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マカロンはマカロン 近藤史恵

ビストロ「パ・マル」。「パ・マル(悪くない)」なんて名前をつけるなんて

マカロンはマカロン 近藤史恵

読了です。

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルは、スタッフ四人、カウンター七席、テーブル五つ。
フランスの田舎を転々として、料理修業をしてきた変人シェフ三舟さんの気取らない料理と、身も心も温めてくれるヴァン・ショーは大人気。
そして、実はこのシェフ、客たちの持ち込む不可解な謎を鮮やかに解く名探偵でもあるのです。

『コウノトリが運ぶもの』 アレルギー/父娘/鍋
『青い果実のタルト』  アリバイ工作/ブログ/迷惑
『共犯のピエ・ド・コション』 骨つき肉/入歯/再婚
『追憶のブーダン・ノワール』 ソーセージ/国際結婚/相互理解
『ムッシュ・パピヨンに伝言を』  女と男 再会 店名
『マカロンはマカロン』 マカロン/LGBT/
『タルタルステーキの罠』  生肉提供/妊婦/姑
『ヴィンテージワインと友情』 ワイン/持ち込み/亀裂

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第一作からどれぐらい経ったかな?(3年半も前でした。)
フレンチと事件の組み合わせ。いや事件といっても色々なんですがね。

この本はギャルソンの僕・高築が語り部となって進みます。
シェフの行動に「?」となり、後で説明を受けて「あぁ」となる。
このシェフの行動がホントすごい。
恥をかかないようにするけど、後で「ぞくっ」って。

「青い果実のタルト」は怖いですのぉ。
こちらは結構「黒」でした。
「ヴィンテージワイン~」も黒ではあるんですが、私は最後に希望を見ました。
こんなヤツラ、さっさとさよならしちゃって良いんだよね~。

その昔「好きなヤツラと酒を呑むのにおごってもらうのは申し訳ない」と思ってました。(あ、今でもですけどね)。でも中には「つきあってやってるんだからおごられて当然」というヤツラもいたっけなぁ。

それ以外は「白」でした。読んでてうるっときちゃう作品も多く、良品だなぁ。
この作品は時が止まったみたいで読んでいて心地良い。
そしておいしいものが食べたくなる(^o^)。
こういうお店、近くにあるといいのに。

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Comments

シェフと事件の2本立て。おもしろそうですね。

Posted by: mahalobunny | March 04, 2017 at 04:48 AM

タイトル見て マカロン食べたくなりました。

Posted by: オサムシ | March 03, 2017 at 06:30 AM

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