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王とサーカス 米澤穂信

米澤穂信さんという作家さん。
過去2回程紹介させて頂いています。
 ◇満願&追想五断章
 ◇古典部シリーズ

最初はあまり印象にも残らず、う~ん、って
感じだったのが、「古典部シリーズ」が意外と面白く
「他のも読んでみようかな」と思うようになりました。

*第1位『このミステリーがすごい!2016年版』国内編ベスト10
*第1位〈週刊文春〉2015年ミステリーベスト10/国内部門
*第1位「ミステリが読みたい!2016年版」国内篇
*第3位『2016本格ミステリ・ベスト10』国内篇

「王とサーカス」 米澤穂信


読了です。

2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが

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ネパールかぁ。行った事はないです。
つい最近、「エヴェレスト 神々の山嶺」を見て
読んだので、なんとなく、のイメージはありますが。

実際にあった「ネパール王族殺害事件」をベースに
書かれたこの本。
ジャーナリストとしての根本「報道する、とは?」
について書かれています。

ジャーナリズムの基本方針として「真実を伝える」
と言うことがあります。
では、真実を伝えた後、その国はどうなったのか?
良くなっていったのか??
「真実を伝えたい」という彼らに真実を話した人が
その後殺された、なんて話もあります。

そう違いますよね。法に沿った経営方針にした為、
仕事を失くす人が出てくる、
法に沿った取り締まりを行った為、
刑務所が定員オーバーで生活できない、
(あ、これオバマさんに怒った某国ね)・・・。

決して「真実を伝えること=正しいこと」ではない、
私はジャーナリストなのか??
彼女のジレンマが伝わってくる作品です。

最初はね、乗れなかった。
読み始めは頁は進まなかったなぁ。
でも途中から、引きこまれました、はい。
読み終わるのが残念な位。

この主人公「太刀洗万智」はシリーズ、というか
関連本が数冊あるようです。
こりゃ読んでみないと、だな。

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Comments

ネパール 行ってみたいです。

Posted by: オサムシ | October 13, 2016 at 06:30 AM

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