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23 posts from September 2015

胃痙攣っつ~ものに2

昨日の記事にコメントありがとうございます。

痛みが治まれば全然平気なんですよ。
月曜日には整骨院行って全体マッサージしてもらい、
(前週は連休で間が空いたのよね、これもいけなかった)
ぐっすり眠れたので、昨日は結構元気でした。

でも珈琲(刺激物)はちょっと控えよう、と
これ買ってきました。

以前は「カフェイン無しの珈琲」だったんですけどね。
ってか、胃痙攣、と言うか「胃に優しい飲み物」を
探してみました。

ホットココア ホットミルク カモミールティー
スペアミントティー 生姜豆乳 ホットジンジャーエール、
青汁や白湯、トマトジュース、など。

この中でカロリー低いのを選んでみた(^o^)。
その内、スペアミントでも庭に植えてみようかな。
虫よけにもなるそうだし。

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胃痙攣っつ~ものに

日曜日の夜、「胃痙攣」っつ~のに
襲われました、はい。

胃痙攣(いけいれん)
 胃の周りの筋肉が なんらかの原因で痙攣してしまう事
 主にみぞおち付近で、激しい痛みを感じます。
 軽い場合もありますが、強すぎる痛みが
 起こるとショック状態になることも。

いや、怖いっす&怖かったっす(;^^)。
日曜日深夜、嫌な汗をかいてふと目が覚めました。
そこから何度となく寝返りをうつんですが、
一向に睡魔がやってきません。

う~ん、なんか変?
みぞおちにガスがたまっているような、
吐き気はないんだけど、とにかくすっきりしない。
胃を雑巾絞りされたような痛さ・・・
なんか覚えがある、な(;^^)。

途中で「もしや」と思い調べてみると、どうやら
胃痙攣らしい。
バファ○ン、とか鎮痛薬が良いらしい。
薬箱をあさって、1年近く前に期限が切れてる
鎮痛薬を服用し、何とか寝につきました。

Img_0922

夜中の2時から4時頃まで、七転八倒してた事になりますな。
睡眠不足でフラフラでした・・・寝返り数十回記録されてます。

春先に体調を崩したことがあります。
自立神経失調症もどきのを(;^^)。
その頃、数回これ、やったんですよね・・・
つまり「季節の変わり目」なんだな、今って。

今週は記事のUPはゆっくりになるかもしれません。
暴飲暴食、刺激物禁止、消化の良いものをゆっくりと。
ゆっくり体調を戻したいと思います。

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硝子の葦 桜木紫乃

既に記憶がない、「ホテルローヤル」。
覚えているのは「TAMIYA」のTシャツ着てた
桜木先生だけ(;^^)。

「硝子の葦 桜木紫乃

読了です。

道東・釧路で『ホテルローヤル』を営む
幸田喜一郎が交通事故で意識不明の重体となった。
年の離れた夫を看病する妻・節子の平穏な日常にも
亀裂が入り、闇が溢れ出す―。

彼女が愛人関係にある澤木とともに、家出した
夫の一人娘を探し始めると、次々と謎に直面する。
短歌仲間の家庭に潜む秘密、その娘の誘拐事件、
長らく夫の愛人だった母の失踪…。

********************************

『ホテル・ローヤル』を中心に桜木ワールドを
構築してますな。あちこちに出てくる。
オープン時から閉店、廃墟になるまで、があちこちの
作品で見ることができます。

ただ、どれを読んでも「同じような作品」のイメージ、
なんですよね・・・(;^^)。北風ピープー、だけ。
今度、映画になる、と言う作品も読んだんだけど
予告編見て「あれ?こんな話だったっけ??」って
かなり、忘却率高し、です。

歳の離れた奥さん「節子」。
彼女の旦那は「元母親の愛人」。親子2代で愛人、って
すごい設定なんですが(;^^)、あまりにも乾きすぎてて
さらっ、と読めちゃうんですよね。

水面下でたぷたぷと盛り上がっていく様々な感情を
切々と書いちゃうのは今の流行ではないんでしょうね。
もっとドライにさっぱりと、って感じなのかなぁ。

それでも筆力で読了後、ふと思い出して「ゾクッ」と
する、って作品はあるのよね。
だから・・・作品数はいっぱい出されているんですが、
もう少し頑張ってくださいな(;^^)。

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今日も一日きみを見てた 角田光代

トト、猫、2010年1月6日
西原理恵子さん宅にて誕生。
好きなもの ササミ

今日も一日きみを見てた 角田光代

読了です。

2010年子猫をもらい受け、最初はおずおずと
戸惑いながら、愛猫の行動のいちいちに目をみはり、
感動し、次第にトトのいない生活なんて考えられないほどに
溺愛していく角田さんの、愛ダダ漏れの極上猫エッセイ。

四年前、ひょんなことから角田家にやってきた
アメショーのトト。人生にはじめてかかわった猫は、
慎重でさみしがり屋で、辛抱づよく、運動音痴―。

**********************************

この表紙絵にやられました~(^o^)。
この猫ちゃん、可愛い~!!

読んでみたらもう感涙です、はい。
猫への愛情がたっぷりつまった作品で、
読んでいる内に自分ちと置き換えてみると、
「こうやってこいつと出会えたのは縁なんだなぁ」と
我が家の猫も可愛く見えたりして。

こちらのトトちゃん。
ちょっとだけ心臓が大きいので激しい運動はできない。
でも「猫歴」長いご主人の作るオリジナルおもちゃ、で
遊ぶ様は「他所様の猫」でもホケ~、と見とれちゃいます。

また「高い食べ物」には見向きもしない、とか
「高いおもちゃ」を買うのに躊躇する様などは
「同じ悩みなんだなぁ」と微笑ましくなります。

我が家の猫様と違い、とっても遠慮がちで
嫌なものは涙目で見つめるだけ、と言うのは
逆に「何かしてあげなきゃ」って気分になりますね。

作家さん、ってやっぱスゴイですね。
私が普段考えている事、思ったこと、などがちゃんと
言葉で表現されていて「そう、そう言いたかったの」、
「そう、そうなんだよね~」とストン、と胸に落ちてきます。

こちらのトト。blogにもなってますが、ホント可愛いの。
本の中には、カメラマンさんが撮影したものの他に、
飼い主さんが撮影したものも掲載されていますが、
「愛情たっぷり!」って感じが伝わってきます。

1頁使って「トト開き」ってのも紹介。「開き」ってこんなの。

010

暑い時に猫がよくやる事(;^^)。
これを見る度「女の子なのに・・・」と頭抱えちゃいますが
トトちゃんのように10数枚も一気にUPされてると
「可愛いかも」と思っちゃうんですから、
まぁ頭のなか、平和なんでしょうね(;^^)。

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猫の手、貸します AorB

ヤマト運輸の「バイト募集」で、
「ネコの手、大募集!」とうたっているんです。
前を通る度に「(´m`)クスクス」と笑ってしまうtakoingです

その「ネコの手」本を2冊ご紹介。

かたやま和華 猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記
松尾信之 零細起業―謎の職業「猫の手、貸します」

読了です。

<猫の手屋繁盛記>

旗本の跡取りだが、ある事情で白猫の姿になってしまった
宗太郎(通称:猫太郎)。

善行を積んで元の人の姿に戻るため、裏長屋で
よろず請け負い家業「猫の手屋」を営んでいる。

同じ長屋に暮らす賑やかな面々と日々を過ごす彼の
もとには、鼠退治から果ては幽霊供養まで、様々な
依頼が舞い込んで…。

<零細企業 謎の職業>

過労死寸前の編集長、気付いてみればわが家も
ガタガタ。自分で直せばほら直るでしょ。
それならいっそ自分でなおそう!

さらばマスコミ、こんにちは地域社会。
みんなで齢取ってきたホームタウンの、
なくてはならぬ今は「猫の手」。
転職すべき天職はまさに、地元にあった。

**************************************
最初ね、集英社文庫夏キャンペーンの冊子で見つけた
「猫の手屋繁盛記」を読みたくて、図書館で検索。
「あった!」と借りたらん?なんか違う・・・

そう、「猫の手貸します」で検索したので、
「零細企業~」の方が手元に来たのさ(;^^)。
再度検索したら、蔵書がなかったの~。

で別の自治体の方で検索かけて「猫の手屋繁盛記」を
借りてきた、と言うわけです。

んとにもぉ、まぎらわしいわ(;^^)。「猫の手」って。

「零細企業~」の方はDIYで修繕しちゃう方の記録。
自分ちやったら、「うちもやってよ~」と頼まれて、
ご近所さんとのつながり深めております。
確かにDIYって材料費+αで済むから安いんですよね。
でも自分でやるとなるとちょっと心細い・・・

一方の「猫の手屋繁盛記」は、化け猫の罰で、猫に
されちゃった浪人さんのお話。
着物から覗くのは毛・毛・毛・・・。
なのに「まぁんなこともあらぁなぁ」と江戸っ子はあっさり。
煮干しに鼻がくんくんしちゃったり、とフィクション話で
どうなっちゃうのかな?と先が気になる感じ。

「猫の手屋繁盛記」はシリーズ2作目も出たそうで、
借りられたら読んでみようと思います。

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猫は仕事人シリーズ~3 高橋由太

お江戸の町にもネコはいた。
犬が「お犬様」と呼ばれる一方、
彼等はいつもと変わらずのんびり太平楽・・・

「猫は仕事人」シリーズ1~3 高橋由太

猫は仕事人
猫は大泥棒
猫は心配性


読了です。

江戸は本所深川。
駄猫生活を満喫する化け猫「まる」。ご近所には同じ
化け猫のオギンに黒、チビやジンタらが人間と住むが
悪い奴らはいつの世にもいるもの。
騙され、身ぐるみはがされ、命までも・・・

人間が勝手するなら気にはしないが、それに仲間の猫が
巻き込まれた時、マルは立ち上がる。
裏の”仕事人稼業”からは足を洗ったはずだけど・・・

********************************
「必殺仕事人」が好きな方、オススメします。
だって、「必殺仕事猫」ですよぉ~(^o^)。
もうニコニコしちゃいます。

必殺仕事人。弱い人はほんと、骨までしゃぶられます。
命を落としてから、ようやっと腰をあげ敵討ち!
「もっと早く動いてくれれば、人が死なずに済んだのに」と
つい思ってしまうのは自分勝手、ですかね。
彼等も人の道に外れたことはしたくない訳ですし。

本シリーズも「町娘姉妹」や「長屋住まいの職人」と
江戸の低いところでふんばっている彼等が騙されます。
ま、なかには「オネェゴロシ」とか「隠密」なども
関係してますけどね(;^^)。

そして3作目では「新仕事人」が登場し、化け猫マルらと
対決も?!

こちら「高橋」氏の本は薄くて軽くて読みやすく(^o^)。
時代劇とはいえ、とっつきやすいかと思います。

最近TVドラマの時代劇が減っていて、たまにスペシャル
でやる「必殺仕事人」とか見ると「あぁ昔も今も
人間のやる事って変わらないんだなぁ」と。
罪のない普通の人が、ちょっとつまづいたのをきっかけに
どんどん奈落に落ちていく・・・

まぁわざとそういう設定にしている、ってのも
あるのかもしれませんが、現代に置き換えて読めるので
おすすめです。
ただ現在には「仕事人」、いませんけどね(;^^)。

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ニャン箱コンテスト♪

さて、黒ねこヤマトさんでやっている
「ニャン箱コンテスト」ご存知ですか?
https://kuronekoyamato.shuttlerock.com/social-hub#/boards/nyanpako

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ネコって箱に入るの、好きなんですよね~。
我が家の「ヒメちゃん」も大好きで、通販の箱が届く度、
入ってみよう、と挑戦しております。
あ、後スーパーの袋とか、紙袋なんかもね。

で、応募してみた~(^o^)。

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箱の縁(へり)に頭乗っけてるけど
うちのネコ、枕がないと眠れないそうでね(;^^)。

母親の枕を奪い取って寝ています。
ネコ用に小さめの枕を用意してあるんだけど、
人用の枕の方が好きらしい・・・。
ってか、どんなのでも良いんだろうなぁ、例えば

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人の足だよ、足。               例えば

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人の椅子だよ、椅子。

本当はヤマトさんのこれ、で撮りたかったんだけどね。

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356円なんてお金、使えない・・・(;^^)。
そこまで甘やかす気はないわよ~。

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箱に入るまで

そういえば、シルバーウィークなんですよね。
皆様、5連休?ですか?いいなぁ~(・∀・)イイ!!
 ※いやいや、9連休だよ、なんて人もいるかも?

私は「皆が休む時働く」ようにしているので、
土日休んで4日仕事して、3連休、としました。

さて今日は久しぶりに登場、の我が家のネコ

これなぁに??私のため? (・_・D フムフム
感心ね、最近全然私にお仕えしてないでしょ、あ~た。
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うん、なかなか良い感じだわね。
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ちょっと眠くなってきたわ・・・
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でも枕ないのはやっぱね~、この方が良いわね。
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はい、邪魔しないでね・・・。

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珈琲屋の人々 宝物を探しに 池永陽

ホットコーヒーがおいしい季節になってきましたね。
今年の夏はさすがに出勤してすぐは(汗だらけで)
氷いっぱい入れた飲み物を飲んでましたけど。

「珈琲屋の人々 宝物を探しに」 池永陽

読了です。

東京は下町の商店街にある『珈琲屋』。
主人の行介はかつて、ある理由から人を殺していた……。

心に傷を負った人間たちが、『珈琲屋』で語る
様々なドラマを七編収録、のシリーズ最終巻。
行介と冬子の恋の行方もついに……。

***********************************
2013年4月に第1作目を紹介、
2013年8月に第2作目を紹介、
そして、今回「最終巻」との事。

なんだかんだと言いながら読んでしまいました。
TVドラマ化もされたし。
前作で、刺された冬子は一命をとりとめ、
入院中は足繁く病院へ通った行介も、退院後は
また一歩引いた形に。

そんな2人を見守る商店街の人々。
彼等も彼等の問題を抱えていて、一杯の珈琲で
解決するものもあれば、しないものもあり・・・
「白黒はっきり!」とならない作品ですね、本当に。

ポジティブシンキング、ではなく、ネガティブな方。
「何かあるんじゃないか、何か起きるんじゃないか」と
楽しいこと&嬉しいことの最中でもつい最悪な事を
想像してしまう・・・
正に私のような作品ですわ(;^^)(;^^)。

それだけに「最終巻」と言われても「白黒はっきり」
する訳じゃなく、う~ん、って感じです、はい。

私、珈琲は好きなんですが、味はあまり気にしない。
そりゃ高いお金出せばおいしい珈琲にありつけるのは
当たり前ですしね。
だから、外で珈琲を飲む時の条件は、あまりない。

この珈琲屋さんだったら通いたいかなぁ。
ってか、読みかけの本持ってぷらっとでかけて、
珈琲飲みながらのんびり読書、ってやりたいわぁ。

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火花 又吉直樹

先日も記事で書きました。

そういえば「火花」すごい人気ですね~、と。

Hibana

2年半後まで待つことなく、借りられました。
母の友人が買ったらしい。んで貸してくれたらしい。
んで借りて1日経たずに読み終わりました。

火花 又吉直樹


読了です。

お笑い芸人二人。
奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、
彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について
議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。
神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。
彼らの人生はどう変転していくのか。

**********************************
私ね、「村上春樹」さんの本、ニガテなんですよ。
私ね、「中村文則」さんの本、ニガテなんですよ。

∴(ゆえに)
この本もニガテ、でした(;^^)

そもそも「純文学」ってなぁに?って感じです。
大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に
重きを置いている小説を総称して言う

wikiによると
小川洋子 - 『博士の愛した数式』
綿矢りさ - 『蹴りたい背中』
中村文則 - 『掏摸』
田中慎弥 - 『共喰い』
西村賢太 - 『苦役列車』
小山田浩子 - 『穴』

うん、私は「大衆小説」の方が好きだ!
直木賞受賞作の本の方が好きだ!

要は純文学ってのは、人の心の中を
逆さまに覗いて、難しい言葉で書けば良い
って事なんじゃないかい?(;^^)

ひたすら延々と徳永の心の中を読み解く展開、
奇才な神谷の行動は突拍子もないことばかりで
最後の最後、そこで怒る、ん?? それ違うんじゃない?
ってすっごいジレンマでした~。

枚数はそんなでもなく、字も大きいので、読みやすいです。
でも、お金出して買うか、って言うと・・・ごめんなさい。
前回の記事を書いた際、nanamamaさんからのコメントで
「館内のみの閲覧で貸し出し用には出来ない」と
ありましたが、2時間あれば読めます、はい。
館内貸出で十分だなぁ。

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探偵の探偵Ⅳ 松岡圭佑

他人とのあいだに生じる信頼や情けは、
失われた家族愛の代わりでしかないのか
違う。親や兄弟姉妹との絆こそ、のちに他人と
結びつくための事前演習なんだ。
家族はいずれ失われ、孤独になる日が来る。
それまでに正しく通いあう心を知ればこそ、
本当に求め会える他人を見つけ出せる

探偵の探偵Ⅳ 松岡圭祐

読了です。
完全警護の東京拘置所で殺傷事件被告人の
連続死亡事件が勃発。
監視カメラが捉えたのは、紗崎玲奈にとって
唯一無二の存在だった。

真実はどこで決着をみるのか。
死神への復讐は果たしたものの、琴葉に裏切られ
虚ろな日々を送っていた玲奈が覚醒する・・・。

**********************************
いよいよ明日、最終回を迎える「探偵の探偵」。
ドラマは1~3だけで作り込んでいるようですが、
今回「4」が出てようやく借りられました。

作者松岡氏のうんちくも健在で(^o^)、
TVドラマだけ見ている友人らは「ついていけない~」と
叫んでおります。
「できすぎ?」「展開都合良すぎ?」ってね。
小説でもあっさりと書いてますが、それをやるかどうか
できるかどうか、って言うと別問題だし。

なにせ、玲奈は一度も探偵事務所の正式な入口から
入ったことがないそうなんで(;^^)
今回も暴動鎮圧用の催涙スプレーを自作する、
って(;^^)すごすぎますわ。

監視カメラがあちこちに設置されるようになり、
大阪寝屋川事件、ではそれが元で犯人特定、と
なったようで、そういうのを見ると「防犯には良い」と
思うんですよね。

でもそれだけに囚われる、ってのもなんかねぇ。
人間、地域の住民とか、って人の力、ってのも
大事なんだよ、ってちゃんと言って欲しいかな。

冒頭のセリフは、須磨社長が玲奈に言うセリフ。
正しく心を通い合わせる相手がいれば、
正しく心を通い合わせようと努力すれば、
哀しい事件って起きない気がするんですけどね。

さて、この「探偵の探偵」、今作で一応一旦終結。
でも新シリーズが秋からまた始まるそうなんで、
こちらもシリーズ化決定、ですかね。
「Qちゃん」とか「αちゃん」はどうなんたんだろ??

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土漠の花 月村了衛

男たちは、命を賭けて女を守った・・・。
なぜここまで激しく攻撃されるのか?
なぜ救援が来ないのか?
自衛官は人を殺せるのか?

土漠の花 月村了衛

 

読了です。

ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助に
あたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。

その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている
女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。
圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。
通信手段も皆無。自然の猛威も牙を向く。
最悪の状況のなか、ついには仲間内での
疑心暗鬼まで湧き起こる・・・。

************************************

おそらく、まもなく「安保法案」が可決されるだろう、と
デモの映像をTVで見ながら考えています。
結局デモをやろうが反対しようが政治家は自分が決めた
事を押し通す為にどんな手でも使うんだろう、と。

その一方で、「そんな彼等を選んだのは我々国民だ」、
「デモに参加した人のどれだけが前回の選挙に行って、
自民党以外に投票したんろうか?」、
「川内原発再稼動でそこまで騒いでないんだなぁ」とか
どこか冷めた目で見ている自分もいます。
(いや、私は自民党には投票してないけどね;^^)。

こういうのはこのBlog でも言わないようにしよう、とは
常々思ってますが(強い主義主張がある訳じゃないし)。

さて、こちらの本は毎度の「TBS王様のブランチ」で
紹介されていたもの。2015年本屋大賞ノミネート作品です。
新聞でも派手に広告されていたので、気になってたんですが、
普通に図書館に並んでた(;^^)

で読んで納得。「うん、(予約殺到しないで)並ぶわな」、と。
これを読むと、
「有事の際には、日本の自衛隊と言っても聞いちゃいない」
→「だから☓☓は必要なんだよ」って言ってるのと同じだな。

自問自答している余裕はないんですよ。
ありとあらゆる災難が一気に押し寄せてきて、
アップアップしている内に仲間が死んでいって、
最後はお涙頂戴的な自己犠牲の連発。

あまり辛口にする気はないですが、そうじゃないんだよなぁ。
今、自分がニュースを見て思っている事、考えている事は
そういうことじゃなくて、もっとこう・・・
とジレンマに陥るようなもどかしさしか感じられない。

うまく言えないなぁ・・・。
でもそんな風に作品が混沌としちゃってて、勢いだけで
読んだようなものでした。
作家さんなら、この心のわだかまり、をうまく説明して
くれるんじゃないか、って期待しちゃったのよね(;^^)。

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その女アレックス ピエールルメートル

あなたの予想を全て裏切る究極のサスペンス!

その女アレックス ピエールルメートル


読了です。

英米ミステリ界を戦慄させた驚愕と慟哭の傑作!
若い女アレックスが誘拐される。
目撃者の証言を受けて警察が捜査に乗り出す。
拉致されたアレックス側と捜査する警察側、
短い章立てで交互に描かれていく。

男はなぜアレックスを木箱に閉じ込めたのか?
アレックスが殺される前に助けられるのか?
監禁され、死を目前にした女アレックス・・・
************************************

「このミステリーがすごい!2015」の海外部門第1位
「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第1位
『ハヤカワ ミステリマガジン』「ミステリが読みたい!」海外編第1位
「IN☆POCKET文庫翻訳ミステリー・ベスト10」第1位
「英国推理作家協会 インターナショナル・ダガー賞」、
フランスの「リーヴル・ド・ポッシュ読書賞」・・・

計6冠の偉業を達成!

いやね、この仰々しい宣伝にはちょっと辟易・・・。
でもね、気になったのよ~、とっても。
図書館、結構待ちましたけど、ようやっと到着しました。
(って言うか・・・気になるなら買えよ、って;^^)。

んでね、こういう「ミステリ」にありがちな感想です。
全部ネタばらしできないのがホント辛い~!!

面白かったです。いや楽しんだ訳じゃないです。
胸は痛いし、哀しいし、辛いし・・・。
人はどうしてそこまで残酷な事ができるんだろう?
恨み辛み、だけでできるものじゃないと思うんです。
人にそういう事ができる人は、どこかもう人じゃないのでは?

壊れる・崩れる、とは人に大して使う時、あまり良い意味で
使われることはないですが、うん、壊れて崩れてます・・・。
それでも読むのを止められなかったです。

これはね~、読んでみて欲しい。
暴力的な事は無理な方、多いとは思いますが、
ここまで書き込む、ってのがすごい。
中途半端な想像力で読んでたらやられますよ(^o^)。

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マル合の下僕 高殿円

マル合――それは、論文指導ができる教員。

マル合の下僕 高殿円 


読了です。

学歴最高、収入最低、おまけに小5養育中の、
29歳私大非常勤講師(ワーキングプア)。
俺には、大学で生き残るしか道はない!

関西最難関のK大で出世ルートを歩むはずだった
俺は、学内派閥を読み間違え私大に就職。
少ない月収を死守しながら、姉が育児放棄した
甥っ子も養っている。
そんなある日、大切な授業を奪いかねない
強力なライバル出現との情報が……。

********************************

以前「上流階級 福久丸百貨店外商部」 高殿円
という本を紹介しました。「トッカン」の原作者さんですね。
その方の2014年10月に刊行された作品です。

大学、うん通ってた。講師、うんいた。助教授、教授・・
うんいたね。でもワーキングプア・・・いたかな?(;^^)。
大学の先生ってどうやってなるんだろ?と不思議に
思ってはいました。

若い先生が講師で、歳をとれば上にあがれる、と
勝手に思ってたんですよね。
教授といえば「浮世離れした変人」って感じだったけど
今はそこにいくまでに限りない努力が必要なのね。

まさかこんな世界だったとは・・・って感じ。
あ、面白いもんじゃないですよ?
授業1コマで幾ら、この授業は簡単で去年と同じで
いいから楽できる、とか「ちっさい」って思っちゃう。
ってか、バイトくんと同じですよね・・・

そういえば最近、小中学校でもバイトくんでまかなおう、と
いう考えが出てきているみたいですね(;^^)。
ってか、知能労働者、なめんなよ(-"-)。
事務方の地位、低すぎるわい。

更に同じ非常勤講師らで、コマの取り合いがあり、
相手を蹴落とそう、と言う謀略があり・・・。
頑張って&頑張って盛り上げようとしているんだけど
ごめんなさい。イマイチ地味でした。

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満願&追想五断章 米澤穂信

今回はじめて知った「線状降水帯」。
見事に線状に雨、降ってましたね・・・(;^^)。
皆さん、学校や会社、無事行けましたか?
私?はい行けました&帰れました。

往復時間かかったけどね』(;^^)。

朝7時に家を出ます。会社着いたのは10時。
夜17:30に会社を出ます。家着いたのは20時。

あ、時間半だった・・・

**********************************
第27回(2014)山本周五郎賞受賞
2015年版「このミステリーがすごい! 」第1位
2014「週刊文春ミステリーベスト10」 第1位
2015年版「ミステリーが読みたい! 」 第1位

ミステリー年間ランキングで3冠に輝いた、
米澤ワールドの新たなる最高峰 !「満願」と

こちらの集英社文庫版で紹介されていた「追想五断章」。
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読了です。
<満願>短編集
夜警 死人宿 柘榴 万灯 関守 満願
<追想五断章>
古書店アルバイトの大学生・菅生芳光は、報酬に惹かれて
ある依頼を請け負う。依頼人・北里可南子は、亡くなった父が
生前に書いた、結末の伏せられた五つの小説を探していた。
調査を続けるうち芳光は、未解決のままに終わった事件
“アントワープの銃声”の存在を知る。
22年前のその夜何があったのか?幾重にも隠された真相は?

****************************************
この方とはどうも相性があわないようです、はい(;^^)。
嫌いな訳じゃないんですよ。そんなに冊数は読んでないけど、
面白くて先へ
先へと読み進めちゃうんですが、なんか
さかむけになったところを触られているような違和感で。
腑に落ちないと言うか、「あ、そっか!ポン!(°ー° )シ-」って
ならないの。

ちょっとだけ根っこの部分が私と違うようでね~。
だからかなぁ~。あまり記憶に残ってないんです(;^^)。
どうも「短編集」ってのは、読みっぱなしで終わっちゃって、
思い入れが少ないみたい。これがシリーズで続いてくれると
まだ覚えているんだけどね(;^^)。
「満願」より「追想五断章」の方が記憶に残っています。

「願い」ってなかなか叶わないですよね。
そりゃ簡単に叶っちゃったら、神様も仏さまもいらんし。
でも叶うための必須条件の1つに「意志」ってあると思う。
「貫き通す」「やり通す」「思い続ける」「願い続ける」・・・
こんな意志があってもうまくいくかどうか・・・


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残留思念捜査 オレ様~ あいま佑樹

長い題名、ラノベに増えているそうですね・・・。
アニメもか。「あの花」って短くしてるけど、
「本当はあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
とか、ね(^o^)。

今日の作品もかなり、長い、です。
「残留思念捜査(サイコメトリー)
オレ様先生と女子高生・莉音の事件ファイル」



読了です。

2013年『このミステリーがすごい!』大賞の
隠し玉として鮮烈デビュー!
著名大学で法学部講師を務める「俺」こと
渋谷一樹は、大学での講義のかたわら、
付属女子高の非常勤講師を任されることに。

が、ある日、文化祭で暴漢に襲われていたところを
助けたことがある生徒・二ノ宮莉音と、
思わぬ場所で再会する。
そこは、誘拐事件の関連現場だった・・・

**********************************************
冒頭は「なんだ、これ?」って感じのシーン。
いやぁ、暴漢に襲われる女子高校生、って
変なのをチョイスしちゃったなぁ、って後悔。

それでも一度読み始めたら最後まで読まないと
気が済まない私。
頑張って読んでいきましたが、結構面白い。

残留思念を読み取る、って設定はお見事。
「俺様」設定はどうかと思うけど(;^^)。
しかもお金持ちのお坊ちゃんで、就職に苦労せず
お金にも苦労しない、みたいなむかつくわぁ。

話の裏側にはかなりヘビー、というかディープな
伏線が隠れており、こうやって書いていると
うん、「ラノベ」だね~(;^^)。
でもさ「ライト=軽い」だろうけど「ライト≒雑」では
ないはず。

以前読んだ日本語に関する本で、日本は国語
という教科はあるけど、それは「同じ言語をしゃべる」
前提でのカリキュラム、な訳です。
それに対しアメリカなどは、英語を習得するための
ノウハウを入れたカリキュラムなんですよね。

だから「てにをは」とか、「主語+述語」の関係とか
中途半端でも、読む人が行間を想像で埋めちゃうから
結構、いけちゃうんですよね(;^^)。
にしては、文章とか展開がかなり「雑」な感じではあります。

それでもシリーズ2作目も4月に出たそうですから、
それなり、の人気はあるんでしょうかね。
そっちは図書館にないからさぁ(;^^)、いつ読めるかな?

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あなたは誰かの大切な人 原田マハ

なんかどっかで似たようなタイトルの本を
読んだような・・・(;^^)

あなたは誰かの大切な人 原田マハ

読了です。

・最後の伝言・・・髪結の亭主
・月夜のアボカド・・・エスターの台所
・無用の人・・・父から届いた宅急便
・緑陰のマナ・・・トルコの春巻き日本の梅干し
・波打ち際のふたり・・・魂の洗濯
・皿の上の孤独・・・建築家の邸

**********************************
短編集でした。長編かと思ってた。
このタイトルの作品が入っていない→
テーマがこのタイトル、って訳ですね。

誰かと誰かが知り合う。それによって受ける影響は
多大なものがあったり、多少なものがあったり、と
色々だと思います。

問題はそれらが自分にとってプラスになるか、
いやいや、プラスにできるのか、ですよね。
仕事で知り合った彼女が親しくしていたのは、
メキシコ人の主婦。
彼女の家庭料理はどんなお店もかなわない・・・

恋人ではなく同士だった。彼の夢に私も
かけてみたくなったのだ・・・。

彼との関係は今後どうなるのか?分からないけど
私は彼に彼女の家で味わった料理を教えていった。

建築とか絵画・芸術面はうといんですよね。
なので、数編、う~んって頭かしげましたけど、
人と人との関わりだけ見ると興味深かったです。

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玉磨き 三崎亜記

集落に伝わる伝統産業「玉磨き」とは・・・

玉磨き 三崎亜記

読了です。

・玉磨き
集落に伝わる伝統産業の唯一の担い手
・只見通観株式会社
通勤用観覧車の企画設計から設置運行まで
・古川世代
「古川姓」の人間の優秀さに牽引されているとされた、
古川世代ブーム。
・「ガミ追い」
不安や不調を呼び起こす「ガミ」を捕える「ガミ追い」現場。
・分業体制
ひたすら一人で部品だけを作り続け、完成形を見ることない
・新坂町商店街組合
水底に沈んだ町で、たった一人、商店街組合を
守り続ける男。

いつか失われ、忘れられる存在の「わたし」たち。
それでも、それぞれの、ささやかな人生の日々は
続く。失われるために記録される6つの仕事、6つの人生。

********************************

不思議ワールド全開、の本作品。
三崎さんの本は毎回思いますが、設定の妙さ、に
やられまくってます。
ただただ玉を磨くだけ?通勤時に元の位置に戻る
観覧車に乗る、か?分業も工場みたいな広い場所で
やると孤独感は感じないけど、自分の家だと・・・

とにかくこれは書いてもわかってもらえない、と思う。
文才ないからね~(;^^)。
なので、ぜひ読んでみてください。

そういえば「不連続しりとり」ってご存知です?
いや、私達がそう呼んでいるだけなんですけどね。
通常「しりとり」だと「りんご-ごりら-らっぱ」と語尾と
語首が同じ言葉、な訳です。

私が大学時代にはやったのは「不連続」なんです。
例えば「りんご-ニュートン-万有引力の法則」
例えば「ゴリア-哺乳類-最大がくじら」
例えば「ラッパ-戦争-キャパ」 などなど・・・
つまり「関連性はあるけれど、言葉は連続しない」
しりとり、だったんです。

安易な答えだったり、すぐ出てこない、
参加している人びとの大多数がOKしないとダメ。
罰ゲームでお酒呑む、ってのを毎度やってました。
酔っ払ってくると思考が鈍るので、一度失敗すると
どんどんドツボにはまっていく・・・。

このせいで、発想の飛躍、ってのが鍛えられた気が
しますが(したのか?本当に??;^^)、
三崎さんはその上を行っている・・・。
もっと&もっといろいろな作品が読みたいです。
でも読んじゃうのももったいない・・・

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ハートブレイク・レストラン ふたたび 松尾由美

以前読んだ本の続編です。
2013年の9月かぁ~、あれから2年も経ったのね。
&いやぁ、あっという間だわ(;^^)。

ハートブレイク・レストラン ふたたび 松尾由美

読了です。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、
東京郊外の寂れたファミリーレストラン。
奥の隅の席が定位置のハルお婆ちゃんは、
知る人ぞ知る名探偵―そして実は幽霊だ。

真以から風変わりな事件の話を聞くと、
たちどころにその謎を解き明かしてゆく。
様々な事件の背後に隠された、時に
ユーモラスで時に切ない真実とは?

********************************
◇大げさなペンケースの問題
◇無防備なヘラクレスの問題
◇レインコートと笑窪の問題
◇編み棒とコーヒーカップの問題
◇不透明なロックグラスの問題
◇宅配便と猫の問題

前作で、前田という刑事さんと知り合った真以。
進みそうに思っていた関係は前田刑事の
人事異動と共に停滞ぎみ。
しかも後任は女性刑事です。

この女性刑事がファミレスの店長と知り合いで、
と話が進んでいきます。

日常の謎解き、って最近気に入ってます。
もちろん、ド派手なエンターテイメント!ってのも
好きではあるんですが、普通の人の人生って
そうそう派手な事が起きるもんじゃない。

で、毎日あっという間に過ぎている今、
ふと周りに目をやると「あれ?あれって・・・」って
思うことが結構あります。
大したことではないんですけどね(^o^)。

出勤時に同じ時間帯・ルートで通っていると、
同じ顔ぶれ・景色に遭遇します。
それがちょっと違うだけで違和感を感じたり、
同タイミングでお店に入った人とよーいどん、で
同じメニューを食べていたんだけど、私より
もう一人の方がダントツで早く食べ終わり出て行ったり。

人間観察、っていうとカッコいいですが、
暇、なんですかね~(;^^)。
ただ私にはこの本のおばあちゃんみたいな謎解き役
の方は知り合いにいないんですけどね~。

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夢巻 田丸雅智

ショートショートは星新一さん、だねぇ~
と思っているあなた、孫弟子の田丸さんの
作品を読んでみませんか??

夢巻 田丸雅智

読了です。

初!田丸ワールド全開の、
ちょっと不思議な20編

うん。面白い。綺麗だったり、楽しかったり(新井素子)
友人の家に上がり込んで話を聞いてたら、
身の回りの物が踊り出した! そんな感じの驚きで
いっぱい。(瀬名秀明)

********************************

大根と刀、ひげとネギ、エレベーターとルーレット
どこからこんな発想を??と言うものばかり、です。
SFと言うより「日常で曲がり角を曲がったら、
全然違う世界に行っちゃった」的な作品ばかり。

これ読んで思い出した、坂木司氏の「短劇」。
あれも面白かったけど、これも良いですね。
「電車で読める5分間」よりずっと上質で
品格があるなぁ、って(あ、失礼)思いましたわ。

言葉の使い方、面白いです。何より設定が。
ここから話がどう進んで、どうたたまれるのか?
結構ワクワクして読んでました。

この作家さんはTBSの「王様のブランチ」で紹介
されており、最新作は予約いっぱいなので、
以前の本を借りました。
他にも少しあるそうなので、読んでいって、
予約が落ち着いた頃に新作を借りようと思います。

最近ではツイッターなどで短く文章をまとめる、
って多いと思いますけど、どうですか?
私は画像と組み合わせでうまい一文が出ていると
「おっ、座布団1枚!」って気分になります。

でも、そうじゃないものも多く、ってかほとんどが
ど~でもいい、心こもってないなぁ、って感じの
言葉がだだもれしてますよね(;^^)。

FBの「イイネ!」とかそうじゃないですかね?
「イイネ」返しで日が暮れて、って事も多そうだし、
そもそもLINEでさえも「既読にしてすぐレスしないと」
と強迫観念めいている事も・・・。

今までは一方的な情報発信だったものが
そこに誰かからの反応を求める、って事を
誰もが始めた。そこに何があるんでしょうかね?

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狭小邸宅  新庄耕

狭い上に場所も日当たりも悪い都会の狭小路に
建てられた住宅=ペンシルハウスはいかがですか?

狭小邸宅  新庄耕


2012年すばる文学賞受賞
戸建物件を売る不動産会社に勤める「僕」。
ノルマ、容赦ない上司の罵声。
そこは売上という結果以外、評価されない過酷な
職場だった。
戦力外通告を受けた異動先の営業所でも辞職を
迫られるが、ある日幸いにもひとつの物件が売れ、
周囲からも徐々に認められ、自身も変わっていく のだが……。

*************************************
自分が務める会社の業種が「小売業」なので、
どちらかと言うと売り込まれるものを買い取る方。
なので、「営業」という職についている人はほぼ皆無。
(一部外商さんはいますけどね)

それだけに、この営業職の描写には驚かされます。
ほんの数年前の作品なんだけど、そっかぁ今って
そんなに大変なんだぁ、と。

手にガムテープ巻きつけてノルマの電話をこなす、
成績不振だとサンドイッチマンやってマンション購入の
アピールをする(それを一日中)。
声が大きければ大きいほど良い、みたいな
時代錯誤な感が強いんですが、それほど昔じゃない。
私だったらとっとと辞めてるよなぁ・・・(;^^)。

以前読んだ「三和省吾」氏の「路地裏ビルヂング」
ふと思い出しました。
ここの5Fのオーガニックハウスがこんな感じ。
勢いと努力でどうにかなるぞ~!みたいな、ね。

主人公「僕」がいつ豹変するのか期待してたけど(;^^)、
でも思っていた豹変ではなかったなぁ、なんて。
しかもう~ん、な終わり方でちょっと欲求不満。
それまでの展開がドキドキした分肩透かし、でした。

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箱庭旅団シリーズ 朱川湊人

そういえば「火花」すごい人気ですね~。

Hibana

私が行く図書館2箇所のうち1箇所ではすごい事に。
39冊も購入してて、予約数が2105・・・
単純計算で借りるのに26,27ヶ月もかかるのね・・(;^^)
 ※2105/39☓2週間(貸出期限)/4週間(1ヶ月)
2年後かい。

**********************************

白馬に乗って旅に出る・・・
「箱庭旅団」シリーズ 朱川湊人

読了です。

箱庭旅団1
箱庭旅団2 黄昏の旗
箱庭旅団3 キミの名前

「見ている風景は、誰も似たようなものだわ。
そこから何を見つけるかは、あなたの心次第……」

どんな時代にも、どんな場所でも、映画や
本のような作られた世界のなかでも、自由自在に
行き来できる「旅行者(トラベラー)」である少年が、
白馬とともに旅する世界をそれぞれ「箱庭」に
見立て、短篇の名手が物語を紡いでいく・・・

*******************************

ある少年が行方不明になったと一報が入る。
箱庭に興味を持つ、自閉症の彼はどこへ消えたのか?

時代も場所も違う、いろいろな処で起きるいろいろな事。
悲劇にも喜劇にも恐怖劇にさえなる人生の歴史を
あなたはどう思い、感じ、考えますか?

短編と言うよりショートストーリーですね。
いろいろなお話が読めて、それもいろいろな趣向で
楽しめましたわ(^o^)。

通しでたまに出てくるキャラに「シュシュちゃん」ってのが
いるんですね。ホラー作家である彼女が遭遇する
いろいろな出来事。これがギャグなようで、怖いようで。
結構面白かったですよ。

その反面、国道を歩く象を描いた作品では、
何がある訳じゃないのに、情景が浮かんできて
訳もないのに涙が出てくるような作品でした。

又飼い猫が実は「惑星調査員だった」なんてオチの
話にはつい笑っちゃったし。

いやいや、魅力ある作家さんですわぁ~
やっぱ好きですな、朱川湊人氏!

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鬼籍通覧シリーズ 椹野道流

法医学教室へようこそ・・

鬼籍通覧シリーズ 椹野道流


読了です。

4月2日、O医大の法医学教室に、見るからに
ロックやモデルでもやっていそうなビジュアル系の、
風変わりな新入生がやってきた。
彼の名は伊月 崇(いづき たかし)。

医大卒業後、医者である叔父の知人が学長を
務めるこのO医大の大学院入試を受け、
入学してきたのである。

彼が所属することになったこの法医学教室は、
人手が少なく、奇妙な川柳もどきの忠告が癖の、
ひょろりとした壮年男性が教授を、
一見学生にしか見えない女性がNo.2の助手を務め、
「足掛け30年、3代の教授にお仕えしてきた」
生き字引ともいえる技師長と少年の面影を
残したような技術員、そして、幼げな容貌とは
アンバランスな肢体を持つ女性秘書がいた……。
******************************

問答のような題名がつく「鬼籍通覧」というシリーズ。
図書館で表紙を見て、「う~ん、どうだろ?」と
思って借りてみたら、これ以外とはまる(^o^)。

法医学教室が舞台です。
のっけから解剖シーン(それも妙に細かい描写)で
始まります。
あ、大丈夫。文章力が・・・なので、
あまりリアル感はないんですがね・・・(;^^)。

先のメンバーと伊月と小学校時代の同級生
筧兼継(かけい)が加わり、いろいろな事象に
出くわす事になります。

法医学教室では推理をしない、捜査をしない。
遺体の声を聞くだけ。
なのになぜか首を突っ込みたくなる伊月に
引きづられるように・・・って感じですね。

途中からは筧と伊月が拾った「猫」も登場し、
ネコ好きさんにはたまらない展開も(^o^)。
文章はイマイチだし、事件を解決するまでも
う~ん、って感じでもあるけど、結構面白い。
こういうの意外と好きですわ。

さて、今回読んだ本題名は以下の通りです。

◇暁天の星(ぎょうてんのほし)
  明け方の空は星がまばらであること。
  数の少ないことのたとえ。暁星

◇無明の闇(むみょうのやみ)
  煩悩にとらわれ悟りえない心の状態を闇に
  例えていう語

◇壺中の天(こちゅうのてん)
  俗世間とはかけ離れた別世界・別天地のこと

◇禅定の弓(ぜんじょうのゆみ)
  智慧(ちえ)の表れとしての慧の矢と相まって
  無明を破砕すると説く

◇隻手の声(せきしゅのこえ)
  拍手するように両手を打つとポンと音がします。
  その片手だけの音声を聞けという公案

◇亡羊の嘆(ぼうようのたん)
  逃げた羊を追いかけたが、道が多くて、
  見失ってしまって嘆くこと

◇池魚の殃(ちぎょのわざわい)
  災難の巻き添えをくうこと。特に、類焼にあうこと

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