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神々の山嶺 夢枕獏

昨日の映画、『エヴェレスト-神々の山嶺-』を
受けて、図書館行ったら「ハードカバー」だけど
あったんで借りてきました。

神々の山嶺(いただき) 夢枕獏

読了です。

カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は
古いコダックを手に入れる。

そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に
成功したかどうか、という登攀史上最大の謎を解く
可能性を秘めていた。

カメラの過去を追って、深町はその男と邂逅する。
羽生丈二。伝説の孤高の単独登攀者。

死なせたパートナーへの罪障感に苦しむ男。
羽生が目指しているのは、前人未到のエヴェレスト
南西壁冬期無酸素単独登頂だった。
生物の生存を許さぬ8000メートルを越える高所での
吐息も凍る登攀が開始される。人はなぜ、山に攀るのか?

********************************************

うん、やっぱり原作の方が細かいし、丁寧だよ~。
映画はかなり省略したんですね~。
だから「尾野真千子」さんの存在意義が薄かったのか。

実は深町には別れた(と言うかフラれた)女がいて
彼女にストーカーのようにつきまとったり、
自分の友人に取られそうになったのに、
友人が山で死んだのを良い事に彼女に無理やり
関係迫って寝ちゃったり、と結構ひどいヤツ(;^^)。

そんな人間として結構イヤなヤツの彼が、山と向き合い
羽生と向き合うことで、何かが変わっていく、
いわば成長物語にもなっているんですね。
そこら辺、あまり映画ではやらなかったなぁ。

後は雑学的なこと。
高度が高くなる、と言うのがどういう影響を与えるのか
どれだけしんどい事なのか、と丁寧に説明してて、
「あぁなるほどね、だから映画ではこうだったのね」と
納得。
なにせ地名を言われてもピンとこないし、本ならば
地図載せて確認できるようにしてあるし(;^^)。

ハードカバーの上下巻を借りたので、時間かかるかな?
と思ったんですが、意外と読みやすかったです。
夢枕獏さん、実は初作家さんです。
「陰陽師」とか読んだことないんですよね(;^^)。

いや、こっちを読んでから映画行った方が良かったわ。
より映画が楽しめますね、はい。

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Comments

映画は景色も見せたいとか思っちゃうのでしょうね。登山は内面の物語りだと思うのでやはり本でしょうね

Posted by: セイレーン | April 15, 2016 at 07:56 AM

やはり両方見た方がいいのでしょうね。

Posted by: オサムシ | April 14, 2016 at 06:48 AM

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