« バカになったか、日本人 橋本治 | Main | 御子を抱く 石持浅海 »

黒祠の島 小野不由美

「家の鍵を預かっておいてくれないか?」
「戻りは?」
「三日後。 三日後に戻ったらそれを取りに来る。
来なかった時は・・・それで部屋を始末してくれないか?」

黒祠の島 小野不由美

読了です。

作家葛木志保(かつらぎしほ)が失跡した。
パートナーの式部剛(しきぶたける)は、
過去を切り捨てたような彼女の履歴を辿り
「夜叉(やしゃ)島」に行き着いた。

その島は明治以来の国家神道から外れた
「黒祠の島」だった……。

*******************************************
英会話のレッスンで、先生と会話をしていて、
自分たちが日本のことを知らない事に驚愕します(;^^)。

例えば「神道と仏教の違いとその歴史的変遷」・・・
それに天皇がどう関わってくるのか、などなど。
そして電子辞書の「一括検索」で仏教や神道などについて
一通りの知識を仕入れるもそれを英語に変換する
技術がなくて・・・(;^^)。

今回この本を読んでみて「そんな黒歴史があったのか」
と驚くことも(いや全部真実って訳じゃないだろうけど)

題名の「黒祠」とは・・・

明治政府の祭政一致政策により、神社は国家の
宗祀として統合され、国家施設とされた。
祭祀も国家様式に統一された。
この統合にくみしないものは「迷信」として
弾圧されなければならなかった。
国家神道において、黒祠とは、統合されなかった神社、
いわば邪教とされている。

明治政府、ってかなり色々な事やってますね。
そういや日本語を統一させようとしたのもそこだっけ?
「散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする」
ってフレーズだけ覚えてます(;^^)(;^^)(;^^)

さて、作者の「小野不由美」さん。
営繕かるかや怪異譚」を読んで「さらってみるか」と
初期の頃から読み始めています。

「かるかや」では思わなかったんですが、いやいや
「グロいっす~」・・・_| ̄|○。
ある事件が起こり、その殺害風景ってのがね~。
閉鎖的な島で何かが起きる、それは大抵外にもれず
それだけに残虐性が表に出にくい、ってのは
色々な作品で語られる事ですが、う~ん。

はっきり言って読みにくいし、進まない。
だけど、設定の妙についつい読んでしまいました。
これから少しずつ読んでいこうと思います。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« バカになったか、日本人 橋本治 | Main | 御子を抱く 石持浅海 »

書籍☆☆」カテゴリの記事

Comments

知らないです。そこへテレビ番組で、この謎は実は○○なんです。なんて説を聞くと、どうでもいい細かいことが耳に残ったりします。

Posted by: セイレーン | July 15, 2015 at 07:51 AM

日本の事本当に知らないです。

さて、今年も夏休みの読書感想文の時期がやってきます。
今年はどんな本でnanagonは書くのかな?

Posted by: nanamama | July 14, 2015 at 12:35 AM

日本の事、知らなくて海外の方に質問されると
あれっ?ということありますね。
札所めぐりを始めたのに、観音様の事
わかってなかったり・・・

Posted by: ジャランこ | July 13, 2015 at 10:38 PM

本当、日本のことって意外と知らないかも。

Posted by: オサムシ | July 13, 2015 at 06:32 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/61625529

Listed below are links to weblogs that reference 黒祠の島 小野不由美:

« バカになったか、日本人 橋本治 | Main | 御子を抱く 石持浅海 »