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昨日の海は 近藤史恵

連休にUPし忘れ、と今週は淋しいので、
土曜日だけど投稿( ¨)ノ○∝△ビシ(/*o*)/イタイ

来年も、再来年も夏は来る。
だが、毎日のように海に走って行ける夏は、
いつまで続くのだろう・・・

昨日の海は 近藤史恵

読了です。

海辺の小さな町で暮らす高校生・光介。
夏休みに入ったある日、母の姉・芹とその娘の
双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。

光介は芹から、心中と聞かされていた祖父母の
死が、実は「どちらかがどちらかを殺した」
無理心中事件であり、ここで生きていくために
事実をはっきりさせたい、という決意を聞かされる。

カメラマンであった祖父とそのモデルも務めていた
祖母。二人の間にいったい何が起こったのか。
残された写真が語るもの、関係者たちの歪んだ記憶、
小さな嘘……。そして真相を追う光介が辿り着いた、
衝撃的な事実とは……。

**********************************************

近藤史恵さん、は色々な作品書かれますが、
今回の本は家族や友情と言った身近な問題を
話題にしたものにあたります。
母と子供(シフォン・リボン・シフォン)、
姉と妹(私の命はあなたの命より軽い)、
そして今回、
祖父母-両親-叔母-自分-従兄弟、と。

亡くなった祖父母の問題、田舎町にいる閉塞感、
外へ出る事への欲望と見捨てるような罪悪感。
真実は厳しいものでした。

写真屋さんと言うと「小暮写眞館」(宮部みゆき)を
まず想像します。
 →(間違っても「江ノ島西浦写真館」(三上延)ではなく。。
こちらの作品は写真館がキーではなく、
祖父母の死の真相の方がキーなんですけどね。

近藤史恵さんの書く、こういう身近なテーマものは
大抵誰かしら家族への悩みの1つや2つ持っており
普段見過ごしている(見ないようにしている)問題
から目をそらさないように、と言われているようで
ホントしんどいんです。読むのきつい。

でもつい読んじゃうんですよね。

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Comments

家族のことって自分の家のことしかわからないですからね

Posted by: セイレーン | March 29, 2016 at 10:01 PM

身近な問題ほどたしかにそうですね。

Posted by: オサムシ | March 26, 2016 at 08:37 AM

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