« 風のベーコンサンド 高原のカフェ日和 柴田よしき | Main | ランパス 201507 パンコントマテ »

居酒屋ぼったくり1~3 秋川滝美

ぼったくられてみませんか??

居酒屋ぼったくり1~3 秋川滝美

読了です。

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。
名に似合わずお得なその店には、旨い酒と
美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある・・・。
旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説

****************************

東京下町、小さな商店街の中にある居酒屋。
両親が居抜きで始めた店は、彼等の事故死を経て
娘2人が営むようになりました。

元々は違う名前だったそうですよ。
事あるごとに父親が「誰でも買えるような酒や、
どこの家庭でも出てくるような料理で金を取る
うちの店はそれだけでぼったくりだ」とつぶやいており、
常連客が「じゃぁ店名からぼったくりにしちまえ」と
お金を出し合って新しい暖簾を送った・・・
ことから店名が「ぼったくり」となりました。

家庭でも作れそう、でも店と同じ味にならない・・・
そんな料理と各地で作られたお酒、毎回色々な
エピソードで一遍のお話になっています。

ごくごく日常の悩み(ホームシックにかかった若者や
急に仕事がイヤになりさぼってしまった弟子、
夏休みで機嫌の悪いお母さん、拾ってきた猫、など。

何がすごい訳ではないんですよ。
話がすっごく良いとか文章が良いとか、
出てくる料理がすっごくおいしそう、とかはない(;^^)。

本の中の料理は一遍3~5品紹介されています。
中で気になったのは「おつまみ素麺」!

素麺をゆでた後、大雑把にざくざく切ってピザ用チーズと
大量の刻み海苔、最後にオリーブオイルを回し入れ
塩コショウで味付け。
熱したフライパンに流しぐいぐ押し付けるように焼く。
両面をしっかり焼いてチーズごと焦がし円盤形になったら
包丁で格子状に包丁を入れる・・・。
小皿に入れたポン酢に軽くひたして食べる、と(^o^)。

他にも「プチトマトを凍らせて食べる」とか、
「小鯵のあつあつ南蛮漬け」、「カマンベール生ハム巻き」
「苦くないゴーヤチャンプル」、「ポテトパンケーキ」、
「はんぺんのつけ焼き」、「とろろステーキ」、「伊勢うどん」
など、確かに「ぼったくり」と言われてもしょうがない?かも。
でも家で作るとその通りにできないんですよね。

最初「この言い回し、引っかかるなぁ」と一読目は
ちょっとイライラしたくらい。自分で口の中でつぶやいて、
「うん、こっちの文章の方がすっきりするでしょ」なんて
思ってみたり・・・(;^^)でも、これが後を引きました(^o^)。
初読して、すぐ読み直して、以後、気づくと手にとって
拾い読みみたいな事をしてしまいました。

不思議ですよね、本って。
好みもあるんでしょうが、売れていて賞も取ってる
作家さんの本でも面白くなくつまんないし、
ネットで書いていた文章を書籍化した、なんて本でも
面白ければ楽しい記憶となる・・・

興味をもった方、読んでみて下さいな。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 風のベーコンサンド 高原のカフェ日和 柴田よしき | Main | ランパス 201507 パンコントマテ »

書籍☆☆☆」カテゴリの記事

Comments

まあ お酒と料理なんてそんな感じなんですよね

Posted by: セイレーン | July 31, 2015 at 08:08 PM

居酒屋 最近 行ってないですね。

Posted by: オサムシ | July 30, 2015 at 10:09 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/61809501

Listed below are links to weblogs that reference 居酒屋ぼったくり1~3 秋川滝美:

« 風のベーコンサンド 高原のカフェ日和 柴田よしき | Main | ランパス 201507 パンコントマテ »