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徒然草~この歳になったからこその~

誰もが一度は目にしながらも、多くの人が深く
読み込むこともなく通り過ぎてきたのでは?

人生つれづれニャるままに 徒然草

読了です。

約700年前に書かれた名随筆には、「人生とは」、
「恋とは」、「欲とは」、「かっこよさとは」、
「新しくものごとを始めるときには」などなど、
苦難の多い人生を、より楽に生きるための知恵が
詰まっています。

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最初、図書館で「つれづれニャるままに」を見つけ、
「あら、可愛い(^o^)」と借りたんです。
が、「そもそもの徒然草、忘れてるぞ」と思い、
「ビギナーズ・クラシックス」というシリーズの右本を
手にとりました。

結果
右の本の方が真剣に読んでました、はい。
だって、猫ちゃんの方はかなり意訳と言うか、
端的すぎて物足りない・・・。
前後の文面ひっくるめて読みたい人なものでね~。

そもそも243段もあるコラムを60まで抜粋している
時点で物足りなさが分かってしまう・・・。
右の本も75段分しか紹介してないんですが、訳文と
原文を併記してくれて解説してくれているので。

結構深いですよ。
例えば「政治が乱れて、経済生活が破綻すれば、
人間というものは、平常心を失ってしまい、犯罪者は
急増する。彼らを逮捕し処罰するよりは、衣食住の
生活を安定させる政治を行って欲しいものだ」(略)

700年前から変わってないのね、日本って(;^^)。
同じような事が問題になっているわよね。

例えば「木登りの名人が人に指図して、高い木の
手入れをさせていた。高い場所での作業には何も
言わず、軒の高さほどまで降りてきたところで、
「足を踏み外すんじゃないよ」と声をかけた。
失敗というものはきまって、なんでもないところで
やらかすものなんですよ

うんうん、分かる分かる。
いや、結構面白かったです。カルチャースクールとかで
「古典を読もう」とかって講座、「どこが面白いの?」
と思ってたんですが、納得しちゃいますわ。

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Comments

ある意味 今も昔も変わってない部分あるんでしょうね。

Posted by: オサムシ | April 07, 2016 at 07:07 AM

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