の一人「碧」。
その彼につかずはなれず共にいる訳ありカメラマン桐島。

そして碧の一族と同様代々続く神官の出の男子に医者の男子、と男ばっか~(;^^)。
下手すると書店で違う場所に並ぶぞ、おい。
みんな良い男ばっかりだし(^o^)。

どうも「神様の御用人」のイメージが強い作家さんだけに「もふもふ(黄金)がいない~」とか「ちょっぴりラブ・ロマンスがない~」とか色々考えちゃいましたが、呑気にそんなのを出してるような雰囲気じゃない。
もっともっと重い何かを背負った彼らのお話でした。

今の世の中、淀みを持つ人は多いのではないでしょうか?
第1話登場の坂口麻美は何者かに追われ殺されかける悪夢を見て、使えない後輩に、人を馬鹿にする同僚、図々しい肉親。不愉快なものに囲まれる日常のせい?
自分をきちんと見ないまま他者に責任転嫁し続けると淀みは歪みになり、汚れになる・・・。

いやいや、私なんかすっごいのをお腹に飼ってそう(;^^)。
私なんか煩悩の塊だからさっ。毒になるような事たっぷり思って考える毎日ですわ(;^^)。よく大禍津日神と無縁でいられるな。

飲み込む碧の他、登場人物らもなんか”腹に一物ある”感じで1巻が終わってしまい、これは次が出ないとちょっと気になるぞ。
いや、その前に「神様の御用人」の新刊を・・・。楽しみにしております。


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彼女の色に届くまで 似鳥 鶏

彼女の色に届くまで 似鳥 鶏

読了です。

画廊の息子で幼い頃から画家を目指している緑川礼(僕)は、期待外れな高校生活を送っていた。友人は筋肉マニアの変わり者一人。
美術展の公募にも落選続きで、画家としての一歩も踏み出せず、冴えない毎日だった。だが高校生活も半ばを過ぎた頃、僕は学校の絵画損壊事件の犯人にされそうになる。
その窮地を救ってくれたのは、無口で謎めいた同学年の美少女、千坂桜だった。千坂は有名絵画をヒントに事件の真相を解き明かし、それから僕の日々は一変する。
僕は高校・芸大・社会人と、天才的な美術センスを持つ千坂と共に、絵画にまつわる事件に巻き込まれていくことになり……。

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千葉出身の作家さん、似鳥氏の新作です。
すっかり気に入ってしまいましたので、新作が出ると次々に読了しております。

今回は「にわか高校生探偵団(別名市立高校)シリーズ」と同様主人公は「美術部」の男の子。
絵の技術を勉強していない千坂桜。技術は勉強してるけどパッとしない緑川礼。
この2人が出会ってから数年のお話です。

いや最初はね、高校で事件が起きて、それを解決する、って「市立高校シリーズ」と似た感じ?って思ったのよ。
ところがそこから後、事件に謎解きもあるんだけど、2人の人生についての事件もあり・・・

話が膨らむ、膨らむ。まさかこんな風にお話がつながっていくとは!って感じ。
高校の絵画破損事件、その後の美術館絵画破損事件。大学で起きた事件や卒業後に起きた事件、と色々な事件が出てきます。

「才能」について結構辛い現実を書いていて、「僕」は近くに天才がいる凡人って役回り。ただあまりドロドロした嫉妬は感じられなかったのよね。相手(天才)が千坂桜だから、ってのもあるんだろうけど。

桜はその才能を誇りたいと思ったこともなく、むしろ辛い過去の出来事に結びついてしまう為封印しようとしてた。けど描くのを止められない。
そして「僕」も桜が普通になったら魅力が感じられない、と思ってしまう。
2人の歩む道がどうなっていくのか?その後も知りたいなぁ、って思ってしまいました。

残念だったのが「あとがき」がないこと(;^^)。
後書きが楽しみ、って作家さん、結構いるんですよ。
文庫本だと大抵入っていて、ページ数が少ないと「え~これだけ?」とがっかりしてしまうと言う(;^^)。
この作家さんもその一人。ふざけてないのぉ、と思うとがっかり。

まぁハードカバーであとがきを書く作家さんはそうそういないので、
こちらも文庫本が出たらまた読んじゃうかも。

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本を守ろうとする猫の話 夏川草介

「お前は、ただの物知りになりたいのか?」

本を守ろうとする猫の話 夏川草介

読了です。

夏木林太郎は、一介の高校生である。夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。生活が一変したのは、祖父が突然亡くなってからだ。面識のなかった伯母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだという。

************************************
「神様のカルテ」の作者 夏川草介氏の新作です。
本でしょ、猫でしょ、こりゃ読むしか無いでしょ!と。
でも借りたのは刊行から結構経ってからですけどね。

祖父が営んでいた書店にやってきたのは猫。
本を傷つけ滅ぼそうとする者から「助けて欲しい」と言う。

本をたくさん読む、読む量を誇るだけの彼からの本の救出を。
本を要約する、簡単にたくさん読めるようにする彼からの救出を。
本を出版する、大量に発行し、売れる本を売る彼からの救出を。
人に絶望した、人からの救出を・・・。

最初はいやぁ面白い、と、どんどん読んでいきました。
先が先が気になって、という感じで。
最初の3件までは、今と重なってすっごく興味深かったです。

多読&速読が流行り、「あらすじで読む名作」なんてのが流行ったり、
ラノベから何から増加傾向をたどる出版数。
賛否は分からないですが、色々な考えがあるのも事実です。

更に最後のラスボスとの戦い(;^^)。
確かに数千年もの間、売れ続けている本というのはその存在だけで強大なものがあり、影響力があります。
でも、ねぇ。う~ん、ココらへんでちょっと文章が読み解けなくなっちゃった(;^^)。

面白かったんですけどね。
ちょっと着地点が自分の思っていたのと違ったかなぁ。

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幻想古書店で珈琲を4―心の小部屋の鍵 蒼月 海里

幻想古書店で珈琲を―心の小部屋の鍵 (ハルキ文庫) 蒼月 海里

読了です。

「御機嫌よう、本の賢者にその友人よ!」。派手な衣装に身を包んだ青髪の魔人・コバルトが嵐のように不思議な古書店『止まり木』の扉を開けた。店番をしていた名取司が、店主の亜門は奥の書庫にこもっている旨を伝えると、コバルトは困りだした。聞けば天使の風音を街で見かけたが、その動向が怪しいので、一緒に調べたいという。半ば強引に連れ出された司はコバルトとともに、風音の張った結界の中に入っていく―。人気シリーズ待望の第四弾!!

*******************************
最新作が出た、と聞くとつい借りて読んでしまう・・・。
シリーズ物はこれだから困りますね。

神田は神保町にある書店の軒先を借りて営む古書店+喫茶店。
悩みを抱える人しかたどり着けず、コーヒーのお代は自分の話をする事。
今回も冒頭のあらすじ以外の色々な方が訪ねてきます。

そういえば皆さん、ボードゲームって最近してますか?
専門店があるんだそうですね。それだけ種類があるって事??
私の頃は子供向けのキャラものか、人生ゲームしかなかったんじゃないかな?
結構良いお値段してましたもんね。

カードゲームも今は色々な種類があるそうですね。
UNOに始まったブームの頃、買いましたけどね~。

今作中でそのボードゲームの1つが出て来るんですが、結構面白そう。
人数が揃えばやってみたいものです。

そして今回も、っていうか4冊も読んだのに、やはりこの文体に慣れない・・・。
先が知りたいから、というかどう落ち着くのか知りたいから読んでますが、こうやって手をつけたけど積極性が少ない作品ってのが最近増えました。

う~ん、本の感想じゃないな、これは・・・。

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