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22 posts from November 2016

栗色のスカーフ 杉原爽香43歳の秋 赤川次郎

紹介が遅れましたが、15歳から28年間が経過した

栗色のスカーフ 杉原爽香43歳の秋 赤川次郎

読了です。

着々と仕事を進める爽香の前にトラブルは絶えない!都市開発を主導する大企業が抱える複雑な事情。愛人の死体隠蔽に奔走する取引先の男。そして、勤務する“G興産”の社長・田端の心変わり!?期せずして爽香は苦難の渦に呑み込まれる。

一方、夫・明男は、彼に恋する未亡人・大宅栄子と二人きりで会うこととなり…。登場人物が年齢を重ねる大人気シリーズ!

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この本が出ると「1年経ったなぁ」としみじみ思います。
秋に刊行されるせいで余計そう思うのかも??

15歳から28年間、ってすごいですね。それを読み続けている私も大概のもんですが(;^^)。
43歳になった爽香ですが、毎回どれだけの出来事が起きるんだろう?最近では「またか」と諦めモード。しょうがないと思いつつ動いてしまう彼女ですから、老けるの早そうよね(;^^)。

ここまでくると、夫婦仲とか色々な影響が出てきて1作で完結する問題なんてほんのすこしだけ。次へ持ち越し事案が多すぎて・・・1年経つと忘れてます、はい。
若い頃は毎日、一日の密度が高く感じてました。
でも歳を取るにつれ、毎日が過ぎるのが早くなり、それに伴って密度が薄くなっているような気がします。
数年前の事がついこの間のような気がしたりね。

1年後、44歳になった時にどうなっているのか?今から楽しみです。

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製造迷夢 若竹 七海

触るだけで想いが読み取れる・・・

製造迷夢 若竹 七海
 
読了です。

渋谷警察に薬でラリっていた12歳の少女・野中亜実が保護されたが、同じ頃、署に逮捕されてきた万引き主婦のふくらはぎにに噛みついた!?
「前世でその主婦に殺されたから、転生した自分が復讐したのだ」と主張する亜美。
渋谷猿楽町署の刑事・一条風太と、モノに残った人の残留思念を読むことのできる”心の探偵・井伏美潮”の活躍を描く連作長篇。

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警察が霊能力者の協力を乞う、と言うシチュエーションはアメリカの映画やドラマで見るんですが、日本ではなかなか難しいようで。その分小説の世界では結構お見かけします(^o^)。
そもそも警察とかそういう能力を信じてない人が多いような気がする。

独身刑事と特殊能力をもつ27歳の女性が事件を解決して行くお話です。
途中から「あぁ、この展開は」と2人の関係が想像付き始めたんですが、
今作は初版2000年ですから十数年前の作品ですが、楽しめるのはこういう設定だからですよね。

若竹七海さんの昔の作品をほじくり出して読んでます。
つい先日も「アメトーク 読書家芸人」篇で、まさか、の「静かな炎天」がカズレーダー氏によって紹介されておりました。
見た瞬間「うぉ~」とつい喜んじゃいました。
な、もんでこれからもちょこちょこ読んでいこうと思ってます。

ちなみにこちらはシリーズになってないので、次が読めないのは残念です。

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しぶとく「生き残る脳」、やたらと「粋がる脳」  中島英雄

しぶとく「生き残る脳」、やたらと「粋がる脳」  中島英雄

読了です。

男が口喧嘩で女にかなわないのはなぜ?
よく笑う人がボケないってホント?
「脳にいい」食べ物は?
酒とタバコと脳の健康の関係は?
笑うと脳にどんな変化が起こるの?
笑いながら読めて、読んでいるうちに脳も若返る、
噺家ドクターの「日本一わかりやすい」脳の健康雑学。

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先般、「キレる女懲りない男 黒川伊保子」という本を紹介しました。
この本が、「女性の目線から見た」作品だったので、
「男性目線から見た」本が読みたいな、と思い借りました。

こちらでは例はそれほど多くなく、その点では「あるある」とは言えなかったかなぁ。

ただ、こちらでは「手を組んだ時」「腕を組んだ時」にどちらの指(手)が上に来るか、で直感的か理性的かが分かるというものを説明しており、これは面白かったです。

右手と左手を組んだ時、どちらの親指が上に来ますか?
腕を組んだ時、どちらの手が心臓の上に来ますか?

これだけで分かる、って結構すごいかも。
↑の2種の組み合わせでそれぞれの特徴があるそうで、
両方が「左」の女性には嘘・浮気は絶対ばれるそうです(;^^)。

途中からは脳に良い、脳が長生きする方法の説明になっており、「笑う」のがどれだけ良い影響なのか納得しました。
と思惑は若干変わりましたが、これはこれで面白かったです。

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ソウル・コレクター ジェフリー・ディーバー

今週は「ジェフリー・ディーバー」週、です(^o^)。
先日紹介した「ウォッチ・メイカー」の次作、「ソウル・コレクター」をご紹介。

リンカーン・ライムのいとこアーサーが殺人容疑で逮捕された。アーサーは一貫して無実を主張するも、犯行現場や自宅から多数の証拠がみつかり有罪は確定的にみえた。

だがライムは不審に思う―証拠が揃い過ぎている。アーサーは濡れ衣を着せられたの
では?そう睨んだライムは、サックスらとともに独自の捜査を開始する・・・

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大体2年おきに新シリーズが出ているようですね。
前作の「ウォッチ・メイカー」が2006年刊行(日本では2007年)、今作が2008年(日本では2009年)となってます。

キャサリン・ダンスが気に入って読み始めたら、元々好きだったリンカーン・ライムシリーズもこの際読み直そう、と遡って行ってます(;^^)。
(最初から読み始めればいいのにね)

こちらはNYを舞台にした事件で、登場人物もたくさんなので覚えるのが結構大変。
更にパニックになりそうな都会ですよね~。
事件も派手で話題性高し、です。

「リンカーンのいとこ」という設定ですが、兄弟のように育った2人。
それがちょっとした事をきっかけに溝ができ、交流が途絶えて十数年・・・。
このいとこもかなりひどいことしましたわ。

今作では「成り代わり」がメインになってます。
対象となる人物の全てを知る。これは怖い・・・。
普段の行動から買い物、食の好みに疾病の有無。全てをデータ化して、参照可能にする時代が来たんですね。

更にその情報を欲する国家・・・。ホント気分悪くなります。
確かにテロは許せないものだし、テロを防ぐ為ならば国民監視もしょうがない部分があるのかな、と思います。
でも、やり過ぎだよね。データを過信する事で起きる悲劇。

「あの人がそんな事をするはずない」と言いきれる程人間観察力が優れているわけじゃないし、人と濃い関係を結んでいるわけじゃないから余計そういうデータで物事を見るようになっているんでしょうね。

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シャドウ・ストーカー ジェフリー・ディーバー

キャサリン・ダンス・シリーズ第3弾です。
シャドウ・ストーカー ジェフリー・ディーバー

いかなる嘘も見破る能力をもつ尋問の天才、キャサリン・ダンス捜査官は、休暇で訪れたフレズノで、人気カントリー歌手ケイリー・タウンがストーカーに悩まされていることを知らされる。その男エドウィンはメールアドレスを変えても即座に新たなアドレスを探り出す。数日後のコンサートに、エドウィンはやってくるという。

ケイリーらが不安に震えるなか、彼女の側近、ボビーが殺害された。ケイリーのヒット曲の歌詞をなぞるような状況で。そして第二の殺人が―ストーカーが一線を越えたのか?それとも?捜査権もなく銃も持てない状況で、ダンスは殺人者を追うが、事件の背後の陰謀は予想を超えるものだった…。

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う~ん、いやいや、これがまた、なキャサリン・ダンスの第3弾です。

「キネシクス」の専門家のキャサリンは実は「音楽収集」ってのも専門にやってます。
一時期は歌手として活動したこともある、との事ですがその才能は「??」。
で今はアメリカ各地の音楽を集めて周り、彼女の友人と運営しているWebサイトで紹介したり販売したりしているんです。今回は休暇を取ってその音楽収集の旅へ行き事件に遭遇します。

殺害シーンはなかなか残酷です。この作家さん、そういうの好きみたい。
そしてストーカー行為はねちっこいです(;^^)。
昨日の「ロードサイド・クロス」もそういう箇所が色々ありましたが、対象者の行動を探る様は手が込んでますね。

容疑者のエドウィンへの取り調べ。キャサリンは管轄外での案件の為、別の人が行います。が、「キネシクス」の専門家から見ると失敗ばかり。
しかもエドウィンはその仕草が読み取りにくいものばかり。
容疑者じゃないのか、それともウワテなのか??

ジェフリー・ディーバーの本を続けて読んでいるので、大体彼のパターンは分かってきました。
「最初に容疑者になった人は犯人じゃない」と(;^^)。
今回も解決したようでいて、まだまだ頁は残ってる・・・。
はい、まさか、の人が犯人でした(^o^)。

事件と平行して、歌手ケイリーの人生、音楽業界の転換についても書かれています。
そういえば、先日紹介されていたこんな本がありました。


「本も売れない時代」と言われてますが、音楽も売れない(と言うかタダ)時代なんですね。
確かにCD買ってないもんなぁ。最近は音楽にお金を払ってないし。

「消費」しなくなった現代なんですかね~。

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ロードサイド・クロス ジェフリー・ディーバー

ネット社会の完全犯罪に巨匠が挑む! いかなる嘘も見破る「人間嘘発見器」キャサリン・ダンス、第二の事件。

「ロードサイド・クロス」 ジェフリー・ディーバー

路傍に立てられた十字架。それは殺人の予告だった。十字架に名前の記された女子高生が襲撃されたのだ。被害者はかろうじて難を逃れたものの、同様の企てが連続する。警察の調査から、狙われた少女たちは皆、陰湿なネットいじめに加担していた。いじめの被害者である少年は行方不明となっていた。

カリフォルニア捜査局の尋問の天才、キャサリン・ダンスは少年の行方を追うが、ついに十字架で名前の予告された人物が殺されてしまう。関係者への尋問を重ねて、ダンスは真相へにじり寄ってゆく……。

ネットによる吊るし上げ。ブログの炎上。オンライン・ゲーム。巨匠がコンピュータ社会の闇に切り込み、おそるべき犯罪計画を描き出す。サスペンスの果てに明かされる、アガサ・クリスティーばりの意外な犯人!

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「キネシクス」の専門家、キャサリン・ダンス。
今回も少年の友人、両親など色々な人の様々な仕草や応答の仕方から「何か隠してるな」とか、「反対の事を言ってる」とか色々な事を読み取っていきます。

彼女自身はあまりネットに詳しくはないんですよね。
なもんで、ありとあらゆる情報が晒される、って事も想像にしてなく、
またネット社会での発言がどれだけ影響を与えるか、ってのもピンとこないんですよね。

アメリカは日本よりネット社会が進んでいるような気がしてますが、誹謗中傷などは日本でも最近すごいですよね。
一素人のサイトが炎上したり、なんて事も。
揚げ足取りは不快ですが、浅はかな意見や行動を挙げる人もいるわけですからね。

今回もあるブログから端を発して、ある少年に降りかかる火の粉を中心に描いていきますが、いやしかし、犯人が誰かホント、分からない!
最初に少年に嫌疑がかかる訳ですが、最初に容疑者になったから、こいつは違うだろう、と(;^^)うがった見方をしちゃいますね。

事実、「大体終わりかな?」と思った時点で残り頁多々・・・。
「このままじゃ終わらないな」ってのがよくわかります。慣れてきたし、ね。

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ウォッチメイカー ジェフリー・ディーバー

チックタック・・・

ウォッチメイカー ジェフリー・ディーバー

読了です。

“ウォッチメイカー”と名乗る殺人者あらわる。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を10個買っていることが判明、被害者候補はあと8人いる―尋問の天才ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。2007年度のミステリ各賞を総なめにしたシリーズ第7弾。

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昨日紹介した「キャサリン・ダンス」と「ボーン・コレクター」のリンカーン・ライムがコラボした作品です。
やっぱり順番に読んでいくべきだったか?と思いつつ・・・。
昨日の「スリーピング・ドール」より前の作品です。

「ボーン・コレクター」から四半世紀経過しており、でも彼らの生活は進んでいたんですね(;^^)。
今回のは「ボーン・コレクター」から6作目になりますので、当然か。
5作すっ飛ばして手に取るから、もう(;^^)。

今作はリンカーン・ライムがメインなので、NYが舞台。
めちゃ残忍な手口での殺人。ところが遺留品はほとんど見つからず、時計だけ。
犯人らが被害者を品定めしている処はゾゾッ、とします。
「ボーン・コレクター」ではほとんど体が動かなかったライム。
その後少しだけ、一部分だけ動くようになったりしています。
又、生きる希望をいっさい持たなかった初作に比べ、少し未来を考えてもいます。

が、「物理的証拠が唯一」と信じるところは変わらない。
犯罪現場をマス目事に調べていく「グリッド調査」をし、微細証拠から何から全てを分析・整理し、推理していきます。
そんな彼が「人間の見た目」を判断するキャサリンの能力なんか信じる訳がない!

ところが、徐々に彼女の能力もありかな、頼ろうかな、と思っていく過程は本題と関係ないのですが、ニヤニヤしちゃいますね。

こちらの作品も「めでたし&めでたし」となるところでまだ残り頁がたくさん。
やはり一筋縄では終わってくれませんでした(;^^)。
この人の話はこういうものなのね・・・。

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スリーピング・ドール ジェフリー・ディーバー

キネシクス kinesics
伝達手段としての表情や身ぶりを研究する学問。身体の全体あるいは一部がどのようなことを表現するか,それが言語とどのようにかかわっているかを調べる。さらに,いろいろな身ぶりの最小単位となるものは何か,それらがどのように組合わさり,どのような体系をなすか,そしてその体系が民族ごとにどう違うかが研究目標となる。

スリーピング・ドール ジェフリー・ディーバー


読了です。

他人をコントロールする天才、ダニエル・ペル。カルト集団を率いて一家を惨殺、終身刑を宣告されたその男が、大胆かつ緻密な計画で脱獄に成功した。彼を追うのは、いかなる嘘も見抜く尋問の名手、キャサリン・ダンス。

抜群の知能で追っ手を翻弄しながらダニエル・ペルの逃走は続く。彼の行動の謎を解明するため、キャサリン・ダンスはカルト集団の元“ファミリー”、そしてクロイトン一家惨殺事件のただ一人の生存者、次女・テレサに接触を試みる―。
大好評“リンカーン・ライム”シリーズからスピンアウト、二人の天才が熱い火花を散らす頭脳戦の幕が開く。

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翻訳本はとかく長いものが多い為、あまり手を出さないようになってました。
描写がねちっこいせいもあり(;^^)、気づくと文字の上っ面を滑ってる、みたいな。

こちらの作家「ジェフリー・ディーバー」氏は「ボーン・コレクター」の原作者と言えば一番分かりやすいかな?


デンゼル・ワシントンとアンジョリーナ・ジョリー共演の1999年の映画です。

この時に映画も見て小説も読んだんですが、それっきり忘れてました。
が、先般紹介した有川浩さんの「倒れる時は前のめり」、で紹介されていて、
今なら図書館で借りられるかな?と思って借りました。
※本当はこの次に出た作品を紹介してたんですが、こっちがシリーズ1,との事でこちらから読むことに。

アメリカドラマの「ライトーミー」や「メンタリスト」が好きな私。

「心理的考察」って言うんですかね?仕草やボディランゲージで相手を読む、って感じの物、好きなんですよね。日本にはない設定だし。

この本はその「仕草やボディランゲージ」を勉強したキャサリンが遭遇する事件を描いています。
冒頭からすっごい展開で、ねちっこい描写も何のその。
夢中になって読みましたよ。

しかも、「ここで終わり?」って処でまだまだ頁が余ってる・・・
と思ったら、「やっぱり」って感じで終わらない~!
そこから二転三転と物語が転ぶ様は見ものです。
(イヤな人はイヤだろうな(;^^)。好みは分かれるだろうな(;^^))。

これですっかりはまりました。ジェフリー・ディーバー。
遡って読んでいきましたので、今週は怒涛のご紹介です。

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『インフェルノ』

人類の50%死ぬか、100年で滅ぶか

『インフェルノ』
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上映時間 121分   製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2016/10/28
監督: ロン・ハワード
出演: トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)
フェリシティ・ジョーンズ(シエナ・ブルックス)

ラングドン教授が目覚めたのは、なぜかフィレンツェにある病院の一室だった。過去2日間の記憶がない彼は、謎の刺客に命を狙われるも、女医シエナの手を借り、どうにか病院から脱出する。

何も思い出せない彼のポケットには1本のペンライトが。そして映し出されたのは、ダンテの神曲“地獄篇”を模した『地獄の見取り図』・・・。

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原作はもう読んでないです。途中で飽きた(;^^)。
難しすぎるんだもん~。ただでさえ翻訳本は長くなるのに。

今回冒頭はなんか「ボーン・シリーズ」みたいな始まり方。
でも出て来るのはトム・ハンクス(;^^)。
太ってる訳じゃないけど、敏捷ではないからね・・・。
しかも頭もうろうとした彼の逃亡はドキドキです。

ダンテの神曲、存在を聞いたことはあるけれど、見たこともなし。
でもあの「地獄の見取り図」は怖かった~。
日本の地獄絵図もなかなかですが、海外のものって馴染みがないせいか神秘的に見えます。

映画の場合、謎解きを分かりやすくしてしまうので、簡単に感じちゃうんですよね。小説だとおそらく「地獄の見取り図」の読解だけで10数ページとかいっちゃうんじゃないかな??

「信念」とは怖いものです。自分が正しい、他が間違っている、と簡単に区別できてしまうから。相手の言い分は聞かない。説得しようにも聞く耳を持たない訳ですからね。
信念を持つことが悪いとは言ってないです。
でも相容れない相手との妥協点を見いだせない、ってのは良くないと思います。

今回もそんな「曲がった信念」を持つ人達が出てきます。
別に良いんだけどね、自分たちだけであ~だこ~だやってるなら。
でも必ず「世界を救う」とか「未来のために」とかって大義名分で一騒動を起こしちゃうんですよね。

ウィルスの威力が分からないから、そこはちょっとですけどね。
お気に入りの映画「ROCK」

では、最初に苦しんで死ぬ人のシーンがあるんですよ。
それだけに化学兵器のVXガスの怖さが分かるんですよね。
でも今作では、そういうシーンはダンテの地獄の見取り図のイメージ映像だったので、う~ん、と。

まぁ、難しく考えずに楽しめますので、映画館へどうぞ。

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『ブリジット・ジョーンズ』

15年目の幸福に乾杯

『ブリジット・ジョーンズ ダメな私の最後のモテ期」

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上映時間 123分  製作国 イギリス/フランス/アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2016/10/29
監督: シャロン・マグアイア
出演: レニー・ゼルウィガー(ブリジット)
コリン・ファース(マーク)
パトリック・デンプシー(ジャック)

すっかりアラフォーとなってしまったブリジットは、テレビ局の敏腕プロデューサーとして順調にキャリアを積んでいたが、プライベートでは残念なことに未だ独身。ダニエルは事故で亡くなり、マークも別の女性と結婚してしまっていた。

そんなある日、ブリジットは野外ロック・フェスでイケメン実業家ジャックと出会い、お酒の勢いでそのままベッドイン。ところが数日後、マークと気まずい再会を果たすも、“妻と別れた”という彼の思いがけない告白に気持ちが高ぶり、こちらでもまさかのベッドイン。

それから数ヵ月後、ブリジットのオメデタが判明する。しかし肝心の父親がジャックかマークか分からず、そのことを2人に告げるブリジットだったが…。

************************************

2001年の第1作からもう15年ですかぁ、歳取るはずよね。
最初の映画から見ている人ってそうそういないのでは?
私なんか「そうそういない人」ですけどね(;^^)。
好みとか人生、生き方とか色々変わるしね。

いや、ブリジット、老けたなぁ~。もちろん年齢の割に若いはずなんですが(だって映画でもエクササイズとかに励むシーンがあり・・・)
1作目で「シェイプ用のパンツか、セクシーなパンツか」で悩むシーンがあった訳で。
ポスターでは「額のシワ」、ないですが、映画ではさすがに消せなかったようで。
映画シカゴにも出演してて、超お色気、って感じだったんですけどね・・・。

とつい昔を振り返ってしまいながら見ておりました。
なんか自分の事言われてるみたいで(;^^)、身につまされましたが、こういう出会いはないからね、普通。

イギリス映画ってアメリカ映画となんか違いますね。
堅苦しさがあるというか、なんかどっか親近感を感じるような・・・。
いや無事に終わってくれて何よりです。

ラブコメですので、柔らかく気楽に見て下さいな。
勿論1作目からどうぞ。

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『コンカッション』

挑んだのは真実との戦い。

『コンカッション』

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上映時間 122分  製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(キネマ旬報DD)
初公開年月 2016/10/29
監督: ピーター・ランデズマン
出演: ウィル・スミス(Dr.ベネット・オマル)
アレック・ボールドウィン(Dr.バイレス)
ググ・ンバータ=ロー(プレマ・ムティソ)

アメリカの国民的スポーツであるアメリカン・フットボールが、選手の脳に慢性的な深刻なダメージを与える危険なスポーツであることを立証した実在の医師ベネット・オマルの感動の実話をウィル・スミス主演で映画化した社会派ドラマ。新たな疾患“CTE(慢性外傷性脳症)”を発見する。それは、タックルによる脳への激しいダメージが蓄積することで引き起こされる脳の障害だった・・・

************************************
ついこの間、英会話の先生とこの話をしたんですよね。
引退したアメリカンフットボール選手に体調不良、不慮の死、が多発しており、
アメリカで因果関係が証明されたと。

映画では、ベネット・オマル医師のエピソードやプライベートも多少織り交ぜつつ、
彼がスター選手だったマイク・ウェブスター氏の解剖を担当し、その死に不審を抱くところから展開していきます。

有名選手なのに、妻と子を置いて家を出て車で暮らしています。
寝るのが怖い、と言い続けていた彼の死に続き、他の引退選手の中にも、
麻痺が出てきた人、いきなり暴力をふるったり、大声を出したり、と奇行が目立つわけです。

この発表後もNFLは否定し続けてた訳ですが、選手らによる集団訴訟、10年経って若いしたそうです。
この10年間で誰も亡くなってなければ良いのですがね。そうもいかず・・・。

聞くとタックルの衝撃はとんでもない威力なんだとか。
こういった「コンタクトスポーツ(接触競技)」は、危険ですね。
そういえば、ボクシングの症状は有名ですよね。
約1/3の人が発症するおそれがあるそうです。

映画では、NFLが認めた後も、小学校などでアメフトの授業があったりしてて、
それを見たオマル医師は絶望感におそわれるところで終わります。
そういや先生も「授業であったけど、どうしても好きになれなかった」と。
先生はそういうの苦手な人なのでね。

先生との会話の後のタイムリーな映画だったので、実話を元にした地味な話なんですが、興味深く見ることができました。

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『スタートレック BEYOND』

相変わらず「3,2,1」のサンダーバードをイメージしちゃうこちら。
新作が出ましたので行ってきました。

『スタートレック BEYOND』

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上映時間 123分  製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東和ピクチャーズ)
初公開年月 2016/10/21 監督: ジャスティン・リン
出演: クリス・パイン(ジェームス・T・カーク)
ザカリー・クイント(スポック)  ゾーイ・サルダナ(ウフーラ)

5年におよぶ宇宙探査へと旅立ったエンタープライズ号。それから3年あまりが経ち、ジェームス・T・カークの中には艦長という役目に対する迷いが生じていた。一方、副艦長のスポックもまた別の理由から迷いを抱えていた。

そんな中、宇宙基地ヨークタウンに寄航したエンタープライズ号一行は、そこで未知の宇宙船に乗る女性から仲間の救助を求めるメッセージを受け取り、すぐさま救出へと向かう。しかしそれは巧妙な罠で、エンタープライズ号はクラールという異星人からの襲撃を受け不時着を余儀なくされ、クルーたちもバラバラになってしまうのだったが…。

*************************************
あまり小難しい事を考えないで済む映画なんですが、
最初の基本設定がうろ覚えだけに、最初ちょっと入り込めませんでした。
前作から7年?経ってたので、記憶が危なげで。

何より今回、アクションがものすごかったです。
4DX用の展開のせいか、派手になりましたね。
「あぁ、ここは4DXならこうなるんだろうなぁ」とつい考えてしまいます。
その分、どの映画も似たような展開というか運びになりますね。

今回は迷いが生じたカーク船長。
3年で仕事に迷いが出る、ってのは未来になっても一緒かぁ(;^^)。
どんな時代でも場所でも、仕事への迷い、ってなくならないんですね。

ただ彼らは「異星の敵」に対し団結します。
人それぞれがそれぞれの能力で立ち向かっていく、
そこは面白いですね~。
クライマックスの音楽をノイズ(雑音)としてかける処とか
「アメリカだなぁ」と思っちゃいました。

謎解き部分はちょっと哀しくなりますが、負の感情と言うのは自分とそれ以外の人も不幸にしますよね。それだけに彼にも大義名分があったんだろうなぁ。
彼も救ってほしかったです。

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『何者』

結局僕らはさ、何者になるのかな
迷い犬みたいでいた階段の途中で・・・

歌詞と曲調が気に入って何度も聞いてます、の
『何者』

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映時間 98分  製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2016/10/15
監督: 三浦大輔
出演: 佐藤健(二宮拓人)  有村架純(田名部瑞月)
二階堂ふみ(小早川理香)  菅田将暉(神谷光太郎)
岡田将生(宮本隆良)     山田孝之 (サワ先輩)

大学の演劇サークルに情熱を注ぎ、周囲を冷静に観察・分析する拓人。拓人のルームメイトで、バンド活動をしている天真爛漫な光太郎。その元カノで拓人が秘かに思いを寄せ続ける真面目女子の瑞月。瑞月の友人で、偶然にも拓人たちの部屋の上に住んでいた意識高い系女子の理香とその同棲相手で画一的な就活に否定的な隆良。

彼らは、ひょんなことから理香の部屋を“就活対策本部”と名付け、情報交換のために定期的に集まるようになる。大学院生のサワ先輩に見守られ、それぞれに内定を勝ち取ろうと悪戦苦闘する5人だったが…。

**********************************
原作を読んだのは結構前。
あまり気分良くなかったからなぁ、読後。
でも前述の通り「曲」が良かったんでね(^o^)。
つい見ちゃいました。

好きな役者さん、結構出てるんですよね。
しかも皆イメージがぴったり。楽しめました。

最後の最後のひっくり返し、は、やはりゾクッときました。
知っててもそれまで普通にひたりきっていたので、
座布団外された気分、です。

本を読むのとは違って、ツイッター140文字もあまり気にならなかったです。慣れただけかな? 本の時は「もううざい~」と思ってたし。
でもそれよりも、拓斗くん(佐藤健氏)の演劇風語り口調の方が気恥ずかしかったです。

最近、映画の主題歌にはまってます。
洋画・邦画を問わず、気に入った曲をi-pod touchくんに入れて聞いてます。
この「何者」もそうだし、「君の名は」とか、パフュームとか。
気分だけは若いようです、はい(^o^)。

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<なりたい> <クリーピースクリーチ><古道具屋皆塵堂6&7><火村英生シリーズ> 「ダリの繭」「ロシア紅茶の謎」「双頭の悪魔」

結局今週一杯かかっちゃった(;^^)。
紹介せず、中途半端で放置していた本がこんなにあるとは。
1冊ずつ紹介していけば記事投稿は稼げるんですが、それもなんかね~。

<なりたい>


「しゃばけ」シリーズですが、最初は文庫本買ってたんだよね~。
いつからか図書館本となり・・・。
しかも「1」「2」と進まないので、読んだかそうじゃないかが
分からなくなり・・・で手にとってパラパラとめくり
見たこと無い文章なら借りて読んでます。順番ぐちゃ。

<クリーピースクリーチ>


映画「クリーピー」で「なに?!」と思ってて
続編らしいと言うことで借りてみました。
が、全然違った~。気持ち悪いだけ(;^^)。
なのに現実なのか幻想なのか分からなくなる文章。
う~ん、頑張って下さい。

<古道具屋皆塵堂シリーズ6&7>


道具+幽霊、が集まる古道具屋を舞台にしたシリーズも
「夢の猫」で堂々完結!
色々な話がこうやってつながってたのね~、と思うも
最後に一気に出てきた感じで落ち着いた今になると
うろ覚えになってる・・・。

<火村英生シリーズ>
「ダリの繭」「ロシア紅茶の謎」「双頭の悪魔」


TVドラマになった話も収録されてましたね。
しかし、この2人。TVをみたせいかもしれないが、
BLの世界にいるような・・・。微妙な関係ですよね。


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<教場2> <アンと青春><晴れの日には~藍千堂菓子噺~><幹事のアッコちゃん>

はい、まだまだ続きますよ~。
いい加減にしろよ?って?(;^^)。
でもまぁ最近訪問者も減ってますので、良いかな? (あ、訪問頂いている皆様、すみませぬ・・・)

<教場2>

2年前に「1」を紹介しました。警察学校を舞台に「風間教場(クラス)」の生徒がいかに退校に追い込まれるか、を描いています(こう書くと趣味悪いね;^^)。
これを読むと「警察官の適正」について考えさせられます。
どんな生徒なら風間先生はOKを出すんだろうか?自分なら?って考えちゃいます。

<アンと青春>

こちらは3年前に1巻を紹介。今回2巻目なので、「シリーズ」ではないかな。
デパート地下の和菓子屋さんでバイトするアンちゃん。
良い上司・同僚に恵まれて、本人のやる気もあいまって、絶好調!と言いたいのですが、そうはいかないお客様が本日もご来店。
お仕事小説としても、和菓子小説としても読み応えあります。
京都のお店、行ってみたいなぁ。

<晴れの日には~藍千堂菓子噺~>

こちらも2年半前に紹介した作品の2巻目。
時代小説です。江戸時代の和菓子屋さんを舞台に職人の技と心意気を描く作品。
この作者「田牧」さん、結構好きです。
今作で主人公、清太郎の恋物語も描かれます。ほんと良い人です。
こういう人、どこかに転がってないかしらん?

<幹事のアッコちゃん>


ランチのアッコちゃん」「3時のアッコちゃん」と紹介している第3弾。
表題は「幹事」ですが、「アンチ」「ケイコ「祭り」と短編集になってます。
悩める人に手を差し伸べる、でも決して自分では教えない。
相手が学ぶ意志がないと難しいな、ってつくづく思う。
が、う~ん、アッコちゃんはどこに行くんだろう??
ってか最終巻と言われても「うんうん」って思う終わり方でした。

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<東京バンドワゴン11><アナザーフェイス7 愚者の連鎖><モップの精は旅に出る><心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔>

続き物3日目、です。
1冊単位で紹介したい本は除いて、「まとめてでいいかなぁ」って本を主に紹介しております(;^^)。

<ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン11弾>


TVドラマにもなりました東京の古本屋とそこに住む大家族について書かれているこちら。8巻までは紹介してたみたい。
出れば読みたくて借りちゃうんですが、すぐ読み終わりすぎちゃって(;^^)。
やってる事はすごいんだけど(今回も大祖父勘吉がイギリスまで行っちゃったりね)いわゆる「サザエさん」風です。

<アナザーフェイス7 愚者の連鎖>


シングルファーザーとなった大友と息子を中心としたシリーズです。
前作で息子優斗が高速バスから行方不明になり、とあったんですが、
優斗もいよいよ中学生。
参事官の後山氏も警察を去ることになり、いよいよ大友刑事課復活かな?って終わり方でした。

<モップの精は旅に出る>
>
懐かしい~。2年ぶりのお掃除大好き「女清掃員探偵キリコシリーズ」です。一部では「最終巻!」と言われてますが、どうも最後って感じしないんですよね。キリコちゃんが今もどこかで掃除してる気がして・・・。アマゾンでも「最新刊」としか書いてないし。

<心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔>

こちらもシリーズ物ですが、「アナザーファイル」とあるように外伝、です。
主筋物は長編、外伝物は短編集になるんですよね。
本編の新作が出ない状態なので、これで我慢するしかないかな、と。
でも一気に読みすぎちゃったせいか、熱が醒めた、な(;^^)。

いやいや、読みっぱなしのシリーズ物って結構ありますわ。
これだけ良く読んだもんだ、うん。

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<最後の晩ごはん6><明日町こんぺいとう商店街3><書店ガール5〉<任侠書房>

シリーズ物その2、です。
ライトノベル系は軽く読めるんですが、すぐ次が出てくるので、結構紹介しないで放置してたものありますね~。

<最後の晩ごはん6>

前回、5巻まで紹介しており、こちらから新章スタート!と紹介されています。
芸能界を追い出された海里と訳あり店長の交流を描くシリーズです。
海里の兄弟やそのお嫁さん、店長の師匠や店に来る常連さんなどわさわさと人が出てきますが、極めつけが「ロイド」。ロイド眼鏡の幽霊(守護霊?)が出た日には・・・ねぇ(;^^)。

<明日町こんぺいとう商店街3>

第2巻の紹介後、しばらく経ちましたけど、3巻が出たことを知り借りてみました。
商店街の中にある色々なお店を軸に住人について書いています。
商店街の入口にあるうさぎさんの像にお願いすると恋が叶う、と言われてますが、
たまに混乱しちゃったうさぎさん、違う人の縁結びをしちゃうそうですよ。

<書店ガール5〉

こちらは4巻まで紹介してましたね。
「う~ん、何かなぁ」と思いながらも読み進めていましたが、世代交代ではないですが、徐々に他の女性を主役にした話になっております。
こういうシリーズも珍しいよね。
普通シリーズっていうと同じ人が主役張るんだけど。
まだ続くようなので、ぼちぼち、と読んでいこうと思ってます。

<任侠書房>


遡ってようやく読めたシリーズ1作目。2作目が「学園」で3作目が「病院」でした。ヤクザがひょんな事からカタギの仕事にしゃしゃり出て、経営を立て直す、と言う物。
行き詰った時には外部からの風が必要、と言いますが、それを地で行ってますね。

文章が簡易で、ページ数も少なめ。軽く読めるので気分転換に良いんですよね。
現実を一瞬忘れ、ストレス解消になっている気がしてます。

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<よろず占い処陰陽師シリーズ8〉<神様の御用人シリーズ5〉<真夜中のパン屋さんシリーズ4&5〉<思い出の時修理します4〉

図書館で本を借りるようになり、今まで未読の作品や知らなかった作家さんの本をよむようになりました。
基本「1冊の読み切り」より「シリーズ物」が好きなんですよね。
完結したシリーズ物なら読了後まとめて紹介できるのですが、
現在も続いているものだと、後からポロポロと続編が出てつい紹介するのが遅くなります。
そこで今週はそういったものをまとめて紹介していこうかな、と。

<よろず占い処陰陽師シリーズ8〉


前回の紹介後に出た第8弾。高校の修学旅行が海外になったのはいつごろからかな?私の時は海外なんてとてもとても。私立がせいぜい沖縄とか北海道だった気が。
キツネ君なのにハワイって・・・良いなぁ。  

<神様の御用人シリーズ5〉

こちらは順調に進んでますね。正式な御用人となった良彦の成長物語になってますね。1~4巻と変わらず色々な神様が出てきて面白かったです。
ビリケンさんまで出てくるとは(^o^)。

<真夜中のパン屋さんシリーズ4&5〉


前作紹介後、4巻は紹介を省いていたみたい(;^^)。
もうほとんど忘れてますが、「午前4時」(第5巻)で、母との和解が書かれています。
TVドラマでここらへんまで匂わせていたので、そんなもんかぁ、と思ってたんですが。
そろそろ最後が見えてきましたね。

<思い出の時修理します4〉


商店街にある時計屋さんを舞台にしたシリーズ物。1巻で終わっても良いように、と詰め込んで書いてしまった為、若干最後までダルダルっとしちゃいましたが、これも1巻目だけ紹介して終わっちゃってる?4巻が最終巻です。
まぁ1巻の最後で想像していた終わり方なので、無問題。

こんなふうに散文的な紹介になっちゃいますが、
備忘録を兼ねているのでしばしおつきあい下さいな。

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キレる女懲りない男 黒川伊保子

男女の脳は、回路のカタチと信号特性が違う。違う装置なのだから、使用法も当然違う。なのに多くの大人たちが、異性の脳を、自分の脳と同じように扱おうとしてストレスを作り出している。

キレる女懲りない男 黒川伊保子

読了です。

些細なひと言に突然キレる。昔のことを蒸し返す。とりとめなく関係ない話をする。思い込みが激しい。根拠なしに「絶対これがいい」と断言する。まったく女は厄介だ。
確かに女性脳は厄介だが、それゆえに潜在能を秘め、扱い方を間違わなければ、強い味方になって奇跡をも起こす(間違えれば敵になる!)。
本書では、男女脳の違いをつぶさに解きながら、わかりあうための処方箋を示す。職場の人材活用に使え、恋愛指南になり、夫婦の老後の備えともなる究極の男女脳取扱説明書
****************************************

いや、この本、面白かったですっ!
いわゆる「リケジョ」が書いた本なんですが、こういうのって男性目線からの本が多いんですよね。
それを女性がしかも理路整然と実例をあげて紹介されると分かりやすいです。

例えば「俺は家事をやっている。ゴミ当番だ」なんて言う方いますが、
女性からしてみれば、「ゴミ袋を用意する」「当日にゴミを集めてゴミの量にあう袋に入れる」「ゴミを出す」「ゴミ袋の在庫数を確認して足りなくなったら買い足す」
これを全部こなしてこそ、「ゴミ当番」を名乗ってくれ~、と思ってる(;^^)。

女性の脳が何の苦もなくあれこれこなしている家事を男性の脳はこなすことができない、って事をあれこれ書いてあります。
また会社での部下の女性への評価について、や男性上司への企画の通し方、など実用面での事も書いてあります。

脳の違いでここまで受け取り方が違う、と言うのは以前「地図が読めない女、話を聞かない男」という本を読んで知ってはいました。
でもあの本は翻訳本だったし、こっちの方が実際に即してる感じで分かりやすいです。
こちらは男性にも女性にもお勧めです♪

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ブラック・ドッグ 葉真中顕

けもの・・・全身が毛でおおわれ、四足(よつあし)で歩く動物。けだもの。
人と獣の違いは「良心」があるかどうか、と言う人もいますが、どうなんでしょうね。

ブラック・ドッグ 葉真中顕

読了です。

目的のためには殺人も辞さない過激な動物愛護団体、“DOG”。遺棄動物の譲渡会とペット販売が行われるイベント会場に集まった隆平、栞、結愛と拓人たちは、“DOG”によって会場に閉じ込められ、見たこともない謎の黒い獣に襲われる。次々と食い殺されていく人間たち。獣から逃げるため、逃走を開始するが―。

*************************************

作者の「葉真中顕」さん。1作目・2作目と読んでおり、社会の裏とかちょっとずれた視点からの世の中を書いており2冊とも「うおっ!まさか?!」ってな驚きが新鮮で結構好きなんですよね。

1冊目:ロスト・ケア
2冊目:絶叫

今作では「ペット業界」と「ペット問題」について取り扱っています。
と書けば良いんですが、↑のあらすじを読むとそんなもんぢゃない(;^^)。
いやぁ~グロかったです。

過去2冊でも「猫と暮らしてた女性が・・・」とかってあり、描写に難あり、って思うこともありましたけど、今回はもうとことん難ありでしょぉ!って感じ。
冒頭から最後まですごかった。

それだけでこの作品を評価するのはイヤなんですが、この描写があるだけで、なんかなぁ、って気分になってしまいました。
ペット業界とペット問題。深いですよね。
さくっと挙げるだけで、「無理な繁殖」「流行に左右」「飼い主の自覚がない」等々。
ペットショップがあれだけ出てきたのはいつごろからでしたっけね?
それまでは近所のおうちからもらったりするのが一般的でしたよね。

最近は「譲渡会」なんてのも盛んになってますよね。
「犬猫殺処分ゼロ」を目指すなんて自治体もあるそうですし。
どこからどう解決していったらいいのか分からないくらいこじれてますが、どうにかならないものかなぁ、と思う今日この頃です。

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恋するハンバーグ 山口恵以子

はじめ食堂は佃大通りの商店街の一角にある、小さな洋食屋だ、
佃という土地はまだ漁師町の面影を残す下町。

恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂 山口恵以子


読了です。

帝都ホテルで副料理長をしていた孝蔵は妻の一子と、実家のある佃で洋食屋「はじめ食堂」をオープンさせた。 無銭飲食の客に親切にしたり、近所に泥棒が入ったり、息子のタカシが行方不明になったり……と 色々事件はありながらも、温かな常連客に囲まれて、今日も「はじめ食堂」は大にぎわい。

続々重版した『食堂のおばちゃん』の昭和を描く、最高に美味しくて、 人情味あふれる下町の洋食屋物語。

覚悟のビフテキ ウルトラのもんじゃ 愛はグラタンのように 変身!ハンバーグ さすらいのコンソメスープ 別れのラーメン

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前作の「食堂のおばちゃん」が結構面白かったので続編が出たと聞き読んでみました。

今作はまさに「オールウェイズ三丁目の夕日」っぽい!
フランス料理、と言うジャンルをいかに下町に溶け込ませるか?
帝都ホテルの味をいかに下町になじませるか??
そして集団就職で上京してきた若者の将来、とワクワクする展開です。

私としては一子さんの体の具合とか気になる部分もあったのですが、これはこれで面白かったです。

そういえば皆さん一人でお店入って食事できますか?
「当然できる」と大抵の方が言いますが、結構できない人も多いんですよね。
私の友人の中にも数人います。「一人で食べ物や入れない~」と言うのが。
いい年して何言ってんの、って思いつつ分かるなぁ、という部分も。

街の洋食屋さん、って良いですよね。あ、定食屋さんも。
一人暮らしならぜひ1,2軒は確保しておきたいものです。
おじちゃん&おばちゃんと軽いおしゃべりしながら食べて、って楽しいと思う。
こういうお店が近くにあると良いのになぁ。

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メビウスファクトリー 三崎亜記

ねじれたメビウスの輪の上でも、何も見ず、何も考えずに歩き続ければ、平坦で歩きやすい道がどこまでも続く。だが、足元を一旦見つめてしまえば、自分がねじれた空間にいることに気づいてしまう。

メビウスファクトリー 三崎亜記


読了です。

町の住民のほとんどが働く巨大工場。 しかし、そこで何が作られているのか、 実は、誰も知らない――。 妻子を連れて地元の町にUターン就職し、街一番の工場に就職したアルト。
完璧な管理システムを持った工場は、町民の誇りと憧れの存在だったが、 アルトは働き続けるうち、徐々に工場の“秘密"に気づきはじめ――。 閉鎖的な企業城下町を舞台に、現代日本を照射するSF長編。

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昨日の「ニセモノの妻」が2016年4月刊行、今作が2016年8月刊行、と続けて出てます三崎氏の著作。
見つけると嬉しくなります。
しかも結構早く図書館で借りられる(;^^)。
好きなら買えよ、と怒られそうですが、家のスペースにも限界があるもので。

さてこちらは、町=会社となっている地域でのお話。
主人公アルトはこの町出身だったが、両親の離婚で町を離れまた戻ってきた。
外から見るとやや不思議な慣習があるも、徐々に感化され一員として溶け込んでいく。
ところが、同じく外の世界から来た妻はなかなか馴染めず・・・。

これはね~設定も三崎さんらしいな、と思いつつ若干話しが追いにくかったかな。
アルトと奥さんとその連れ子の家族の話から、工場でやや煙たがられている男の話、町出身者ではじめて「見極め」に選ばれた男の話、とエピソードが出た後に起きる「汚染」。

どこからどこまでが妄想なのか真実なのか、それに慌てる企業の部署。
疑問を持った人間の立ち入りを徹底的に排除しようとする動き・・・
訳がわからないまま終わってしまった感。

でもそれが三崎氏の持ち味だよなぁ、と思いつつ読了。
一大企業の城下町的な存在と言うのは日本のあちこちで見受けられますが、そういうのと縁のない自分としては不思議なだけでした。

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