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セカンド・ジャッジ 姉小路祐

出口の裁判官とは
受刑者の仮出所を決める、いわば「更生保護委員」の事。

「セカンド・ジャッジ: 出口の裁判官 岬剣一郎」 姉小路 祐

読了です。

元警察官僚の岬剣一郎は、更生保護委員を
務めることになった。受刑者の仮出所を決める、
いわば「出口の裁判官」だ。

最初に担当したのは、十八歳の時に殺人を犯し
少年刑務所で服役する青年だった。
岬が更生を信じた彼は、出所後間もなく行方を
くらましてしまう。

そして、青年がかつて殺害した男の知人が
不審死を遂げた!またも彼の犯行なのか?

**************************************

ネーミングが面白いなぁ、と思って借りました。
「出口の裁判官」って面白いですよね。
聞いたことない作家さんだし、どうだろ?と思ったけど。

仮釈放、ってあるんですよね、そういえば。
罪をつぐなった、と判断され仮釈放になる訳ですが、
被害者遺族にしてみれば、許せるものでもなく、
満期釈放されたからと言って罪がなくなった訳でも
ないんですよね。

今回の中心人物の青年。若くして犯した罪の為、
将来を考えて出所の結論に達します。
他の登場人物としては、青年の妹。
彼の帰りを公団で一人暮らしで待っており、
更に「彼の更生」を助ける女性弁護士、など。
周囲の人に見守られ、更生の道を歩もうと。
ところが・・・って話は二転三転していきます。

この「・・・」ってところがすごいです、はい。
ありとあらゆる要素が詰まってます。複雑過ぎる。
結構怖かったなぁ・・・(;^^)。
後半残りこの頁で話がまとまるのか?と思ったら
やはりうん若干最後ドタバタとなりましたな。

つい先日、「殺してでも金を借りてこい」と母の指示で
祖父母を殺害した17歳少年の控訴審判決が出ました。
懲役15年。母親は懲役4年6ヶ月、だそうです(確か)。
どう考えても母親の方が罪、重いと思うんですけど(;^^)。
で、2/3の刑期を過ぎると仮釈放の対象になるそうです。
(一応調べましたけど、違ってたらごめんなさい)

この作品を読んでふとこの事件を思い出しました。
罪は本当にどこにあるのか?誰にあるのか??
世の中ってなんかいっぱい知らないことありますね。
もっと色々知識を増やしていかないと、って思いました。
いつ犯罪者になるか分からないじゃん(;^^)?

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Comments

若干最後ドタバタ。それは残念でしたf^_^;

Posted by: セイレーン | October 05, 2015 at 10:56 AM

あらすじを見ていると面白そうです。
次の旅のお供にいいかな^^

Posted by: butaneko | October 04, 2015 at 03:20 PM

本当に世の中知らないことがまだまだいっぱいありますね。

Posted by: nanamama | October 04, 2015 at 02:18 AM

世の中まだまだわからないことは多いです。

Posted by: オサムシ | October 03, 2015 at 06:55 AM

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