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21 posts from April 2017

GWだっ!

さて、本日よりゴールデンウィークですね。
今年は土曜日祝日、が非常に多いそうで、ちょっと損した気になっている人も多いんだとか。

私は事務職のくせにそういうのとあまり関係なく、仕事する時はする、しない時はしない、というお気楽極楽なんですけどね。

今回は29日と30日は仕事休み。5月1~4日は仕事に行って、5日は休み。
6&7日はどうしようかなぁ、どっちかは仕事しないと、だよなぁ、と思ってますが未定。
こんなんだからどこかへ行く、という事もなく、まぁボテボテと過ごす予定です。

ただblogの更新はGW明けまでお休みさせて頂きますね。

読書blogと化している本ブログ。なんだかんだ言いながら週4冊(以上の場合有)の紹介は底つきます(;^^)。最近シリーズものが増えたせいか、読んでる割には紹介できなかったりしてて。

今回の休みで、ネタになるような本を読む予定。したらまたしばらく持ちますしね。

では、みなさま。GW楽しくお過ごし下さいませ。

おまけ

先日、友人から頂いた出張土産。熊本県の製菓会社㈱フジバンビさんの「黒糖ドーナツ棒」です。くまモン絵柄入(^o^)。

201704_kumamon

黒糖の柔らかい甘さ、って結構好きです。
手術後、一度に大量に食べられなくなったので、ちょこちょことつまむものを常備しています。
これくらいのが嬉しい~(^o^)。

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本バスめぐりん。 大崎梢

本を乗せたマイクロバス。いわゆる移動図書館だ。
「本バス」と呼ばれており、公募で決まった愛称は「めぐりん号」。
市内16ヶ所を二週間かけてぐるりと回る。火曜日から金曜日迄の4日間。
午後の時間に2,3箇所ずつで計16ヶ所だ。

本バスめぐりん。 大崎梢


読了です。
都会を走る移動図書館「本バスめぐりん」。乗り込むのは六十代後半の新人運転手・テルさんと、図書館司書・ウメちゃんの、年の差四十のでこぼこコンビだ。団地、公園、ビジネス街など巡回先には、利用者とふしぎな謎がめぐりんの到着を待ちかまえていて……

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元書店員さんである「大崎」先生。
本に関わる仕事やエピソードを書かせたら右に出るものはいない、と思ってます。
読みやすいし、本への愛情、本に関わる仕事についている人への讃歌、になってます。

今回の「移動図書館」、皆様の住む地域ではありますか?
自治体によって導入済みと未導入に分かれますし、導入されてても、近所には来ない、ってところも多いので、私は見たことがありません。

市内16ヶ所を2週間毎に訪れる。それぞれの場所に特長があり、集う人も色々。
選ぶ本も場所によって微妙にラインナップをかえたり、近所の住民の協力の仕方も違っていたり・・・

そんな場所で起きる日常の小さな出来事・・・。うん、面白かったです。

私の図書館通いは中学生の頃。いやいや遠かった~。
一番近い図書館でも自転車で結構走らなきゃいけなかったし、高校に進んだら、とてもじゃないけど時間に間に合わない。
で高校では高校の近くの県立図書館に通ってました。

大学時代は大学の図書館も多少は使いましたが、大学の近くの市立図書館を利用、社会人になってからは、図書館とは縁遠くなり、数年前に復活。そこから図書館をヘビーユーズしてます。

自分で図書館へ行って本を借りる、という行為は若い頃から行ってたので、敷居は高くないですが、周囲の人、あまり図書館を利用してない人にとってはかなり敷居が高いようですね。

それでも本をなくしてほしくない、本のない世界になってほしくない、と思っているので、周囲に紹介したり説明してますが・・・。まずは本を読む習慣をつけてもらう。そして購入してもらう。こういう本も啓蒙活動の一種なんでしょうね。

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上流階級 富久丸百貨店外商部Ⅱ 高殿円

アルニスのアンティーク帽にタナークロールのバッグ、
シャネルにロエベ、エルメス・カルティエ、
ブランパン、IWC、ブレゲ・・・。

月のノルマ1500万円、の
上流階級 富久丸百貨店外商部Ⅱ 高殿円

読了です。

ひょんなことから芦屋の高級マンションをシェアして暮らす、富久丸百貨店外商員の鮫島静緒と桝家修平。バツイチ独女で仕事に燃える静緒とゲイでセレブな修平は、奮闘しながら、今日もお客様に究極のサービスを売る!

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うっわぁ~、記事書いたのに消えてますわ(;^^)。
週末にまとめて予約投稿してるんですが、ビックリ。
訪問頂いた方、申し訳ございませぬ・・・。

さて、こちらは、以前読んだ本の続編。
TVドラマにもなってたんですよね。

ルームシェアしている外商の同僚「桝家」が「桝家」になった由来から始まります。
神戸は芦屋、と言うことから、由緒正しきお家の出。
ある日母親に「修平さん、あなた養子に行きなさい」と。
で、「桝家」になったとか(;^^)。

彼は元々、きれいなもの・美しいものに囲まれて生きていきたい、という思いが強く、バイヤーになったのも、そんな自分に向いているのでは?から。
ゲイだけに、同僚の静緒とルームシェアすることも厭わない。
お互いの距離感をうまく取りつつ同居してもうすぐ1年。
そこに母親が登場して・・・  って問題が1つ。

次に百貨店の客離れを防ぐべく、外商が催す催事に新案が必要となり、静緒が出した案が通ることに・・・ って問題が2つめ。

そして、前作で出た、ヤ○ザの愛人の精算業務に静緒が乗り出す・・・って問題が3つめ。

これらが同時進行で進んでいきます。
どこの小売業も「客離れ」深刻です。
消費が冷え込んでいる、とか買い控え、とか色々言われていますが、お金ってあるところにはある訳ですよね。
実際、「貧乏だよ~」と言いながらも自分の好きなものにはお金を使う人も多く、
決して「買わない訳ではない」んですよね。

じゃぁどんなアプローチをすればお客が来てくれるか、お金を落としてくれるか、
「物ではない何か」を提供しようと奔走する訳です。
予算1500万、と言いながら(レベルはもちろん違うけど)、相通じるものがあるようで前作読了時より夢中になりました。

話のテンポのずれ、が自分の好みとはちょっとずれるんですが、楽しめました。

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2017.04.27 21:35 加筆訂正

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水鏡推理 クロノスタシス 松岡圭祐

クロノスタシスとは
しばらく目を隠して急に時計を見ると、一瞬秒針が止まったように感じる錯覚の一種。

水鏡推理6 クロノスタシス 松岡圭祐

読了です。

過労死のリスクを数値化して予防できる画期的新技術が、文科省研究公正推進室による最終評価段階を迎えていた。評価担当者・水鏡瑞希は周囲の反対を押し切り、財務省の若手官僚にまつわる実例を探る。ブラック企業並みの劣悪環境を野放しにする霞が関は変われるのか?

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あれ?ついこの間「5巻」を紹介したばっかりなのに(;^^)。
本当にこちらの作家さん、多作&速筆です。

今回は「過労死」に焦点をあてて書いています。そういう目のつけどころもすごいな、って思います。
官僚、というかお国のやることってなんか的はずれだな、って思うんですよね。
「あぁしなきゃいけない」「こうすべきだ」と言っている事が現実に即してないな、って思う事も多いし、そもそも指針を出すために無駄な残業が多い、とか。

そもそも、「定時で帰れない」「定時で帰る人を無能呼ばわり」ってのはなんか違うと思う。そういう風潮のない企業ももちろんあるんでしょうが、大部分はそうじゃないんじゃないんですかね??

自分が今の会社しか知らないので、勝手にモノを言ってるだけではありますが(;^^)、「働き方を変えよう」「定時で帰ろう」と幾ら旗をふった所で根本的解決がなされてなければ意味ないと思うんですけどね~。

いやいや、面白かったです。難しい処もありますが、今回のは馴染みがあるテーマなので、親しみやすいと思います。

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小説 君の名は。 新海誠

気づけばいつものように、その街を眺めながら

私は、
俺は、 だれかひとりを、ひとりだけを、探している

小説 君の名は。 新海誠

読了です。

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一報、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが・・・

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映画を見たのが結構前、さすがに最近ではランクインもしなくなり、落ち着いたな、と思ってます。
(近所の映画館では平日昼間1回のみ上映、って状態ですし)
図書館に普通に並んでいたので借りてみました。

あぁ、これ読んで良かったよ。

映画の場合、どうしても心の動きをじっくり描けないので面白い&良かったんだけど今ひとつしっくり来ない部分もあったんですよね。

それがこの本を読んで「あぁあの時、三葉はこう考えてたんだ」とか、「瀧くんはこう感じてたのね」ってのがすぅっと入ってきて全てがうまくつながったなぁ、ってちょっと感動しました。

そういえば民放TVの深夜時間帯に、新谷監督の過去作品を放映してたんですよね。
「言の葉」は撮り忘れたけど「秒速5センチメートル」は撮って見た。
でもう~ん・・・。両方を見た友人は「ちょっとね~」と言ってましたけど、たしかにね。
こういう作品を経て「君の名は」になったんだろうなぁ、と思うと許せますけど(;^^)。

知人が「小説を読んでもう一度映画を見に行った」と言ってたんですが、納得です。
私もなんかもう一回行きたいかも、って思っちゃった。

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千葉地名の由来を歩く 谷川彰英

本書は千葉県に生まれた方はもとより、現在千葉県に住んだり学んだりしている皆さんに千葉県の歴史の深さと面白さを再認識してもらえることを目的としている。

千葉地名の由来を歩く 谷川彰英

読了です。

千葉県は成り立ち上、古くから全国の各地と密接につながっている。安房の国・上総の国・下総の国はもともと阿波の国(現在の徳島県)の忌部(いんべ)氏が移住してできた歴史がある。また九十九里や銚子が紀州の人々によって開拓された事実、そして平安末期から鎌倉期にかけて千葉常胤の活躍によって全国に千葉氏の勢力が広がっていったという歴史がある。千葉県はまさに日本史を理解する上で重要な位置を占めているのだ。

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関西の友人の話を聞くと「歴史があるのぉ」と思ってましたが、千葉にもあるんだね、歴史って。
自分の家が家系図もないし、ばばは幼少時に両親(私の曾)を亡くしており、昔の言われを知らなかったので、根無し草的な感覚を持ってました。
これを読んで「なるほど」という部分と、「え~うちの地域は?」という部分があり。

地名とかお寺の名前等々色々な由来があるのって面白いですよね。
姓名もそうですが、色々な名前には色々な由来があり、それらは昔から続いてきたものなんだ、ってこれを読んでしみじみ思いました。

例えば「源頼朝」。彼が千葉県を縦断してた、ってのは歴史の授業で知ってはいました。
でもじゃぁ「どんなルートを使ったのか?」迄は学校では教えてくれないんですよね。
この本では、地名に「百坂」「三百騎坂」「千騎坂」「万騎坂」とある事に注目。
これは、源氏の軍勢が北上するにつれて軍勢が増えていった様を見て地元の人が名付けたのでは?と推測される、と。

ただこの「万騎坂」は千葉市のずっと手前、なんですよね。
実は私の住む地域に「源入坂」と言う坂があります。昔から「源氏が通った」と言うことでつけられた名前だと聞いてますが、いわゆる俗称なんでしょうね。
他にも我が家のある地域は実は「隠れ里」だって説とか真贋不明の話は色々あり・・・。

こういう本を読むと、色々興味をそそられます。調べてみたいなぁ。

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最後の晩ごはん7 椹野道流

別れが悲しければ悲しいほど、その人と幸せな時間を過ごしたということになるでしょう?

最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ 椹野道流



読了です。

兵庫県芦屋市。夜から朝まで営業中の定食屋「ばんめし屋」は、 元俳優の海里と店長の夏神、英国紳士(本体は眼鏡)のロイドで元気に営業中。
急に「京都に行きたい」と言い出したロイドに、夏神は三人での京都旅行を提案する。 京都では、海里の俳優時代の後輩・李英(りえい)も合流。 彼は社会勉強のため、便利屋でバイト中らしい。
後日、海里は李英に頼まれ、事故死した青年の遺品整理を手伝うことになり……

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こちらもシリーズもので、7作目。
1~5巻 6巻 と紹介しております。

作家名「椹野道流」(ふしの みちる)さん、は以前にも書きましたけど、
難しい名前ですね。
彼女の作品は結構好きで、他にも「鬼籍通覧シリーズ」や「ローウェル骨董店シリーズ」などをこちらでも紹介させて頂いています。
(その内他のシリーズも紹介予定^o^)

図書館で予約して、ちょっと待って手元に来たんですが、「薄い・・・」とちょっとがっかり。
彼女の本は読みやすくてすいすいと行けちゃうので、案の定あっという間に読み終わっちゃいました。

男二人(+眼鏡)で切り盛りする定食屋さん。おいしい料理描写、好きなんですよね~。
賄いもどき(休日に作るご飯)も懐かしくておいしそう。
巻末にはレシピも掲載している、という今ドキな本です。

京都へ旅行に行き、宿泊先もなかなか素敵なところに川床でのランチ。
あれ?タイトルの「黒猫と揚げたてドーナツ」はいつ出てくるの??
前述のようにサクサク読んじゃって、残り頁が気になってきた頃にようやっと出てきて 安心しました(^o^)。

家でドーナツを作ったことがないので、読んでて作ってみたくなりました。
しかも猫とのお話。とっても魅力的なお話でしたわ。
こちらの作家さん、猫好きなんですよね。それだけに猫と死んだ青年の関係にはついうるっときちゃいました。

こちらのシリーズはまだまだ続きそうなので楽しみです。

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仮面病棟 知念実希人

初作家さんです。お名前から分かる沖縄出身の方。
お医者さん(内科医)だそうです。

仮面病棟 知念実希人

読了です。

療養型病院にピエロの仮面をかぶった強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。先輩医師の代わりに当直バイトを務める外科医・速水秀悟は、事件に巻き込まれる。秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る・・・

******************************

え~、ふくせん 【伏線】 という言葉があります。
「あとで述べる事のためにあらかじめほのめかしておく、話の筋。」の事ですが、
小説ってこのさじ加減が難しいな、ってしみじみ思うんですよね。

あ、TVドラマもそうですね。推理モノなら「誰が犯人か」。恋愛ものなら「最後はどうなるのか?」
途中で色々差し込んで、最終回(最後)で全て明らかにする、と。

この「差し込み」が過ぎてしまうと、最後が早々に想像できてしまい興ざめ。
「差し込み」しなさすぎると、最後が突拍子もなくなってやはり興ざめ。

この作品は「過ぎちゃい」ましたね~。
最初の20頁で大体の筋が分かってしまいました(;^^)。
それでも昨今はそれを裏切ったラストに行く作品も多く、
「やられた!」って思う事もあるので期待してたんですが、無理だった_| ̄|○。

想像した通り、で終わってしまい、う~ん・・・。
やたら、ここは描写が詳しいなぁ、とかここ長く書く処か?、とかって目についてしまい。

先日紹介した「十二人の死にたい子どもたち」や「きみの膵臓を食べたい」なんかは「うわっ、やられた~!」って、でも悔しい訳じゃなく、爽快感まであったのに、それに比べるとちょっと(いやかなり)物足りない~。

こちらは2014年発表の作品なので、その後変わったかな?ということで2016年10月に出た「時限病棟」という本を借りてきたので、読んでみます。
本当は他のシリーズ物に目をつけたんですが、結構予約が入っているので、他の作品で肩慣らしをしようかと。
シリーズ物を紹介するのはもう少し先になるかと思います。

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給食のおにいさん 浪人 遠藤彩見

「お前ら口を開けて待ってろ!」俺様口調ですか?(;^^)の

給食のおにいさん 浪人 遠藤彩見

読了です。

我がままなお嬢様たち相手に、ホテル給食を成功させた宗。やっとホテル勤務に戻れると喜んだ矢先、学院ではガラスが割れたり、池の水が赤くなったりと怪事件が続発する。そのせいか残菜率までアップする始末。犯人は一体誰なのか。怯える生徒らを救うため、宗と栄養教諭の毛利は捜査に乗り出すが…

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給食のおにいさん1~3 遠藤彩見 2015.08
給食のおにいさん4 受験 遠藤彩見 2015.11

1年以上前の記事でしたね。
前4作で、学校給食からホテル厨房へ、そこから再度学校給食へ、と転々しております。
今回はこの学校でのエピソード、4の続きです。
もう出ないかな、と思ってたんですが、出ましたね(;^^)。

「食」に関するエピソード、フードバンクやサルベージパーティーを取り上げているんですが、それくらいかなぁ、面白いと思ったのは。

各家庭で起きるフードロス。
1.「買い過ぎ」買っても使いきれない
2.「期限切れ」消費期限を切らしてしまう
3.「過剰除去」食べられるところまで捨ててしまう
4.「食べ残し」食べきれずに捨ててしまう
これは気をつけないといけないですね。

我が家の冷蔵庫を思い返してみて何も言えない・・・。

多分好きな人は好きなんでしょう、このお話。
5巻まで出ている訳ですし。
私は「素材」は良い、とは思うのですが料理法がね・・・
って感じで、シリーズもので出ちゃうから読む、って変な強迫観念にかられております。

でもまぁここで終わっても良いかな?って終わり方なので、
興味のある方は読んでみて下さい。
んで、感想を教えてほしい。

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君の膵臓をたべたい 住野よる

「これからどうするの?」
「未来って意味?私には持ち合わせがないよ」

君の膵臓をたべたい 住野よる

読了です。

偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。 それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。 そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた・・・。

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このタイトル、すごくないですか??最初書店で見かけた時「とうとうここまで来たか」と思ったものです。
最近そういうタイトル、多いし。

ただ最近は見かけで判断しちゃいけん、と学んできており、ラノベでも新書でも、面白そう、と興味を持ったものには手を出しているので、借りてみました。

「人に興味を持たず、人からも興味を持たれない。誰も損してないから僕はそれでよかった」と平気で行っちゃう”僕”。明朗快活&元気溌剌、クラスの人気者の彼女、そんな二人の4ヶ月のお話、です。

会話のテンポが良い。言葉をこねくりまわしている感じがすごくするんで、「えぇ~い、結局どっちだ?!」と言いたくなったりもするんですが、ハマる。
こんな会話ができる高校生、本当にいるのかしらん??

もうね~、ホントビックリだよ。やられた、って感じ。
読んでてびっくりしちゃった、自分で。ここまでってのは久しぶりだったっす。
素材はありふれているんですが、料理法(文章)は素晴らしい!
会話がね、書いたようにしっかり読まないと一瞬「どっちだ?」ってなるんで一文字ずつ追っかけていったんですが、そのせいかのめりこんじゃってて、まさか、って思ったらダメ。うん、すごかった。圧倒された。

こちらの作家さんのデビュー作なんだそうで。いやはやすごい作家さんですね。
出版までは紆余曲折あり、苦労されたそうですがやっぱり書ける人は書けるんですね。見つけてもらえる人は見つけてもらえる。
ぜひ読んでみて下さい。

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鎌倉不動産のあやかし物件 安東あや

古都、鎌倉で不思議なひと夏をすごしてみてはいかが?

鎌倉不動産のあやかし物件 安東あや

読了です。

鎌倉の老舗不動産、その御曹司とのお見合いを仕組まれた清花。相手の雅秋は美しい青年だったが、彼は幼少より霊が見える体質に悩まされ、世捨て人のような生活を送っていた。
とある事故のため、清花は雅秋と同居する羽目になる。なし崩し的に鎌倉不動産の仕事を手伝うことになった清花だが、それは雅秋の能力を必要とするいわくつき物件の調査だった・・・。

***************************************

ラノベにも色々あるな、って最近思います。
公立の図書館でもこういう本を置くようになった、ってのも驚きですが、本屋さんでも平台にはラノベがどか~ん。
すごい量の本が出版されてる今、手に取らず、目にも触れずに消えていく本ってあるんでしょうね。

これは、おそらく図書館に並んでなければ、手に取らず&目に触れず消えていったに違いない本です、な(;^^)。

普通の女子大生が鎌倉の老舗の御曹司との見合い、
その場で倒れて魂が抜けちゃって(;^^)、
今度いつ同じことが起きるかわからないからと同居、
ついでに仕事の手伝いをして・・・

う~ん、どんな設定だ。どんな展開だ。

普段往復の通勤時に本を読んでます。会社でお昼を食べる時にもたまに。
一緒の食べている子らと読んでいる本の話とかするんですが、
これを読んでいる時に「今何読んでんの?」と聞かれ説明したんですが・・・

なんでこういう本読んでるんだろ?と説明しつつ思っちゃった。
でもまぁこの本から興味を持って次へ、と思ってくれる人がいるかもしれないですよね。
さ、次へ行こっと。

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40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい 成毛眞

会社から一歩外に出れば、自分はただのオジサンである。

40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい 成毛眞

読了です。

過労死、長時間労働、うつ、ブラック企業……、日々途切れることなく報道される仕事関連の事件・事故。 日本の成長を支えてきた「会社人間」「モーレツ社員」的な働き方・生き方が見直されつつある今、私たちはこれからどう働き、どう生きるべきか。
「全力で働かない」「ムダに悩まない」「遊びに夢中になれ」「家族を大切にせよ」・・・。成毛眞流「脱・社畜のすすめ」。

***********************************
かなり衝撃的なタイトルで、つい借りちゃいました。
筆者「成毛眞」氏は元日本マイクロソフト代表取締役社長。
1955年生まれなので、今62歳ですね。

「65歳定年制」や「資産運用」、「老後生活」に「デフレの恩恵」・・・。
今世の中は様々な出来事が起こり、それに振り回されているのが「会社員」、すなわち「我々」です。

65歳まで働ける=嬉しい?嬉しくない??
企業によっては生涯年収はさほど変わらず、労働時間が増えるだけ、なんて事もある。
資産運用=老後の資金を少しでも増やす
経済の仕組みを知っているならいざ知らず、丸腰素人が太刀打ちできるか?
老後生活=会社の後ろ盾は何もない

ミドルエイジ(40~60歳)の現状をこてんぱんにこき下ろしでおり、
「40歳を過ぎた時点で部長になっていなかったら。その先の出世はない」とも。
「ここまで言うかなぁ」って最初は思いましたけど(;^^)、確かにそうなんだよね。

私が勤める会社にあてはまる事柄多し(;^^)。
収入の面、定年退職後の継続雇用の件、労働時間や労働内容の件等々。
更に、中間管理職のストレスと激務。
今勤める企業にどこまで尽くせるのか?尽くした後、待ち受けるものは?

そう考えると、筆者の「そこでこうしよう」がス~っと入ってきました。
日本のサラリーマンの9割は仕事に全力を注ぐ必要はない、と。
ミドルエイジは◇未来がない◇ハングリーではない◇冒険心がない◇体力がない◇記憶力が弱い◇感性が鈍い◇ずるい のだから・・・。

この最後の7つは弱点でもあり武器でもある、と言うことがこの本を最後まで読むとわかってきます。この通りにはできないかもしれないですが、心にとめておこうとつくづく感じました、はい。

皆さん、来週からは定時で帰ってくださいね(^o^)。

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十二人の死にたい子どもたち 冲方丁

「僕は、いつか死ぬまで生きたくなってきたよ。」

十二人の死にたい子どもたち 冲方丁

読了です。

廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。
初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。
しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。このまま計画を実行してもいいのか。
性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論は・・・。

***********************************

こちらはTV番組で紹介されていて気になっていた作品。
冲方丁氏は以前に読んだことのある作家さんですが、
その時は現代物じゃなかったからなぁ、どうなんだろ?と思ってました。

こちらの作品のテーマは「生きる」「死ぬ」について。
死にたいと集った彼らがどういう結論を出すのか・・・。

12人という若干多めの人数の為、途中混乱しかけましたが、
彼らがかかえている問題がそれぞれなのと、
ある意味、キャラが立っている人ばかりで、
彼らそれぞれの心の動きも合間にはさんであったので
なんとかなりました。

話も人生相談だけじゃなく、謎解きの部分もかなり多く、
病院へ到着した順番と参加を証明するある手続きの順番、
現場になる部屋へ入室した順番が入り乱れてたり、
最初は決行11人、反対1人から始まって、徐々に人数割合が
変わっていくという展開はじっくり読まないと追いつかない。

そして最後。いやぁお見事でしたね~。
「仕掛け」に気づいたのはほんと終盤。それまでは一切気づかず。
おかげで最後まで楽しませて頂きました、はい。

しっかし、大変な世の中になったものですね。
呑気に過ごしている場合じゃないですね。

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最後の医者は桜を見上げて君を想う 二宮敦人

あなたにとって命とは、どんなものですか?
きちんと考えたこと、ありますか?
死に振り回されると往々にして行き方を失う。
生き方を失った生は、死に等しいのではないか?

「最後の医者は桜を見上げて君を想う 二宮敦人

読了です。

あなたの余命は半年です・・・。
ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。死神と呼ばれる彼は、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。
だが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは?
究極の選択を前に、患者たちは何を決断できるのか?
******************************

こちらは本屋さんで「発売から11万部突破! 本読み書店員が選ぶ「感動小説」第1位!」という帯POPを見かけて興味はありました。
でも知らない作家さんだしなぁ、と図書館へ(;^^)。

いやぁ読みにくい(;^^)。文章がね、ちょっとカッコつけ?
んでもって何となくタイトルで話の行く末が想像できちゃったもんで。
まさか「え?この人が?」って驚きはあったものの、前フリがちょっとあからさまだったかなぁ、と。

対立する2人に2人の仲をとりもつ中立派1人の3人の同期による医療物語ですね。
自分が歳を取ったせいか、こういう対立構図って結構あるよなぁ~とか色々考えちゃった。

あ、これだ。「振り返れば奴がいる」



これ、思い出しちゃった(;^^)。
エピソードなどはもちろん違うんですが大筋というか根本的な所が似てる。

それだけに新鮮な感動、とかってのには出会えなくて至極残念。
でも若い人には表紙絵や文章で訴えるものがあるんでしょうね。

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まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ 吉永 南央

観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあさん、杉浦草。人々を温かく見守り続ける彼女は、無料のコーヒーを目当てに訪れる常連たちとの会話がきっかけで、街で起きた小さな事件の存在に気づく

紅雲町珈琲屋こよみ 吉永 南央

読了です。

「小蔵屋」の敷地に、山車蔵を移転する話が持ち上がった。祭りの音が響く真夏の紅雲町で、草は町全体に関わるある重大な事実に気づく・・・。

************************
こちらもシリーズもので続けて読んでいます。
シリーズ第5弾です。
今回は草さんのお母さんの時代からの出来事と山車蔵、更にご近所さんの色々、を絡めてお送りしています(^o^)。

こちらの作品は細かいエピソードが泡のようにブクブク湧いてきて、最初はそれらがどう関わりあるのか分からず、若干ここで挫けそうになります(;^^)。
が、それを我慢していくと「あぁ!」となるんです。

草さんが「あれこれ」妄想しすぎるのも原因なんですよ。
ついそれに引きづられちゃって、訳が分からなくなるような感じ。

人それぞれに事情があり秘密がある。それらに押しつぶされそうな人もいれば、それらをバネに頑張ろうとする人もいる。そしてそれを無かった事のように隅に押しやっている人もいて、人って色々なんだなぁ、とこの本を読むと思います。

それを酸いも甘いも噛み分けた草さんが見守り、諭し、励ましていく・・・。
このシリーズを読むと、あぁもっと色々苦労しなきゃいけんな、って思います。

ゆっくりとした風を感じながら読んでみて欲しい作品です。

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本当は怖いデスクワーク 佐々木さゆり

「座り過ぎ」が身体へ悪影響を与えている。
肩こり・ストレートネック・眼精疲労・ストレス・肥満・うつ病・脳梗塞・便秘・ O脚・足のしびれやむくみ・エコノミー症候群・過敏性腸症候群・痔・冷え性・PMS・・・。

座りっぱなしが、あなたの健康を蝕む 本当は怖いデスクワーク 2016/12/15 佐々木 さゆり


読了です。

社内でずーっと座り続け、精神的にも肉体的にも悪影響を体に与えていたことが 体の不調につながっていたと思いませんか?
「病気で病院に通う」とはなんと無駄なことでしょう。時間やお金がかかるし、集中力が低下しパフォーマンスが落ちたりと悪影響しか及ぼしません。
そもそも病気にならない行動を習慣化して未然に防ぐ。
筆者は「栄養学」「心理学」「身体機能」を専門としており、これらを融合することで効果的に病気を防ぐ方法について書いています。

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歳を取るにつれ、体が思うようにならなくなりました(;^^)。
会社の移転に伴い片道徒歩20分を週5日やりはじめてからは多少マシになった気はしてましたが
病気をしたせいもあるんでしょうが、春先の体調不良やめまい、整骨院通い等々・・・。何かしらの病院通いは延べ20年近くになろうとしています。

全てが「座りすぎ」に起因しているとは思いませんが、結構これ当たってます。
そうだよね~、1日8時間も9時間も座ってるって体に良くないよ、うん。
事務職も四半世紀になろうとしており、この貯金はでかいなぁと思っちゃった。

私の場合、残業は一切しない(;^^)ので、朝の9時から17時半まで。途中トイレや休憩で席を立つこともありますが、仕事が込んでたり、面倒な内容だったりするとつい座りっぱなし。
腰痛は間違いなく「同じ姿勢で固まってる」のが原因だと思います。
肩こり・ストレートネック・眼精疲労・ストレス・冷え性・・・が現在ある症状なのでそれも。

これを読んでからできるだけ「固まらない」ようにしています。
なので、私が見える席で仕事してる人はたまにビックリすると思う(;^^)。
いきなり手を上にあげたり、あげて動かしたりしてるから
"\(^o^)。できるだけこまめに席を立つようにしたり、座っている時も姿勢や足を動かしたりとしたり、ね。それでも気づくと「固まってる」からやる前はどんだけひどかったんだろ、って反省。

デスクワークが多い方、必見ですよ~。

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モップガール3 加藤実秋

この手の力強さと、温かさを信じていこう。

モップガール3 加藤実秋

読了です。

事件・事故現場を専門とする清掃会社で働く桃子は、現場に遺された想いに感応する特殊能力の持ち主。
しかし、肝心な事件の真相までは思い浮かばないという半端な能力のため、同僚達の協力が必要だった。 そんなある日、桃子は死んだ父親の想いに触れ、完全な能力「素敵なサムシング」を手にする。

その能力を利用し、清掃業務に加え「失せ物探し」のサービスをはじめたクリーニング宝船は業績絶好調。役者志望の重男にもテレビ出演のチャンスが訪れる! しかし、そんな折も折、桃子の能力がまったく使えなくなってしまう。そして、桃子と翔に、かつてクリーニングサービス宝船がかかわった事件にまつわる危険が迫っていた‥‥‥。

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前作を紹介したのはかなり昔、ですよね。(1年以上前でした)
主人公桃子と同僚の翔。この2人に起きた過去の出来事がそれぞれ解決し、はい大団円!まさかもう出ないだろう、と思っていたら出た出た(^o^)。
見事に話の大まかすぎるあらすじしか覚えてなくて、前作再読した(;^^)。

今回はどうなるのか??と思っていたら、最終巻のようですね。
完全に能力を取り戻し、順風満帆なはず、だったのが、新たな謎に新たなライバル登場、と桃子を動揺させる事が続き、能力が使えなくなる、という試練物、ですな。

それでも最後まで安心して読めるのは嬉しいですね~。
時期とか自分の体調、精神状況で進む本とそうじゃない本がある、って思うようになりました。

実用書が読みたい時、思いっきりファンタジーにひたりたい時、最後がハッピーエンドで終わってほしい時、最後に悩みたくなる時・・・。
大抵図書館で探して借りてくるので、好みの本を読むんですが、こういうシリーズ最新刊は予約本となるので手に入る時期がずれるんですよね。
しかも次に待っている人が多いから、先んじて読まないといけない。

なので気分じゃない時に手に取らなきゃいけない、ってのはちょっと残念。
この本は前作から間が空きすぎちゃってちょっと気分からずれちゃった。
これより「インディゴシリーズ」の方が読みたいかなぁ。

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猫鳴小路のおそろし屋 全3巻 風野 真知雄

今日も時代小説のご紹介。

猫鳴小路のおそろし屋 全3巻 風野 真知雄

読了です。

江戸は新両替町にひっそりと佇む骨董商<おそろし屋>。光圀公の杖は四両二分……店主・お縁が売る古い品には、歴史の裏の驚愕の事件譚や、ぞっとする話がついてくる。そしてこの店自体にもある秘密があって……?

第1巻
◇武田信玄の「風林火山」の血のしみのある旗(五両四分=約77万円)、
◇水戸光圀の杖(四両二分=約61万円)
◇北斎の幻の百物語の「六枚目の幽霊画」(二十両=約300万円)

第2巻
◇本能寺の茶筅(十四両=約180万円)
◇五右衛門の釜
◇大石内蔵助の太鼓(六十両=約900万円)
◇酒呑童子の盃(十両=約130万円)

第3巻
◇真田幸村の六文銭(10両=約130万円)
◇弁慶の下駄(十文=約120円)
◇安倍晴明の式神(0円)
◇将門の首壺

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初作家さんです。図書館で文庫本探しをしてて、3冊発見。
古道具(骨董)のお話は昨日の「皆塵堂」シリーズでもなじんでいるし、
なんか好きなんですよね~、古道具とか古本って。
通う訳でも購入する訳でもないんだけどね。

今回は古道具というより「骨董」。それもいわくつきの。
歴史上の有名人に縁のある品物を仕入れると、好きそうなお客様に声をかける。
いわれを語り、納得した方に譲るんです。それも大金で。
↑のように、かなりの金額がついています。

まぁ中には「へ?」と思うような値段のもありますが・・・。

途中、現代の話が差し込まれています。
東京は銀座のビルの中に若者が営むお店があり、
それが「おそろし屋」。彼は先祖代々守ってきたものを守り続けるんですが、それが明らかになるのが最終話の「将門の首壺」。

ある意味「うまくまとまったね~」と感心しました。
東京にある「将門の首塚」、「将門伝説」等々は最近他の本でも目にしており、こういう時「自分のあずかり知らぬ処で何かが働いている」と思ってしまいます。
偶然、と言うにはその回数が多いのでもはや偶然ではなく必然なのでは?と。

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溝猫長屋 祠之怪 輪渡 颯介

幽霊を「嗅ぐ」「聞く」「見る」 ならどれがいい?

溝猫長屋 祠之怪(みぞねこながや ほこらのかい) 輪渡 颯介

読了です。

忠次たちが住む溝猫(どぶねこ)長屋には、三月十日の時点で最年長の男の子たちが、 長屋の奥にある祠を毎朝お参りする決まりがある。 その祠を拝むようになってから子供たちは「幽霊が分かる」ように。 祠にはどんな謂(いわ)れが? なぜ「分かる」ように? そして忠次と同い年の銀太、新七、留吉らに苦難の日々が始まった

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作家「輪渡 颯介」氏、結構好きなんですよね。
時代小説、なんですがさくさく読めて気楽。

今回は「長屋」が舞台。って言うかこの作家さん、長屋舞台が多いんですけど。
そこに住む子どもたちの中で最年長男子らが1年間お参りするんです。
最初のお参り後に「変な匂い」がしたり、「何かの音が聞こえて」きたり、「何かがいるのが見え」たりしたり・・・。

いつもは1人、せいぜい2人。それがこの年は4人も!
しかもかなりの悪ガキが含まれており、どうなるかと思ったら案の定・・・(;^^)。

この作家さんのお得意の流れで、短編集に見えたお話が実は最後でつながっていた、と言う。読み終わってそう気づくので、マンネリとは思えないんですよね。

「どぶねこ」と言うから「古道具屋皆塵堂」シリーズのように猫がわさわさ出てくるかと思ったら、違ったところは肩透かしでしたが、面白かったです!

ちょこっと補足:
毎年お役目を担った子供は早々に長屋を出て、自立または奉公へ。仕事先では「聞き分けの良く真面目な良い子」と評価され、長屋の差配さんも鼻高々。でもそれには理由があって・・・となるんですが、この4人坊は・・・ってのがなんか微笑ましい。

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マギー・ホープシリーズ スーザン・イーリア・マクニール

女性には、例え優秀で、大学卒であっても-仕事をやめ、結婚するという悪しき傾向がある。自然、女性が職にとどまって仕事をまっとうすることなどあてにはできない。戦時ならなおさらだ

スーザン・イーリア・マクニール著

読了です。

◇チャーチル閣下の秘書
空襲が迫るロンドン。この街で1年余りを過ごしたアメリカ育ちの私マギー・ホープに、チャーチル首相の秘書としてタイピストにならないかという話が舞い込んでくる。自らの能力に見合った職ではないことに苛立ちを感じながらも、わたしはその申し出を受け入れた。首相官邸をめぐるいくつもの謀略が待ち構えていることなど知るはずもなく・・・。

 ◇エリザベス女王の家庭教師
チャーチル首相のタイピストから、MI‐5の工作員へ抜擢された。だが、持久力に難ありと訓練に落第してしまう。落ち込むわたしに命じられたのは、ウィンザー城に疎開している王女の警備役。王位継承権第1位の14歳のエリザベス王女を、ナチスが狙っている恐れがあるというのだ。そして表向きは数学教師として城に赴くや否や、一大事件が勃発…!

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こちらも図書館で見かけた文庫本。シリーズものだったので、楽しめるかな?と思って借りてみました。

アメリカ育ちのヒロインが亡くなった祖母の住居の処分のため渡英し、そこで第2次世界対戦、両親の事など色々起きて・・・って設定です。

2作読んでギブアップしました・・・(;^^)。
何かすっきりしない、なんでだろ??と思っていたら、他の方の書評を読んで納得。
>どれもが中途半端に感じるし、マギーの自意識過剰ぶりも少し鼻につく

そう、そうだなんだよね~。
なんか彼女が魅力的に感じられない。激しすぎる感情表現と理論的な考えや話し方がすっきりしなくって不安定すぎるのよね。
(英会話の先生が、自分も外国人のくせに「外国人は”Me! Me! Me!”なんだよね」と良く言うんですよ。要は自己主張が激しすぎて疲れる、って事らしいんですが)
まさにマギーはこれ。頭のいいリケジョかもしれないけどなんか鼻につくんですよ。

後は史実の中にお話を挟んでいるんですが、妙に細かい描写のとこと、「そこそれで終わらせるか?!」とあっさり終わらせるとこが分かりすぎちゃってて。

で、3作目も借りたんだけど、これは最初読み始めたんだけど、どうにもこうにも頁が進まず・・・。1/3位読んで返却しちゃいました。
しばらくしたら再度借りてみるかもしれないですが、今は良いかなぁ、って感じ。
他に面白そうなシリーズ追っかけてるから。

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烏(カラス)シリーズ 阿部知里

八咫烏(やたがらす)が支配する世界「山内」。
豊かな山内をご覧になった山神さまは、自らに代わりこの地を整える事を金烏にお命じになったという。
そこで金烏は4人の子供たちに、土地を4つにお分けになった。
東家・西家・南家・北家と呼ばれ、金烏を宿す宗家とともに山内を守るようにした。

1.烏に単は似合わない
2.烏は主を選ばない
3,黄金の烏
4.空棺の烏
5.玉依姫           阿部 智里

読了です。
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作者の阿部氏は学部3年生在学中の2012年に史上最年少松本清張賞受賞。
小さい頃から「絶対作家になる」と決めていたそうで。

本屋さんで並んでいるのをみて「どうなんだろ?」と気にはなっており、
図書館で単行本が並んでいたので「あ、借りられるんだ」と借りて読んだらあら面白い。そこから全てに予約を入れて読んでいきました(^o^)。
(本屋では文庫本だったので。やはり文庫本の方が取扱やすいからかな?)

読んでみたら、結構はまりましたね~。
気に入らなければ別へ、って思ってたけど気にいった(^o^)。

第1作では「妃選び」、2作目で「侍従選び」、3作目で「敵選び」、4作目で「仲間選び」、と八咫烏の世界で起きている事を書いています。
昔の「宮中」のような設定ですが、人形にも烏形にもなれる、ってのがなんか面白い。
ところが、5作目はいきなり「現代」の話しから始まっており、「あれれ?」と思っていたら、どうやら現代と八咫烏の世界はつながっているようです。

異世界ファンタジー、との事ですが、こういうジャンルって最初の読み始めは「え?え??」って途方に暮れるんですよね。
でもそこをじっくり読み進めていくとどっぷりとひたり始め、気づくと次作を楽しみにしてる、と。

勢い良く読むとすぐ追いついちゃうので、セーブしてるつもりなんですが、最新作はこの夏(2017年)に出る予定らしいので、今から楽しみです。

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