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静かな炎天 若竹七海

・40歳を過ぎると怪我の治りは遅くなる。なにもしなければ体力は戻らない。走り込めば膝を痛め、腹筋すれば腹がつる。とかくこの世は生きづらい。

「静かな炎天」 若竹七海

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。苦境にあっても決してへこたれず、ユーモアを忘れない、史上最もタフな探偵の最新作。

青い影(7月) 衝突事故 バッグ 盗人の女 
静かな炎天(8月) 消息探し 介護 盆休暇
熱海ブライトン・ロック(9月) 熱海 失踪 ドラッグ
副島さんは言っている(10月) 元同僚 病院 DIY
血の凶作(11月) 戸籍抄本 引っ越し 息子
聖夜プラス1(12月) 東京横断 ノエルドブッシュ 著者署名

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ついこの間、「さよならの手口」という本を紹介したと思ったらもう次が出た(^o^)。
嬉しいです。好きな作品(シリーズ)なので。
と書いたところでビックリ。1年以上前でした、はい。
最近毎日が過ぎるのが早いなぁ、と思ってましたけど、ここまでとは。

さて、今回葉村を襲う悲劇とは?!

ケース1:四十肩がひどく痛み、冷湿布で肩全体を覆い尽くしており、自分でもかなり匂う。この湿布はその昔、祖母が愛用していた。なんだか死んだ祖母を肩に乗せて歩いているような気になってきた。

ケース2:最近夜になると目のピント調節機能があまりうまく働かない

おいおい、葉村~。私より若いはずでしょ、あんた。
まぁ、職業が職業だからねぇ。
前作で、バイトしてる古本屋が、探偵業の届けも出していると知って終わる、と言う状態。その登録者として、副業で探偵をしています。(いや副業が古本屋のバイトか?)

今回はその探偵の仕事で続く6ヶ月を書いています。
上記↑はほとんど探偵の話ですが、しっかり古本屋の方でも振り回されてます。
人探しが主なんですが、そこから色々な事件解決まで行くことも。
中には、人質になった元同僚の依頼でアームチェア・ディテクティブ、なんて事をしたりも。

最後の「聖夜~」は同業者からの嫌がらせにもめげず西東京を縦断(行ったり来たり)し、疲労困憊になる顛末が書かれています。ついにやっとしちゃいますよ。

葉村の初出は1996年。20年かけて続いているシリーズ、次回作も楽しみにしたいと思います。

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Comments

40歳を過ぎると、って(^_^;)
老け込んだらあかん・・・
最近は健康診断に向けて、
しゃかりきに運動してます(^_^;)

Posted by: butaneko | October 23, 2016 at 02:00 PM

40歳を過ぎると怪我の治りは遅くなる。
たしかにそうですね。

Posted by: オサムシ | October 21, 2016 at 06:48 AM

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