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新しい道徳 北野武

良心は道徳を造るかも知れぬ。
しかし道徳は未だ嘗(かつ)て、
良心の良の字も造ったことはない。
       ー芥川龍之介『侏儒の言葉』より-

新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか 北野武

読了です。

2018年、道徳を教科化? だけど、その前に…
『日本人にとって、「道徳」とは何か?』 この問いに答えられる、親や教師はいるのだろうか。
まず最初に大人たちが、真面目に考えた方がいい。 稀代の天才が現代の核心をえぐる、未だかつてない道徳論。

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これも人気の本でした。
どんな風に彼が道徳を説くのか?

なんかね~、読んで納得する事多かったな。
どうして人間には道徳が必要なのか?
なぜ人は道徳を守らなければいけないのか?

今の世の中って難しいですよね?
例えば、先日も書いた「電車内リュックしょったまま」。
「電車の中では(他の人の迷惑になるから)リュックはおろしましょう」。
普通こう考え教えますよね?

でも中には「おろしたりしょったりするのは重くて大変だから」と背負ったままの人がいる。周りは一切関係ない、自分が楽だからそのまま。
そうすると「あの人ズルしてる。背負ったままの方が私だって楽だよ。」と思う人が出てくる。
今って「CP(コスパ)重視」ですから、他人がどう思おうが関係ない、自分にとって良い事を考え実行する事を一概に悪いと言い切れない気がする。

私だって電車内が空いていれば背負ったままですよ。でも基本的にはリュックは下ろします。なぜなんだろう?と自問してみました。
他の人に「(・д・)チッこのバカ」と思われたくないからか?
「自分はちゃんとしてる」と自己満足したいからか?
答えは出ません。

人生半分以上生きてきた大人が分からないんだから、子供に分かる訳がない。教える先生の苦労、お察しします。
道徳って教科として教えるものじゃない気がしました。この本を読んでみて、どう思ったのか?ぜひ聞かせていただきたいですね。

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Comments

道徳 それでも必要でしょうね。

Posted by: オサムシ | October 27, 2016 at 06:16 AM

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