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24 posts from October 2015

覆面作家シリーズ 北村薫

世田谷のこの一角がどうやら一件の家、らしい。
ようやく入口を見つけ僕はベルを鳴らした

覆面作家シリーズ 北村薫

覆面作家
は二人いる    の愛の歌     の夢の家


読了です。
編集者・岡部良介と彼が担当する作家の
「お嬢様」が遭遇した事件。

◇二人いる
  覆面作家のクリスマス / 眠る覆面作家 / 覆面作家は二人いる
◇愛の歌
  覆面作家のお茶の会 / 覆面作家と溶ける男 / 覆面作家の愛の歌
◇夢の家
  覆面作家と謎の写真 / 覆面作家、目白を呼ぶ / 覆面作家の夢の家
*************************************

「出版社へ原稿を持ち込む」と言うのは良く聞きます。
先般見た「バクマン」(映画)もそうですし、
「進撃の巨人」(映画)もそうですね。
☓☓賞に応募する、ってのもありましたっけね。

こちらは出版社へ送られてきたもの。
編集者岡部くんが先輩に言われて作家へ会いに行くことに。
それが冒頭の邸の描写。大豪邸です。

執事が出てきて、お手伝いさんもいる。
家の中なのに、上品なワンピースなどを着こなす彼女。
ところが、一歩外へ出ると・・・って設定が妙です。

そういえば、深田恭子さんのドラマ「富豪刑事」となんか
似てるなぁ、と思ったけど、あっちは「刑事」、こっちは「探偵」。
 ※ともさかりえさん主演でドラマ化されたそうです。

1991年11月発表の作品で、「富豪刑事」は1975年~に
筒井康隆氏によって発表されたもの。
そんなに古い作品だったんですね。
ある意味、昔の良品ってのは長く愛されるんでしょうね。

とりあえず、北村薫氏の作品。シリーズで長く続くものから
読んでいます。

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盤上の敵 北村薫

陣型は整った。
敵の駒(キング)を排除するのだ。
妻の奪還をめぐる殺人犯との息詰まる取引!

盤上の敵 北村薫


自宅に殺人犯が籠城、妻が人質に!?
警察が取り巻き、ワイドショーのカメラが中継するなか、
末永純一(白のキング)は唯一人、犯人との取引に挑む。

先手を打って城内の殺人者(黒のキング)を詰め、
妻・友貴子を無傷で救わなければ。
盤上の敵との争いは緊迫のうちに進み、
そして取引(ゲーム)は震驚の終盤を迎える・・・

***************************************

うん、今週は「北村薫」シリーズだな(^o^)。
「チェスゲーム」と聞くと色々作品を思い出しますが、
どうもルールを知らないせいかイマイチのめり込めない。

かといって「将棋」をベースにした「ダーク・ゾーン」を
読みましたけど、分かった気でいただけで(;^^)。
はい「オセロ」しか興味ありませぇ~ん(;^^)。
「戦術」を立てるような人生じゃなくて良かった。

さて、こちらは二転・三転と展開していきます。
まぁ、すごい。自宅に籠城されて、奥さん人質にとられたのに、
緻密な計算を一気に行い、計画通りに動かしていく。

頭の良い人って素敵よね。
いや、「頭が良くて躊躇なく行動に移せる人」かな。
奥様を愛するがゆえの行動だけに泣けてきます。

これは細かいことを言っちゃうと興ざめしちゃいますが、
登場人物は少ない、でも何がどうなっているのか、
最後まで分からない。

これも古い(1999年9月)作品ですが、今でも十分
楽しめますのでお勧めです♪

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冬のオペラ 北村薫

探偵は、犯人を知ろうとするものなのです・・・
それが誰であったとしても

冬のオペラ 北村薫

読了です。

名探偵はなるのではない、存在であり意志である・・
名探偵巫弓彦に出会った姫宮あゆみは、
彼の記録者になった。

そして猛暑の下町、雨の上野、雪の京都で二人は、
哀しくも残酷な三つの事件に遭遇する…。

**********************************

こちらは彼のデビュー作になります。
色々な方のデビュー作を読んでますが、
固いのが何となく微笑ましいです(^o^)。

こちらは日常の謎ではあるんですが、最後は
ほろ苦い終わり方です。
「探偵は、犯人を知ろうとするものなのです・・・
それが誰であったとしても」冒頭の言葉にあるように
好きな人であっても、恩のある人であっても、
知ろうとしてしまう。その性(さが)が哀しいです。

シリーズ化もされてないので残念ですが、
ついクセでデビュー作から読み始めてた私。
これは「六の宮の姫君」の次に読んでます。
ってか、完全に「六の宮の姫君」が
イレギュラーパターンなんですよね(;^^)。

友人に通信制の大学に通う人がいます。
その子が卒論の話をしていて、ふと思い出した
「卒論を書く前には北村薫の『六の宮の姫君』を
読んでおいたほうがいいと思うよ」という言葉。

それを友人に伝えたんですね。
でもやはりちょっとうろ覚えな箇所も多く・・。
で、あの時(2013年12月)はこの「六の宮の姫君」しか
読んでなかったんですが。

2013年の決意はどこへ行ったのだろう??(;^^)。
過去記事を読みなおして汗かきましたわ。

ここからできれば「芥川龍之介」や 「菊池廣」なども
読んでいければ良いかも

読んでないじゃん・・・あぁ時間が足りない。


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太宰治の辞書 北村薫

昨日紹介した「私と円紫さんシリーズ」。
発表時期は1989~1998年頃。
この4作品で終わりかぁ、と思っていたら、
2015年3月に「新作」が出ました。


水を飲むように本を読む“私”は、編集者として
時を重ね、「女生徒」の謎に出会う。
太宰は、“ロココ料理”で、何を伝えようとしたのか?
“円紫さん”の言葉に導かれて、“私”は
創作の謎を探る旅に出る―。

◇太宰治の辞書
 収録作品:花火 / 女生徒 / 太宰治の辞書

*********************************

大学生だった「私」も中年に(;^^)。40代だってさぁ。
結婚し、子供もいながら仕事に頑張る「私」。

太宰治の「女生徒」。青空文庫で読むことができます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/275_13903.html
短編なので、すぐ読み終わっちゃいます。

1938年(昭和13年)9月に女性読者有明淑(当時19歳)
から太宰のもとに送付された日記を題材に、
14歳の女生徒が朝起床してから夜就寝するまでの
一日を主人公の独白体で綴っている作品です。

どこまでが女性読者の話なのか、どこまでが太宰なのか?

寄稿された原文を読み進めるうちに、「私」は太宰だろう、と
思った文章が「彼女」の文章と知り、驚いたり喜んだり。

更に女生徒は続く。 ※ロココ料理 の下りは太宰の創作。
「ロココといふ言葉を、こないだ辞典でしらべてみたら・・・
この辞典は何だったんでしょうね」と円紫さんの一言に
探索の旅が続いていく・・・。

「六の宮の姫君」を読んでいると分かるんですが、
こうやって1つの謎が他の本を呼び、他の本がまた更に
本を呼ぶ。「本の数珠つなぎ」と「私」は言いますが、
ホントつながってる。

新作だけに今の時代になっているのが変な感じ。
でも考えれば四半世紀経っている訳ですよね。
同世代の私が今を生きているのと同じ。

日本文学は趣味じゃないけど、こうやって紹介されると
「じゃぁ、読んでみるか」と思っちゃう単純さがあります。
今回の作品を読んで、いくつかダウンロードしてあった
太宰らの本を読み始めています。
「女生徒」「駆込み訴え」「人間失格」・・・
「グッド・バイ」は随分前に読み終わってますが。

ちなみに青空文庫、他には
 芥川龍之介 六の宮の姫君
 柳田国男 遠野物語
 小栗虫太郎 黒死館殺人事件
 夢野久作 ドグラ・マグラ   その他もろもろを
ダウンロードしてあります。

文庫本を持ち歩いているので、電子書籍をホント読まない。
結構「あ、これ読みたい」とダウンロードするんですが、
やはり紙をめくる動作が好きなんでしょうね。

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円紫さんシリーズ 北村薫

大学で日本文学を学ぶ「私」と、
落語家・春桜亭円紫との物語.。

◇空飛ぶ馬
 収録作品:織部の霊 / 砂糖合戦 / 胡桃の中の鳥 / 赤頭巾 / 空飛ぶ馬
◇夜の蝉
 収録作品:朧夜の底 / 六月の花嫁 / 夜の蝉
◇秋の花 :長編
◇朝霧
 収録作品:山眠る / 走り来るもの / 朝霧

**********************************

北村薫さん、と言う作家さんを知らずにいて
損したな、と最近思うようになりました。
もっと早くに知っていたら何かが違ったかも、と。

「日常の謎」と言う事で本を捜していていました。
と言うのも「ライトノベル」系を読んでいて、
「日常のふとした謎」って多いなぁ、と思っていて
でもそれにしちゃ、安っぽくない?って思って、
どうせなら、「ちゃんとした日常の謎」本を
読んでみたい、と(;^^) う~ん意味分からん。

で探してみると「北村薫」氏がすごい、と。
以前に読んだ「六の宮の姫君」の「私と円紫さん」
シリーズを最初から読んでみることにしました。

大学に通う「私」。ふとしたきっかけで、教授から
落語家さんを紹介され知り合います。
学生時代からとても優秀な彼は、「私」が日常で気づく
出来事に明快な筋道を示してくれます。

先般、と言っても8月の終わりですが、上野で呑み会が
ありました。
その時、待ち合わせ場所の真向かいに「鈴本演芸場」
があったんですね。
何度か上野に行ってたはずなんですが、気付かず・・(;^^)。
今回はじめて「あ、こんなところに演芸場があるのね」と。

女子学生の「私」はこの「鈴本演芸場」に「円紫さん」が
出ていることを聞き、お出かけする、なんて下りを本の中で
見つけ、「あっ!まさかあそこ??」とビックリ。
知識と体験が結びついた瞬間のある種感動を覚えました。

いかに「見てないか」「知ろうとしてないか」思い知らされた感じ。

1作目の「空飛ぶ馬」は1989年初出ですよぉ。
正に同世代。こんなに真面目な女子大生じゃなかったけど
その頃読んでたらなんか違ったのかも、って思った。
(25年以上経過してから読むなよ、って感じですが;^^)

私は昔からある「日本文学」はニガテでした。
死んだ祖父が大好きだったジャンルだけに、聞けば
色々教えてくれたんでしょうが、祖父とはあまり親しくなく、
それだけに彼のジャンルには踏み込んじゃいけない的な
除けて通るものでした。

でも主人公「私」はそのジャンルの本を良く読んでる。
更にロシアやフランス、ドイツ文学の翻訳本も読んでおり、
教授に気に入られたのも、昔の言葉を知っていたから。
落語も好きな主人公だけに話についていけてるみたい。
読んでいて「うわぁ、全然本読んでなかったんだな、私」、と
後悔しきり、でした。

この本はライトノベルのようにすぐ読めるものでもないし
日本語も簡素ではありません。
でも一言一言を大事に取捨選択し、使っているのが分かる
素敵な作品でした。
読み終わっちゃうのが惜しかったですもの。

「1万円からお預かりします」とか
「メニューの”方”おさげします」
「~でよろしかったでしょうか」と言う、なんか分かんないけど
聞いててちょっと違和感を覚える日本が氾濫する今、
ちょっと古くさいけど読んでいて安心するこのシリーズは
おすすめです!

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猫丸先輩の推測&空論 倉地淳

猫丸先輩は学生の頃と変わらぬ小柄で童顔。
眉の下までふっさりと垂れた柔らかそうな
前髪の奥には、仔猫みたいなまん丸の大きな目。

猫丸先輩の推測&空論 倉地淳

読了です。

<推測>
・夜届く 炬燵・電報・風呂屋
・桜の森の七分咲きの下 新入社員・桜・3人
・失踪当時の肉球は 探偵・日の丸・猫
・たわしと真夏のスパイ 商店街・祭り・風船
・カラスの動物園 デザイン・猫・ひったくり
・クリスマスの猫丸 サンタ・ケーキ・強盗

<空論>
・水のそとの何か  ペットボトル 水 虹
・とむらい自動車  タクシー 事故 見舞い
・子ねこを救え  リボン カタコリ 幼馴染
・な、なつのこ  スイカ 夏 海
・魚か肉か食い物  ラーメン ステーキ ピザ
・夜の猫丸  残業 呑み会 電話

*********************************
こちらも日常の謎、です。
推測というか、空論というか・・・(;^^)。

いやぁ、こちらは読み解くのに結構時間がかかります。
というのも「猫丸先輩」、もったいぶる悪い癖あり。
ぐだぐだ、とうとう、と話続けるんですよね(;^^)。
ヘタすると、1Pまるまる彼のセリフ、なんて事も。

なかには「ぞくっ」とちょっとしちゃう話もあり、
「でも推測だけどね~」とあっけらかんと猫丸先輩に
言われると「おいおい、人を不安にさせといて
それで終わるのかよ!」と突っ込みたくなります。

冒頭の「夜届く」。これはこわいっす。
夜、届く「電報」。見てびっくりして実家に電話する。
「何言ってんの??」とあっけらかんと返される。
気づくと近所で数軒、同じような被害にあっている。

「電報」ってツールはかなり懐かしいですが(;^^)、
これが嫌がらせに使われると結構しんどい。
でも、その相手は・・・  本当だったら怖いなぁ。

実はこちらの2作は2002年と2005年の刊行。
雑誌発表はもっと前なので、古いですよね。
その古さを知っている私だから楽しめたのかも?

でもその頃の方が推理も謎解きもゆとりがあったかな。
今はスピードが速くなり、機械の進歩もあるせいか、
犯罪、謎にそもそもゆとりがない。
しかも以前は「☓☓の理由で・・」とか原因がわかったのに
ある意味つまらないですよね・・・
(すいません、不謹慎で;^^)

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ななつのこ 加納朋子

いったい、いつから疑問に思う事をやめてしまったのでしょうか?
いつから、与えられたものに納得し、状況に納得し、
色々な事すべてに納得してしまうようになってしまったのでしょうか?

【第3回1992年鮎川哲也賞受賞作】
ななつのこ 加納朋子

読了です。

短大生の入江駒子は『ななつのこ』という本に出逢い、
ファンレターを書こうと思い立つ。
身辺を騒がせた〈スイカジュース事件〉をまじえて
長い手紙を綴ったところ、事件の“解決編”ともいうべき
返事が舞い込んだ……! 

こうして始まる駒子と作家のやりとりが鮮やかに
ミステリを描き出す、清新な連作長編。

・スイカジュースの涙 スイカ・犬・変装
・モヤイの鼠 個展・絵画展・生クリームの角
・一枚の写真 絵の具・アルバム・誰かの一番
・バス・ストップで 教習所・花園・侵略
・一万二千年後のヴェガ プラネタリウム・恐竜・デパート
・白いタンポポ たんぽぽ・サマーキャンプ・アルミ
・ななつのこ 歯医者・7編・文通

**********************************
うん、こういう「日常の謎」は大歓迎!
昨日書いた身近な事件、って感じのものばかり。

でも最初の「スイカジュース・・」は結構厳しかった。
動物好きにはたまらないかなぁ。
確かに人に害をおよぼす犬っていますよね(;^^)。

「バス・ストップ」は面白い反抗について。
あぁ、分かる。なんでこんなトコに、って場所に
お花とか植物が群生しているの?ってありません?
おばあちゃんの小さい反乱、って感じで可愛らしい♪

「一万二千年後のヴェガ」は、デパートの屋上に
ある「バルーン」が主人公です。
確かに、想像したことはあったけど、それが素敵な
物語になってましたね~。

それ以外はね、日常の一コマを切り取って、
そこに謎を見つけそれを解く、というもの。
そして最後は結構幸せなエンディングになりました。

読み終わってほっこりする作品でした。
初作家さんですが、少し読んでみようかなぁ。

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北乃森高校探偵部 乾くるみ

高校時代、何してましたか??

北乃森高校探偵部 乾くるみ

読了です。

創立百周年を迎えた京都・宇治市にある北乃杜高校。
寮生活をおくるサッカー部員の清水克文は、
級友の横井圭、赤倉史朗、山科桃子、稲川みどりと
学園で日々起きるさまざざまな出来事の謎解きに
「探偵」として挑戦。

そして、修学旅行の際には殺人予告がなされ、
卒業式にはいやがらせ写真が出回るなど、
様々な学校行事にも不思議な「事件」が発生。
清水たち「探偵」グループは解決に乗り出す・・・。

*************************************

乾くるみさん、最近はとんとご無沙汰してました。
そういえば結局全作品読んでないなぁ・・・。
あちこちの図書館にちらばっているので、集めるのも
大変だったりしたし・・・。
これは普段行かない図書館に置いてあった。

我が家の場合、近所に2箇所図書館があります。
大体どちらも車で10分(これらが一番近い)。
車で20分走るともう1箇所図書館があり、30分走ると
市の中央図書館にいけます。

最近はもっぱら近所の2箇所を使っており、
+20分の図書館はめったに行かなかったんです。

こちらは、高校時代に「探偵倶楽部」を結成した
友人グループを題材にしてます。
謎は日常の謎「校歌の成り立ちについて」とか、
う~ん、どうでもいいかな、って気分(;^^)。

最近ね、「日常の謎」ってのに興味持ってます。
例えば「毎日同じ電車に乗り合わせるあの人。
たまに全然違う服装で電車に乗ってくるけど、
何をしている人なんだろう?」とか、
「駐車場に車を停めたあの人。店に入らず外へ出て行く。
どこ行くんだろう?」とか。

でそういう本を読んでいるんですが、どれも面白い。
これもその1つではあるんですが、ちょっと・・・。
ま、これも勉強、と言うことで(どんな勉強だ?!)

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『図書館戦争-THE LAST MISSION-』

図書館の自由が侵される時、我々は団結して、
あくまで自由を守る。
我々は戦うために戦うのではなく守るために戦うのだ

『図書館戦争-THE LAST MISSION-』

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製作年度 2015年  上映時間 120分 製作国 日本
監督 佐藤信介   原作 有川浩
岡田准一 (堂上篤)    榮倉奈々(笠原郁)
田中圭 (小牧幹久)    土屋太鳳(中澤毬江)
福士蒼汰(手塚光)    栗山千明(柴崎麻子)
西田尚美(折口マキ)   橋本じゅん(玄田竜助)

“メディア良化法”が制定され、国家による思想検閲や
メディア規制が横行する近未来の日本。

大事な本を守ってくれた図書隊員に憧れ、図書隊に
入隊した笠原郁は、その類い希な身体能力で鬼教官・
堂上篤の厳しい指導にも耐え、女性では初の
図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)所属となる。

その後も優しい上官・小牧や同期の手塚、柴崎とともに
厳しい訓練と苦手な図書館業務を必死にこなし、
少しずつ図書隊員として成長していく郁。

そんな中、“自由の象徴”と呼ばれこの世に1冊しか
現存しない貴重な『図書館法規要覧』が一般展示される
ことになり、堂上率いるタスクフォースに会場となる
芸術展の警備が命じられるが…。

************************************

さて、「イケメン祭り」と話題になっているこちら。
TBSで第1弾映画と今回公開された第2弾のつなぎ用
スペシャルドラマを放映しただけあって、
まずまずの興行成績スタートをきったそうで。

だって、「岡田くん」に「田中くん」。「福士くん」に
「松坂くん」。そりゃぁ、ワクワクしますよね(^o^)。

原作を読んだ人間からすると「あ、あれを取り上げるのね」
と思いつく今回のミッション。
原作と違う部分もありますが、いやぁ迫力あった!
あちこちの図書館でロケをされたそうですが、
どこも素敵な図書館ばかり。

最近はもっぱら図書館通いして、本借りて読んでますが、
私が行く処にはこんな図書館、ないっす~。
当分新しくする予定はないだろうし、今計画してる処が
羨ましいっす。

そういえば、愛知県小牧市の計画もどうなるのかな?
CCCさんに委託する、ってのは住民投票では反対多数と
なりましたね。
住民投票は行使力がない、とか言われてますが、
建設計画はある訳ですから、素敵な図書館ができると
良いですね~。

さて監督の「佐藤信介」氏は「GANTZ」の監督でもある方。
あれも妙に迫力あったもんなぁ~。
今回、PODCASTでこれがあったので落としてみました。

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面白かったですよ~。
戦闘シーンで用意した「土のう」。撮影なら、中におがくずとか
軽くして用意するそうです。ところが美術さん、
「全部土入れて」用意したそうです(^o^)。
おかげで重い&重い・・・(;^^)。
しかも、あちこちの場所に転用したので、いちいち運んで・・・
と重労働になったそうです。

小さいころは2時間かけないと映画館に辿りつけず、って
場所に住んでいて、そういう「渇望」が今を作ったんだな、
ってなんとなく納得。
最近の子供たち、「渇望」してるかな??

この映画も「渇望」です。読みたい本が読めない、買えない。
「言語統制」された国には、焚書した国には未来があるのか?
未来を守る為、戦うってのに泣けてきます。
日本、って国がどうなるのか?現実と併せて考えちゃいます。

見てない・知らない・読んでない、って方もぜひぜひ、
原作読んで行ってみてくださいね。

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『バクマン』

次と その次と その次と線を引き続けた
次の目的地を描くんだ・・・

バクマン
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上映時間 119分  製作国 日本(東宝)
初公開年月 2015/10/03  監督: 大根仁
佐藤健(真城最高)   神木隆之介(高木秋人)
染谷将太(新妻エイジ)  小松菜奈(亜豆美保)
桐谷健太(福田真太)   新井浩文(平丸一也)
皆川猿時(中井巧朗)  宮藤官九郎(川口たろう)
山田孝之(服部哲)   リリー・フランキー(佐々木編集長)

かつて週刊少年ジャンプに連載していた今は亡き
叔父で漫画家の川口たろうを尊敬し、一時は自身も
漫画家を目指していたが、今は夢も持たず漫然と
日々を過ごしていた高校生の真城最高。

ある日、ひょんなことからその高い画力に目をつけられ、
秀才のクラスメイト高木秋人に
“俺と組んで漫画家になろう”
と誘われ漫画家の道へ進むことを決意する。

***********************************
TVのインタビューなどで「映像がとにかく面白い」と
言われ、確かに映画館の予告編は面白かった。
んで、「じゃぁ見てみるか」と原作も知らずに行ってきました。

うん、面白かったっす(^o^)。
映像がね、ホント面白かった&斬新でしたわ。
今回使った手法は「プロジェクトマッピング」。
これを白紙のケント紙に投射したり、秋人の眼鏡にぶつけたり
部屋の壁や床に流す、ってのは斬新ですね。
俳優さんがそれに併せて動作する、ってのも妙ですし。

主人公二人も佐藤健と神木隆之介ってのがね。
「るろうに剣心」でもうまいなぁ、二人、って思ってたので
とてもとても「26歳と22歳」が高校生やってるとは思えません。
普通の高校生、って言うけど、普通じゃないね(;^^)。
秋人くん、秀才だったんだ~、とか色々。

でも熱くって一生懸命で、でもそれが自分の首をしめちゃう。
「ここだけしのいでもダメでしょう。」って思うのは自分が
歳を取ったから。
あの頃なら「そうだそうだ、頑張れ!」とのめりこんで、
応援したんだろうなぁ。

漫画が原作で、そっちは読んでないですが、映画で十分
楽しめたので、漫画は読まなくても良いかな(^o^)。
全20巻と言う事ですので、興味のある方はどうぞ。

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『進撃の巨人』

心臓を捧げよ!

の、
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN (2015)
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド (2015)

201509_p_2

観てきました、はい。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2015)
ATTACK ON TITAN 初公開年月 2015/08/01

メディア 映画 上映時間 98分
製作国 日本 公開情報 劇場公開(東宝) 

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
エンド オブ ザ ワールド(2015)
ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD
上映時間 87分  初公開年月 2015/09/19

三浦春馬 エレン 長谷川博己 シキシマ
水原希子 ミカサ 本郷奏多 アルミン
三浦貴大 ジャン 桜庭ななみ サシャ

************************************

100年も前、謎の巨人たちが突如出現し、人類の大半を
喰い殺した。
かろうじて生き残った者たちは、巨大な壁を三重に築き、
その内側でどうにか平和な生活を維持していく。

ミカサ、アルミン・エレンの3人の若者は平和な生活に
飽き、壁の外に広がる未知の世界に憧れを抱いていた。
そんな日がいつまでも続く事を疑うことなく・・・。

そんなある日、想定外の超大型巨人の出現によって
壁が崩壊し、人々が次々と巨人に呑み込まれていった。
逃げる途中、ミカサとはぐれて2年が経過。
惨劇を生き延びたエレンたちは、人類が巨人に
対抗すべく結成した武装調査団の一員として、
決死の外壁修復作戦に臨もうとしていた。

外壁近く、巨人に襲われ、エレンはアルミンをかばって
巨人に飲み込まれてしまう・・・。

*******************************

漫画、は楽しませて頂いております。
友人が買う度に借りているんですが、前の巻の展開を
すっかり忘れてたりして、ね(;^^)。
原作漫画は遅々として進まない状態です。

それを映画化?う~ん、どうなんだろ??と
思ってたんですが、いやいや面白かったですよ。

私はこの原作にはそれほどこだわりがないですし、
「原作の世界観がぁ~」とか思いもしませんし。
単純に「おっ、話をうまく持って行ったね」って
感心してみておりました。

キャラはそっくりだから、原作にどっぷり浸かった人は
違和感あるかも、だけど。
ただ、後編の「エンド オブ ザ ワールド」は若干
展開が強引かなぁ、と思いましたけど。
「まさかエレンと○○が☓☓だなんて!!」って
オチも、なぁ・・・。

特筆すべきはこの作品「特撮」なんですって~。
CG全盛の今、簡単に特殊効果を利用して撮影ができて
「今更?」って感じもありますが、NHKで特集した位。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3686/2351171/index.html

↑の番組も面白かったっす。
ウルトラマンなどをはじめとする特撮の歴史。
その火を絶やしちゃいけない、と続く特撮の世界は
非常に興味深かったです。

巨人もね、CGとかじゃないの。特殊メイクと言うか
着ぐるみ、なんですよね。
本当の人間が演技しているわけ。
だから「なんか気持ち悪い」感満載。

TV番組内でも言ってましたが、「人がやらないと、その
気持ち悪さとか得体のしれなさ、が出てこない」って。
うんうん、すっごい納得(^o^)。

倒壊するビルとかも全てミニチュア作って壊すの。
走る輸送車も実物大の他に1/6スケール、1/9スケールを
作り、人が動かし、撮影する。
いやぁ、興味や知識のない私でも楽しめました、はい。

もし、興味がありましたらぜひ、映画館の大画面で
愉しんでくださいなぁ。

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『S-最後の警官-奪還』

映画week続いてまぁ~す(^o^)。今日はこちら!

S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE

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上映時間 120分  製作国 日本  公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2015/08/29
監督: 平野俊一
向井理 (神御蔵一號)  綾野剛 (蘇我伊織)
新垣結衣 (林イルマ)  吹石一恵 (棟方ゆづる)

ある日、突如、バスジャック事件が発生し、神御蔵一號ら
NPSのメンバーが現場へ急行する。
しかし、やがてメンバーは現場の状況に違和感を
抱き始める。そんな中、太平洋沖で巨大タンカーが
何者かによって乗っ取られる事件が起こる。

積まれていたのは日本全土を崩壊させてしまうほど
大量のプルトニウムだった。
全閣僚が緊急招集され、対策を協議する中、
ハイジャック犯からの電話が入る。

その声の主は、神御蔵と蘇我の因縁の相手、
正木圭吾だった。

************************************
まぁドラマも見てたので、一応見届けよう、と
行ってきました。

スペシャリスト、と呼ばれる方たちはみなすごい。
子供が人質に取られようが、撃たれようが、
日本を救う為に戦う、ってのはね。

あ、これTVドラマを見てた方います?
いないと話が進まないのぉ(;^^)。
ドラマは結構楽しみにしてたんですよね。
映画化されるまで結構あって、ビックリしたけど。

そして、映画化されるまでに、大根役者が判明したり
う~ん、記憶がなくなってたり・・・。
(あれ?土屋アンナ、ってどんな役だったっけ?)とか、
(このおっさん、なんで飄々と会議に潜り込んでんだ?)とか
やや微妙、でしたっけ。

TVドラマで逃げちゃったテロリスト正木(オダギリジョー)。
彼の過去とか明らかになるんですが、若干その設定が
古い、かなぁ(;^^)。
これなら昨日の「天空の蜂」の方が良いかなぁ。

とりあえず、次もありそう、な余地を残して終わってますが
多分ないだろうなぁ(;^^)。一応結論ついたし。
まぁこちらは、TVドラマ見てて、時間がある方はどうぞ。

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『天空の蜂』

東野圭吾原作 1995年11月発表のこちらを
満を持して映画化!

『天空の蜂』観てきました。

201509_2

メディア 映画  上映時間 139分 製作国 日本
公開情報 劇場公開(松竹) 初公開年月 2015/09/12
監督: 堤幸彦
江口洋介 (湯原)   本木雅弘 (三島)
仲間由紀恵 (赤嶺)  綾野剛 (雑賀)

1995年8月8日。その日、完成した最新鋭超巨大ヘリ
“ビッグB”の自衛隊への引き渡しの日を迎えていた。

すると突然、ビッグBが勝手に動き出し、息子の高彦を
乗せたまま福井県にある原子力発電所“新陽”の真上で
ホバリングを始めた。
“天空の蜂”と名乗るテロリストによって遠隔操作で
ハイジャックされてしまったのだ。

犯人は政府に対し“日本全土の原発破棄”を要求し、
従わなければ、大量の爆発物を搭載したビッグBを
原子炉に墜落させると宣言する。
残された時間はヘリの燃料がなくなるまでのあと8時間。

**********************************************
原作に衝撃を受け、何年経った?
映画化は無理だよなぁ、と常々思っていたのでですが、
ようやく映画化、されましたね~。

確かに1995年当時は映画化は無理だったでしょうが、
2015年の今、技術は進み、いやいやすごかったっす。

震災を経験した私達には分かる。
これがどんな結果をもたらすのか、どんな事が起きるのか。
それでもテロリストである彼等を責める事はできず、
むしろ「成功してくれ!」と思ってしまうのはダメですか?

先般読んだ書籍で
  原発ホワイトアウト 若杉烈 2015.03.11
  東京ブラックアウト 若杉洌 2015.04.23

があります。これを見ていると「国って何にも考えてない」
「国って20年前から何にも変わってない」ってつくづく思います。
ただそれを許したのは自分たち国民だし、
そんな政党が第一政党になっているのも自分たちのせい。
甘んじて受け止めなければいけないんでしょうが、
しんどいですね。

20年前のこの作品ではあ~だこ~だ言う前にとにかく
助ける! というお題目があった訳です。
今はそこまで一つになれるんだろうか?
皆自分の立ち位置からしか物事を観ていないのでは?
船頭多くして船山に登る、って感じじゃない?

この映画を見た友人と同じ所で盛り上がりました。
綾野剛くん扮する雑賀が刑事と戦うシーン。
見てない人の為に詳細は伏せますが、
私は「いや、手が違うだろ!」
友人は「まさか、そうする?」 ってね(;^^)。
いやいや、わかせてくれますわ。

仲間由紀恵ちゃんと堤監督となれば「トリック臭」プンプン
若干古い感じの仕上がりになってますが、そこは愉しんで
頂ければ、と思います。

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『キングスマン』

いやぁ、面白かった!久々の大HIT!な映画
『キングスマン』観てきました~!!

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KINGSMAN: THE SECRET SERVICE
メディア 映画   上映時間 129分
製作国 イギリス  公開情報 劇場公開(KADOKAWA)
初公開年月 2015/09/11  映倫 R15+

監督: マシュー・ヴォーン
コリン・ファース (ハリー・ハート)
マイケル・ケイン (アーサー)
タロン・エガートン (ゲイリー・“エグジー”・アンウィン)
マーク・ストロング (マーリン)
ソフィア・ブテラ (ガゼル)
サミュエル・L・ジャクソン(リッチモンド・ヴァレンタイン )

ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織
「キングスマン」の一員として活動しているハリー。
ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、
その代わりに新人をスカウトすることになる。

ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、
密かにその成長を見守っていたエグジーを
キングスマンの候補生に抜擢する。

一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者
ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた・・・。
**********************************

いやいや、これは面白かったっすね~(^o^)。
あまり期待してなかったんですよね。
コリン・ファース、ちょっとおっさんだし・・・(;^^)。
有名ドコロはほとんどいないし・・・。

若者エグジーを演じるのは新人「タロン・エガートン」!
彼、良い感じよ~。
最初はね、どうしようもない若者な訳だ。
ファッションもかなり、な格好なんだけど、
「キングスマンは一流の紳士でなければいけない」、
とスーツを着ると、いやいやカッコいい~!

201511_1q

お話はかなりぶっ飛んでますが、良いっすよ~。
紳士然としたハリーがバーで愚連隊をやっつける図。
https://youtu.be/JrNsn3nlqW0
映画の中で筋追って見てるとニヤニヤしちゃいます♪

007とかスパイ映画が好きな人は好きだと思うのよね。
隠し武器、とかいっぱいだし。
何せスーツは(が?)防弾仕様、ですし(;^^)、
ジェントルマンが常に持つ傘、も防弾仕様及び銃、
万年筆に革靴に腕時計には全て仕込れた武器・・・

とにかくキャラが濃い!ハリーもエグジ-も悪役の
ヴァレンタインも強烈ですっ!
ただ、殺人シーンはかなりグロテスクです(;^^)。
でもここまで来ると「よっしゃぁ~、やれやれぇ~!!」って
気分になるから笑えますのぉ。

できれば大画面で見ていただきたいですね~。
(って、もう上映終わっちゃってるかな;^^)
まあ上映してたらぜひ!takoing押し!の一品です。

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『アンフェア The end』

気づいたら映画記事がたまってた・・・。
最近こんな事が多いです(;^^)。
で、映画weekですっ!

さようなら 雪平

201509_p

アンフェア THE END

行ってきました。

メディア 映画  上映時間 108分
製作国 日本   初公開年月 2015/09/05
監督: 佐藤嗣麻子
出演: 篠原涼子 雪平夏見
永山絢斗 津島直紀   阿部サダヲ 小久保佑一
加藤雅也 三上薫     AKIRA (EXILE) 武部将臣
寺島進 山路哲夫     佐藤浩市 一条道孝

有能な刑事だった父の死の真相を探るべく、
警視庁捜査一課の刑事になった雪平夏見。
警察内部の不正の証拠を入手した彼女は、
父の無念を晴らす機会をうかがっていた。

そんな中、東京地検特捜部の村上克明検事と
その父で元検事総長の村上成明が相次いで
殺害される事件が起きる。

容疑者としてシステムエンジニアの津島直紀が
逮捕されるが、取調官に雪平を指名し、自分は
司法の不正を暴こうとしたために犯人に
仕立て上げられてしまったと訴える。

一方、最高検察庁のエリート検察官・武部将臣は、
村上親子が不正な組織に属していた疑いがあるとして、
雪平にも情報の提供を求めてくるが…。

********************************************
アンフェア the movie(2007)
アンフェア the answer(2011) ときて4年かぁ。
気づくと4年毎、なんですね。しかし昔を忘れてる・・・。

あんなちいちゃかった「美央ちゃん」が、ねぇ(;^^)。
まさか「AKB48」にいるとは思わんかった。

201509_q

歳、取るもんですのぉ~...( = =) トオイメ。

お話は完結編、って事らしいので、とりあえず納得です。
しかし、人、死んだなぁ・・・(;^^)。
開始当初のキャストで残っているのは少ないわね。

瑛太・永山絢斗兄弟なんか、とんでもない事になり・・
山田孝之くんもすごいことになってるし・・・。
いやいや、佐藤浩一も、よね・・・すごいすごい。
最後だけに大盤振る舞い!って感じでした。

TVシリーズが2006年だから約10年かけて、
ようやく終わった~、ってすっきりしました。
小説なら10年20年、ってシリーズはあり、なんですが、
TVドラマはそうそうないですかね~。

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トリガール! 中村航

「きっと世界で一番、わたしは飛びたいと願っている」

トリガール! 中村航


読了です。

ひょんなことから人力飛行機サークルに入部した
大学1年生・ゆきな。
エンジョイ&ラブリィな学生生活を送るはずが、
いつしかパイロットとして鳥人間コンテストの
出場をめざすことに。

個性豊かな仲間と過ごす日々には、たった1度の
フライトにつながる、かけがえのない青春が詰まっていた。
年に1度の大会で、ゆきなが見る景色とは―。

恋愛小説の旗手が贈る、傑作青春小説。

*************************************

ふっ・・・思わず
「又、つまらぬものを斬って(読んで)しまった」って
石川五右衛門風に言ってみたくなりました、はい。

「鳥人間コンテスト」
最初の頃、TVで見た時「すごいなぁ」と釘付けになったのを
思い出しました。
その後、あまり興味がなくなりましたけど(;^^)。
それを題材にした作品です。

ちょっと前に読んだ「水族館ガール」、あれを
思い出しました。
嫌い、ではないんだけど、なんかなぁ~って感じ。

なので、土曜日の記事です(;^^)。

チャリンコ好きな人には良いかもね~。
というのも「鳥人間」の動力は「人間の脚」。
ドライバーと言うかパイロット(?)はとにかく
脚を鍛えます。
エアロバイクに乗って筋力つけて、一定以上の
パワーをどれだけ長く保持できるか?みたいな
説明箇所は気が遠くなりましたわぁ・・・。

でもそれなら「追い風ライダー」読んだほうが
面白かったよなぁ。
うん、そして↑の
「又、つまらぬものを斬って(読んで)しまった」となる。

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残穢&鬼談百景 小野不由美

実話怪談を集めている人びとの間には
「封印された話」がある。
書くと障りがあるから書けない。
あるいは話の一部を封印する事でやっと書ける・・

   残穢     鬼談百景   小野不由美(2012.07)

読了です。

<残穢>
怨みを伴う死は「穢れ」となり、あらたな怪異の
火種となるのか──。
畳を擦る音が聞こえる、いるはずのない赤ん坊の
泣き声がする、何かが床下を這い廻る気配がする。

だからあの家には人が居着かない──
何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を
調べるうち、浮き上がってきたある「土地」を巡る
意外な真実。

<鬼談百景>
「幽」に連載された「鬼談草紙」を単行本化にあたり、
一部改稿し、収録されたもの。99話の作品中18編は
書き下ろし。

**********************************

「残穢」が今度映画化される、と聞いて借りてみました。
(2016年1月公開予定)

201601

ただ、これ順番間違えたわ~o┤*´Д`*├o アァー。
できれば「鬼談百景」を読んでから「残穢」を読むべきだった。
これ両方である一大事象を表しているんだわ。

ホラーだけに、空想の世界で思いっきり怖がりました。
でも、映像ほど強烈な印象を持たないように読んだので
後遺症はほとんどなし(゜∇^d) グッ!!
本読みはそれができるので、良いですね~。
映像じゃ無理だもん。

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何もかも憂鬱な夜に 中村文則

現在というのは、どんな過去にも勝る。
何億年の線をつなぐ途方も無い奇跡の連続は、
全て、今のお前のためだけにあった、と
考えていい

何もかも憂鬱な夜に 中村文則

読了です。

刑務官の「僕」は、夫婦二人を刺殺した二十歳の
死刑囚・山井を担当していた――。
重大犯罪と死刑制度に真摯に向き合い、
生きる者と死にゆく者をつなぐ最後の希望を描き出す。

******************************
こちらは集英社文庫版で紹介されていました。

Img_0832

あらすじを読む分には面白そうだったのよね。
「中村文則氏」、だけど(;^^)。で読んでみました。

少年犯罪と死刑制度、生と死。
ありえないNEWSが毎日TVで流されます。
高校生が高校生を「頼まれたから」と刺し殺す、
やんちゃな若者が1人を寄ってたかって追い詰める、
そんな彼等に「反省」と言う言葉はどれほど強く深く
届くのか?

難しいです、よね?響くのか?届くのか??

少年犯罪について語られるようになったのは
1997年、平成9年、のあの神戸連続児童殺傷人事件、
と言われています。
あれから18年が経過し、世の中はそうそうな事では
驚かなくなったようですが、それでも今放送されている
各事件について聞いていると心が痛みます。

今、千葉県でも切断された猫の遺体などが発見され、
「どこかで誰かが悲鳴をあげている」状態です。

っと、作品からそれた話になりましたが、
どうもね、主人公に感情移入ができない、って言うか
主人公の心の中が見えてこないんですよね。
淡々と心情は語られるんだけど、響いてこないの。

う~ん、うまくまとめられない、って事はあれこれ
考え過ぎちゃってダメ、なんだろうなぁ(;^^)。
やっぱりニガテです、中村氏(;^^)

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夜の床屋 澤村浩輔

インディアンサマーとは
北米で、晩秋から初冬にかけての穏やかで
暖かい日和(ひより)。小春日和。
また、落ち着いた人生の晩年に例えていう。

夜の床屋 澤村浩輔


読了です。

慣れない山道に迷い、無人駅での一泊を余儀なく
された大学生の佐倉と高瀬。
だが深夜、高瀬は駅前の理髪店に明かりが
ともっていることに気がつく。

好奇心に駆られた高瀬が、佐倉の制止も聞かず
店の扉を開けると…。

第4回ミステリーズ!新人賞受賞作の
「夜の床屋」をはじめ、奇妙な事件に予想外の
結末が待ち受ける全7編を収録。

***********************************
元々は「インディアンサマー騒動記」と言う名前でした。
文庫化するにあたって「夜の床屋」に改題されてます。

1 夜の床屋  閉店 夜 駅前
2 空飛ぶ絨毯  ベッド カーペット 霧の夜
3 ドッペルゲンガーを捜しにいこう  廃屋 少年 銭湯
4 葡萄荘のミラージュ  1 海辺 猫 別荘
5 葡萄荘のミラージュ  2
6  『眠り姫』を売る男  イギリス 刑務所 脱走
7 エピローグ

「短編集」だと思ってましたら「連作」でした。
最後まで読むと、「ほほぉ~」って感じ。
面白かったです(^o^)。

新人作家さん、との事で作品は少ないですが、
この本1冊でいろいろなテイストが入っていて、
楽しめましたね~。

これを読んでふと思い出したのがキングの作品
「トウモロコシ畑の子どもたち」に収録されている
「バネ足ジャック(原題:Strawberry Spring)」。


インディアンサマーに似た冬のあたたかい日を
指す「イチゴの春」に殺人鬼が来る・・・って話で、
その時に「インディアン・サマーなんて面白い言い方を
するんだなぁ」と思ってたのを思い出しました。

この本は短編ホラー集(;^^) 読める方はどうぞ。
キングの初期の作品(何と27年前!)ですが、
面白く読めますよ~。

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閃光スクランブル 加藤シゲアキ

ジャニーズ事務所所属のアイドルで作家、と
言う加藤シゲアキ氏による作品

「閃光スクランブル」 加藤シゲアキ

読了です。

5人組の女性アイドルグループ、MORSEの
メンバー・亜希子は、年の離れたスター俳優の
尾久田と不倫関係にある。

パパラッチの巧は、ゲームに熱中するかのように
亜希子のスクープを狙っていた。
MORSEに押し寄せる世代交代の波に自分を
失いかけている亜希子と、最愛の妻を失くして、
空虚から逃れられない巧。

最悪と思われた出逢いは思いがけない
逃避行となって…。
夜7時、渋谷スクランブル交差点、瞬く光の渦が
2人を包み込む―。

***********************************

渋谷のスクランブル交差点、って外国人旅行者が
「日本で一番行ってみたい場所」なんですよね。
確かにあそこを歩くのは結構厳しい(;^^)。
田舎者の私は特にニガテです。

で、そこで事故が起き・・・ってどっかで読んだな。
あ、「グラスホッパー」だ。(本blogではこれから紹介)
あそこに車が突っ込んだら、と思うとブルブルです。

この作品の巧、は不幸な事故で奥さんを
亡くします。そのせいでふぬけになり、ただ毎日
生きることだけを考えています。

と、言うか「人の不幸を喜ぶ」イヤな奴になってます。
芸能界という世界に住む人達は、騒がれてナンボ、
有名税だろう、と開き直ってゴシップ写真撮ってるの。

なぜそんなイヤな奴が主人公?ってところで、
作者の伏線が後半生きてきます。
いや、結構ビックリ(;^^)。良くかけてるよ~。

少なくとも私は「火花」より好きだわ。エンタメ系だし。
そりゃね、途中、「ちょっとこの展開は・・・」とか
「う~ん、このシーンは不要では?」なんて思うことも
ありますが、文章に勢いがあって、ついつい先を急いで
頁を繰ってしまいました。

他の作品も読んでみようと思います。

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僕と先生 坂木司

2013年12月に読んだ作品って
覚えているかどうか?はなはだ不安な脳細胞。
読んだ本は「先生と僕」。
その続編が2014年2月に出てました。

「僕と先生」 坂木司

読了です。

こわがりな大学生・二葉(でも、推理小説研究会所属!)と、
ミステリ大好きな中学生・隼人が、日常に潜む謎を
鮮やかに解決した『先生と僕』から、少し「おとな」に
なった二葉と、ますます頭脳が冴える隼人が帰ってきた!

***********************************

純朴な青年二葉くん、と東京生まれの隼人くん、
凸凹コンビが帰ってきましたよ~、久しぶり(^o^)。

図書館通いをするようになって、色々な作家さんの
色々な本を読むようになり、坂木司 氏もその1人。
私は前作を読んでから2年ぶりで新作ですけど、
当時、前作を新作で読んだ人には8年ぶり!
いやぁ、長いだろうなぁ・・・(;^^)。

1 レディバード (バレンタイン)  
2 優しい人 (バーベキュー)
3 差別と区別 (就活) 
4 ないだけじゃない(ビザ)
5 秋の肖像(マンション清掃)

の5編収録ですが、どれも良いんですよね。

二葉くんは、田舎の純朴青年、って感じ。
怖いのが嫌いなのに、ミステリ研究会に入ってて、
隼人くんがお勧めするミステリを読んでいる。

最初はね、都会育ちの隼人くんは、要領が良くて
すいすい、と世の中渡っている感じなの。
さすが「街の子」って感じ。
でも、二葉くんが言う正論、はココロに響くものが
あるようです。

本当は二葉くんのようにまっすぐなんですよね、皆。
だけどどこかで「出し抜かれたらたまらん」と
抜け駆けするような世の中になっちゃってる。
収録作品1の「レディバード」に出てくる女性もその1人。
二葉くんになんとなく興味を持ったようで、
ちょこちょこ出てくるように。

二葉くんの場合、「軽く騙せるわ」と女に思わせといて
実は彼の心根にやられちゃう、ってパターンだな、うん。
隼人くんも見た目と相手を見る言動から、
「やられちゃう」人だけど、実は二葉くんも、なのよね。

前作の「先生と僕」と併せて読んでもらいたいですね。
坂木司氏の作品はどれも読みやすく、
更にちょっと胸にグッとくるものが多いので、
お勧めですね。

残念な事に大量製産されないので、次が待ち遠しい。
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セカンド・ジャッジ 姉小路祐

出口の裁判官とは
受刑者の仮出所を決める、いわば「更生保護委員」の事。

「セカンド・ジャッジ: 出口の裁判官 岬剣一郎」 姉小路 祐

読了です。

元警察官僚の岬剣一郎は、更生保護委員を
務めることになった。受刑者の仮出所を決める、
いわば「出口の裁判官」だ。

最初に担当したのは、十八歳の時に殺人を犯し
少年刑務所で服役する青年だった。
岬が更生を信じた彼は、出所後間もなく行方を
くらましてしまう。

そして、青年がかつて殺害した男の知人が
不審死を遂げた!またも彼の犯行なのか?

**************************************

ネーミングが面白いなぁ、と思って借りました。
「出口の裁判官」って面白いですよね。
聞いたことない作家さんだし、どうだろ?と思ったけど。

仮釈放、ってあるんですよね、そういえば。
罪をつぐなった、と判断され仮釈放になる訳ですが、
被害者遺族にしてみれば、許せるものでもなく、
満期釈放されたからと言って罪がなくなった訳でも
ないんですよね。

今回の中心人物の青年。若くして犯した罪の為、
将来を考えて出所の結論に達します。
他の登場人物としては、青年の妹。
彼の帰りを公団で一人暮らしで待っており、
更に「彼の更生」を助ける女性弁護士、など。
周囲の人に見守られ、更生の道を歩もうと。
ところが・・・って話は二転三転していきます。

この「・・・」ってところがすごいです、はい。
ありとあらゆる要素が詰まってます。複雑過ぎる。
結構怖かったなぁ・・・(;^^)。
後半残りこの頁で話がまとまるのか?と思ったら
やはりうん若干最後ドタバタとなりましたな。

つい先日、「殺してでも金を借りてこい」と母の指示で
祖父母を殺害した17歳少年の控訴審判決が出ました。
懲役15年。母親は懲役4年6ヶ月、だそうです(確か)。
どう考えても母親の方が罪、重いと思うんですけど(;^^)。
で、2/3の刑期を過ぎると仮釈放の対象になるそうです。
(一応調べましたけど、違ってたらごめんなさい)

この作品を読んでふとこの事件を思い出しました。
罪は本当にどこにあるのか?誰にあるのか??
世の中ってなんかいっぱい知らないことありますね。
もっと色々知識を増やしていかないと、って思いました。
いつ犯罪者になるか分からないじゃん(;^^)?

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有頂天家族 森見登美彦

もふもふ モフモフ mofumofu・・・
毛玉の毛玉、な

「有頂天家族」 森見登美彦

読了です。

「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、
狸の名門・下鴨家の三男。
宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、
一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。

<二代目の帰還>
京都下鴨家の三男狸・矢三郎は、まあまあ愉快に
暮らしている。ところが、老いぼれ天狗・赤玉先生の
跡継ぎである“二代目"が英国より帰朝すると、
平和な街の気配が一変。

京都の街は混迷を極める。
矢三郎の「阿呆の血」が騒ぐ!

************************************

え~、「たぬき」の話です。(モフモフでしょ^o^)。
京都の街にはたぬき、が跋扈するそうです。
人間になって、フラフラと。

たぬきって触ったことないんですけど、
ほんとに「モフモフ」してるのかな??
なんかちょっと硬そうな気がするけど・・・。

年に1回、某集団が「たぬき鍋」をするので、
その標的にさえならなければ呑気なものです。
矢三郎の父はこの「たぬき鍋」の具になり、
その生命を落としたけれど、
「鍋の具」にはなりたくないけど、
男矢三郎、やる時はやります!

って感じかなぁ~。
思わず「なんじゃこら」って感じ。
万城目学さんの本「鴨川ホルモー」とか読んだから
突拍子もない設定にはなれてはいますが、
「ホント、京都って変なとこだなぁ」って気分満々。
(いや、本気に信じる方がバカでしょ;^^)

大文字焼きの日は船を空に浮かべて宴会やる。
電気ブランもどきで酔っ払う
人間に化けてるのに、ちょっとした拍子に「ポン」
としっぽが出てくる・・・
まぁなんて呑気なんでしょ(;^^)。

こちらの森見登美彦氏の作品は数点読了。
ペンギン・ハイウェイ」はまぁ面白かったけど、
夜は短し恋せよ乙女」はダメだったなぁ。
3年も前、か(;^^)。
あまり手がでない作家さんですが、少しずつ
読んでいければなぁ、と思う今日この頃です。

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クリーピー 前川裕

気づいたらもう10月ですね。早い早い。
未だ満員電車や歩くと汗をかいてるんですが(;^^)。
冬服の出番はまだまだ先かな、と思いつつ
いつまでも夏のような格好では歩けないです(;^^)。

**********************************

Creepy;(恐怖のために)ぞっと身の毛がよだつような;
気味の悪い

Creepy Crawl:1969年アメリカ。殺人集団による
無差別殺人事件(チャールズ・マンソン事件)において、
マンソンの信奉者たちが夜な夜な歩き回ってターゲットを
物色していた行動を言う。
「気味の悪い徘徊(CREEPY CRAWL)」

クリーピー 前川裕

読了です。

大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、
一戸建てに暮らす。大学のゼミの女子学生に
ちょっとにやけつつ、TVなどにも出る人気もの。
ある日、高校時代の同級生、刑事・野上から
一家失踪事件の分析を依頼された。

その後、野上が失踪、学生同士のトラブル、
出火した向かいの家の焼死体・・・。
だがそれらも、本当の恐怖の発端でしかなかった。
隣家の女子高生のセリフ
「あの人はお父さんなんかじゃありません」
人の良さそうなあの中年男性は一体誰なのか??

******************************
こちら、今度映画化になるんですよね。

201607

※主人公の犯罪心理学者:西島秀俊
  他 竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之など。

いやぁ気持ち悪かった(;^^)~。
何だろ、この雰囲気。以前読んだような・・・。

読書メーターで他の方の書いた感想では「火の粉」だと。
あぁ、なるほど。でもなんか違う、もっと強烈な感じ。
あ、「建築探偵シリーズ」だ!
あの絶対的な支配力感。うん、だな。

最初、はなんか不気味な感じ。
晴天、ではなくて曇天。途中から雷雨になり、最後は
こぬか雨。決して晴天にならない暗い雰囲気です。

ただ、最後の方、10年とか20年とか年数が経つのよ。
人気学者だった高倉は大学を辞し、九州の大学で
講師のコマを見つけ、禊(みそぎ)の毎日を送る中、
当時分からなかった謎の端っこが見えてくる・・・

どれだけ気持ち悪さを引き連れば良いんだろ?って
救いがないのよね・・・。
謎は解けるけど、奥歯に何か挟まっているような
すっきりしない感、です。

結構どんどん読んじゃったので、勢いはあります、はい。

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