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遺品 若竹七海

静かな真夏の昼下がりの山の中。
ここを離れたくない。ホテルが必要としているのは
誰でもない私だ。

遺品 若竹七海


読了です。

失業中の学芸員のわたしに、金沢のホテルの仕事が舞い込んだ。伝説的女優にして作家の曾根繭子が最後の時を過ごし、自殺した場所。
彼女のパトロンだったホテルの創業者は、繭子にまつわる膨大なコレクションを遺していた。その整理を進めるわたしは、彼の歪んだ情熱に狂気じみたものを感じていく。
やがて起こる数々の怪異・・・

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先週末の「葉村」に触発されてか、つい若竹七海さんの読み残し本を読んでいます。
ただ結構、ハードカバーのまま、なんですよね(;^^)。
文庫本になってまで図書館には置かない、って事かな?
人気本だと文庫本も入れるもんなんですけどね。

こちらは、「角川ホラー文庫」で一度刊行された後、光文社文庫で刊行されました。そういえば光文社、初期には角川からの転刊行、多かったなぁ。

学芸員、ってご存知ですか?博物館などで展示を仕切る方。職務の類型は、研究・調査、収集・展示普及、保存・管理とされ、展示普及においては社会教育施設における教育従事者としての立場(wikiより)。
日本では地位は低いのですが、欧米では「キュレーター」(監督)と言う職種があたります。日本は他にもいろんな仕事してる何でも屋さんになってますが。

女優さんのコレクションを整理・分類して目録を作り、展示会を仕切る。その為にホテルにやってきたわけですが、雲行きが怪しくなり・・・。
まさか、の最後となっております。

これを読んで「シャイニング」をふと思い出しました。
あれは完璧なホラー、ですが(;^^)、こっちは若干ギャグというか冗談のような展開もあったりするので怖さは半減かな。

ハードカバーの他の本も読んでいこうと思っています。

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Comments

繭子さんが女優であり作家であるという才能の持ち主。置いてきたはずのビデオテープが戻っているなど、ホラーとして楽しめました。でも貴賓室から落とされた男性のところなどあまり意味がないように思いました。

Posted by: セイレーン | January 15, 2017 at 07:56 PM

マカオのカジノホテルにマイケルジャクソン博物館がありました。あれもコレクションの公開なのかな。あとホテルのアメニティーがロクシタンだったことを覚えています。

Posted by: セイレーン | October 24, 2016 at 09:42 PM

ホラー系はどうも苦手です。

Posted by: オサムシ | October 24, 2016 at 06:19 AM

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