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きのうの世界 恩田陸

最近また少しずつ読み始めている恩田陸さん。
上下巻で長く楽しめるので好きなんですよね。

きのうの世界 恩田陸

読了です。

他殺か事故か。 町の外れの「水無月橋(みなづきばし)」で死んでいたのは、一年前に失踪したはずの男。
上司の送別会から忽然と姿を消した一人の男。
一年後の寒い朝、彼は遠く離れた町で死体となって発見された。そこは塔と水路のある、小さな町。
失踪後にここへやってきた彼は、町の外れの「水無月橋」で死んでいた。
この町の人間に犯人はいるのか。不安が町に広がっていく。

*************************************

こちらも街の中を川が流れています。
お城は高台。また離れた場所に、隣の市の「飛び地」があり、
そこに小さな家がある。

失踪した男は顔にあまり特徴がなく、
人当たりの良い中年男、って感じ。
作業着を着て街中を歩き、何かを調べているようだった。

彼の死後、その死を調査しにやってくる人々。
彼はその街で何をしていたのか?
駅の掲示板を使い、誰とやりとりしていたのか?
そんな中次なる事件が・・・。

恩田さんのって尻すぼみになる事が多く、
その分消化不良になるんですが、これは私は
結構好きだなぁ。

「ナイトヘッド」(あ、覚えてる人います?)っぽさと言うか科学的な匂いが立ち込める中、それを「昔から」「こう言われている」とわざと古い話に押し込んでいる、って感じ?(意味通じるかしら??)

こういう作品は想像力を掻き立てられますね。
「自分がこうだったら?」「自分がこの立場なら?」と
色々シュミレーションして楽しんでしまうから。

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Comments

この本は読んだかもしれません。搭というのを覚えています。でも違うかもf^_^;しれません。

Posted by: セイレーン | September 14, 2016 at 08:19 PM

自分をシュミレーションできる作品はいいですね。

Posted by: オサムシ | September 13, 2016 at 06:36 AM

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