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目囊 加門七海

触れてはいけないものがある。揺り起こしてはいけないものがある。

目囊(めぶくろ) 加門七海

読了です。

怪談作家の鹿角南は、従妹の嫁ぎ先、菊池家の古い土蔵で見つかった『目嚢』という古文書を預かる。そこに記された怪談に興味をひかれ、菊池家の歴史を調べようとする南だが、まるで誰かが邪魔するように、指が切れ、虫が湧き、一人暮らしの部屋に異変が起こり始める。迫りくる怪異は、止まることなく続いていく…

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「目袋」や「耳袋」というのは昔別の作家さんの本で知りました。
「視た事」「聞いた事」を集めて本にしたもの、という事で「耳袋」は古くは江戸時代に30年間に渡った全10巻1000編になるものがあるそうです。

今回は「目嚢」。視たことを集めた本から始まります。
家に来た時から何かおかしく、ムカデが出たり、イヤな雰囲気に。

中にね「餓鬼」という話がありました。昔、話を聞いたなぁ。
で、それを別の人に語り別れた後、その人が餓鬼に遭遇しちゃうの。
「コンビニで白飯買って後ろ向きに放り投げた」なんて聞いちゃうとゾゾッ。
昔から「言霊」って言われてますけど、言葉に意志があって、現実化しちゃうって考えると・・・あまり物騒な事は言えないですね(;^^)。

作中でも「些細な話でも、実話ってそういうところが怖いんですよね。波長が合っちゃうと引っ張るというか、こっちに滲んでくるというか」という件があり、「うんうん」と引っ張られたことないくせに納得しちゃった(^o^)。

ただ実話のような感じの書き方なので、「終わりよければ~」とならない処がなんか残念。「え~どうなったの?」とつい考えちゃって「あ、引きずられる」と思っちゃった(;^^)。見えなくて幸せです、はい。

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Comments

こちらも怖そう ですね。

Posted by: オサムシ | June 27, 2017 at 06:46 AM

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