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おいで、一緒に行こう―福島原発20キロ圏内のペットレスキュー 森絵都

有川浩さんの「倒れる時は前のめり」で、
紹介されていた本です。

おいで、一緒に行こう―福島原発20キロ圏内のペットレスキュー 森絵都

読了です。

東日本大震災後の福島でペットレスキューを
するボランティアさんに同行した森さんの
体をはったノンフィクション。

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森絵都さん。「カラフル」なんかは読んだけど、
それほど夢中になることもなく来ている作家さん;^^)。

「福島のペットレスキューを取材したい」という彼女に
文藝春秋の編集者さんが賛同し、成立した企画。
2011年5月の頭に取材対象である女性を発見し、
5月下旬に同行取材を敢行。

震災から2ヶ月半を経過し、原発周辺20KM圏内は
立ち入り規制され、レスキューに入れなくなっていた。
ところが、彼女はそこへ踏み込む。
「正しいとは思っていません。分からないんです」と。

今は台風被害がTVニュースを賑わせていました。
その少し前は熊本地震。
広島の土砂災害などとにかく自然災害が増える昨今。
「ペットと一緒に避難」がまだまだハードルが高いです。
先般、徳田竜之介(竜之介動物病院)獣医師 が
TBS系列「情熱大陸」に出演されてましたっけ。

行政の遅い対応に自分たちで対応を始めた彼らを
責めることはできない。そして彼らの邪魔をするのは
やめてほしい、と真剣に思いました。

良い事ではないですよ。でもどうしようもなかった、
居ても立ってもいられなかった、
その想いは汲んであげるべきでは?と思った。
難しいですけどね。肯定も否定もできない。

「ペットは家族の一員」そう思ってきた人々は
彼らがいない毎日は考えられない。
我が家もそうかな。きっと猫を置いて避難しないと
となったら居残るような気がする。

あの時、確かに彼らはいた、ペットを助けていた。
その記録を読んでみてください。

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Comments

被災ペットか・・・
犬ネコだけでなく、家畜までもが野生化してるみたいなんですけど、どうなんでしょう(^_^;)
個人的に、警戒区域に入りたい人は入れたらいいと思うんですよね、自己責任で。
後から文句言うなよ、と。

Posted by: butaneko | September 19, 2016 at 03:27 PM

震災直後にボランティアで被災地に入った人が
人が生きるか死ぬかの時にペットなんてと、
言っているのを聞いたことがあります。
人それぞれの思いがあると思います。
でも、邪魔はしてはいけないと思う。

Posted by: ジャランこ | September 19, 2016 at 12:36 AM

今、玄関等に「PET HELP! 非常時・災害時救助してください」というステッカーを貼る家が増えたと聞きました。
まだ浸透しているなぁ~と感じることはないけれど、だんだん浸透して欲しいと思います。

Posted by: nanamama | September 18, 2016 at 01:29 PM

うちの息子は震災後
福島の危険区域内で国の仕事してました
怖いですね~

Posted by: モリゾ | September 16, 2016 at 12:56 PM

震災 風化してほしくないですね。

Posted by: オサムシ | September 16, 2016 at 06:26 AM

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