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祝山 加門七海

祝山は位牌山。 山の形が位牌の形、塔婆の形に似ていると言われているために、別名、塔婆山(とうばやま)と呼ばれ、これを所有し伐木する家は死人を出すなどといって忌み嫌われた・・・。

祝山 加門七海

読了です。

ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。ネタが拾えれば、と軽い思いで肝試しのメンバーに会った鹿角。それが彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった・・・。

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加門七海さん、知らない作家さんだったんですよね。「猫怪々」という作品で知りました。ある意味「とがってるなぁ」と感心しきり、の方です。
怪奇現象が日常茶飯事で起きているそうで(;^^)、「猫怪々」を読んでいて「おわっ!」と思っておりました。

なので、たまに「読んでみたい」と思い、ポツポツと借りています。

今回のは怖かった~。
「廃墟での肝試し」、若かりし頃にやったことある人、結構いるのでは??
いや廃墟じゃなくてもね。
今回は山の中にある廃墟が舞台。この山がね~、曲者だった(;^^)。

私は山の中に住んでおります。
幸い隣家がちょっと離れているだけの集落の中だし、廃墟になっている家はほとんどない(あることはある;^^)ので、肝試し、は無理なんですが、ちょっと走るとそういう家、結構あるんです。ポツポツ、と。
「ココらへんでは肝試し、したくないっ!」って思う事も。

今回舞台となった廃墟のある山。「祝山」と言うそうですが、冒頭にあるように実は「位牌山」。忌み山として存在していた山を売る為に「祝山」と名を変えて・・・ってくだりは「やる、これ絶対誰かやるぞ」って思える位親身に感じてしまいました。

小野不由美さんの作品を読んだ時には感じなかったものを感じてしまった。
いや、彼女の本も怖かったんですよ?でもこの長編は怖かった~。

ただ残念なのが、後半クライマックスにかけて何となく尻つぼみ、と言うか中途半端で終わっているようで・・・。物足りなさを感じてしまった。
なんかひっかかる作品なだけに、「他のも読もう」と思ってしまいました。

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Comments

廃墟 ありますね。地方の大きなホテルとか、使われていないのを見ると、あーだめだったんだなあ(ToT)と。。

Posted by: セイレーン | June 07, 2017 at 09:16 PM

怖いのはちょっと苦手です。

Posted by: オサムシ | June 06, 2017 at 06:29 AM

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