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22 posts from March 2016

シェアハウスかざみどり 名取佐和子

ベイリー邸『風見鶏の七不思議』
1.ベイリー邸の風見鶏は鳴く
2.ベイリー邸の風見鶏は飛ぶ
3.ベイリー邸の風見鶏は願い事を叶える。
4.ベイリー邸の風見鶏が海を見ているといいことがある。
5.ベイリー邸の風見鶏が飛び立つと悪いことが起きる
6.ベイリー亭の風見鶏は悪運をはらう。

シェアハウスかざみどり 名取佐和子

読了です。

あなたの人生の転機はどこですか?
海を臨む小高い丘に建つ洋館。好条件、好待遇の
シェアハウスキャンペーンで集まったのは、
ちょっと風変わりな人たち。

就職活動がうまくいかない大学生、
自分のこだわりと作り話を愛する老女、
通販好きの子持ち主婦、
方向音痴の訳あり運転手。

何の共通点もない4人は、無愛想な黒ずくめの
イケメン管理人とともにクリスマスまで共同生活を
営む・・・。

************************************

初作家さんの作品です。
本の表紙絵に惹かれて借りてみました。
最初の1,2頁を読んで読みやすそうだったし。
おそらく文庫本になる時は、今時のライトノベル風
表紙絵になるような気がしてますが・・・。

神戸、が舞台かな?坂の上にある異人館の
描写が神戸を想像させます。
実は長崎とかかも知れないけどね(;^^)。

無愛想な管理人と4人の店子。
4人の問題に全て見通しているような管理人。
彼らがこの場所に集められた訳とは??

1回目読んだ時、思わず泣いちゃいました。
人と人が関わる、と言うことは面倒であり、
気が重い部分もありますが、大事な事であり、
素敵なことなんだ、と思わせてくれる作品です。

言わなくていい一言をつい言ってしまう性格、
つい虚言して相手をけむにまいてしまう性格、
自分は必要なのか不要なのか信じられない性格、
哀しい過去のせいで、逃げてしまった性格。

多分、作中のどこかに自分の分身がいるのかも?
と探してしまうと思います。
そして希望を持つその解決策に心がホコっとするはず。

冒頭の「不思議」。7つめは作品の最後に出てきます。
どんな内容なのか?皆さんも想像しながら読んでね。

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道徳の時間 呉勝浩

『道徳』
社会生活を営む上で、ひとりひとりが守るべき行為の規準(の総体)。
自分の良心によって、善を行い悪を行わないこと。

道徳の時間 呉勝浩

 

読了です。

休業していた伏見のもとに仕事の依頼がある。
かつて鳴川市で起きた殺人事件のドキュメンタリー
映画のカメラを任せたいという。

13年前、小学校の講堂で行われた教育界の重鎮・
正木の講演の最中、教え子だった青年が小学生を含む
300人の前で正木を刺殺。
動機も背景も完全に黙秘したまま裁判で無期懲役となった。
青年は判決に至る過程で一言、
『これは道徳の問題なのです』とだけ語っていた・・・。

*******************************************
「江戸川乱歩賞受賞作品」ということでTVで紹介されて
たのは知ってました。図書館に普通に並んでて「あ!」と
思わず速攻手にトリました、はい。

13年前の事件と、今伏見が住む街で起きているいたずら
に因果関係があるのか?いたずらしているのは誰か?
現代と13年前が絡むようでいて絡まない(;^^)。

13年前に何が起きたのか?起きたことは必然なのか?
偶然なのか?
その理由がなかなか分かりづらかった~。

こういう受賞作品、って巻末にその時の最終選考作品の
あらすじと選考員の寸評が載っているんです。
選考員が有栖川有栖・池井戸潤・石田衣良・
今野敏・辻村深月 とそうそうたるメンバーなんですよね。
それを見るのも面白いものなんですが、316作品の
応募に5作品が最終選考、そして1作品が受賞、と。

かなりの書き直しを余儀なくされたそうです。
文章は随分読みやすかったし、謎が分からないので
知りたいし、先が気になる~、とさくさく読みましたが、
書きたい事は分かるんだけど、それが「ストン」と
ココロに落ちてこないんですよね・・・。

本を読んでいて「あぁ、そうこういう事を言いたかった」
「私が言いたかったのはこれなんだ」と「ストン」と
落ちるものがあると、それだけで嬉しくなるものですが、
残念ながらこちらは、自分の心中と一緒で混沌として
あやふやなまま終わってしまった。

ちと残念ですが、今後を期待したいです。

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殺戮にいたる病 我孫子武丸

以前読んだ本で、読書メーターにも登録したはず
なのに、気づいたら記事も書いてないし、
読書メーターからも消えてた。
ついでに私の記憶からも消えてました(;^^)。

図書館で借りて読み始めて「あれ?読んだことある」
いやぁ、ビックリしましたわ。自分の老化に。

殺戮にいたる病 我孫子武丸


読了です。

永遠の愛をつかみたいと男は願った・・・。
東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねる
サイコ・キラーが出現した。
犯人の名前は、蒲生稔! 

くり返される凌辱の果ての惨殺。
冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき
殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない
時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

*******************************************
いやぁ、気持ち悪い(;^^)。
犯人の立場から、
母親の立場から、
被害者とその関係者の立場から、と
色々な方向から書かれており、それらがどこで
交差するのか?先が知りたくなり、頁を繰りました。

文章と筋立ては最高!です。
どれぐらい最高かと言うと、読み終わった後、
冒頭に戻ってもう1回序章を読んでしまった位。

色々書けないのがストレスですが、
犯人は冒頭からわかっている、
被害者も徐々に新聞等でわかってくる、
犯人を疑う人も出てくる・・・
なのに&なのに、なぜここまで書き上げたのか?

いやぁ、すごいです。
これはあれこれ言うよりとにかく読んでみて。
(あ、残酷描写が苦手な方はご遠慮下さい)

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シチュエーションパズルの攻防 竹内真

ちょっと前に「図書室のキリギリス」と言う
本を紹介しました。
 ※ちょっと前って書いてから調べたら
   2013年12月だった(;^^)けど。

シチュエーションパズルの攻防 竹内真

読了です。

大学入学を機に、叔母がママを務める銀座の
文壇バーでアルバイトをすることになった了。
その店は、人気ミステリー作家・辻堂珊瑚朗先生
ご贔屓の店だった。

普段は店のホステスにちょっかいを出しながら、
バーボンと葉巻を楽しむサンゴ先生だが、
ひとたび不思議な謎に出合うと、鮮やかな推理を
さりげなく披露する。

ミステリー作家は本当に名探偵なのか?
文壇バーで毎夜繰り広げられる推理ゲームと、
サンゴ先生の名推理。

◇クロロホルムの厠火事
◇シチュエーションパズルの攻防
◇ダブルヘッダーの伝説
◇クリスマスカードの舞台裏
◇アームチェアの極意

**********************************
文壇バー、って話には聞きますが、
そういうところとは縁がないもので(;^^)。
作家さんとかが「××賞受賞」の連絡をこういう
場所で待っている、とか、受賞が決まった後の
お祝いをこういう場所でやる、とか話は聞きますが。

そういえば銀座のママさん、って頭が良くないと
務まらない職業なんだとか。
やはり来るお客さんが知的な方が多いせいか、
話をあわせるためにも教養が必要だと。

それに比べ、若さや元気さでトップをはれる
お店が集まった場所もあるそうです。
世の男性、「頭のいい女はキライだ」って人も
多いそうですし。

さて、こちらの作品。
お店に持ち込まれたちょっとした謎。
回答がわかっているものもあるし、ないのもある。
それらを、サンゴ先生が推理していく訳ですが、
う~ん、あまりしっくり来なかったかなぁ。

設定はすっごく面白いな、って思ったんだけど
謎解き部分がちょっと辻褄合わせな印象が強く・・。
すっごく面白かった!とは言えないかなぁ。
この設定で他に書いた作家さん、いないかしら?
それか、アンソロジーでも(^o^)。

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昨日の海は 近藤史恵

連休にUPし忘れ、と今週は淋しいので、
土曜日だけど投稿( ¨)ノ○∝△ビシ(/*o*)/イタイ

来年も、再来年も夏は来る。
だが、毎日のように海に走って行ける夏は、
いつまで続くのだろう・・・

昨日の海は 近藤史恵

読了です。

海辺の小さな町で暮らす高校生・光介。
夏休みに入ったある日、母の姉・芹とその娘の
双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。

光介は芹から、心中と聞かされていた祖父母の
死が、実は「どちらかがどちらかを殺した」
無理心中事件であり、ここで生きていくために
事実をはっきりさせたい、という決意を聞かされる。

カメラマンであった祖父とそのモデルも務めていた
祖母。二人の間にいったい何が起こったのか。
残された写真が語るもの、関係者たちの歪んだ記憶、
小さな嘘……。そして真相を追う光介が辿り着いた、
衝撃的な事実とは……。

**********************************************

近藤史恵さん、は色々な作品書かれますが、
今回の本は家族や友情と言った身近な問題を
話題にしたものにあたります。
母と子供(シフォン・リボン・シフォン)、
姉と妹(私の命はあなたの命より軽い)、
そして今回、
祖父母-両親-叔母-自分-従兄弟、と。

亡くなった祖父母の問題、田舎町にいる閉塞感、
外へ出る事への欲望と見捨てるような罪悪感。
真実は厳しいものでした。

写真屋さんと言うと「小暮写眞館」(宮部みゆき)を
まず想像します。
 →(間違っても「江ノ島西浦写真館」(三上延)ではなく。。
こちらの作品は写真館がキーではなく、
祖父母の死の真相の方がキーなんですけどね。

近藤史恵さんの書く、こういう身近なテーマものは
大抵誰かしら家族への悩みの1つや2つ持っており
普段見過ごしている(見ないようにしている)問題
から目をそらさないように、と言われているようで
ホントしんどいんです。読むのきつい。

でもつい読んじゃうんですよね。

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ちょっと今から仕事やめてくる 北川夏海

この本を書店で見た時、思いました。
「いくら長いタイトルが流行りだとは言え、
とうとう、タイトルもここまで来たか」と・・・。

ちょっと今から仕事やめてくる 北川夏海


読了です。

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した
隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを
「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。

同級生を自称する彼に心を開き、何かと
助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中
ということがわかる。

なぜ赤の他人をここまで気にかけてくれるのか?
気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索
するが、出てきたのは、三年前に激務で鬱になり
自殺した男のニュースだった・・・
****************************************

さて、こちらの本を読んでいてふと思い出した
狭小住宅」。スパルタとブラック、って一体語??
あまり面白いと思えなかった小説ですが、
ふと思い出す、ってある意味強烈だったんでしょうね。

「ブラック企業」と言う言葉が当たり前になった昨今。
「ブラック企業大賞」なるものまでネットであったり・・・。
「それぐらいで文句いうなよ~」と言うものから、
「そりゃしょうがないね」と言うものまで、
色々なエピソードがググれば出てきます。

企業のトップのアホ采配のせい、と言えればいいけど
中には「それくらいでか?」と思うものも・・・。
考え方の相違と言ってしまえばそれまでだけど
なぜネットではなく、周囲の人に相談しないの?
若干不思議に思う事もあります。

で、この作品の疲れきった主人公も同僚とか
先輩ではなく、出会った「ヤマモト」に心を開きます。
もちろんそこには色々な伏線があるので(;^^)、
彼にしか言えなかった理由とか分かるんですが・・・。

うまくまとめた作品ですね。
結構最後にグッときましたよ~。
皆さん、厳しい人生の中、生き抜いて下さいね。

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乱鴉の島&朱色の研究 有栖川有栖

今度TVドラマが始まる、ということで、
ようやく手を出してみた「火村シリーズ」です。
ま、TVの方は先日終わっちゃったんですけどね。

乱鴉の島&朱色の研究 有栖川有栖

読了です。

<乱鴉の島>2006.6月
犯罪心理学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と
旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。
人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に
隠棲する、高名な老詩人。
彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。
島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。

<朱色の研究>1997年11月
それは、眩暈の夕焼けから始まった…。
臨床犯罪学者・火村英生が、2年前の未解決事件
調査を開始したとたん、新たなる殺人が・・・。

*********************************************
このシリーズはかれこれ20年以上続いているそうで、
出版された作品も25以上・・・。
最初から全部順番に読んでいくのは無理でしょ、って事で
図書館に行ってあったら借りてみる、って感じで
読んでいこうと思います。

とりあえず、手に取ったのは上2冊。
長編2本ですが、「朱色の研究」はドラマの方でも
取り上げられた作品ですね。

この本を読んでいて、トリックと言うか謎解きは
あまり・・かな、って感想がまず1つ。
状況描写、事件が起きるまで、事件解決直前までは
色々細かく書いているんですが、その割には
謎解きがあっさりしすぎてて、物足りない。

これなら長編にする必要はないのでは?とまで
思ってしまいました。
まぁ、「そこが良い」って方達が多いんでしょうけどね。
ドラマもどちらかと言うと謎解き部分より、
火村と有栖のBL的微妙な見方、に重点を
おいていたような気がします・・・(;^^)。

そういえば今回、ドラマの最終回で驚く事が!?
な、なんと「後半20分しか録画されてない」!
いやぁ、ビックリしました(;^^)。
最終回を見始めてすぐ「ん?話が飛んでる?」
録画時間をみたらわずか20分だけ。

「意味ないじゃぁ~ん」と言うことで、スマホアプリの
「ティーバー(TVer)」でフォローする事に。
田舎のせいか、電波障害なのか??
でもこうやってフォローする手段がある、って
現代はほんと便利になりました。

そりゃ視聴率、下がりますよね。
私の周りの人間もリアルタイムでみているのは
ほとんど「0(ゼロ)」。
大抵録画して、都合の良い時間に観ています。
TVという媒体も過渡期に来ているんでしょうね。

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無印良品に行って来た。

UPし忘れてました・・・何連休する気だい?(;^^)。
さて皆様、三連休はいかがお過ごしでしたか?

私も今回は(有休消化の為)3連休しました!
都内(新宿&有楽町)まで買物に出たりしたけど
気づいたら終わってた、って感じ?(;^^)。
お天気がすっきりしないのがいけないのよね。

新宿では初参加の某化粧品メーカーのバーゲンへ。
関係者(招待者?)のみ参加可能なもの。

手続きがまぁ面倒で、しかも化粧品には
あまり興味がない私ですが、かなりお得でした。
今度行くときはもうちょっと下調べして行こっと。

その後ランチして、有楽町へ。行ったのはここ。

Img_0053_2

無印良品。
先般、JALの雑誌AGORAで紹介されており、日本最大店舗
の旗艦店。ちょっと行きたいなぁ、と思ってて。

しっかし、休みの日に行くもんじゃありません(;^^)。
すっごい人でした。人混み苦手です、ホント。
こちらはカフェも併設されています。
パンやスイーツ+ドリンクで軽食もできるし、
玄米ご飯等のプレートセットで食事もできます。

Img_0056

パンは持ち帰りもできるらしい。
一応90分の時間制限あり。
ランチを食べ過ぎてお腹一杯だったので、お茶だけして
帰ってきました。

本コーナーも中にあり、Book Cafeもあるんです。
そっちは100円だったかな?で自販機の珈琲が飲めて
椅子に座って本が読めるようになってます(利用せず)。

大きいお店だと、近所の店では在庫がなくなったサイズや
そもそも置いてないラインナップなどもあり、
見ているだけで面白いですね。
洋服はサイズが違いすぎる(;^^)ので、買ったことないけど。

しかし疲れました。
お買い物、って妙なエネルギーを使いますよね(;^^)。
帰りの電車の中ではバタンQでした。

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陽気なギャングは三つ数えろ 伊坂幸太郎

嘘を見抜く名人、演説の達人、
精確な体内時計を持つ女、そして天才スリ。

天才強盗四人組が9年ぶりに帰ってきた!
陽気なギャングは三つ数えろ 伊坂幸太郎


読了です。

陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、消えた
アイドル宝島沙耶を追う火尻を、暴漢から救う。
だが彼は、事件被害者のプライバシーをもネタにする
ハイエナ記者だった。

正体に気づかれたギャングたちの身辺で、
当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。
蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、
人間嘘発見器成瀬ら面々は断崖に追いつめられた!

必死に火尻の急所を探る四人組に、やがて
絶体絶命のカウントダウンが

*************************************
記事で紹介したのが2012年6月の事。
あれから4年近く経ったんですね。
ってか、読書記録Blogとなってもうそんなに
経つって事??

いやぁ、本って読みつくせ無いものですね(;^^)
(当たり前だって)。
そして、飽きる事ないものですね。

こちらは9年ぶり、との事でしたが、私は4年ぶり。
にも関わらず記憶、なくなってるなぁ・・・(;^^)。
ただ話の行き先があまり読めず、どれがどうつながるのか
分からないけど、読み終わると全てがはまる、ってのが
伊坂さんの印象なんですよね。

今回も銀行強盗とルポライター、女優に
ポーカー賭博がからみ合って、結構最後の方まで
どうなるか分からなかったんですが、一安心♪

体内時計を持つ人がいるって便利よね。
あ、嘘が見抜ける人もそうだし、スリも。
己の特殊能力を目一杯活用してますね。

そうだよね~、強盗グループの彼らが「善」って
訳ではないけれど、どう考えてもそれより「悪」
がいて、「悪」が勝ち抜ける、って許せない~。
そんな爽快感が面白いのかな。

この本、2015年10月に刊行されて、某地区では、
214名の予約待ち。16冊蔵書があっても、手元に
くるのは1年位先?
なのに、某地区では、普通に棚に並んでる・・・(;^^)。
蔵書13冊に対し予約1人・・・。

できるだけ早く返さないと、と思って読んだけど、
これなら1巻から順番に読みなおしても良かったかも。

さて、週末は3連休ですね、皆様いかがお過ごしですか?
私は有給を使い切る為、珍しく休もうと思ってます。
旅行に行くわけじゃないけど、たまったドラマを
消化しないと・・・(^o^)。

では皆様良い週末を。

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『女が眠る時』

覗き見たのは、 <狂気>か<愛>か・・・。

女が眠る時(2016)

160301

WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING
メディア 映画   上映時間 103分
製作国 日本    公開情報 劇場公開(東映)
初公開年月 2016/02/27  監督: ウェイン・ワン

出演: ビートたけし (佐原)  西島秀俊(清水健二)
     忽那汐里(美樹)  小山田サユリ(綾)

処女小説がヒットして以降はずっとスランプ状態の
作家・清水健二。編集者で妻の綾と共に郊外の
リゾートホテルで1週間の休暇を過ごすことに。

滞在初日、彼はプールサイドで寛ぐ初老の男・
佐原と若い娘・美樹という親子ほども年の離れた、
見るからにワケありという雰囲気のカップルの
存在に気づき、目が離せなくなる。

以来、己の好奇心に抗えぬまま、2人の後を
つけたり、部屋を覗いたりと行動をエスカレート
させていく健二だったが…。

************************************

う~ん、分からん!(;^^)。

何がって??全てが!
↑のあらすじは冒頭部であり、結末でもある・・・。

なぜ、佐原と美樹は一緒にいるの?
なぜ、佐原は美樹を撮るの?
なぜ、佐原は健児に映像を見せたの?
なぜ、健児はあそこまで頑ななの?
なぜ、失踪したの?

なぜ?の嵐ですよ、はい。
原作を読めば少しは分かるのかな?
いや、無理そうだよなぁ・・・。

映像はきれいです。1シーン、1シーンが
印象的で幻想的。
それだけに、生々しさがなんか変な感じで。

おそらく、口コミ評価がイマイチなのは、
そこにこだわってしまう為なのかな?
ちょっと前なら私も「許せない~!」と怒ったかも。
ただ、私はね、嫌いじゃない、かな(;^^)。

「結論が出ない事もある」
「決着をつけられない事がある」って
知っているから、かなぁ?
ただ1時間半の間、ふわふわと漂って、
「あれ?夢見てた?」って感じで終わっても
良いんだな、って許しちゃってました。

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『オデッセイ』

ちょっと前のSF小説の映画化、って最近多い?
あ、あと、実話を元にした作品も。
日本もそうだけど、お話のオリジナリティ、ネタ切れ?
こちらはそのSF小説の映画化、です。

『オデッセイ』

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THE MARTIAN

メディア 映画   上映時間 142分
製作国 アメリカ  公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2016/02/05
マット・デイモン :マーク・ワトニー

傑作ハードSF『火星の人』をリドリー・スコット
監督、マット・デイモン主演で映画化。

火星ミッション中に不運が重なり、死んだと
思われたままたった一人で火星に取り残されて
しまった主人公が、科学の知識と不撓不屈の
根性、底抜けのユーモアを武器に、その
絶体絶命の状況からの地球帰還を目指して
繰り広げる過酷なサバイバルの行方を描く。

***********************************

ネットでは「火星版DASH村」なんて一時は
騒がれてたそうで(;^^)。
いやいや、空気も重力も違う火星ですから。
DASH村は基本、地球ベースだし。

火星が舞台、なんですが、まぁすごいっす。
やっぱり、「ユーモアのセンス」って必要よね。
悲劇的な状況をユーモアにしてしまう、
そんな強さがないと火星で1人、って無理よね。

そして冷静さ。数年後まで生き延びる為に
残った食料全てを調べ、食物の自作を試みる。
もちろんたまに失敗もするけど(;^^)、
じゃがいもゴロゴロ、なシーンは笑えます。

緊急避難で脱出したクルーの残したものを
活用してギャグにしちゃったりするのは、
「笑い」って人生に大事よね、って思っちゃう。

火星でのサバイバルと地球での救出ミッション。
並行して描かれるんですが、「ここにいるよ」って
想いが届いた時、早く火星にたどり着ける方法を
考えついた時、など様々な人の能力の結集する様は
観ていて「ホント、すごいよ、彼らは」と尊敬。

142分と最近ではやや長めの編集ですが、
それを気にしない位面白かったです!

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おいしいものは幸せ♪

世の奥様は、旦那様がもらってきた
バレンタインのお返しに、と代わりに
買いに行くものですか??
デパートのスイーツ売場、めちゃ混んでました。

自分が行っておいてなんですが、多分
「期間限定」という言葉に弱いんでしょうね~。
デパートのチラシに載っていたお菓子が
どうしても食べたくて・・・。

チラシはこちら↓
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この、「B」、なんかおいしそうに見えたの(^o^)。
で、行ってみたら、あらもっとおいしそうなのも
あったじゃない! で2箱(2種類)お買い上げ♪

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C3(シーキューブ)さんの
 左:ベリーウィッチ(ストロベリー・クランベリー・ブルーベリー)
 右:ベリーウィッチ(いちご&ホワイトチョコ)

どちらもおいしい~♪

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あ、写真逆だった(;^^)。
甘すぎずクリームとろとろ~、でおいしかった♪

いつもバレンタインは色々廻って見繕うんですが、
ホワイトデー時期は行かないんですよね。
3月だもん、いちごを使ったお菓子、たくさん出るよね。

『デブれ』?うんデブっても良いかも~。

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ホワイトデー 2016

さて本日はホワイトデー。
そういえばバレンタインのチョコ、紹介するの
忘れてた・・・。

ってか、写真も撮ってなかったわ(;^^)。
いかに、日々に忙殺されてたかが分かるわ。
頂いたものだけの紹介で恐縮ですが。

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英会話のクラスで頂いたもの。
左がモロゾフ、右がアンテノール♪

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↓は会社の同僚・上司らからもらったもの。
皆でお金出し合ってくれたそうな・・・。
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でも、量がめちゃ多いっす・・・。30個も入ってた。
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■マカダミア・ショコラ(ミルク)(18枚)
■ロイヤル・マドレーヌ(バニラ)(8個)
■ロイヤル・マドレーヌ(ショコラ)(4個)・・・

『デブれ』、とでも??(;^^)。おいしいだけに、
よほど節制しないと、こりゃ食べちゃいますよ、うん。
ストレスたまってた2月だったら・・・食べてたな。
はい、皆でシェアしましたよ♪ まだいっぱい残ってるけど。

私の気まぐれにおつきあい頂いて何よりですわ。
多分「バレンタインなんて面倒だしお返し考えたくないから
いらない」って人も多いんでしょうけどね。
最近は私も「お返しは期待しない」ようになっていたので、
頂けるだけでありがたいな、って思います。

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止まったまま。

先日、朝日新聞にこんな写真が載りました。

S_3992023209566

5年も経ったのに、5年しか経ってないのに・・・。
最近、またTVが騒がしい。
当時の映像を再結集させて特番してるけど、
今放映すべきは、再稼働させようとしている原発、ぢゃない?

こんないやらしい事してるなら、ね。
S_3992023209566b

これを見て「想いをはせる」なんて言っちゃうのもイヤ。
わざとらしく「黙祷」する会社なんてのもイヤ。
(あ、これ私が勤めてる会社、ね;^^)。

※と思ってたら、経済産業省から周知・協力要請
 ってのがあったんだって。毎年来ているらしい。

未だ除染作業は終了していない。作業終了した場所でも
未だ基準値を大きく上回る放射線量。
なのに「再除染作業は行わない」と決定された。

詰め込んだフレコン置き場は東京ドーム6倍分の面積。
最終処分場が決まらぬまま、仮置き場の地主からは
契約満了で、継続することを断られてる。

う~ん、国会議事堂の地下にあると言われる
政府専用地下鉄、全て保存場所にして良いんじゃね?
って思うのは私だけでしょうかね?

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8の殺人 我孫子武丸

いつの頃からか、こういう「館物ミステリ」って
減りました、よね?
「いやそもそも読んだことないし」って方も
いるでしょうが・・・(;^^)。

最近こういうその昔読んでいたジャンルのものが
読みたくなり、借りています。

「8の殺人」 我孫子武丸


読了です。

建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、
通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。
最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から
撃たれ、二人目は密室のドアの内側に磔に。
速水警部補が推理マニアの弟、妹とともに
その難解な謎に挑戦する・・・。

**************************************

我孫子武丸さんと言えば、先般の
ディプロトドンティア・マクロプス
(カンガルーのカンガルー;^^)、の作者さんで、
デビュー作だそうです。

トリックとか、見ているだけで面白いんですよね。
東野圭吾氏も初期はこんなのばっかりだし。
綾辻行人さんやかの赤川次郎氏でさえ書いている。
その前はエラリー・クィーンなど海外の作家さん。
今、ほとんど記憶がないんですが、ほんと読みたい。

こういうのは意外と時間がかかるので、つい後回し。
ファストフード的に読める本を選んじゃう今日この頃。
建物の図、とか見取り図なんか↑の本にはない!

こちらは表紙絵にあるような8の字形家屋。
そこで、色々なトリックを発生させる訳です。
なのに、それだけで済む訳ではなく、一本の話として
完成させなければならない。

それだけに、犯人当てた後の雪崩感、は残念・・・。
まぁ、ここで力尽きました、って分かっちゃうような
グダグダ感。
恋愛方面も容易に先が読めちゃったのは、まぁ
デビュー作だから、って事で(;^^)。

と書いていたら綾辻行人さんの「館シリーズ」が
読みたくなりました(;^^)。
図書館本、ってそういうトコ不便。
今、今!読みたいのに。って気分です。

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楓ヶ丘動物園シリーズ 似鳥鶏

以前、「似鳥鶏(にたどりけい)」さんと言う
作家さんの書いた本をご紹介しました。
  →パティシェの秘密推理

あの時は色々ぼろくそに書いてましたが、
なぜか頭に残っていたこの名前。珍しいから?
その作家さんの他の本を読んでみたい、と
探してみたらこんな本を書いてました。

「楓ケ丘動物園シリーズ」 似鳥鶏



読了です。

動物園ミステリシリーズです。

◇午後からはワニ日和◇2012.03
「イリエワニ一頭を頂戴しました。怪盗ソロモン」
クロコダイルにミニブタ、と楓ケ丘動物園の動物が
盗まれる事件が発生。
獣医の鴇(とき)先生や動物園のアイドル七森さん、
ミステリ好きの変人・服部君など、個性豊かなメンバーが
謎を追う・・・。

◇ダチョウは軽車両に該当します◇2013.06
県民マラソン大会のコースを駆け抜けてくるのは
「ダチョウだって?」―そして発見された焼死体。
捕獲したダチョウと被害者とをつなぐものとは?

◇迷いアルパカ拾いました◇2014.07
「ちょっとここで、アルパカ拾いまして」
七森さんの友人が失踪。 事件の鍵を握るのは、
フワフワもこもこのアルパカ?ハムスター?それとも??

*************************************

なんかはまった・・・(^o^)。この作家さん。
なんとなく心の中のぼやき、が良い感じでね。
その突っ込み方、私もやるなぁ、と。

動物園ミステリー、って動物園とミステリーが
一緒になる事じたい、そうないですよね?
子供がわんさかいる、のほほんとした動物園。
ミステリーが起きる余地がどこにあるんだい?と
思いながらもこの展開に思わずニヤニヤ。

動物園、最後にいつ行きましたか??
私はもう随分前、だなぁ。いつだったかも忘れてる。
隣の市の市営動物園か、ホノルルの動物園か。
どっちが最後か、も忘れてる・・・。

1巻目の盗難事件はちょっと苦い結末でしたが、
ダチョウとアルパカはとりあえず一安心、です。
マラソン大会にダチョウが乱入!なんてのは
かなり笑えます。なにせ近所にダチョウ牧場あったし。
千葉県に住む方だと結構「うんありえるかも」と
思ってたりして・・・(;^^)(・・*))((*・・)んーん。

さすがに仕事終わって動物園(仕事場)出たら
歩道にアルパカがいた、って設定はない、から
そっちはピンとこないのですが。

ミステリの場合、あまりおおっぴらに書けないので
こんな感想でしかないのですが・・・(;^^)。

「先輩」と呼ばれる「僕」。のんびりしているのか、
ボケているのかよくわからないのですが、
彼がわたわたしている内に事件が起こり、
事態が展開し、物事が収束していく・・・
う~ん、いい味だしてますな。

恋愛要素があるのかないのか、イマイチ分からない
のとか、多分、自分の精神状態によっては
「えぇい!はっきりせぬか!」と怒ってるかもしれんが
今回は良い感じではまって、ゆるゆるした不思議な
空気感を味わってました。

意外と好きなので、他のシリーズも読んでみます♪

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『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』

昨日紹介した映画に出演してた、
ベネディクト・カンバーバッチの最新作!
SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

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行ってきました~(^o^)。

SHERLOCK: THE ABOMINABLE BRIDE
メディア 映画   上映時間 90分
製作国 イギリス 公開情報 劇場公開(KADOKAWA)
初公開年月 2016/02/19

ベネディクト・カンバーバッチ:シャーロック・ホームズ
マーティン・フリーマン:ジョン・ワトソン
ユーナ・スタッブス:ハドソン夫人
ルパート・グレイヴス :レストレード警部
マーク・ゲイティス :マイクロフト・ホームズ 

1895年、冬のロンドン。ウエディング・ドレスを着た
妻の姿に驚愕するトーマス・リコレッティ。
なぜならばリコレッティ夫人は、数時間前に自ら
命を絶っていたのだ。

ベーカー街221B。レストレード警部から夫が妻の
幽霊に殺された、と事件の説明を受けたホームズは、
嬉しさを隠そうともせず、ワトソンとともに事件解決へと
乗り出すのだったが…。

**************************************

NHKのBSで放映していた、TVドラマ。
2013年に一度紹介してますが、そのキャストと
スタッフで今度は映画化、となった訳です。

冒頭と最後にメイキング(のようなもの)があり、
どれだけ彼らがホームズを愛し、コナン・ドイルを
愛していたか分かる作りになってました。

お話は、と言うと過去と現在、色々なものが
混じりあって、まるで阿片窟にいるシャーロックの
頭のなかを覗いているかのような・・・。
いやぁ、カオス(混沌)でした。

TVドラマ、結局その後見た方いるかしら??
ドラマはシーズン3まで放映されました。
アメリカでは「ワトソンが女、しかもNYが舞台」
なんてドラマも出来たりしましたけど、
「やっぱりこっちの方が良いよね~!」と
友人とは語ってました。

シャーロックの永遠のライバル「モリアーティ」。
私的には「ちっと役不足?」と思ったけど、
彼の登場シーンをまとめて紹介されると
なんかぞくっとする怖さ、ありましたです。

今回は19世紀が主の舞台な為、
携帯も車も出てきませんが、TVでやっていた
技法は新聞の切り抜きで再現されてました♪
(知らない方はごめんなさい、内輪ネタですね)

そして、髪の毛を短くしたベネディクト・カンバーバッチ。
やっぱりくせっ毛の彼の方が好きだなぁ。

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『ブラック・スキャンダル』

3月に入り、落ち着いた訳ではないけど、
現実逃避、で映画に行ってます(^o^)。
日本もアメリカもアカデミー賞の発表があったし。

こちらは1月30日に公開されたんですが、
なかなか時間が合わず、行けなかったもの。

『ブラック・スキャンダル』

160130_black_scan

BLACK MASS

メディア 映画  上映時間 123分
製作国 アメリカ  公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2016/01/30
ジョニー・デップ: ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー
ジョエル・エドガートン :ジョン・コノリー
ベネディクト・カンバーバッチ :ビリー・バルジャー

FBIの最重要指名手配犯となった実在する
伝説のギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・
バルジャー 

1975年、サウスボストン。
アイリッシュ系ギャングのボス、ジェームズ・バルジャーは、
イタリア系マフィアと激しい抗争を繰り広げていた。
一方、弟のビリーは、州の有力政治家として活躍していた。
そこに、バルジャーの幼なじみジョン・コノリーが
FBI捜査官となって戻ってきた。

折しもFBIはイタリア系マフィアの掃討を目標に
掲げており、功名心にはやるコノリーは、
バルジャーにある提案を持ちかける。

それは、バルジャーがFBIの情報屋となり敵の情報を
流す代わりに、FBIは彼の犯罪を見逃す、という
驚愕の密約だったのだが…。

**********************************************

実話を元にしているだけあって、どうやったら
盛り上がるんだろ?と思ってたんですが。
結構盛り上がりました(^o^)。

バルジャー、よりFBIのコノリー捜査官の方が
演技、すごかったっす。
奥さんと一緒に地元に帰ってきて、やるぞ!
って意識ムンムン。
でもね、やり方がまずかった、ね(;^^)。

ベネディクト・カンバーバッチ、はまさか、の
バルジャーの弟役。
しかもできの良い弟さんですね~。
上院議員まで出世したのに、残念ですわ。

この映画を見ててふと思い出したのが、
「スリーパーズ」(ブラッド・ピット出演)。
1996年の映画だけど(;^^)。
地元の友人同士の固い結束、って部分が
似てたからなのか、ケビン・ベーコンのせいなのか・・・。

ケビン・ベーコン、なんか怖くなったよね。
あの頃は可愛かったのに(;^^)。ってか、30年も
前の映画だったか・・・(;^^)。

160130_black_scan2

ジョニーデップ、そんなに好きじゃないのよね。
だから他の俳優さんについ目がいっちゃいましたわ。

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ご近所美術館 森福都

会社の近所にあるコンビニ。
ほぼ毎日通ううちに、店長と知り合いになり、
店長からもらったチラシで知った美術館。
なんと、コンビニの上にあるという・・・

ご近所美術館 森福都


読了です。

平凡なサラリーマンの「ぼく」こと海老野が
勤める会社の近所に、突如できた小さな美術館。

居心地のよさと旨いコーヒー目当てに常連となった
海老野は、引退した館長に代わってやって来た
川原姉妹の姉・菫子に一目惚れする。

来館者から持ち込まれる不可思議な謎を解いて
菫子を振り向かせようと、生意気でオタクなその妹・
あかねの力を借りつつ奮闘を重ねるが…。

********************************

普段行くコンビニ。路面店として単独である場合と、
ビルの1Fとかに入っている場合とありますね。
ビルの低層階にある場合、上にあるのはオフィスだけ
だろう、とかコンビニの人の住居があるんだろう、としか
思わないんですが、実はここ、美術館があります。

美術館と行っても特定の漫画家さんの原画などを
並べているだけの私設美術館です。

フリーパスを買うと珈琲がただで飲める、って良いですね。
こういうのなら私も近所に欲しいなぁ・・・。
ま、会社の近くにそんなのを求めるのは無理(;^^)
我が家の近所にそんなのを求めるのはもっと無理。
う~ん、街中ならでは、でしょうね。

「ペンシル」 「ホワイトボード」 「ペイパー」 「マーカー」
「ブックエンド」 「パレット」 「スケール」、と
文房具用品がタイトルの短編集です。
内容はちょっとした謎解きから、結構物騒なものまで。
ひねり方も様々、であまり穏やかな感じではないかな。

1話目からライバルとなる古美術商が登場し、
そもそも川原姉妹の姉・菫子は婚約者の浮気で
破談になり、引きこもってしまった過去があり、
そんな彼女を好きになると、大変ですな。

初作家さんである「森福都(もりふく みやこ)」さん。
他に面白そうな作品、あるのかな?
1冊だけじゃ判断しちゃいけないから(;^^)

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漁港の肉子ちゃん 西加奈子

これ、表紙とタイトルでなんか手に取るのを
ためらってたんですが(;^^)、
TVなどでみる作者さんの面白い感じが
「えいっ」と手に取るきっかけとなりました。

漁港の肉子ちゃん 西加奈子


男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、
流れ着いた北の町。
肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。
太っていて不細工で、明るい―
キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。
ちゃんとした大人なんて一人もいない。
それでもみんな生きている。

*****************************************

なんかね、全然違ったよ~(;^^)。
いやね、色々妄想しちゃうって。
まさか、な作品でした、はい。ヾ(_ _。)ハンセイ…。

母・肉子ちゃん。
肉子って名前じゃないんだけど、風貌からどうしても
「肉・肉・肉」って感じ。

恥じらいはない、たしなみもない、奥ゆかしさもない、
何にもないはずなのに、肉子ちゃんは肉子ちゃんで、
そんな肉子ちゃんが恥ずかしいはずなのに、
羨ましいと思っている自分がいて・・・

思うがまま、あるがまま生きるって難しい、
思うことと言うことが違う、
思うことと動いたことが違う、
みんな何かしがらみがあって、自由じゃない。

そんな時、娘のキクりんは肉子ちゃんをみる。
何にもとらわれない彼女は「行きたくなきゃ行かなきゃ
いいじゃん」「やりたくなきゃやらなきゃいいじゃん」と
あっけらかんと言い放つ肉子ちゃん。

物語の後半では、2人の関係も明らかになり、
あ、そうだったんだ、って気づいたら何か涙出て
感動して読了しました。

私は小さい頃、親によく怒られました。
「一回口の中で考えてから言葉を出しなさい」
「なんでもかんでも言えば良いってもんじゃない」
「一言多すぎる」と。

口が達者なのは、親に似たのでは?と思いつつも
微妙に相手を居心地悪くさせたりするようで(;^^)
いつからか、思ったことをすぐ言葉に出さないように、
一回飲んでから、口にだすようになりました。
未だに完治はしてないんですけどね(;^^)

この本を読むと、「あ、考えなくて良いんだ」というか
「口に出した時の私の態度や口調が問題だったんだ」と
いうことが分かった気がします。

良い本ですよ、うん。
西さんの本って過去数冊読んだことあったけど、
イマイチかなぁ、って思うことが多くて。
でもこの本はストン、と落ちてきましたね。

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さがしものが見つかりません!  秋山浩司

さて、聞いたこともない作家さんなんですが、
表紙のイラストのPOPな感じについ手にとって
読んでみました。

2005年第一回ポプラ社小説大賞奨励賞受賞
(→2005年からはポプラ社小説新人賞)

さがしものが見つかりません 秋山浩司


大学と下宿を往復するだけの地味な毎日を
送る「私」。 ひょんなことから、「物部語朗」なる
変人が主宰するサークル「MFL」に強引に
引っ張りこまれ、 ツンデレ美女の花子さんに
よろめいた私は、 持ち前の超受動的な性格から、
物部氏の不可思議な指令に従う羽目に。

さらには、キャンパスごとに対立する学生会の
勢力争いにも翻弄され……。
「する」か「しないか」と訊かれたら「しない」。
「しろ」と言われて初めて「する」

ヘタレ男子の明日はどうなる?

******************************************

え~っと(;^^)。紹介欄にね、
”現役大学院生による、疾走キャンパスライフ小説! ”
とありまして、そっか学生かぁ、と。

他にどんな感想が浮かんだ?う~ん・・・・ない(;^^)。

「学生キャンパスライフ」と言われると、
「キケン」(有川浩著)の方が近い私。
とにかくバカな生活してたわけです。
なもんで、ピンとこなくって・・・。

ただ、私が通っていた学校は少人数だっただけに、
学年でキャンパスが違う、って事もなく、
共学だったから、男女比もそれほど極端でなく、
だから、↑のような環境ではなかったのよね。

そういえば、今「女子大」が注目されているそうですね。
男性、つまり異性の目が無い環境で、
女性が学生会を運営し、学祭を企画し、とリーダーとして
指導することで成長していくのって良いそうで。
共学であれば「補助(サブ)」に回りがちですからね。

「男子がいるのに、会の代表を女性がするなんて」
って感じでしたから(;^^)。あ、時代が時代だからかな。

ま、ともかく、こんなネタで1冊本書けるんだなぁ、とか
どんなキャンパスライフを送っているんだい?とか
色々知りたいと思う方はどうぞ。
ワタシ的には前述の「キケン(有川浩著)」と、
「鴨川ホルモー(万城目学著)」を読めば十分、って
気がしますけどね。

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屋上のウィンドノーツ 額賀 澪

TBSの「王様のブランチ」で紹介された
この本。普通に図書館に並んでおり(;^^)、
1回は貸出限度数を超えていた為、諦めたんですが
次に行っても普通に並んでいたので借りました。
う~ん、大丈夫か?うちの市の民度。

「屋上のウィンドノーツ」 額賀 澪 


読了です。

「みんなとつながることができない」
私立中学の三年生・給前志音(きゅうぜん・しおん)。

これまで勉強やスポーツ、そして人間関係さえも
唯一の友達・青山瑠璃に頼り切って生きてきたが、
離れて暮らしていた父との再会をきっかけに、
あえて友達がひとりもいない県立高校への進学を決意。

しかし志音の父はその後、過労が原因で急死――。
父の遺品の中からドラムと「志音、大志を抱け」と
書かれた日記を見つけた志音は、ひとりドラムの練習を
始める。

県立高校入学後、志音は吹奏楽部の部長・日向寺大志
(ひゅうがじ・たいし)から入部を誘われる。
一度は入部を断った志音だったが、大志の強い誘いと
「何かが変わるかもしれない」という予感で入部する。
吹奏楽部の東日本大会出場をめざして・・・。

**************************************************

努力してもうまくいかないことが多い、って
知るのは辛いですよね。でも若いころの挫折が
どれだけ大事か、って知らなきゃですよね、って
最近思います。

「エコ」じゃないけど「楽な方法、簡単な道」を探して
教えないと「ケチ」と怒る(;^^)。
又失敗すれば「注意してくれなかった」
「気にしてくれなかった」、と人のせいにしたり・・・
いや、それは自分で体得していくもんでしょ、って
思う私は古い人間かしら??

この作品の場合、「楽器」「吹奏楽」ですから、
「楽な方法、簡単な道」ってのはないですし、
高校生の頃の部活なんかは、自分で体得していく
実践練習の場、ですからね。

今の若人には、理不尽だな、とは思うでしょうが、
頑張って欲しいですね。

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