祟り婿 古道具屋皆塵堂5 輪渡 颯介
さて、こちらもシリーズもの。
前にも書きましたが、「シリーズものは手をつけると
後々、追っかけるのがしんどい」んですよね。
祟り婿 古道具屋 皆塵堂5 輪渡 颯介
読了です。
「早死にの祟り」に取り憑かれた居候は幽霊嫌い!?
曰くつきの古道具が揃う皆塵堂で働き始めた連助は、
幽霊や呪いの話をまったく信じていない。
そのため同じ道具屋で、幽霊が見えるという太一郎の
ことを敵視している。
ある日、質草を仕舞っている
蔵から妙な音がするというので、
皆塵堂の店主・伊平次らとその質屋に泊まることと
なった連助。
その音の正体は?
そして連助が幽霊を信じないのも、ある祟りが…
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こちらはシリーズ「1~4」を2015年1月に紹介。
わりとすぐ5巻目が出ましたね。
この方の本もなんか印象に残って、つい新作が
出てないかチェックしちゃいます。
「曰くつきが集まる古道具屋」なんですが、
集まるのがモノだけじゃなく、人も、なんですね。
ウンの悪い男や、つかれてる男、とか。
今回は「呪いをまったく信じてない」若者が。
ところが、この「信じない」ってのも裏があり、
その解決の為に、今まで皆塵堂に関わってきた
彼等が立ち上がる!
あ、太一郎だけは、猫に押しつぶされてますけど(;^^)。
ネコの描写がホント面白いんですよ。
ネコは幽霊が見える、じゃないけど、何か全てを
見通しているような感じがするじゃないですか。
そういう得体のしれない部分とかをうまく書いてます。
冬になると怪談話、はとんと陰をひそめますが、
小説だと関係なく、楽しめますね。
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Comments
シリーズものは読むと
たしかに次を詠みたくなりますね。
Posted by: オサムシ | December 15, 2015 at 06:42 AM
確かに小説だと季節関係なく楽しめますよね。
自分の気分で♪
でも、夏でも冬でもホラー系、怖い系はダメですわ。笑!
Posted by: mahalobunny | December 15, 2015 at 05:33 AM