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鬼籍通覧シリーズ 椹野道流

法医学教室へようこそ・・

鬼籍通覧シリーズ 椹野道流


読了です。

4月2日、O医大の法医学教室に、見るからに
ロックやモデルでもやっていそうなビジュアル系の、
風変わりな新入生がやってきた。
彼の名は伊月 崇(いづき たかし)。

医大卒業後、医者である叔父の知人が学長を
務めるこのO医大の大学院入試を受け、
入学してきたのである。

彼が所属することになったこの法医学教室は、
人手が少なく、奇妙な川柳もどきの忠告が癖の、
ひょろりとした壮年男性が教授を、
一見学生にしか見えない女性がNo.2の助手を務め、
「足掛け30年、3代の教授にお仕えしてきた」
生き字引ともいえる技師長と少年の面影を
残したような技術員、そして、幼げな容貌とは
アンバランスな肢体を持つ女性秘書がいた……。
******************************

問答のような題名がつく「鬼籍通覧」というシリーズ。
図書館で表紙を見て、「う~ん、どうだろ?」と
思って借りてみたら、これ以外とはまる(^o^)。

法医学教室が舞台です。
のっけから解剖シーン(それも妙に細かい描写)で
始まります。
あ、大丈夫。文章力が・・・なので、
あまりリアル感はないんですがね・・・(;^^)。

先のメンバーと伊月と小学校時代の同級生
筧兼継(かけい)が加わり、いろいろな事象に
出くわす事になります。

法医学教室では推理をしない、捜査をしない。
遺体の声を聞くだけ。
なのになぜか首を突っ込みたくなる伊月に
引きづられるように・・・って感じですね。

途中からは筧と伊月が拾った「猫」も登場し、
ネコ好きさんにはたまらない展開も(^o^)。
文章はイマイチだし、事件を解決するまでも
う~ん、って感じでもあるけど、結構面白い。
こういうの意外と好きですわ。

さて、今回読んだ本題名は以下の通りです。

◇暁天の星(ぎょうてんのほし)
  明け方の空は星がまばらであること。
  数の少ないことのたとえ。暁星

◇無明の闇(むみょうのやみ)
  煩悩にとらわれ悟りえない心の状態を闇に
  例えていう語

◇壺中の天(こちゅうのてん)
  俗世間とはかけ離れた別世界・別天地のこと

◇禅定の弓(ぜんじょうのゆみ)
  智慧(ちえ)の表れとしての慧の矢と相まって
  無明を破砕すると説く

◇隻手の声(せきしゅのこえ)
  拍手するように両手を打つとポンと音がします。
  その片手だけの音声を聞けという公案

◇亡羊の嘆(ぼうようのたん)
  逃げた羊を追いかけたが、道が多くて、
  見失ってしまって嘆くこと

◇池魚の殃(ちぎょのわざわい)
  災難の巻き添えをくうこと。特に、類焼にあうこと

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Comments

手術とか解剖とか文章だと平気かも。
だって想像出来ないから・・・。(笑)

最近本当に本読むことがなく、活字は新聞かパソコンの文字になっちゃってます。

Posted by: nanamama | September 01, 2015 at 08:51 PM

シリーズ物は読み始めるとずっと読みたくなりますよね~~
takoingさんおすすめの
「北村薫さんの円紫さんと私シリーズ」注文しました
読むのが楽しみです!!

Posted by: もりぞ | September 01, 2015 at 04:09 PM

いろいろあるんですね。

Posted by: オサムシ | September 01, 2015 at 06:57 AM

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