« セカンド・ジャッジ 姉小路祐 | Main | 閃光スクランブル 加藤シゲアキ »

僕と先生 坂木司

2013年12月に読んだ作品って
覚えているかどうか?はなはだ不安な脳細胞。
読んだ本は「先生と僕」。
その続編が2014年2月に出てました。

「僕と先生」 坂木司

読了です。

こわがりな大学生・二葉(でも、推理小説研究会所属!)と、
ミステリ大好きな中学生・隼人が、日常に潜む謎を
鮮やかに解決した『先生と僕』から、少し「おとな」に
なった二葉と、ますます頭脳が冴える隼人が帰ってきた!

***********************************

純朴な青年二葉くん、と東京生まれの隼人くん、
凸凹コンビが帰ってきましたよ~、久しぶり(^o^)。

図書館通いをするようになって、色々な作家さんの
色々な本を読むようになり、坂木司 氏もその1人。
私は前作を読んでから2年ぶりで新作ですけど、
当時、前作を新作で読んだ人には8年ぶり!
いやぁ、長いだろうなぁ・・・(;^^)。

1 レディバード (バレンタイン)  
2 優しい人 (バーベキュー)
3 差別と区別 (就活) 
4 ないだけじゃない(ビザ)
5 秋の肖像(マンション清掃)

の5編収録ですが、どれも良いんですよね。

二葉くんは、田舎の純朴青年、って感じ。
怖いのが嫌いなのに、ミステリ研究会に入ってて、
隼人くんがお勧めするミステリを読んでいる。

最初はね、都会育ちの隼人くんは、要領が良くて
すいすい、と世の中渡っている感じなの。
さすが「街の子」って感じ。
でも、二葉くんが言う正論、はココロに響くものが
あるようです。

本当は二葉くんのようにまっすぐなんですよね、皆。
だけどどこかで「出し抜かれたらたまらん」と
抜け駆けするような世の中になっちゃってる。
収録作品1の「レディバード」に出てくる女性もその1人。
二葉くんになんとなく興味を持ったようで、
ちょこちょこ出てくるように。

二葉くんの場合、「軽く騙せるわ」と女に思わせといて
実は彼の心根にやられちゃう、ってパターンだな、うん。
隼人くんも見た目と相手を見る言動から、
「やられちゃう」人だけど、実は二葉くんも、なのよね。

前作の「先生と僕」と併せて読んでもらいたいですね。
坂木司氏の作品はどれも読みやすく、
更にちょっと胸にグッとくるものが多いので、
お勧めですね。

残念な事に大量製産されないので、次が待ち遠しい。
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« セカンド・ジャッジ 姉小路祐 | Main | 閃光スクランブル 加藤シゲアキ »

書籍☆☆☆」カテゴリの記事

Comments

ごめんなさい、↓名前が入ってませんでした。

Posted by: nanamama | October 06, 2015 at 12:16 AM

都会と田舎だと、女の子を持つ親としてはやっぱり街灯や交通機関の面から都会の方が安心感があります。

時間に追われるという点においては田舎の方がいいような気もしますが、刺激があるという点では都会かな。

一長一短で選べないなぁ~

Posted by: | October 06, 2015 at 12:15 AM

都会と田舎 どちらかいいか
なかなか難しい面あります。

Posted by: オサムシ | October 05, 2015 at 06:39 AM

今まではわりと都会に住んでいて、今はアメリカのど田舎に住んでいて、都会と田舎の違いがよぉ〜くわかります。
どちらがいいのか?
田舎もんでは困るけれど(マナー的に)、都会の擦れた感じも嫌ですよね。
素直な気持ちを持ちながらすすっと生きられるのがいいかなぁ〜。

Posted by: mahalobunny | October 05, 2015 at 01:45 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/62156529

Listed below are links to weblogs that reference 僕と先生 坂木司:

» 「僕と先生」坂木司 [粋な提案]
大学の推理小説研究会に入ったけれどこわがりな僕と、ミステリ大好きでしっかりした中学生の先生が、日常に潜む謎を解いていく〈先生と僕〉シリーズの最新刊。 社会問題にも目を向け、ちょっぴり大人になった二人の活躍をどうぞお楽しみに! 前作『先生と僕』が面白かったので、続編の本書を読んでみました。 こちらにもミステリーが盛り込まれています。どんどん読み進められるストーリーでした。 日常生活の...... [Read More]

Tracked on May 24, 2016 at 12:35 PM

« セカンド・ジャッジ 姉小路祐 | Main | 閃光スクランブル 加藤シゲアキ »