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水鏡推理1~3 松岡圭祐

面白くて知恵もつく「殺人のないミステリ」。

水鏡推理 松岡圭祐
 
読了です。

正義感を発揮するあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希(みかがみみずき)。
役所は彼女をもてあまし、研究費の不正使用を調査する特別編成チームに配属する。

税金目当てに悪事がうごめく臭いに敏感に気付く瑞希。彼女はねつ造を見破れるか? 

******************************

松岡氏の作品量ってすごいと思う。
つい赤川次郎氏を思い出してしまいます。
赤川氏も最近はぐっと筆量落ちたけど、
以前は1ヶ月にたくさん本を出してたもの。

今回は霞が関が舞台。
一般職と総合職の力の差はすごい。
そして何より「官僚気質」。
この上から目線、はいただけないわぁ。

1巻目では科研費の不正使用や詐欺行為 
2巻目ではノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究
3巻目で人面塚と地層逆転、とタイムリーですね。

ただ残念ながら、結構文章読み砕くのしんどい。
何度読んでも上っ面を滑っちゃう箇所も多々あり。
取り上げられている問題が時事問題なので、
なんとなく概略が分かっていたのでまだ良いけど。

お金ってとにかくかかるじゃないですか?
研究するのも実験するのも、ヘタすれば
思索するのも場所代がかかるわけだし。
お金がないから何も出来ない、のか
何も出来ないからお金もない、のか??

本当なら、考えずに動き出すべき?
いやいや、動いちゃったら訂正も容易じゃないし。

この作品はまだ続くのかな?
あまりラブストーリー的な展開はなさそうだけど
(何せ人の入れ替わりが激しすぎる)
今後の社会の「?」に切り込んでいってほしいですね。

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Comments

読みました。なんだか イマイチかなと思いました。主人公のキャラも似ているしf^_^;

Posted by: セイレーン | September 02, 2016 at 10:23 PM

官僚の世界 独特そうですね。

Posted by: オサムシ | August 31, 2016 at 06:29 AM

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