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溝猫長屋 祠之怪 輪渡 颯介

幽霊を「嗅ぐ」「聞く」「見る」 ならどれがいい?

溝猫長屋 祠之怪(みぞねこながや ほこらのかい) 輪渡 颯介

読了です。

忠次たちが住む溝猫(どぶねこ)長屋には、三月十日の時点で最年長の男の子たちが、 長屋の奥にある祠を毎朝お参りする決まりがある。 その祠を拝むようになってから子供たちは「幽霊が分かる」ように。 祠にはどんな謂(いわ)れが? なぜ「分かる」ように? そして忠次と同い年の銀太、新七、留吉らに苦難の日々が始まった

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作家「輪渡 颯介」氏、結構好きなんですよね。
時代小説、なんですがさくさく読めて気楽。

今回は「長屋」が舞台。って言うかこの作家さん、長屋舞台が多いんですけど。
そこに住む子どもたちの中で最年長男子らが1年間お参りするんです。
最初のお参り後に「変な匂い」がしたり、「何かの音が聞こえて」きたり、「何かがいるのが見え」たりしたり・・・。

いつもは1人、せいぜい2人。それがこの年は4人も!
しかもかなりの悪ガキが含まれており、どうなるかと思ったら案の定・・・(;^^)。

この作家さんのお得意の流れで、短編集に見えたお話が実は最後でつながっていた、と言う。読み終わってそう気づくので、マンネリとは思えないんですよね。

「どぶねこ」と言うから「古道具屋皆塵堂」シリーズのように猫がわさわさ出てくるかと思ったら、違ったところは肩透かしでしたが、面白かったです!

ちょこっと補足:
毎年お役目を担った子供は早々に長屋を出て、自立または奉公へ。仕事先では「聞き分けの良く真面目な良い子」と評価され、長屋の差配さんも鼻高々。でもそれには理由があって・・・となるんですが、この4人坊は・・・ってのがなんか微笑ましい。

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Comments

毎朝 お参りしていたら不思議な力も付くのは不思議ではない気がします。

Posted by: セイレーン | April 06, 2017 at 06:32 PM

昔は長屋が多かったのでしょうね。

Posted by: オサムシ | April 05, 2017 at 06:38 AM

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