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しんがり 山一證券最後の12人 清武英利

負け戦のときに、最後列で敵を迎え撃つ者たちを
「しんがり」と言います。
戦場に最後まで残って味方の退却を助けるのです。

しんがり 山一證券最後の12人 清武英利

読了です。

1997年11月 山一證券自主廃業発表

店頭には「カネを、株券を返せ」と顧客が殺到し、
社員たちは雪崩を打って再就職へと走り始めます。

その中で、会社に踏み留まって経営破綻の原因を
追究し、清算業務に就いた一群の社員がいました。
彼らの一部は給与も出ないまま、「しんがり」を
買って出て、無一文に近い状態になっています。

この中心にいたのは、会社幹部に裏切られながら
業務の監査をしていた人間たちで、証券会社では
「カネを稼がない、場末の連中」と陰口を叩かれていた
人々でした。・・・

***********************************
就職して数年が経った頃の事でした。
TVでやっていたのは知ってましたが、
金融関係、疎かったなぁ・・・(;^^)。

こんな本があった、とは知らなかったです。
かなり、分厚かった~。
んでもって、若干分かりづらかった~。
まぁ、TVドラマで銀行とか舞台になってたから
あの頃よりは理解度高まってましたけどね。

会社をたたむ時に関わった事ないです。
それだけに、「なんでそうなったのか?」と言う疑問と
「どうやって処理したらいいのか?」という疑問・・・。
そうだよね~、会社に残っていたからといって
お給料もらえる訳じゃないんだもんね。

なのに何故残ったの?
ノンフィクション、なんですよね。
本当にあった事なんですよね。
なのに、最後の頃には思わず涙ぐんでました。

この発表から数十年。
私が勤める会社の取引先でも
廃業・倒産等々、でいくつもなくなりました。
最初の頃は「えぇ~!」と驚いたりしましたが
続くと慣れるんですよね。

でも当事社はそれどころじゃなく、
大変だったんだろうなぁ、と振り返りました。
なんか、シュミレーションした気分です。
遅かれ早かれ今勤めている会社に起こる
かもしれませんからね(;^^)。

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Comments

この本のことは知っています。テレビでやっていたからかな。

Posted by: セイレーン | May 18, 2016 at 06:17 PM

今の世の中どこの会社でも可能性0ではないと思います。
nanapapaも年金貰えるまでお給料もらって働けるかな?
多分難しいだろうし、何より年金貰えるのだろうか?

Posted by: nanamama | May 17, 2016 at 11:41 PM

知り合いにも山一証券だった人も
何人か知っていますが、
大変だったようです。

Posted by: オサムシ | May 17, 2016 at 06:34 AM

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