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あの家に暮らす四人の女 三浦しをん

でも、夢見たっていいじゃない。年取って死ぬまで、気の合う友達と楽しく暮らしました。 そんなおとぎ話があったっていいはずだ。

あの家に暮らす四人の女 三浦しをん 

読了です。

謎の老人の活躍としくじり。ストーカー男の闖入。いつしか重なりあう、生者と死者の声―古びた洋館に住む女四人の日常は、今日も豊かでかしましい。谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品。ざんねんな女たちの、現代版『細雪』。

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三浦しをんさん、久しぶりです。
最近ご無沙汰してましたが、こちらはTVで紹介されていて、
興味があったので覚えていました。
図書館の本棚に並んでいたので借りてみました。

東京近郊の一軒家に住む母娘。娘は刺繍家として家でレッスンしたりしてますが、こういう仕事って「仕事」として認識されにくい。
知り合った男性からも「それは趣味として続ければいい」的な事を言われ、
結局うまくいかなくなっちゃうんですよね。で40過ぎて独身のまま。
母親はそんな娘を苦々しく見てるワケです。

娘が出かけた際に知り合った女性が住んでいるアパートで水漏れ騒ぎがあり、リフォームが終わる迄という約束で転がり込んできて3人目。
その女性の同僚が元カレのストーカー騒ぎで越してきて4人目。
「あの家に暮らす四人の女」ができあがるワケですね。

女性だらけだから色々起きる。
お風呂のルールとか、掃除・洗濯・・・。
2人は仕事で出かけていき、2人は家に残る。
更に、家の敷地内には「門番小屋」のような家があり、そこに住み込んでいる老人・・・。

4人の日常が書かれています。特に大きな出来事があるワケじゃなく、
「こいつら何やってるんじゃい」って思う事だったりするんですが、結構面白い。
ある程度歳を取るとこういう生活形式って良いな、って思います。
以前紹介した若竹七海さんの「葉村晶」シリーズもそうですが、シェアハウス的な生活。

シェアハウスって若い年代の方が多いそうなんですが、そうじゃない、老人ホームにはまだ入れないから(;^^)、こういうがあると面白い気がします。


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Comments

暮らすのは難しそうです。私の友人はパック旅行でツインルームに一緒に泊まることもできないと言います。

Posted by: セイレーン | February 28, 2017 at 09:47 PM

私自身はシェアハウスできそうにないです。

Posted by: オサムシ | February 27, 2017 at 06:38 AM

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